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2017年3月13日 (月)

広がる千葉ジェッツの輪 ~対滋賀レイクスターズ~

3月11日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 83 - 74 滋賀レイクスターズ
 
3月12日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 94 - 61 滋賀レイクスターズ
 
新鮮な印象を残した沖縄遠征から2週間。
試合のなかった先週を経て、千葉ジェッツの試合は戻ってきた。
ホーム、船橋アリーナでの試合は実に一カ月半ぶりである。
 
この2週間、千葉ジェッツの周囲ではいろいろな出来事があった。
千葉ジェッツを中心とした明るい輪が広がっていた。
 
おひざ元の新京成電鉄の北習志野駅ではジェッツ応援の取り組みがあった。
北習志野の駅舎のコンコースの床や壁、ホームへ下りる階段の壁など、いろいろなところに大型のジェッツのポスターアートが施された。
その迫力は写真の通り、驚くべきものがある。
千葉ジェッツのファンにとっては聖地化してもおかしくないほど北習志野駅はすごいことになっている。
ポスターだけでなく、コンコースに流れるインフォーメーションの声も富樫、石井、原の3選手が担当している。
駅舎に占めるジェッツ度の高さは、同じ県内でプロスポーツクラブのおひざ元である、柏、蘇我、海浜幕張の3駅以上である。
駅の規模は3駅とは比較にならないが、ここまでやってくれる北習志野駅と新京成電鉄は素晴らしすぎる。
 
 
千葉ジェッツの輪は広がっている。
 
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3月10日、千葉ジェッツの西船橋の事務所にB2リーグのチームの社長9名の方々が来訪された。
目的は千葉ジェッツ島田社長からジェッツの経営ノウハウを学ぶ勉強会のためだ。
創設時からプロスポーツクラブとして大企業のバックアップもなくスタートし、地元との連携の中で数々のバスケ界初を成し遂げている千葉ジェッツ。
その島田社長から先輩クラブでもあるチームが学びに来たのである。
プライドがあってできなくてもおかしくないことである。
しかし、先輩諸氏は学び、自分たちのチームに活かそうとされているのである。
素晴らしい方たちだと思う。
自分が同じ立場ならできたかどうか自信はない。
 
バスケ界は統合を果たしたが、それは新しい格差も生んでいる。
bj時代は彼らの試合結果は全国紙にも載っていたが、B2の今では載っていない。
B1ですら試合結果のみが殆どである。
千葉ジェッツもバスケ界の中ではいま最も経営的な成果を挙げているチームだと思うが、それでも他のプロスポーツとはメディアの扱いが小さい。
Number誌では経営的な側面からのコラムで一度記事が載っているが、競技としてプロバスケが大きく取り上げられたことはない。
徳島ヴォルティスはJFLからJ2に昇格したときにサポーターの活動を題材にした4ページの記事が載ったことがある。
だが、千葉ジェッツはまだない。
そういう状況なのだ。
プロバスケ界がメディアにももっと取り上げられるためには、千葉ジェッツと同じ規模の成果を出すクラブがもっと出てこなくてはならない。
今の千葉ジェッツ並みが当たり前にならないといけない。
そうしないとバスケ界の明日は開けてこない。
今は、東京オリンピックに出場することすら保証されていないのだ。
そのために何が必要なのか。
島田社長にノウハウを教わりに来た方々は、直接の理由は自分たちのクラブのためだと思うが、バスケ界にとって必要であることもわかっているのだと思う。
どうか、島田社長のノウハウを活かし、拡大させて、千葉ジェッツより大きな会社にしてほしい。
そしてバスケ界を牽引するチームに育ててほしい。
 
ここでも千葉ジェッツの輪は広がっている。
 
最近は、試合会場でお会いする島田社長からは凄みも感じられる。
私の知っている人物の中では断トツの凄みを放っている。
今では富樫勇樹選手と並ぶバスケ界のスターになりつつある。
 
