« 今一度、チームと一つに。ヴォルティス、チームとサポーターの正念場。 | トップページ | ヴォルティス、再加速への完勝。無駄なカードにはご注意を。 »

2017年8月12日 (土)

いま必要なのは信じること。ヴォルティス、最後に勝利は逃げたが、最後の最後は勝てる。

2017 J2 第27節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 2 - 2 横浜FC
【得点】徳島:40' 山﨑 凌吾、46' 馬渡 和彰
    横浜:25' イバ、90+5' イバ
 
どんな完成度の高いチームにもシーズン中に谷はくる。
ヴォルティスの歴史上で最もリーグを安定して戦っていたのは2004年のJFL最後のシーズンだ。
あのときは後期第6節まで18勝3分けとなる圧倒的な強さであった。
得点ランキングの1位、2位は林、大島の二人であった。
そんな無敵の大塚製薬サッカー部は実は天皇杯サッカーで東海大学に初戦で負けている。
そこがそのシーズンの大塚製薬サッカー部の谷だった。
その後リーグ戦で負けることもあったが、その時点でリーグ戦の趨勢は決まっていて慌てる必要はどこにもなくなっていた。
今J1で首位の鹿島アントラーズもシーズン途中で監督を交代させている。
その谷を乗り越えられば、ワンランク上の強さが手に入る。
 
ここ数節は強い武器のあるチームと続けて対戦している。
ある程度傷を負うのは仕方ない部分はある。
レアンドロ・ドミンゲスも加わり、横浜FCの攻撃力も確実に上がっている。
イバはJ2では得点ランキングトップだ。
試合が終わるまで怖いチームであったのは他のチームより高かったと思う。
 
でも、ヴォルティスのチーム状態は決して悪くない。
渡はここ数試合ゴールから遠ざかっているが、山崎は存在感を増しているし、島屋は岩尾に並ぶ程に不可欠な存在になってきているように見える。
この試合では濱田もいいプレーをした。
ゴールの形もきれいな形が作れている。
後半初めに逆転ゴールを奪えているように機を捉えられている。
谷は時期的な部分もある。
不調で招いているわけではない。
そのことは応援している側が一番信じてあげないと選手がキツくなる。
 
負けることに負けてはいけない。
この数試合勝てていないことで、選手に罵声を浴びせたり、ネットで補強や選手の売却を叫ぶ者が出始めている。
愚かなことだ。
それが負けることに負けているときの典型的な症状。
この先はキツイ終盤戦が待っている。
自力で一位、二位を落とすことができない以上、目の前の勝ちを掴み続けて待つしかない。
だから精神的にもキツイ。
その中では勝ち続けても3位以上にならない可能性があって、そのこともイライラを高めてしまう。
勝っていても気持ちが負けることが起きうる。
ましてや負けると、なおさらだ。
ここから先は負けることに負けないためのチキンレースになる。
脱落するやつは選手を罵るだろう。
それは応援ではない。
仕事(勝つこと、補強すること)しろ!なんて言葉は応援の言葉ではない。
負けない人間だけで最後まで勝ち抜くしかない。
そういうサポーターを選手も信頼してくれる。
だから、なおさら相手、相手のサポーターじゃなく、自分たちの選手だけを見なきゃいけない。
 
大丈夫。勝ち切れる。
ヴォルティスは選手全員で一緒に強くなってきているチームだ。
馬渡がゴールしたシーンを見てればわかる。
繋ぐ選手も、ラストパスを出した選手も、決めた選手も、みんな互いを信じている。
一連の動き。
パスをここに出してくれる。
ここに走ってくれる。
相手を吊れば、それを活かしてくれる。
踏ん張ればフォローしてくれる。
それが詰まっている。
相手のゴールはどんなゴールだった。
同じことこれから何度も起きそうなのはどっち?
大丈夫。
いま必要なのはそう信じること。
この試合は最後に勝利は逃げたが、全ての試合の最後の最後は勝てる。

|

« 今一度、チームと一つに。ヴォルティス、チームとサポーターの正念場。 | トップページ | ヴォルティス、再加速への完勝。無駄なカードにはご注意を。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今一度、チームと一つに。ヴォルティス、チームとサポーターの正念場。 | トップページ | ヴォルティス、再加速への完勝。無駄なカードにはご注意を。 »