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2017年4月11日 (火)

興奮の船橋アリーナ!千葉ジェッツ、力を示した一勝。~栃木ブレックス戦~

4月08日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 92 - 80 栃木ブレックス
 
4月09日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 64 - 72 栃木ブレックス
 
桜は満開を迎えたが、残念ながらこの週末は雨だった。
もし晴れていたら船橋アリーナの観客動員に影響しただろうか考えてみる。
冗談だ。そんなことはないだろう。
花見が中止になったからジェッツを観に来たなんて人がいる程、今の千葉ジェッツは中途半端な存在じゃない。
 
今節は東地区首位の栃木ブレックスとの人気カードであった。
そして今季レギュラーシーズンでは最後の船橋アリーナであるため、チケットは早々とソールドアウトに。
追加で立見席が販売される状況になった。
このように相変わらずジェッツブームの膨らみは凄い。
ブームからムーブメントに移行しつつあると言ってもいい。
試合の度に想像を超えていく。
付いていくのでやっとだ。
9日(日)の開場前の一般入場待ちの列は島田社長のツイートによると1Kmを超えたらしい。
こんな感じでは座席の確保も大変だ。
私はここ数節のホームゲームでは、ブースタークラブのGOLD会員による先行入場を利用して座席の確保をまずしている。
大きな荷物があるので、どうしても座りたい場所があるからだ。
来季はもっと大変になるだろう。
 
膨らみ続けているジェッツだが、その中でも新たな方向に広がっているものもある。
ここ数節、ずっと問題になっている駐車場問題やゴミ問題だ。
駐車場は、船橋アリーナの隣にある日大が敷地を臨時駐車場として提供してくれた。
日大理工学部のキャンパスには滑走路がある。
正確には元滑走路だが、以前は所有する小型飛行機を飛ばしていたのだ。
日大理工学部の航空研究会は鳥人間コンテストでは常連の強豪で優勝経験も複数ある。
滑走路なので、平坦で広いスペースが広大にあり、駐車場としては十分な広さだ。
これは本当にありがたいことだった。
こうやって協力の輪が広がっていくことも今の千葉ジェッツの素晴らしいところである。
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そしてゴミ問題でも、チームはゴミ箱や飲み残しのバケツの使いやすいように工夫を加えたりした。
嬉しかったのは、このブログの読者でもある鳥居さんと一緒に、試合後の掃除をしたことだ。
私はゴミ袋は用意していたが、ホウキまでは用意していなかった。
だが、鳥居さんはホウキとチリトリも持参して、試合後の限られた時間の中でも掃除を頑張ってくださった。
主にゴール裏側を中心に行ったが、二人で行うと格段に効率がよかった。
やはりキレイにして帰れると、勝利の味も格段になったし、負けた日曜のあとでも充実感は手にできた。
それもこれも鳥居さんのおかげだ。
ブログの記事でゴミ問題なども取り上げてよかったと思った。
まだポートアリーナで試合もあるし、そこでもできる限りのことをしようと思う。
言い出しっぺなので鳥居さん任せになるのは恥ずかしい。
 
さて、チャンピオンシップ進出を決定した中で、次はホーム開催権を掴むために絶対に負けられない2試合。
大観衆の中での栃木戦はジェッツの力を示した一勝と、首位の底力を知った一敗となった。
それでも両日とも千葉ジェッツは成長と強さを大観衆に示し、ファンに誇りを与えたと確信している。
これまでは田臥選手の方が目当ての観客もいたと思うが、今は違う。
千葉ジェッツを応援するために人々は集まってきた。
そして千葉ジェッツの選手たちはその期待に応えた。
これが一番大きな成果だった。
 
