« 「負け」というバケモノ。ヴォルティス、ここからは信じ切れるかが肝。 | トップページ | ヴォルティス、今季最大の正念場。試される底力。 »

2017年9月 4日 (月)

ニュー千葉ジェッツふなばし発進。KANTO EARLY CUPは大活躍も準優勝。

KANTO EARLY CUP
9月01日(金) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 92 - 70 横浜ビー・コルセアーズ
 
9月02日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 88 - 56 栃木ブレックス
 
9月03日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 73 - 77 アルバルク東京
※千葉ジェッツふなばしは準優勝 
 
いよいよ、バスケットボールのシーズンが戻ってきた。
リーグ統合により始まったBリーグは2年目を迎える。
いろいろな意味で真価を問われるだろう。
オフには活発に戦力の移動があったことで、勢力図は大きく変わる可能性が高い。
サバイバルになるが、きっと面白いシーズンになるだろう。
 
千葉ジェッツふなばし(以下、千葉ジェッツ)は外国人選手を中心に動きがあった。
初年度躍進に大きく貢献したヒルトン・アームストロングとタイラー・ストーンは退団。
ヒルトンは琉球ゴールデンキングスへ、タイラーはイスラエルへ行った。
そして、新たにシーホース三河からギャビン・エドワーズ、ドイツのブンデスリーガからトニー・ガフニーが加入した。
そして日本国籍を持っているアキ・チェンバースをサンロッカーズ渋谷から獲得した。
これで12人のロスターが決まった。このメンバーで開幕を迎える。
 
「アグレッシブなディフェンスから走る」
これが千葉ジェッツのバスケスタイルとして定義されている。
昨シーズンからこの定義されたスタイルに基づいて、選手、コーチが選ばれている。
今季はセンターが主のプレイヤーが伊藤俊亮以外いない。
エドワーズとガフニーが206cmで最も高身長だが、2人ともパワーフォワードがポジションだ。
各チームには大概センターの外国人選手がいる。
だが、千葉ジェッツはチームのバスケスタイルに沿ってチームを編成している。
ゆえに大柄だが走れないプレイヤーはスタイルに合致しない。
現場だけでなく、フロントも含め、千葉ジェッツふなばしとして定義しているバスケスタイルを決めたことで、チームカラー以上のモノができた。
例えば使われない選手がいたら、このスタイルを表現するのに順位が下だということだ。
上手いこと起き過ぎている千葉ジェッツは、トニー・ガフニーを獲得した際に、島田社長がファンの期待を煽るようなことをSNSで言った。
そのため、ガフニーを発表した際に知名度の関係もあり、NBA経験のある選手に振られたからのハズレ獲得と一部で言われた。
だが、ガフニーのこの週末での3試合の活躍を見れば、明らかにチームのバスケスタイルに合致しており、決してハズレ獲得ではない。
 
ファンもこのバスケスタイルに共感していないと応援にも影響する。
極端に言えば、このバスケスタイルが表現されているかが、勝利よりも重要になる。
このスタイルが表現できていれば、チームの方向はブレていないと言える。
目先の勝利よりも、このバスケスイルを貫くこと。
それを信じて応援できるかを問われているともいえる。
それを信じて、腹をくくれる覚悟を問われているともいえる。
9月1日に発売された島田社長の著書「千葉ジェッツの奇跡」にもバスケスタイルを定義したことについて書かれている。
その部分はもっとも印象を強く感じた部分であり、応援者の魂に響いた。
本を読んで、応援者としての覚悟はさらに高まった。
 
千葉ジェッツは9月1日から、上記ガフニーに項でも書いたKANTO EARLY CUPを闘った。
EARLY CUPはBリーグが今季のプレシーズンから始めたカップ戦である。
関東地域(KANTO EARLY CUP)のほか、関西、東北、東海の4地区で行われる。
参加チームは各地区のB1、B2から6チームがそれぞれ参加する。
KANTO EARLY CUPはその中でも強豪揃いで、千葉ジェッツの他、栃木ブレックス、川崎ブレイブサンダース、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、横浜ビー・コルセアーズが参加した。
開催地は千葉ジェッツのホーム、船橋アリーナであった。
 
