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2016年11月 4日 (金)

今更ながらの快勝、それでもポジティブな快勝。ヴォルティス、水戸に快勝。

2016 J2 第39節 ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリホック 0 - 3 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:27' 渡 大生、76' オウンゴール、79' 大﨑 淳矢
目標が消え、脅かされるものもない状況ではモチベーションを保つのは難しい。
それはサポーター側も同じだ。当然、自分も同じだ。
せっかくの関東での試合なのだから、もう少し重みのある試合であればよかったが仕方ない。
これが結果だ。
それでも生観戦はそれらを置いてもいいものだ。
年に何回かしか観れないのだから。
 
水戸には結構来ているだけでなく、縁もかなり昔からある。
20年以上前だと思うが、全社の決勝でプリマハム時代の試合を観たのが最初だ。
相手はアルビレオ新潟、今のアルビレックスだ。
当時のアルビレオはJ初期のヴェルディでコーチをしていたオランダ人が監督で、外国人もオランダ人だった。
全社の決勝はかなりのハードスケジュールで3日連続での大会だった。
アルビレオは初日と2日目が試合。2日目の相手が、その試合が初戦のプリマハムだった。
試合は激しい試合になった。
実力的にはアルビレオが上のはずだったが、さすがに2日連続の2試合目は思うようにいかなかった。
プリマハムが先制し、アルビレオが追いつき、延長でも決まらず、PK戦に突入した。
そのPK戦を制したのはプリマハムで、アルビレオにとっては痛恨の一敗になった。
プリマハムは翌3日目の試合も勝利してJFL昇格を果たした。
JFL昇格に伴い、プリマハムサッカー部は親会社のプリマハムに支援を打ち切られるが、FC水戸と合併し、さらに水戸ホーリホックとなった。
この経緯はもっと複雑で、前行の表記は正確ではないかもしれないが、私的にはプリマハムが水戸ホーリーホックの最初の観戦になっている。

ケーズデンキスタジアムはいろいろな思い出がある。
一番印象に残っているのは東日本大震災の直後、最初に試合のときのことだ。
メインスタンドにお客さんを入れられず、とても特別な感情も持って挑んだ試合だった。
それからなのかもしれないが、ここに来ると多幸感を感じるようになった。
それは我々徳島側ではなく、水戸のサポーター側にである。
何か特別な、それでいていかにもホームスタジアムらしい多幸感をいつも感じる。
それが水戸ホーリーホックの力になっている気がする。
もっとも、シーズン通じてホームで圧倒的な強さを呼ぶ程、いつもパワーになっていないから逆に難しい。
だから試合前はいつも不安になる。
観客数が圧倒的に多くてもフクアリでは感じないモノをここでは感じる。
 
カルリーニョスが欠場して、井澤がスタメンを務めた。
井澤は試合に飢えている選手だが、カルリーニョスのような精度のある意外性は少し薄い。
だが、カルリーニョスを想定してきた水戸には効果的な存在になってくれる。
水戸もここ4試合勝ち星がないが、前節はセレッソ相手にドローに持ち込むなど力はもっている。
順位的にもヴォルティスと近く、実力は拮抗している。
その通りに前半はどっちつかずの展開で流れていった。
こんな時は先制点が勝敗をいつも以上に大きく左右する要素になる。
先にチャンスを作ったのは水戸だったが、先制点は渡が見事な動きとシュートで奪った。
 
渡は責任というか、使命を課してあげると活き活きるすタイプなのかもしれない。
そういう状況で使い続け、結果が出なくとも辛抱してスタメンで使ってやることが、彼の良さを磨くためにいいのかもしれない。
彼はもっともっとやれる選手だと思うが、今季十分に辛抱して使ってあげられたかというとそうでもないように思う。
監督、コーチではないから、練習時やケガによるコンディションを詳細に知っているわけではないので使えるとき使えないときもあるのだろう。
だが、私は今になって感じるが、軸にしてあげた方が成長する選手のように今は感じている。
サポーター側すると、もう少し他の選手より要求を高くしながら、信頼していることもわかってもらうこと、そのための叱咤もすることで成長する選手と思う。
 
彼に限ったことではないが、上記のように軸が定まらない布陣で戦ってきたことで、中ブレイクした選手は、渡を始め、広瀬もそうだが何人かいるが、大ブレイクした選手はでなかった。
カルリーニョスも序盤をケガで棒に振り、戦列に加わった初夏からしばらくはキングだったが、秋頃になるとパフォーマンスは落ちていった。
カルリーニョスはともかく、他の選手が大ブレイクしなかったのは中途半端で定まらない戦い方が最初から最後までそうだったことも影響は大きいだろう。
思うに今季はリーダーと思える選手がわからない。
リーダーが最後まで見えてこなかったことも中途半端な感じをさせる。
来季は強いリーダーが誰か出てきてほしい。
 
試合に戻るが、先制したことでチームは落ち着きを得て、しっかり守りながらチャンスを伺う展開にシフトしていった。
幾度か決定的なピンチはあったが、水戸を外で回させる守備ができた。
追加点はオウンゴールもあったが、守備がしっかり機能していた状況から生まれた得点だったと思う。
大崎がゴールになった4度目以前の3回のチャンスで決めていればもっと楽に勝てた気もするが、だから面白くもなったのだろうから、結果オーライだ。
 
ただ今更感がそこそこあって、選手からもサポーターからも歓喜が溢れる感じはしなくてちょっと残念ではあったが。
 
それでも今季生観戦最後になるであろう試合を勝利で〆られたのは嬉しい。
今季は立ち位置を変えて過ごした最初にシーズンだったので、気持ちの入れ方が難しく、なかなか気持ちの入った記事が書けなかったことは反省すべき点ではある。
自分で読み返してもつまんない記事が多いなと感じたが、来季はもっとうまく気持ちを乗った記事を多く書きたい。
そうポジティブに振り返ることのためにもこの勝利はポジティブなことだった。
 
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