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2016年10月26日 (水)

輝く富樫勇樹劇場!千葉ジェッツ、大観衆を前に待望の連勝!

10月22日(土)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 80 - 65 レバンガ北海道
 
10月23日(日)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 96 - 52 レバンガ北海道
 
Bリーグがスタートして10試合目を迎えた。
各地区の順位表は、多くの人が予想していただろう順位予想とほぼ同じものが表現されているのではないだろうか。
ここまではある程度想定通りに来ていると思う。
だが、リーグとしてスタートダッシュとなる期間はもう終わりだ。
各チームの試合での観客動員数の推移はそれを正直に表現し始めているはずだ。
ホーム開幕戦から最新のホームゲームでどう変わっているか調べてみるとわかる。
つまり、今は最初の正念場がやってきているのだ。
ここで踏ん張って自分たちをアピールしないとリピーターは逃すのは間違いない。
地上波のテレビがもっと放送してくれたらと思いこむのは危険だ。
そうでなくても最近のテレビはパワーを失っている。
テレビではタレントがしょっちょうそういうことを言っている。
つまり人々はテレビを観なくなってきているのだ。かくいう自分もそうだ。
そんな状況下のテレビのパワーを過信すると期待外れに終わったときにどうすればいいかわからなくなって迷うことになる。
波など勝手にはこないのだ。
自分たちで波を起こし続けないといけないということをもう一度自覚した方がいい。
 
自分たちの足と手でアリーナに人を呼ぶことこそ基本であり、鉄則であり、第一にすべきことであり、もっとも大事なことである。
どこのチームもそのための努力はしていると思うが成果に結びつけるのは容易ではない。
その中で千葉ジェッツは間違いなく、最も成果に結び付けているチームであると私は思う。
今節のホームタウンふなばしDAYとして迎えたレバンガ北海道戦での船橋アリーナの光景を思い出すとそう断言できる。
 
ホームタウンふなばしDAYはこれまで決して戦績のいいイベントデーではなかった。
強豪を相手にすることが多かったこともあるので当然と言えなくもない。
それでも毎回たくさんの人が試合を観に来てくれた。
圧倒的に力を見せつけられることも何度かあり歯がゆい思いもした。
ゆえに客が入ると負けると揶揄する奴も現れてふざけんなと内心思ったし、今でも思っている。
タダで客を入れるなとかいう輩もいたが、それでもやってきてよかったと思う。
それも今節の船橋アリーナの光景を観て確信したことだ。
 
両日とも高校バスケットボールのウィンターカップの千葉県予選の男女準決勝がジェッツの試合前に行われ、各校とも強豪校であるため大勢の生徒、父兄、関係者、そしてファンが訪れてた。
これまでは前座の学生の試合を観に来た人たちにそのままジェッツの試合を観てもらう形にもなっていたので2階席には同じデザインのジャージを来た集団があちこちに入る光景がよくあった。
悪く言えば動員と言えなくもなかった。
だが、この両日は高校生の試合が終わると、両行の応援団席が解放されると同時に入れ替わる形で一般のお客様がよい席にドンドン座っていき、すぐにバックスタンドの7割ほどは埋まった。
こんなことはこれまでになかったことだ。
これはジェッツの試合を観るために船橋アリーナに来ている人たちが増えていること、その人たちのジェッツの試合を観るという意志が強くなっていることを示していると思う。
だから早く来てよい席を早く取りにいくのだ。
昨季まではあまり観られなかった傾向である。
 
そして客層にも変化は出てきている。
20代から30代前半と思われる人たちが確実に増えている。
以前はその層がダントツに少なかったのだ。ジェッツだけの話ではないが。
そして試合中に声を出している人、マッチデーを振っている人も確実に増えている。
 
ホームタウンふなばしDAYだからではないと思うが、今回のホームタウンふなばしDAYは良い変化がところどころで見られた。
後は勝つだけだ。客が入ると勝てないなどともう言わせないためにも。
 
初日、1Qは素晴らしいスタートを切った。
小野龍猛が先制点を決めると、北海道がFTで1点を取った直後から、富樫勇樹が3Pを決めると、富樫、小野、小野3P、小野3P、パーカーと続けてスコア。
5分で17-1と北海道を早くも突き放す。
その後、北海道と形勢が逆転し17-11まで追いつかれるも、2Qには石井講祐が3Pを3本決め、ヒルトン・アームストロングもダンクを2発決めて観衆を沸かせる。
船橋アリーナの観衆はジェッツに酔っていく。
後半は北海道も野口が活躍して互角に展開になるも、1Qでのリードを始め、3Pをトータル15本も決める高精度の攻撃力が発揮されて快勝した。
但し、内容的には必ずしも及第点ではない部分も多く、課題も残った。
 
対戦相手のレバンガ北海道は怪我人が多く、稼働できる選手は7人しかいなかった。
ジェッツにも怪我で離脱中なのは西村、原といて、決して万全ではないが、レバンガはそもそも選手数も少ないのでよりディスアドバンテージは大きかった。
だが、そこは勝負の世界であり、昨季までとは状況が違う。
有利ならば容赦なく、油断なく叩きにいかないと甘さがあっては降格がやってきてしまう。
ましてや今季ここまで連勝がなく、日曜美は全敗している千葉ジェッツには、翌日こそ2連勝が必達条件であった。
 