土曜日のゲーム1はそんな試合だった。
序盤から躍動感とパスワークで栃木を圧倒した。
ヒルトン・アームストロングのダンク、石井講祐の3P、そして富樫のファストブレイクのロングパスをパーカーが決める。
さらに富樫の3Pと面白いようにスコアを重ね点差を広げていった。
2Qになってもタイラー・ストーンが決めまくり、交代で出場した原修太も決める。
そして西村文男がついに船橋アリーナ復帰で登場すると会場はさらにヒート。
ドリブルで切れ込んで、ヒルトン・アームストロングのバスケットカウントプレーをアシスト。
タイラー・ストーンが奪ってから一人で走り切って決めた。
荒尾岳もガッチリと存在感を示し、持ち味を出した。
そして2Qブザービーターを小野龍猛が決める理想的なフィニッシュで52-34で折り返す。
後半に入り、先手を取ったのもジェッツ。
小野が3Pを決め、続けてヒルトン・アームストロングがダンクを決めて、すぐに栃木にタイムアウトを取らせた。
ここ数節でのチームとしてのメンタルの強さと安定感が増していることはわかっていたが、この試合でもさらに強くなっていた。
相手をリスペクトし過ぎるようなところは全くなかった。
それでいて、勢い任せに乗っかるわけではなく、自分たちをしっかり表現できていた。
これまでの対戦では、負けたときは力の差を見せつけられ、勝った時も勢いが勝因に作用していた部分は大きかった。
だが、この日は前回対戦時に強い気持ちでジェッツを叩きのめした栃木が幾度となく反撃の狼煙を上げてきても、すかさず叩き返しす強いメンタルを発揮した。
最後まで、栃木に勢いを与えず、首位のプライドまで打ち砕いた。
出場した選手が全員、観衆にインパクトを与えた理想的な試合であった。
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日曜日のゲーム2は栃木の底力を知った試合だった。
栃木はゲーム1で打ち砕かれたプライドを取り戻すため強い気持ちを示した。
ゲーム1ではファウルトラブルで田臥、渡邉裕規の2PGが追い込まれたが、この日はチームとして軽率なファウルは激減した。
それだけ集中力が違った。
それでも圧倒されることなくジェッツは互角に渡り合った。
ここでもジェッツは過去とは違った。
オールジャパンで優勝した後の最初の対戦では、タイラー・ストーンがいなかったこともあるが、それ以上に圧倒されて完敗した。
あの試合でも栃木はオールジャパンで傷ついたプライドを取り戻しに来た。
今回も似たシチュエーションだったが、ジェッツも前回とは違っていたと痛感したはずだ。
終盤まで拮抗してせめぎ合う展開は狙っていた展開ではなかったはずだ。
それでも高い集中力を最後までチーム全体で保ち、4Qラスト5分でさらにギアを上げてきた底力は今のジェッツにもまだ崩せないものだった。
これこそが栃木のプライドだったのだと思う。
ディフェンスのシステムはあくまでフォームでしかない。
敗因はそんなもんじゃない。
最後まで誰もサボらなかった高い集中力と統一力だ。
それを感じ取ってやらないと栃木に失礼だ。
今季ここまで連敗が一度も無いのは当然だろう。
だが、今までジェッツには使わなかったギアをジェッツに見せたのだ。
ジェッツはそれによってきっとさらに強くなる。
今はまだ栃木の方が間違いなく力は上だが、次はもっと詰め寄ってみせる。
それは次回のアウェイかもしれないし、チャンピオンシップかもしれないぞ。
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両日は試合の演出も今まで以上で素晴らしかった。
プロジェクションマッピングも導入したオープニングは印象的だったし、宮本美季さんやLEOの熱唱、大勢でのジャンプアップのパフォーマンスも素晴らしかった。
TAMAは今季ラストパフォーマンスも最高だった。
STARJETSもKATSUもファンに愛されている中でそれに応える活躍だった。
それを他のチームのどこよりも多い大観衆が受け止める。
これも立派に誇るべき千葉ジェッツの力である。
日曜、オールジャパンの優勝リングの贈呈式があった。
リングは賞金を使ってジェッツの会社が作製したらしい。
こういう気配りのできるところも千葉ジェッツの素晴らしいところだ。
夢があるプレゼントだ。
実は私も2003年と2004年のJFL のシーズンで優勝した大塚製薬サッカー部であるヴォルティスに優勝カップを自分で用意して渡したことがあり、それを思い出す。
この下りは凄いボリュームのある話なのでリクエストがあったら記事にしようと思う。
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この日はSTARJETSのOGも来ていた。
彼女たちが活躍してた時と今のジェッツも大きく変わった。
だが、あの時も素晴らしかったのだ。
その延長線上に今がある。
あの時頑張っていたから今がある。
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一応だが、今季レギュラーシーズン最後の船橋アリーナということで、船橋アリーナにも感謝をしたい。
OGの人とも話したが、初年度のスカスカだった観客席が今では立ち見も大勢出るような盛況となったので今年は大変だったと思う。
ずっとジェッツと共にあってくれている。
感謝の気持ちをしっかりもって最後に掃除をしたつもりです。
これからもキレイに使ってあげたい。
まだシーズンは終わっていないし、チャンピオンシップでまた使いたいが、とりあえずありがとう、おつかれさま、船橋アリーナ。
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まだ試合は続く。
目指すところだって届かないと決まったわけじゃない。
今回の2試合を見ても、今までと勝ち方は違うし、負け方も違う。
ずっと見てきたからわかる。
千葉ジェッツは成長している。今も。
間違いなく栃木に近づいている。
でも本当の目標は栃木の上じゃない。
アルバルクや、川崎の上でもない。
チャンピオンシップ優勝でもない。
私は思う。
優勝してもそこに価値がないと意味がない。社会の中での価値が。
強いだけでは価値がつかないのは観客動員数ランキングと成績順位を並べて見ればわかる。
目標とすべきところは優勝よりもっと高いところだ。
それは選手たちだけじゃ届かない。
ファンや会社、パートナーさんたちと全員で協力しないと行けない。
だから価値が生まれるのだ。
この2日間は最高だった。それは確かだ。
でもあくまで通過点だ。
最高を味わったのなら、もっと最高のモノを追求しないといけない。
最高を乗り越えなきゃ。
それを繰り返す先に千葉ジェッツが行くべき場所がある。
そう思う。
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千葉ジェッツは間違いなく正しい方向に強く、大きくなっている。
いろいろ問題もこれからも起きるだろう。
みんなで協力して乗り越えていけるはずである。
きっと日本一のスポーツカルチャーを発信できるようになる。
真摯に掃除をしている鳥居さんを見ていてもそう確信した。
自分も今まで以上に応援を真摯に取り組む。
ただ声を出すだけじゃない応援を。
 

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