リーグ、オールジャパンとこのカップ戦の三冠を狙う千葉ジェッツは初戦を横浜ビー・コルセアーズと対戦した。
試合は前半拮抗したが、3Qに千葉ジェッツが突き放し、試合を決めた。
新戦力も活躍し、想像していた以上の完成度を見せた。
横浜は新HCを迎えてチームの構築途上であり、現状の力を試すという意識がかなりあったようだ。
それにしては圧倒され過ぎたのか、川村卓也選手が苦虫を嚙み潰したような表情を試合中に見せていた。
 
翌日は栃木ブレックスとの準決勝であった。
栃木は、昨季リーグ王者に輝いたが、オフに主力選手を含む多数の選手が退団、そしてジェフ・ギブス選手を含む怪我人が多数いて苦しいプレシーズンを迎えている。
またHCも変わっていて、今はいろいろ策を探しながら構築中である。
千葉ジェッツとは状況差があり過ぎて、思っていた以上に大差で千葉ジェッツが勝利した。
面白いように3Pが決まったことも大きかった。
栃木はロシターを軸に対抗してきたが、千葉ジェッツの勢いは終始その上を行き続けた。
 
決勝の相手はアルバルク東京だった。
昨季、華麗なスキルでファンを魅了し、チームを牽引したディアンテ・ギャレットはBリーグ最高の華だった。
だが、アルバルク東京はリーグ制覇も逃した。
そのギャレットはアルバルクを去った。
華やかさは薄らいだが、田中大貴選手ら、クラッキは多い。
そして実力者のルーキー、馬場雄大選手が加入した。
戦力ダウンはないと言える。
初戦でサンロッカーズ渋谷、準決勝で川崎ブレイブサンダースを下し、決勝にあがってきた。
 
試合は前半拮抗した。2Qラストプレーで富樫勇樹が会場を沸かせるプレーで同点で折り返した。
試合を分けた最初のポイントは後半3Q序盤にギャビン・エドワーズがファウル3でベンチに下がった。
勢いをつけたかった時間帯でのそれはジェッツにとって不運だった。
どちらかというとジェッツは相手の守備のギャップを突いて攻撃できていたし、アルバルクはタフショットと精度で戦っていた。
ガチンコでやり合う素晴らしい試合となったが、勝負どころで田中選手、馬場選手が3Pを決め、ジェッツは決められなかった。
が、その先に勢いを上げられなかったポイントはエドワーズの交代だったと思う。
富樫勇樹が試合後のインタビューで、大会通じて思っていた以上に戦えたと語っていただけに決勝の後半で詰まったのは勿体なかった。
 
但し、残念な結果以上に、チームの仕上がりが順調であることでファンは逆に安心したと思う。
タイトルを逃がした悔しさはリーグ戦で力になってくれるだろう。
もしかしたら優勝した時以上に収穫はあったかもしれない。
負け惜しみでもなく正直な気持ちでそう思っている。
 
KANTO EARLY CUP自体の率直な感想も述べると、楽しいお祭りだった。
3×3のゲーム、地元のグルメ、ダンスや、太鼓女子、各チームのチア共演、視覚効果。
いづれもとても素晴らしく楽しかった。
サッカーの世界ではあまりないことで、新鮮でもあった。
サッカーにはサッカーとしてのエンターテイメントがあり、試合の興奮がサッカーもバスケも最高のエンターテイメント要素だと思う。
だが、見てきたものに囚われないで楽しむという気持ちは自分を変えてくれる。
そのことに少し気づかされた3日間だった。
 
リーグ開幕まであと一カ月。
新作のボードも作成を進めている。
きっと楽しいシーズンになる。
Dscn8877
Dscn8881
Dscn8892
Dscn8897
Dscn8901
Dscn8907
Dscn8911
Dscn8925
Dscn8938
Dscn8940
Dscn8941
Dscn8952
Dscn8953
Dscn8957
Dscn8960
Dscn8965
Dscn8970
Dscn8978
Dscn8980
Dscn8981
Kimg3149
Kimg3147
Dscn8985
 

|

« 「負け」というバケモノ。ヴォルティス、ここからは信じ切れるかが肝。 | トップページ | ヴォルティス、今季最大の正念場。試される底力。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「負け」というバケモノ。ヴォルティス、ここからは信じ切れるかが肝。 | トップページ | ヴォルティス、今季最大の正念場。試される底力。 »