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2017年7月30日 (日)

首位と3位の違いを学ぶ。ヴォルティス、大一番は完敗。

2017 J2 第25節 Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 2 - 0 徳島ヴォルティス
【得点】湘南:48' ジネイ、66' 秋野 央樹
 
平塚には何度も来たことがあるがハッキリ言って遠い。
それでも関東圏だし、今回のような大一番は行かないわけにはいかない。
ましてや、この試合のあとは最終節まで関東圏はない。
応援の立ち位置が変わっても行く理由は十分すぎるくらいある。
だから行ってきた。
行ってきたからハマグチさんのお姉さんにも久しぶりにお会いできたわけで。
 
試合前、いろいろと想像することが面白かった試合だった。
どう考えてもポゼッションで負ける、互角以下になるとは思えなかった。
その中で曺貴裁監督がどんなサッカーを用意して待ち受けるのか興味が深かった。
曺貴裁は元柏レイソルであり、サポーターを始めた時に選手だった人なのでどうしても親近感が湧く。
それも想像を面白くさせてくれる。
試合まで飽きのこない日々を過ごした。
 
前節、ヴォルティスは2位福岡に勝って首位を射程圏内に入れた。
もちろん、それは何かを成し遂げたわけでもないが、チームとサポーターの士気を最高潮にした。
湘南が山形に敗れたことで差は4まで縮まったことも大きかった。
想像はさらに膨らみ、飽きることなく昨日を迎えた。
 
ヴォルティスはセレッソから清原翔平を獲得した。
経験もありクレバーな選手だ。それは身をもって知っているヴォルティスである。
この先、キーマンになってくれると信じている。
 
忘れていたが、湘南には秋野央樹がいたのだ。
彼の変身ぶりはウワサでは聞いていて、嫌な予感と変な期待感も正直あった。
 
いろんな思いを抱えた中、どんよりとした空の下、大一番は始まった。
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前半は押しているように見えてストロングポイントをしっかりとケアされていた。
特に、馬渡へのケアはがっちりされていた。
彼のサイドはそこそこ上がれていたのだが、馬渡を走らせてボールを通すというキラーアタックは封じられた。
最後に馬渡を使わせないということで嫌な角度からクロスを上げさせないが徹底していて、人が絡んでエリア付近に持ち込めてもクロスは緩かった。
それでヴォルティスはテンポを上げられなかった。
 
湘南は決して引かずに高い位置でヴォルティスにボールを持たれることを判ったうえで我慢していたように思う。
それができるところがアビスパと違った。
首位と2位の違いだった。
曺貴裁監督の試合後のインタビューでは選手たちに情報を与え過ぎないようにしたと言っていたが、自分たちのサッカーをさせることを優先させたのだろう。
前節、ああいう負け方をしている以上、それは当然だったように思う。
ディフェンスの集中力は戻っていた。
ベルマーレのディフェンス陣はプライドを賭けていた。
 
それでもヴォルティスもいつも通りにできていたと思う。
相手が今までとワンランク違った相手だった中で、首位と互角か僅かに上だった。
それはこの試合までに選手もサポーターも手にしていた自信の通りだったと思う。
 
どちらか先にミスした方が負けると思えた。
ガマン比べになると思った。
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後半、雨が強くなった。
このことはヴォルティスに影響を与えたと思う。
もちろん、ヴォルティスは雨に弱いわけじゃない。
リードされた後の精神面で影響を与えたと思うのだ。
湘南は奪うと速く前に攻めることをよりハッキリさせてきた。
そして首位と3位の違いが出てしまった。
先制された場面では右サイドでフリーでクロスを上げさせた。
人はいたがケアされていなかった。
入ってきたクロスに対し、一人に複数が吊られてしまった。
折り返しもフリーでさせた。
そして決定力のあるジネイもフリーにしてしまっていた。
守備のミスが一気に連鎖した。
誰が誰に付くということを徹底することが、肝心な場面で消えた。
鉾はリーグ随一になっていたが、どこかで盾が後回しになっていたモノがここで出たのかもしれない。
首位の湘南は最後まで守備が集中していた。
最終局面で島屋にプレゼントパスするミスはあったが、その時点では2点差であった。
圧されることをある程度覚悟したうえで、引かずに踏ん張って守備する意識が最後まで崩れなかった。
ヴォルティスは守備で根負けしてしまったように思う。
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失点した後、渡がすぐに決定機を作った。
だが、そこで決まらなかったことで、追いつきたいという意識がチーム全体で焦りに昇華してしまった。
それが雨でボールの走りが変わったことに対応する余裕も奪った気がしている。
パスでのミス、アタックの選択肢で多様性が減って、打つべき、いや打てていた場面でも打てなくなった。
もっと崩そうと意識し過ぎてしまった。
首位と3位のチームの違い、そしてチームの持っている経験値の差が出た。
前半終了間際と、後半序盤で同じコーナーキックのトリックを使わせてしまうなどにもそれは出ていた。
 
