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2017年11月30日 (木)

トニー・ガフニーを契約解除。レオ・ライオンズ加入。

今週、千葉ジェッツふなばしには、大きな動きがあった。
FWのトニー・ガフニーが契約解除となり、イスラエルのクラブへ加入した。
そして、昨季、秋田ノーザンハピネッツにてプレーしていたレオ・ライオンズが加入することになった。
 
トニー・ガフニーは今季最後のピースとして加入した選手であった。
最後のピースは、ガフニー加入発表以前は、誰になるのかということで、島田社長のツイートからかなり注目を浴びていた。
今季のジェッツを左右する存在となる選手だからだ。
そして、ドイツでプレーしていたトニー・ガフニーが発表されたとき、センターのプレイヤーを獲得すると思われていたからかなり波紋も呼んだ。
だが、島田社長の彼を選んだことに自信を持っているという発言もあり、彼はかなり高い期待の中でプレーすることになった。
 
シーズンが始まると、献身的にディフェンスで走ることが出来るプレーヤーであることを証明した。
だが、シュートやハンドリングでのミスも目立ち、外国人選手として期待されるオフェンス力は発揮できなかった。
HCの信頼があまり高くないことも、アウェイのブレックス戦のゲーム2の後半でプレータイムがもらえなかったことから感じられた。
ただ、ここ数試合ではディフェンス面での安定感も高くなっていただけに、残念なジェッツでのプレーの終焉になった。
しかし、千葉ジェッツふなばしはプロチームであり、勝つことで価値を示すチームである。
それも3つしかない外国人選手枠の一人であり、今結果を求められる存在であり、求められる成績は日本人選手より高い。
それを満たせなければ、こういうことになるのは助っ人の常である。
また、彼でいくか、換えるかの判断は、チームだけができる決断であり、そこにファンは不満を持っても、異論は唱えられない。
説明を求めることはできても、それをチームが真実を話すことはできない。
その部分は守秘義務もあり、本当のことを話すことで、バスケ界でジェッツが信用を失うこともあるからだ。
プロチームである以上、これらは当然のことである。
私もガフニーの献身的なプレーは大好きだったので残念ではある。
だが、チームの決断に異論は唱えない。
チームが勝つためにすることに異論は唱えられない。
この決断が失敗に終わったとしてもその責任はチームにしか負えないからでもある。
だが、勝つことで我々の期待に応えようとしてのこと。
だから私は受け入れる。
 
新加入選手がレオ・ライオンズとは予想できなかった。
何故なら、彼は現役引退していた選手だからだ。
それも、今季当初秋田ノーザンハピネッツと契約を結びながら、シーズン開幕直前に個人的理由で契約解除、現役引退を発表していたからだ。
秋田ノーザンハピネッツの出来事とはいえ、秋田のフロント、ファン、そして選手たちにとって気の毒だな、という思いはハッキリあった。
彼は当初、秋田の1年でもB1復帰プランの中心的存在だったはずだからだ。
もっとも、彼の個人的理由は彼の家族の問題かもしれないし、完全なプライベートになる。
この点を根掘り葉掘りするのは人としてよくない。ジェッツファンの立場以前に人としてそうだ。
もしかしたら、契約を解除しないとハピネッツに迷惑が掛かるようなことが起きたのかもしれない。
もしかしたらハピネッツに戻りたかったかもしれないけど、今は他の選手もいるからね。
彼が偽装引退して移籍金を帳消しにしたとか言う人もいるようだが、そんなことはないよ。
サッカーでの話で、もう20年前の話だけど、あるブラジル人選手がシーズン始まって3試合目で急に退団したんだ。
その選手はのちにブラジル代表のレギュラーにもなった優秀な選手だった。
聞いた話だと、家族がブラジルで犯罪に関与して逮捕されたらしく、それで帰国することになったと聞いた。
レオの場合はこんなことじゃないだろうけど、外国でビザを得て働くってのはいろいろあるんだと思うよ。
でも、どんな事情があるにせよ、来てくれた選手は全力で応援する。
それは何も変わらない。
 
チームは今週末から新潟で再開したリーグ戦を闘う。
オールジャパンの準々決勝からの対戦も決まった。
こおからが勝負だと思って、精一杯応援して勝たせたい。
 

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2017年11月25日 (土)