2日目、先制点はレバンガの社長も務める、鉄人折茂武彦に3Pを決められるが、ジェッツもパーカーが決めてお返ししてスタートした。
富樫が2Pを決めて逆転するとレバンガも決め返し、5分までは互角の展開。
その後、アームストロング、上江田、小野3P、パーカーと連続ポイントでリードを拡げていく。
特に富樫勇樹は1Qから3本ショットを決め、アシストも3本とジェッツのオフェンスを完全にコントロールしていた。
大柄な選手(彼より小柄な選手は殆どいないが)たちの間をスピーディに、テクニカルに、そして華麗に切り裂くように突き破ってショットを決めていく姿は圧巻であった。
思わず、「凄い...」と声に出てしまったほどだ。
スポーツ選手のプレーで本気で凄いと感じたのは、フリスト・ストイチコフがセレッソ大阪戦で豪快過ぎるフリーキックを決めたとき以来かもしれない。
それくらいこの試合の富樫勇樹は凄かった。
折り返して3Qはさらに圧巻で、一人で11P、2アシストとゲームは富樫勇樹劇場と化した。
思い起こせば、昨季はチームに加わったのが遅かったことから始まり、コーチに戦術に向かないのかリーグが進んでいっても出場時間が増えず、出場しないままに終わる試合もいくつもあった。
切り込んではターンオーバーを繰り返すなど、全くいいところなくリーグ終盤まで過ごしていた。
ようやく凄みを見せたのはホームでの東芝戦であったが、正直昨季終了後に退団しても影響はないだろうと思ったくらいだ。
だが、昨季は富樫勇樹の姿かたちをした別人であったのだろう。
開幕からスタメンで起用されている今季は躍動しまくりで、試合ごとに富樫勇樹劇場は華やかさを増していっている。
勝てない試合でも彼だけは輝いていることも多く、彼がコートにいるときといないときのクオリティの差が課題となっているくらいだ。
それくらい富樫勇樹は凄かった。
この日は20ポイント、5アシスト
 
それからタイラー・ストーンの躍動感も試合毎に増大しているのも大きい。
迷いがなくなっているのだろう。
スイッチが入ると止めるのが困難になる。
この日の4Qのタイラーはまさに無双で、稼働選手が少なく疲労で足が止まっていたレバンガの選手たちが相手であったことを考慮する必要がないくらい強烈なパワーで豪快にショットを決めていった。
タイラー・ストーンはリーグをリードするアタッカーとして君臨するかもしれない。
この日は富樫勇樹に負けない活躍で、23ポイントだった
 
後半は55-22とダブル以上のダブルハーフスコアで圧倒し、ゲームトータルでも96-52と圧勝した。
ここまでの圧倒的で見せ場も多い勝利はジェッツ史では初めてだったかもしれない。
何よりここまで盛り上がったホームタウンふなばしDAYは初めてだっただろう。
それこそ、今からでも満足した分だけ払ってくださいと言ってもよかったかもしれない。それは冗談。
初日は4,305人、2日目は5,183人と減少傾向が出始めているBリーグで独り勝ちのような大観衆を連日入れ、連勝して盛り上げた。
もちろん、オフェンスだけでなく、特に後半はディフェンスが素晴らしく、次節のアルバルクとのホームゲームでに向けて組織力も威力を発揮できるようになったのは好材料だ。
アルバルクも絶対的な力強さではない。
アウェイで一勝している再現以上を目指したい。
 
個人的にも生観戦初勝利を果たした。
座る席を変えてみたのだが、しっくり来たのでしばらくその席にしてみようと思う。
最近は左膝が調子が悪くて包帯を巻きっぱなしなのだが、意欲は高まっているので応援を頑張れると思う。
 
今節は気付いたことも多々ある。
その中でもチアスピリットというものが、自分がずっと研いできたサポーターのスピリットとは何か違うのではとは以前思っていたのだ。
だが、Bリーグがスタートしてファンも大勢増え、イベントでの盛況度も増している中で、ホームゲームの無い時はイベントでジェッツをアピールし、ゲームでは大勢のファンに囲まれるSTARJETSを見ていて、応援するという本質では違いは何もないと感じた。
サッカーの世界では、今でこそチアがいるクラブは珍しくないが、応援のリズムはゴール裏が取るし、基本ゲーム中はグラウンドにはいない。
そんな環境ではサポーターがチアを理解することは難しいと思うが、サッカーの世界も知り、バスケの世界に入ってきた自分の目から見て、時間は掛かったがチアスピリットの本質が見えたような気もする。
これは今季のメンバーだけでなく歴代のメンバー、そしてカツやTAMA、かつて在籍したメンバーのBBの存在もあっての到達点ではある。
正直言えば、落胆することも幾度もあったのだが、それはサポーターの世界でも他者に落胆することはしょっちょうある。
何がポイントになって、そういう気持ちになったのかは自分でもハッキリしていないが、一つ言えるのはみんな素晴らしい仲間だということだ。
今季終えたときに素晴らしい瞬間を限りなく同じ感情で共有できていたいと今は心から思う。
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