上述したが馬渡も最後までチャンスメイクで使いたい形で使わせてもらえなかった。
 
湘南は試合運び以外にも違いを見せた。
サポーターもこの大一番の意味をよくわかっていた。
ゴール裏だけでなく、メインもバックも声量が大きかった。
判定へのブーイングも広い範囲で大きな音で出ていた。
そこもヴォルティスが手にしないといけないものなのだろう。
 
気にしていた秋野は柏時代は点を狙う選手ではなかったが、よく走っていたし、狙う意識も別人のようだった。
2失点目、彼の動きにケアしている選手もいなかった。
 
完敗だったが、首位たる強さの理由を体感できたことは大きい。
屈辱を味わったが、これはもっと強くなるためにも必要なものだと思う。
悔しいで終わったら無意味だ。
上位対決はなくなり、あとは下位だけだから、上位がつぶし合ってくれれば大丈夫と思っていたらもっとダメ。
ここで学ばないと。
ヴォルティスにはJ2で闘ううえでも足りていないものがあることがわかったのだ。
大一番でこういう負けを喫してしまうこと。
そこから自分たちをもっと知ることが自分たちを強くさせてくれる。
そして、足りないものがそんな簡単に手に入らないモノであることも。
ここまでのモノが簡単に手に入り過ぎたのだと。
そしてもっともっと強くなる必要があって、なれるということも。
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2017年7月24日 (月)

+αを持っていたヴォルティス。捉えた上、追ってくる下。

2017 J2 第24節 レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡 0 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:66' 島屋 八徳
 
上位対決が多く組まれている7月後半から8月に掛けては今季のビッグタイムである。
この時期、各チームも補強を進める時期でもある。
ヴォルティスもセレッソから清原選手を期限付き移籍で獲得した。
よって今季のこの時期はとても重要でハードな時期となった。
 
2位アビスパ福岡との大一番の前日、首位ベルマーレが敗れたことで、この試合はさらに重要さを増した。
こういう時に勝ち切れるかは、やっているサッカーの内容、完成度、勢いに加え、+αが必要になる。
その+αが何かは試合によって変わる。
いづれにせよ共通しているのは”持っている”チームであるか、ないかが明暗を分ける。
この試合はそれが試された試合になったと思う。
 
殊勲者の島屋がインタビューで自身の出来には不満を感じていると正直に答えていた。
確かに支配率は圧倒していたが、フィニッシュまでいった回数は比して少なかった。
特に前半はそうだった。
フィニッシュまで持っていくペースが上がるのもいつもより明らかに遅かった。
決定的なピンチも少なかったが、試合を通じて支配した内容に相応しくない結果に辿り着く可能性もあった。
それでも勝ちきった。これは大きい勝利だ。
選手たちは不満を感じているだろうが大きい。
 
+αが、この試合のヴォルティスが発揮した+αが何であったのかは明確には表現しにくい。
抽象的にはなってもよければそれは執念だったと思う。
島屋と岩下の執念の差とまで掘り下げてしまうと、逆に誤って理解してしまうかもしれない。
他の選手がそのシーンまで何度も、上手くいかなかったかもしれないが、押し寄せた際の執念。
切り込んでチャンスを作った太郎の執念。
それらの上に島屋の執念が乗っかった結果が生み出したと言わないといけないだろう。
負けても順位的に抜かれないという条件もどこかで執念の差に影響したかもしれない。
だが私にはそんなことで生まれた執念の差以上のものをヴォルティスは創り出していたと思う。
前回昇格したときのアウェイでの千葉戦、大崎が決めて勝った豪雨の中の一戦を彷彿させた一戦だった。
 
