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2016年11月22日 (火)

進化する石井講祐。千葉ジェッツ、秋田に競り勝って4連勝!

11月19日(土)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 82 - 71 秋田ノーザンハピネッツ
 
11月20日(日)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 76 - 72 秋田ノーザンハピネッツ
 
チーム史に、そしてBリーグ史に遺した残念な事件ではあったが、ヒルトン・アームストロングの退場劇を千葉ジェッツは乗り越えた。
事の起こりは選手同士のことなので、それを全部審判の責任にするのは間違いである。
ルール(用語も含め)知らずに審判を非難したブースター側も含め、一つワンランク上に上がる経験ができたと思いたい。
さて、切り替えて進み始めた千葉ジェッツは結果を出して船橋を盛り上げている。 
ヒルトン・アームストロングがいなかったアウェイの仙台戦を連勝できたことは大きい。
チームの実力が昨季までと違うこと、大いに期待できることをあらためて証明してくれたと思う。
そしてバイウィークの休みを経て久々に戻ってきた船橋アリーナで秋田ノーザンハピネッツを迎えた。
 
現在、東地区6位の秋田ノーザンハピネッツは、千葉ジェッツが結成された6年前にプレシーズンを通して最初に試合をした相手だったはずである。
しかし、bjリーグでは代表的な強豪であったチームであり、bj時代は明らかに秋田が格上だった。
現在の順位から油断すると二つ簡単に落とす相手である。
以前にもここの記事で書いているが、私は秋田がBリーグの主役になるくらいでないとBリーグの成功は来ない、そういうキーを持たされているチームだと思っている。
沖縄にも同じようなキーを渡されていると思うが、地理的に考えて独立した文化圏になると思うので、秋田はメインストリームのバスケ文化の主役になってほしいチームだと思っている。
秋田の試合会場の空気は素晴らしいし、今はこの順位でも、いづれ、中期的に見ても主役になると思う。
 
今の千葉ジェッツはあえて悪く言うが、観客が入っているだけに近い。
毎年観客動員実績は増えていて、今季は12万人が目標であるが、知名度こそかなりのレベルに来たが、熱狂度は観客からの自発にはまだまだだ。
会場は優勢のときは声が出ていても、劣勢になると静かになってしまう傾向はまだある。
STARJETSやBBは観客を力強く牽引していて、試合ごとに声は力強くなっているが、まだ十分ホーム力に昇華していない。
まだまだ文化にはなっていない。
ジェッツもだが、自分ももっと頑張らないといけない。
 
初日、1Qは秋田の新鋭、白濱が躍動する。
ジェッツはリードしても白濱が3Pを何発も決めてくるので逃げさせてもらえない。
やはり簡単な試合にはならない。
2Qは上江田勇樹が、活躍して逆転に成功するも、秋田も大きなリードを許してくれない。
そのような展開の中、2Q終了間近に小野龍猛の3Pが決まったのは大きかった。
1点差で折り返すのと、3Pショット1本以上の4点差では大きい。
この試合はこの小野のショットに代表されるように点差を詰められると、誰かが決めて追いつかせない粘りがあった。
ジェッツ仲間が言っていたが、これは昨季までのジェッツの負けパターンであり、何度迫っても追いつけないままに最後は離されて負けることが多かった。
そのような試合展開を勝ち側としてジェッツが作り上げていた。
そのベースになったのは決定力以上に、ディフェンス力であり、スティールはチームで11をマーク(秋田は5)、ターンオーバーが18(秋田は8)と圧倒的だった。
特に対人マークが厳しく、秋田にインサイドへの進入を簡単に許さなかった。
試合は競っていたため、あまり機能しているように見えなかったかもしれないが、組織的なディフェンスは高いレベルで発揮できていた。
秋田側からすればミスが多かったということになるだろうが、奪われて決められるシーンが繰り返されれば、秋田の選手の士気も盛り上がらない。
それでも白濱、谷口、安藤が試合を壊させないように踏ん張り、試合は最後までテンションの高い試合になった。
小野龍猛が4Q終了間際に試合を決める3Pを決めた直後に普段あまり見せない吠えるガッツポーズを見せたのは、試合が最後まで気が抜けない展開だったからだ。
内容はいい方ではなかったが、勝ち切る力を発揮できた経験は大きかった。
 
2日目、この日の主役は石井講祐だった。
ファーストポイントを決めて先制すると、1Qだけで3P3本を含む、4本のショットすべて決めて11Pをマーク。
秋田を再び追いかける展開に追い込む。
2Qも5Pをマークして6点差での折り返しに大きく貢献した。
もちろん、石井講祐一人が無双だったわけではなく、彼へ繋ぐまでのパスワークは素晴らしく、時にはヒルトン・アームストロングやタイラー・ストーンの豪快なダンクなどのショットでアリーナを盛り上げた。
攻撃面でのアイデア、精度、などは富樫を中心としてジェッツのオフェンスの方が明らかに鮮やかで、乗りだすと止められない勢いがあった。
そして試合を通じて素晴らしかった石井講祐は26Pのキャリアハイをマーク。
それだけでなく、私が勝利を決めた大きいポイントと思うのは、試合終了24秒前のブロックショットである。
このとき、秋田)田口の3Pが決まっていたら試合は逆転を許すことになっていたかもしれなかった。
攻守ともに進化した石井講祐がこの試合にはいた。
4Qでヒルトン・アームストロングがファウルアウトすると秋田の猛反撃を許してしまい、2点差まで追い上げられたが、勝負どころで秋田の外国人選手が足を滑らせてターンオーバーを与えてしまうなど、勝負どころで決められなかったのがこの日も大きかった。
FTの決定力もこの日の秋田には足りなかった。
この日もリードしながら、どうにかこうにかだが、勝ち切った。
 
秋田は多くのブースターが駆けつけ、大きな声援で選手を盛り立てていた。
コールも統一されていて、ブースター力はジェッツの現在のレベルのかなり上をいっていた。
きっといい応援リーダーがいるのだろう。
こういうところはジェッツも、私も見習っていかないといけないだろう。
 
試合も、ターンオーバーやスティールも含め、オフェンス時の精度のちょっとした差が勝敗を別けただけだったと思う。
順位ほどの差はまったくなかった。
秋田は強いチームである。
今季すぐには難しいかもしれないが、来季、その先はきっとリーグの主役になると思う。
そのとき、ジェッツも主役になっていないといけない。
 
最後にちょっとした懸念は、チームではなく観客動員で、両日3600人を超える観衆が来てくれたが、やはりジェッツも下降傾向に向かいつつある。
リーグ全体でスターが不足している現状では自分たちでファンを増やしてくことがもっとも大事で、ジェッツももっと頑張って試合を見てもらわないといけないだろう。
そういうことには強く危機感を感じた。
秋田にあるような文化にしていくフェーズにあがっていくためにも、今は危機感を持ってもっとファンを増やさないとならないだろう。
もちろん、船橋には船橋に合ったバスケ文化があるはずで、いつかそれを見つけたいと思う。
 
最後に、実は来年2月に南の遠地にアウェイ遠征しようと計画している。
まだ不安定要素があるが、決まればとても素晴らしい旅にもなると思う。
 
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