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2017年10月15日 (日)

千葉ジェッツ、大逆転勝利で加速。ブレックスにアウェイで連勝。

10月14日(土) ブレックスアリーナ宇都宮
栃木ブレックス 70 - 76 千葉ジェッツふなばし
  
10月15日(日) ブレックスアリーナ宇都宮
栃木ブレックス 54 - 77 千葉ジェッツふなばし
 
2017-2018シーズンのBリーグが開幕して各チーム、ホームアウェイをほぼ一通り終えた。
早くも全勝チームが消滅するなど、オフシーズンの戦力移動による影響だと思うが、勢力図が一変しているを感じる。
その中で、千葉ジェッツふなばしは、戦力の流出維持と、新戦力の補強、そしてチームの準備が上手くいった。
そして怪我人の少なさも大きい有利な材料の一つだ。
早くも離脱者が出てもいるチームもいる中で、全員がプレーできるコンディションを保てていることも大きい。
走るということが重要な要素である千葉ジェッツふなばしのバスケにとってはコンディション管理はとても重要だ。
個人的には基本になるのはやはり食事だと思う。
川崎が寮で食事管理をしっかりしているレポートをテレビで見たことがあるが、ジェッツもそういうところをしっかりやれているのだろうか?
 
今節は今季を占う最初に重要な2連戦を迎えた。
アウェイでの栃木ブレックス戦である。
昨季王者であるブレックスは、ギブス選手、橋本選手が負傷し離脱したままであり、主力選手が複数移籍、そしてHCも変わった。
顔ぶれがかなり変わった中で迎えた今季は、プレシーズンは準備が整わず戦績は苦労していた。
開幕しても、プレシーズン程ではないが、調子はあがっていない。
特に2Ptのアタック数に対して成功率が低い。
強固なディフェンス力に対し、オフェンスの調子が上がっていないようで、開幕して2勝2敗である。
それでもブレックスはブレックスであり、王者である。
千葉ジェッツふなばしは、アーリーカップで圧勝しているが、アーリーカップはアーリーカップである。
ここを乗り越えられないと、直前の対京都ゲーム2を落としているところから失速していくのは間違いない。
だから絶対に負けられない。
特にゲーム1はとても重要だった。
 
ゲーム1。
1Q、栃木の新戦力、セドリック・ボーズマン選手が躍動して栃木が試合をリードする。
ボーズマン選手と千葉ジェッツは過去に対戦したことがある。
NBLに挑戦した最初のシーズンにおいて、東芝ブレイブサンダース(現川崎)に加入して活躍した選手である。
強固で技術の高いファジーカス選手と対照的だったが、トリッキーでアクティブなプレーでジェッツディフェンスを掻きまわした。
とてもやっかいな選手だった。
そのボーズマン選手が11得点して15-25でリードを許した。
しかし、ボーズマン選手がベンチで休んだ2Qはジェッツが反撃。
エドワーズ、富樫の活躍で39-39のタイスコアに戻して折り返す。
後半3Qは5分過ぎからブレックスの流れになり、4Q残り5分近くには14点差(56-70)まで広がった。
だがここから流れが変わる。
何がきっかけになったかよくわからないのだが、ガフニーのFTから始まった大反撃は一方的にジェッツに傾いた。
過去に東芝相手に30点差をひっくり返した大反撃は目の前で見たことあるが、この日の大反撃も歴史に残るだろう。
終わったとき、最大14点差に開いた時点からブレックスは1点も取れず、20点を重ねたジェッツが大逆転勝利を飾った。
完全な負け試合であったので、大逆転勝利したが大野HCは明日に繋がるところはないとインタビューで応えていた。
ジェッツ、ブレックス両方にとって負け試合だったと思うが、おかげでゲーム2はより重要な一戦になった。
 
ゲーム2。
今強いのは本当はどちらかをハッキリさせないといけない試合になった。
だが、それでもゲーム1を取ったジェッツは気持ち的に優位だった。
何よりもエリア内のアタックでクオリティの差が出て、徐々にリードを広げていく。
ジェッツはエドワーズが早い段階でファウル2を喫してベンチに下がった。
だが、変わってコートに入ったガフニーが頑張って試合を作った。
スコアはパーカーが牽引したが、ガフニーがチームを救ったといっていい。
1Q1お19-11で終えると、2Qがオフェンスでガフニーが牽引。
3Pを2本決めるなど8PTSを上げた。
チェンバースもスタートからコートに入り、5PTSをあげるなど10分間活躍した。
ブレックスにエドワーズのファウルトラブルを活かさせず、ジェッツは38-23で折り返した。
3Q、さらにリードを広げるジェッツ。63-40。
ガフニー、小野、エドワーズ、パーカーと満遍なくスコアを重ねて、この時点で試合は決まった。
4Qは原修太が大活躍。
今季はここまで昨年ほどに活躍の時間が与えられていなかったがこの日の4Qは修太タイム。
3Pを決めるかと思えば、ブレックスディフェンスを裏を突くなど10PTS計上。
ジェッツの走るディフェンスに狙いたい形で打てないブレックスはショットを外し続けた。
77-54。
完勝だった。
 
ブレックスは上述したが、ショットに行くまでの崩しが作れず、打つ数は多いが決められなかった。
ボーズマンはアタッカーではあるが周りを活かすのは上手くない。
現状、彼が局面を打開できないと田臥、ロシターに依存するしかなくなる。
だが、2人ともプレーする時間は限られており、また昨季より減っている。
当分、苦しい試合が続きそうだ。
 
そして千葉ジェッツは、昨季王者に2連勝して、開幕ダッシュを本格的に成功させてきた。
そして何より、ガフニーが存在感を本格的に発揮しだした。
ターンオーバーされたときに全力で走って戻った彼の姿は、ジェッツが掲げているチームのバスケスタイルを象徴するものだった。
ブレックスに攻守両面で終始走り勝つことで圧倒し試合だった。
京都戦に負けたことが逆にいいターボチャージにできたように思う。
まだ慢心は絶対にしてはいけないが、勇気が増す試合になった。
 
最初の難関を見事に2連勝して突破した千葉ジェッツふなばし。
次はエヴェッサ大阪だ。
絶対に今度こそホーム2連勝だ。
 
そして、その次には強敵が待っている。
今日、川崎に走り勝って圧勝したレバンガ北海道だ。
とてもジェッツに似た強さを表現していた。
昨季とはまったく違っている。
そしてチームの雰囲気も素晴らしくいい。
25日(水)は今季を占う大事な一戦になるだろう。
 
繰り返すが、慢心は絶対にいけない。
我々が、千葉ジェッツは強いなどと思いこんではまだ絶対にいけない。
 

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