これで首位争いを本格的に生み出した。
これで優勝争いするチームは横一線に並び直したと言っていい。
だが、それはベルマーレ、アビスパ、そしてヴォルティスだけではない。
現時点で勝ち点36までのチームはそこに絡んでいると思っていい。
例えば横浜FCは、J1でMVPも獲得したことがあるレアンドロ・ドミンゲスを獲得した。
能力の高さはよくわかっている。
注目のデビュー戦(対長崎戦)では100%ではなさそうだったが、強烈な印象を観衆に与えた。
J2では使い手が見当たらない、アウトサイドで弧を描くスルーパスを出して決定機を演出した。
イバとは相性が良さそうである。
そしてチームとの相性もよさそうだ。
名古屋より、柏より、フィットするのは早そうだ。
笑いのネタにされていた来日直後のお腹の膨らみもこの試合では無くなっていた。
徳島戦ではベストの状態で出てくる可能性が高い。
脅威ではあるが、面白さも倍増した。
こうでなくては昇格争いは面白くない。
上も捉えたが、下からも追い上げてくる。
上だけ見させてはくれない。
その上で勝ち抜くのだ。
だから掴むものは価値を持つ。
だから我々は人生を乗っけることに躊躇わないのだ。
そう思わない?

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2017年7月17日 (月)

ヴォルティス、勝負を学んだ決戦前のドロー。勝ち点差離れるも面白さ増す。

2017 J2 第23節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 京都サンガ
【得点】徳島:62' 杉本 太郎
     京都:75' 田中 マルクス闘莉王
 
京都サンガにはシーズン序盤のアウェイでは敗れている。
とはいえ、苦手意識はチームにはそれほどないとは思っていた。
チーム全体の統一感はあの時点でも明確に差ができていた。
それに今は、その後の互いの成績を見ても、成長度でも差ができているのは明らかだった。
ただ、自分が京都の布部さんのサッカー脳の高さをちょっと忘れていたように思う。
多くの人がもっと簡単な試合になるのではと思っていた中で、京都は上手くヴォルティスの良さを前半から消してきた。
前線のケヴィン・オリスの存在もとても厄介だった。
彼の存在が大きくなったことはヴォルティスにとって大きな脅威だった。
前半はかなり危ない場面もあった。
相手に試合を握られた中でも無失点に抑えたことは拍手しよう。
内容がどうであれ、失点さえしなければいいのだから。
 
こういう試合は後半、押されている方が先制するもんだ。
ヴォルティスのように柔軟にチームを動かし、活性化させる術をいくつももっている指揮官がいるなら尚更だ。
先制したシーンでいくつもパスを素早くつなぎ、最後は裏を掻いてヒールで繋いで杉本が見事なコースにコントロールして決めて見せた。
杉本も見事だったが、このゴールはそこまで繋いでみせたチームでのゴールだった。
あそこまでできるチームはJ1でも多くないよ。
あれで週間ベストゴール取れなかったらおかしいよね。
 
それでも試合ってのはそんな簡単じゃないんだね。
あらためて決定力ってのはセンスなんだなと感じた。
闘莉王選手の動きの質は渡などが吸収すればもっと怖い選手になれると思う。
ゴールシーンもそうだけど、CKからゴール前でマークから消えてフリーになってシュートを打った場面は怖かった。
 
勝ち点3は取れなかったけど、決して2点失った試合ではなかったと思う。
この先、武器の種類は違うけど、研ぎ具合は同じくらい鋭いチームが出てくる。
この試合のように、相手はバックにプレスが掛かる前にロングボールを蹴ってくるとか、つまんねえことするなと思うよね。
でも、戦い方としては間違ってはいない。
これで勝ち切ってしまうことも間違いじゃない。
こういうサッカーをしていると相手チームのサッカーがレベルが低いとか、結果だけで内容が無いとか思いがちだよね。
でも、チャントでも歌ってるように、欲しいものは徳島のゴール、徳島の勝利なんでしょ。
それは相手も同じ。
結果出したもの勝ち。
つまんないサッカーなんて実はないんだよ。プロならね。
ヴォルティスの今のサッカーがもっと研がれていけば、もっとそれを消すサッカーを研いでくるよ。
そういう試合の時に決定力がモノを言う。
闘莉王はそれを持ってる。
それを使うのもサッカー。
その中で結果を出し続けることが簡単じゃない。
上位対決前に学べたことで気持ちが引き締まったらいいよね。
攻めて攻めて潰すスタイルだけでは無理。
相手を上手く受けて中味を潰して、勝負どころを決める試合もしなきゃいけない。
絶対に勝たないといけない2試合を前に勝ち点差が開いたのは現実的には痛い。
だけど、ネガティブなことばかりじゃない。
2試合連勝できれば勝ち点は6じゃなく12くらい価値になると思う。
面白くなってきたじゃん。