あのときと同じ。  ~バスケットボール男子・W杯アジア1次予選@駒沢(フィリピン戦)~

11月24日(金)駒沢オリンピック公園体育館
バスケットボール男子・W杯アジア1次予選
日本代表 71 - 77 フィリピン代表
 
W杯予選というと私の場合は1997年に記憶が戻る。
サッカーフランスワールドカップを目指すアジア予選のことだ。
当時は、2002年の日韓W杯開催が決まっていて、日本代表の初出場も確定していた。
だが、開催国枠での出場であり、自力での出場はその時点で達成していなかった。
フランスワールドカップに自力で出場することは、日本のプライドが懸かっていた。
20年も前のことなので、今このブログを読んでいただいている方にどこまでわかっていただけるかわからない。
でも本当に厳しい戦いだった。
追い詰められたときは、試合後、選手と喧嘩になった。イスが選手に投げつけられた。
三浦カズが「やってやるよ!」と殴りかかろうとして静止された。
アウェイ韓国での試合。
1万人以上がソウルへ渡り、7万人以上いたはずのアウェイでホームの借りを返した。
そのあと、ソウル市内をレプリカを着て歩いていた時、「があぁぁぁぁっ!!」と叫び声を聞いて振り返ると、そこには韓国警察の機動隊のバスが。
叫び声の主は、バスに乗っていた、試合を警備していただろう機動隊員で、負けた悔しさが我々を見て爆発したのだった。
最後はマレーシアの田舎に1万人以上が押しかけ、ホームスタジマムを作った。そしてW杯初出場を掴んだ。
W杯出場は皆が一丸にならないと達成できないことだった。
だから普段は仲が悪いJリーグの各チームのサポーターもあのときだけは同じ目標のために自然と一つになっていた。
最も思い出に残るのはホームでの韓国戦である。
今は無くなった国立競技場の周囲に試合開始2日前の夜には数千人の徹夜組が出来て、ひたすら紙吹雪を作っていた。
私のその一人だった。
サッカー者の、それも年寄りの思い出話は嫌われるものだが、あれは歴史に挑む、本当にやりがいのあった戦いだった。社会現象にもなっていた。
あれがなかったら今の私はない。
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そして今、同じシチュエーションにいる日本代表がいる。
バスケットボール男子日本代表、AkatsukiFive(アカツキファイブ)だ。
あのときのように3年後の2020年に東京オリンピックが控えている。
だが、大きく違う点がある。
開催国枠が保証されていないことだ。
オリンピックのバスケットボール競技では開催国枠は特例であり、W杯など国際大会で実績を残すことが必要になる。
2年後に中国で行われるW杯に出場し、ベスト16に残ることがその目安になっている。
そのW杯に出場するための一次予選が今回始まる。
相手は、オーストラリア(世界ランク9位)、フィリピン(同30位)、チャイニーズタイペイ(同57位)確かそう。
日本は50位。
一次予選突破は4チーム中3位以上。
でも、サッカーと違い、一次予選を突破することさえ楽じゃない。
戦いがい、応援しがいがたっぷりだ。
これで血が騒がなかったら、私は私自身を否定することになる。
 
11月24日。場所は駒沢オリンピック公園総合運動場体育館。
ヴォルティスの試合や高校サッカーで隣の陸上競技場にはいくつも思い出深い。
だが体育館は初めてだ。初めての会場はそれだけでワクワクする。
決して大きな会場ではないが、それは関係ない。
本来は代々木を使いたいのだろうが、改修中なので仕方ない。
私はこの日、何日も前に仕事を半休申請し、仕事もこの日に合わせこなし、この日に準備してきた。
午後4時に駒沢着。
まだ人は少ない。チケットについている特典のTシャツを受け取る。
専用の応援グッズを持っていないので有難かった。
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当然と言えば当然だが、バスケファンとサッカーファンの気質は真逆に近い。
サッカーファンにはバスケはほぼ意識されていないと思うが、バスケファンから見たらサッカーファンは”下品”に見えているのかなと思うことはよくある。
ファン層の構成、屋内・屋外の差、プロリーグの歴史と実績の差、いろいろ違いがある。
バスケファンにはサッカーの応援は粗くて嫌だと思われているのはあるだろう。
ただ、内側にある熱さは互いを見ていても大きな違いはないように感じる。
もっとも外に出るエネルギーは圧倒的にサッカーが大きい。
豪雨や暴風、極寒・猛暑の中でも試合があり、応援もするのが当然のサッカーでは外に出す熱量は必然的にでかくなる。
それは当然だ。
だが、それは熱意の差を正確に表現しているとは思わない。
これからの日本バスケの歴史の中で変わっていくかもしれないしね。
あのときのサッカーのようにサポーターのリーダー(植田氏のような)がバスケにはいないことも影響しているだろう。
必要なのかは議論の余地があるが。
 
