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2017年7月 9日 (日)

数字以上の差、ヴォルティス、グランパスに完勝。

2017 J2 第22節 豊田スタジアム
名古屋グランパス 0 - 2 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:6' 井筒 陸也、55' 杉本 太郎
 
折り返し、そして上位争いで蹴落とさないといけない名古屋グランパスとの試合だった。
ここ6試合で5敗している名古屋ではあるが、この時期に対戦し勝つことはとても意味がある。
不調ではあるがポテンシャルが高いチームなので、他の上位チームとの対戦で勝ち点を奪ってくれる可能性があるからだ。
でも、そこそこ不調でないと困る。
そこそこサッカーが迷子でないと困る。
昇格争いに絡まれるのは困るからだ。
 
試合は数字では殆ど同じスコアだったが、内容は圧倒的にヴォルティスの方が上で、必然の完勝だった。
シュート、FK、CKともに殆ど同じ。
でも、試合を観ていて同じには誰も見えなかったと思うよ。
特にグランパスのサポーターには。
常に意図と質が維持されていて途切れないヴォルティスに対し、グランパスはぶつ切りだった。
グランパスはピンチの招き方がまず過ぎて、選手の気持ちが下るシーンも多かった。
逆に言うと、それは常にアグレッシブだったヴォルティスの良さゆえ。
 
そして、この試合でヴォルティスはワンランク上にチームが上がったことを再確認させてくれた。
象徴的だったのはまたもPKのシーンで、大崎のハンドも不運だったが、チーム自体が全く慌てることがなく集中できていた。
誰も審判を囲まなかったでしょ。
その時点で、徹が止める流れができていたかのように。
前の試合と同じだけど、彼らにとって大したことじゃなかったのかもしれないね。
まだ点が取れるという確信もどこかであったのかもしれない。
 
まだ折り返しなので何か起きないとは言えないが、ここから先は2位と捉えて3位以下を突き放すことに集中していい。
優勝はその先、意識していいタイミングは必ず来るので、そこからでも十分。
 
さて、この試合から応援体制が解禁されて元に戻った。
ただ、なぜこうなったのかは忘れてはいけない。
特定の人間が無関係な少年にアルコールを掛けなければこうならなかったことも事実なのだが、下地は多くの人間に大小なり責任はある。
かの記事でのコメント欄を振り返れば当時、どんな感じ方があったのかがわかるが、本当の解決はこれからである。
間違っても、許された、忘れてもらえたと思ってはいけない。
今季のようにいろいろなチームでサポーターが処分を受けることが途切れないシーズンも異常なのだが、だから自分たちのことは小さいことと思ってはいけない。
おそらく誰もこれ以上あの事件を振り返る人はいないだろう。
心の中で、あれはボールボーイが悪いと思い続ける人もいるだろう。
レフェリーが試合を壊したと思っている人もいるだろう。
ジェフの選手たちがボールボーイにユニフォームを贈ったことに怒りを感じる人もまだいるかもしれない。
そうじゃない。
自分たちで大騒ぎにしなくて、苦しい時期を生まなくて済んだはずのことなのだ。
この応援自粛期間を忘れないようにしないと、いづれ同じことが起きるよ。
だって、あの事件に至るまでゴール裏が棘付きはじめ、選手とも揉めたりしていた時期の始まりになったのは前回J1に昇格したシーズンからだからだ。
歯が立たずJ2に突き落とされた時から、始まったことの末があれなのだ。
だから、自分たちも成長させられないと、昇格したらまた同じことが始まるよ。
前回昇格させてくれたコバさんを昇格させてくれたときどう思ったか?降格し今皆がどう思っているか?
同じこと起きないとは絶対言えないよね。

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