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2017年7月 9日 (日)

数字以上の差、ヴォルティス、グランパスに完勝。

2017 J2 第22節 豊田スタジアム
名古屋グランパス 0 - 2 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:6' 井筒 陸也、55' 杉本 太郎
 
折り返し、そして上位争いで蹴落とさないといけない名古屋グランパスとの試合だった。
ここ6試合で5敗している名古屋ではあるが、この時期に対戦し勝つことはとても意味がある。
不調ではあるがポテンシャルが高いチームなので、他の上位チームとの対戦で勝ち点を奪ってくれる可能性があるからだ。
でも、そこそこ不調でないと困る。
そこそこサッカーが迷子でないと困る。
昇格争いに絡まれるのは困るからだ。
 
試合は数字では殆ど同じスコアだったが、内容は圧倒的にヴォルティスの方が上で、必然の完勝だった。
シュート、FK、CKともに殆ど同じ。
でも、試合を観ていて同じには誰も見えなかったと思うよ。
特にグランパスのサポーターには。
常に意図と質が維持されていて途切れないヴォルティスに対し、グランパスはぶつ切りだった。
グランパスはピンチの招き方がまず過ぎて、選手の気持ちが下るシーンも多かった。
逆に言うと、それは常にアグレッシブだったヴォルティスの良さゆえ。
 
そして、この試合でヴォルティスはワンランク上にチームが上がったことを再確認させてくれた。
象徴的だったのはまたもPKのシーンで、大崎のハンドも不運だったが、チーム自体が全く慌てることがなく集中できていた。
誰も審判を囲まなかったでしょ。
その時点で、徹が止める流れができていたかのように。
前の試合と同じだけど、彼らにとって大したことじゃなかったのかもしれないね。
まだ点が取れるという確信もどこかであったのかもしれない。
 
まだ折り返しなので何か起きないとは言えないが、ここから先は2位と捉えて3位以下を突き放すことに集中していい。
優勝はその先、意識していいタイミングは必ず来るので、そこからでも十分。
 
さて、この試合から応援体制が解禁されて元に戻った。
ただ、なぜこうなったのかは忘れてはいけない。
特定の人間が無関係な少年にアルコールを掛けなければこうならなかったことも事実なのだが、下地は多くの人間に大小なり責任はある。
かの記事でのコメント欄を振り返れば当時、どんな感じ方があったのかがわかるが、本当の解決はこれからである。
間違っても、許された、忘れてもらえたと思ってはいけない。
今季のようにいろいろなチームでサポーターが処分を受けることが途切れないシーズンも異常なのだが、だから自分たちのことは小さいことと思ってはいけない。
おそらく誰もこれ以上あの事件を振り返る人はいないだろう。
心の中で、あれはボールボーイが悪いと思い続ける人もいるだろう。
レフェリーが試合を壊したと思っている人もいるだろう。
ジェフの選手たちがボールボーイにユニフォームを贈ったことに怒りを感じる人もまだいるかもしれない。
そうじゃない。
自分たちで大騒ぎにしなくて、苦しい時期を生まなくて済んだはずのことなのだ。
この応援自粛期間を忘れないようにしないと、いづれ同じことが起きるよ。
だって、あの事件に至るまでゴール裏が棘付きはじめ、選手とも揉めたりしていた時期の始まりになったのは前回J1に昇格したシーズンからだからだ。
歯が立たずJ2に突き落とされた時から、始まったことの末があれなのだ。
だから、自分たちも成長させられないと、昇格したらまた同じことが始まるよ。
前回昇格させてくれたコバさんを昇格させてくれたときどう思ったか?降格し今皆がどう思っているか?
同じこと起きないとは絶対言えないよね。

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2017年7月 2日 (日)

ヴォルティス、ダービー圧勝。3位で前半戦折り返し。

2017 J2 第21節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 4 - 1 愛媛FC
【得点】徳島:41' 島屋 八徳、60' オウンゴール、64' 渡 大生、75' 渡 大生
    愛媛:52' 河原 和寿
 