試合でのことだが、今節で千葉ジェッツはバスケ界最速のシーズン10万人のシーズン観客動員を達成した。
昨シーズンは最終ホームで達成した記録をホーム7試合を残して今季達成した。
これも千葉ジェッツの輪が広がっていることの証だが、今節ではもっと印象に残る出来事もあった。
土曜日の初戦の後で、観客席にゴミが放置されていることがSNS上でクローズアップされた。
それを島田社長もツイートしたのだが、そのツイートを中心としてこの問題に注目する輪が見る見る間に拡がった。
その結果、翌日曜日には試合会場でもゴミの持ち帰り等について会場でアナウンスされた以上に、試合後にきれいに片づけて帰るという動きが早くも拡がった。
私も、昨季開幕当初は観客数も増えたことでゴミも増えるだろうと思い、実は自主的にゴミ拾いをしていた時期がある。
しかし、時間が経つにつれ収束してしまい、今季は試合後に会場の清掃が始まるために速やかに退出することにもなった関係でやらないままになっていた。
だが、今回のツイートでそれではいけないと反省した。
わずかな時間でも、座席から出口までの限られたエリアでも、少しでも拾おうと思おうと考え、日曜日はごみ袋を持って行き、ごみを拾った。
だが、島田社長のツイートからの広がりにより、試合直後の船橋アリーナは思っていた以上にキレイになっていた。
ごみを拾ってキレイにする意識が広がっていたからだ。
スナック菓子の食べカスなどはホウキがないと難しいので、次回には考えようと思う。
しかし、意識が一日で代わるのは千葉ジェッツが持っている力とも言えて、凄いことだと思う。
アリーナを清潔に保つとかマナーの面でもどこのチームよりも出来ていると言われたら、こんなうれしいことはない。
是非目指すべき一番だろうと思う。
 
ここでも千葉ジェッツの輪は広がっている。
 
チアスクールの生徒数も以前よりもまた増えている。
日曜日はハーフタイムにスクール生のパフォーマンスが披露されたが、凄い人数だった。
ここにも千葉ジェッツの輪の広がりがある。
 
いいかげんに試合のことも書こう。
今節の相手は滋賀レイクスターズであった。
現在、B1のトータル順位でも最下位であり、降格プレーオフ圏内にいる。
それでも、前節はアルバルクにも勝利し、2月は連敗なしで4勝3敗と勝ち越しているなどクオリティは高いチームである。
困難な相手であることは間違いなかった。
実際、土曜日の第一戦目は1Qはリードされて終わり、4Qの残り4分14秒には逆転もされた。
最後にはタイラー・ストーンの活躍や石井講祐の活躍で再逆転し突き放せたが、飛び道具の差が表れたからだと思う。
滋賀のポテンシャルは高かった。
 
しかし、千葉ジェッツと滋賀レイクスターズでは大きな差もあることも確かだった。
翌日曜日はそれが明確に出た。
もっとも大きいと感じたのは千葉ジェッツは勝負所でギアをチームとしてアップできる力で、その点で淡泊でギアが上がり切らないままだった滋賀とは違った。
ジェッツの選手はメンタルが安定していたし、自信を持ってプレーしているように見えた。
集中力もチームとして高かった。
ヒルトン・アームストロングやマイケル・パーカー、原修太のブロックショットはそれを表現していた。
悪い流れの時間帯もあったが、ジェッツの選手たちは慌てていなかったし、タイムアウトからきっちり盛り返していくところも成長度は高かった。
前日のタフな試合から一転して、翌2戦目は1Qから圧倒した。
一旦勢いが付くと、面白いようにショットが決まり、3Pも連発した。
滋賀は前日から変化が感じられなかったし、上記にも書いたが淡泊だった。
この点で秋田や琉球と違った。
秋田は対戦した試合で試合開始からファウルトラブルのリスクにも挑む覚悟でガツガツ来て試合の主導権を握りに来た。
琉球もギアを前日からギアを上げて試合に入ってきた。
滋賀は殆ど変わっていなかった。
そうなれば相手にアジャストする能力の高い方が圧倒するのは当たり前で、現状でそれは千葉ジェッツの方だった。
2戦目がこうなるのは当然とも言えた。
チームとしてクオリティは高いのだから、チーム全体で意識をもっと揃えて戦えれば、たとえ降格プレーオフに出ても勝ち抜ける可能性は十分ある。
もちろん、圏外に浮上することも可能だ。
長谷川選手は自分好みの選手で、一番印象に残っている。
やってくれる雰囲気も持っていると感じた。
チームとしても淡泊さが薄まれば、彼はもっと活躍すると思う。
 
千葉ジェッツはタイラー・ストーンが勢いが付くと誰にも止められないが、石井講祐、富樫勇樹に加え、原修太の成長スピードもすごい。
原くんも最近は自信を持ってプレーしているのがわかる。
8連勝は楽な道のりではなかったが、偶然ではない。
前回の連勝時よりも確実に成長している。
 
今節で残念だったことは西村文男がプレーしなかったことくらいだ。
琉球戦でいい活躍をしただけにホームでファンに見てもらいたかった。
荒尾岳も戦列復帰したし、リーグ終盤に向けて好材料は増えて来ている。
荒尾岳への拍手も大きかった。
これも千葉ジェッツの輪の広がりの象徴なのだろう。
この輪がいろいろなところでもっと広がることを願うし、きっと広がると思う。
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