スコア以上に実力差を見せつけた試合だった。
前節のいい流れ、感覚をしっかりとつなぐことができた。
そして3位で前半戦を折り返すことができた。
2位との差は勝ち点7あるが、ここまでのチームの仕上がり上昇角度を考えると決して難しい差ではないと思う。
 
ボールを支配するヴォルティス、5バックにして守りカウンターを狙う愛媛という絵図で進んだ序盤。
こういうときはゴール前まで持っていってもシュートまでいけないチームが多くなる。
だが、ヴォルティスは積極的にシュートを打った。精度もよかった。
相手GK、クロスバー、ヴォルティスを試すような壁が先制点を阻んだ。
その壁を打ち破ったのは力強い波状攻撃、そして相手より先にボールに反応するヴォルティスのオフェンス陣の研げた感覚だったと見えた。
シンプルだったが、打って打って打てばゴールは決まる。
ゴールに嫌われ続けても、イラつかずに高い集中力を保ち続けたことが、相手のラインを抜く、こぼれ球の先にいる、相手より先に反応するの土台になった。
 
結果は圧勝だったが、この試合はいろいろとサッカーの神様にメンタルを試された場面もあった。
その最たる場面は1点リードして折り返した後半早い時間帯でPKを判定され、同点に追い付かれた後の時間帯だったと思う。
PKの判定はとても微妙だったが、圧倒した前半のあと、後半PKで失点し、そのあと崩れたチームは多い。
追いつかれても、自分たちを崩さずに保てるか?
1分後に島屋が相手を引っ張ってイエローカードを貰った時は、カードの通りイエローが出たかと思ったが、その島屋の放ったシュートが再びリードを作った。
そこで試合にも、サッカーの神様の試験にも勝った。
23本のシュートに対し、4得点は普通なら足りないように思える。
実際リカルド・ロドリゲス監督ももっと点を取れたと言っている。
が、この試合では決して19本の空砲ではない。
打って打って打つんだという意識をめげずに試合を通じて発揮し、ファンに見せたことで23本のシュートは全てが意味を持つ。
次のホームゲームに繋がってくれれば。
 
ダービーらしさを保つのは難しいんだろうけど、ダービーってのはそれぞれの試合で勝とうが決着はつかないもの。
決着がつかないから面白いのさ。
ダービーなんて言われる関係じゃないっていうのは、それは面白味を失う部分もある。
昔、WOWOWでセリエA放送してたときにミラノダービーの番組開始時に”戦いの決着は永遠につかない”と煽ってたのが強く印象に残っててね。
そこまでのレベルに達するのも凄いことなんじゃないかなと思ったんだ。
その当時でそんな言葉が似あう対戦カードって多くなかったからね。
ダービーって呼ばれる対戦カード持ってるってことは幸せなことでもあると思うんだよね。

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2017年7月 1日 (土)

千葉ジェッツふなばし、新たなる離陸。

6月が終わり、2016-2017シーズンは契約的にも終了しました。
今日から2017-2018シーズンです。

今日7月1日よりチーム名は「千葉ジェッツふなばし」になりました。
船橋駅前でのチーム名称変更イベントに行ってきました。
新しいシーズンの最初の一歩です。
久しぶりに島田社長にも会えたので、少し話もしてきました。
今季は1試合8,000人動員越えを達成したいです。
島田社長も考えているようです。
本当は9,000人越えをしたいです。
が、アリーナが県内になさそうなのでまず8,000人越え、そして限りなく9,000人に近づく動員をしましょう。
そうすれば8,000人のアリーナを建設しようとしているところにも刺激を与えられるでしょう。
それくらいはしないとね。面白くならないでしょう?
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そしてチームの新体制も固まってきています。
 
 
コーチ陣はほぼ昨季と同様です。
 
選手は新加入が決まってきました。
まず、サンロッカーズ渋谷からアキ・チェンバース選手が加入しました。
実は自分としては一昨年の対戦時に日立で一番怖い選手だと思っていた選手で、昨年獲得できないかなと思っていた選手です。
昨年は、チーム戦術の違いなどもあったのでしょうが、あまり活かされていないなあと思っていました。
でもまだ若いですし、とても能力の高い選手です。
そして日本国籍なのであることも魅力。
一昨年だったら放出されなかったと思うので、一年遅れましたが嬉しい獲得です。
 
PFとしてギャビン・エドワーズ選手がシーホース三河から加入しました。
日本でのプレー実績は十分で計算の立つプレイヤーです。
位置づけ的にはタイラー・ストーンの後釜となるのでしょうが、タイプは全く別です。
ただ、インサイドの強化には打ってつけの人材で、マーケットに出れば他のチームが絶対に欲しがる選手です。
この時点で昨年のようにスラッシャーが豪快に決めるバスケと違う戦い方に動くことが決定的です。
が、昨季他のチームと比べインサイドに弱みがあったので、的確な補強でもあると思います。
 
あとはもう一人、センターの選手です。外国人選手になるのはほぼ間違いありません。
富樫勇樹選手が残留することになったので、彼を活かせる選手であることが重要な条件になると思います。
走れるセンター。
ヒルトン・アームストロング以上の選手か?ヒルトン残留なのか?
国内で同じ仕事ができるセンターがマーケットに出ている話もなさそうなので、新外国人かもしれません。
もっとも、昨年度のジェッツの外国人は2人とも当たりだったので、今季も期待して大丈夫だと思っています。
 
STARJETSも今季メンバーのオーディションが終わりました。
昨季からは三期生3人を除く10人が継続となりました。
そして専属マネジメント契約としてAyumiさんが決まりました。
プロスポーツ界でも初めてのこと。
パイオニアとしてプロスポーツ界にまた新しい風を送り込んでいくことになります。
優勝、観客動員数という目立つ実績も大事ですが、今までにないことに誰よりも早く踏み込んでいくことはもっと大事です。
 
新しいやり方で既存の業界に風穴をあけるのもベンチャー。
でも、誰も踏み込んでいない領域に踏み込んでいくのもベンチャーです。
特に後者は体力のいるベンチャーです。
海外ビジネスの発掘や、何もないところにビジネスを起こすこと、これは既存領域で実績があるところしかできないし、やらなければいけない仕事です。
これはITの仕事もそう。
私の勤めてる会社なんかもそういう使命があります。
 
Ayumiさんがこれからする仕事は可能性が無限ですが、今は見通しも曖昧なところはあります。
いろんなことをやり過ぎて、ブラックな仕事にならないようにしてほしいですね。
時間はあります。
楽しく、活き活きと仕事することは忘れないようにしてほしいです。
 
最後に卒業する三期生へ。
プロチア協会のプロデュースになった最初の期である3期から加わってくれた6人(だったかな?)の中で今季までいてくれました。
Sayakaさん、Mariさん、Rikacoさん。
3期はNBLに加わったシーズンでもあり、他の実業団チームとの実力差は大きく、20連敗も経験しました。
チアになって最初のシーズンで結構きつかったと思います。
それでも試合でのパフォーマンス他にチアスクールの先生として今は100人を超える大所帯になったスクールの礎を創ってもくれました。
ベテランとして昨季までメンバーを引っ張ってくれました。
ファンにもとてもフレンドリーでした。
だから卒業することを残念に思っている人は多いと思います。
実は昨季ホーム最終戦(秋田戦)の試合後、ロビーで挨拶しに行った時、3人のうち2人から卒業することを告げられました。
私に感謝の言葉も貰い、この4年間、彼女たちがSTARJETSとしてデビューしたときから一緒に頑張ってきたことが本当に良かったと心から思いました。
感謝祭のときに、お礼のプレゼントを作って渡しました。
最後のオープンパフォーマンスのときに告白してくれた人もいました。
ちょっと予想はしてもいたんですけどね。
契約とか事情もあって、今までこのブログなどでは書けない話でした。
これだけSTARJETSの人気が高まっている中で、今季もSTARJETSに残ると思っているファンの方も実際にいました。
知っている身としては少し複雑ではありました。
でも、教えてもらえているのは自分が一生懸命やってきたからだと考え、気持ちを大事に受け取ることにしました。
サッカーの世界ではチアというのはとても小さな存在で、不要と考える人もまだかなりいます。
私もサッカーの世界にだけずっといたらチアというものを理解するチャンスはなかったと思います。
チアというものを今でも100%理解できているとは思いませんし、今でもサッカーの世界では難しいだろうとは思ってもいます。
でも、チアリーダーとは立派な存在なんだなと思っていますし、それを教えてくれたのに三期生の3人は大きく影響をくれました。
3人にはそれぞれ新しい夢が待っていると思います。
その夢に向かってこれから進んでいってほしいと思います。
心からの感謝を。
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