駒沢体育館の周りは、あのときの国立競技場とは全然違って静かだった。
でも、私はとてもワクワクしていた。
血が騒いでいるのは、あのときと同じだった。
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日本代表には千葉ジェッツふなばしから富樫勇樹が選ばれている。
他の選手はBリーグでも旧NBL系の選手たちが多い。
監督はアルゼンチン人のラマス監督。
公式チアリーダーのAKATSUKI VENUS(アカツキ・ヴィーナス)にはジェッツのSTARJETSから3人が選ばれている。
Ayumi、Monomi、Yukoの3人。
アカツキヴィーナスのプロデュースには千葉ジェッツふなばしのSTARJETSをプロデュースする松田華衣さんが携わっている。
そして、MCにはジェッツのRisukeさんがいる。
選手は一人だが、千葉ジェッツふなばしの代表貢献度は高い。
ジェッツファンももっと来てほしかった。知っている顔は見かけなかった。
どのチームのファンが多いとも感じなかったが、川崎のファン(だと思う)が太鼓を持ってきて、Bリーグのような音楽がない試合での応援をリードしようとしているのは印象に残った。
Bリーグと違い、音楽がないので、彼らの存在は応援の大きな力になっていたと思う。
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平日の夜の試合というのも影響しているだろう。
駒沢は決して行くのに便利な場所でもない。
ちなみに今回予選のホームは全部平日だ。
次戦は横浜国際プールでこれも行くのに厄介で、今のところ行けるかは未定だ。
最後は千葉ポートアリーナなのでジェッツファンは大勢来てほしい。
世界トップレベルの強豪オーストラリアが相手なので、正直言って勝利はあまり期待できないが。
世界レベルのバスケを自分たちのチームとの対比で見られる貴重な機会になる。
それはきっとバスケットボールを見る目を変えてくれると思う。
会場には大勢のフィリピンの人たちが来ていた。
国技であり、国の英雄たちを応援しにきていた。
遠く祖国から離れた日本に住んでいる彼らにとって、この試合がいかに彼らを鼓舞するかは想像に難くない。
試合直前にもかかわらず、笑顔で記念撮影に応じる選手たちは国民に愛されているのがわかった。
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試合後のネットのコメントで、もっとファンが結果に拘らないとという意見もあった。
拘り方にもよると思うが、それはそうだとこの試合後にも思った。
応援することに楽しさは必要だが、今の日本のレベルで試合が終わったらノーサイドで、負けてもエールではW杯レベルには強くできないと思う。
アジア、そして世界で闘う力をつけないと、日本のスポーツでは居場所を失うと思う。
世界の普及度、人気にあぐらをかいてはいけない。
ましてや東京オリンピックで成り上がるチャンスを伺うマイナーなスポーツはたくさんいる。
出られないけどバスケは大丈夫なんてタカを括っていたら絶対泣きを見る。
私はそんなのゴメンだ。
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19時、重要な初戦は始まった。
スタメンは富樫勇樹、田中大貴、馬場雄大、アイラ・ブラウン、竹内譲次だった。
格上のフィリピンは序盤から力で日本を圧倒した。
特に際立ったのはディフェンス時の集中力と反応だった。
例えば、Bリーグではインサイドでマーカーを交わしてレイアップに行くと多くて一人しかブロックにこない。
来るのも外国人選手だ。
それも遅れてくるから大概間に合わないし、ギリで間に合ってもブロックの高さがそれほどこない。
だが、フィリピンは違った。
リングに放ろうとした瞬間に二人がリングとの内側に入ってジャンプしてきた。
リングの前に急に柵ができる。
竹内のような長身がシュートにいっても、フィリピンの元NBAの帰化選手のセンター、アンドレイ・ブラッチらが現れて叩き落とされる。
また、アウトサイドでもチームとしての俊敏さのレベルが上で、富樫勇樹がピック&ロールを全くできない。
これは代表チームとジェッツではスクリーンしてくれる選手が違い外国人選手であること、コンビネーションが代表とでは熟成度が違うことも影響しているだろう。
だが、代表の、しかもW杯予選の本番でそれは言い訳にならない。
代表だからだ。
ここでできなかったことは試合結果に直結する。
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試合の入り方に失敗してしまい、フィリピンに走らせてしまう。
1Qで早くも3-14と大きくリードを許した。
チームを救ったのは比江島慎だった。
嫌な空気になっていた中で、果敢にリングにアタックして流れを変えた。
シュートファウルを貰いFTで加点していくところからオフェンスを立て直し、次第にフィリピンのディフェンスにアジャストしていった。
それでも、なかなか点差を詰められないまま28-37で折り返した。
富山の宇都直輝も途中出場したが、もっとアタックしてほしかった。
どうなることかと思ったが、後半、日本代表はプライドを見せて試合を変えた。
張本天傑や馬場雄大が奮闘して点差を詰めていくと一気に逆転する。
勝てる!という空気が駒沢の体育館に溢れていく。
日本コールが凄まじくなっていく。
隣の席に座っていたフィリピン人のグループが沈黙していく。
だが...。
 
やはり強いチームはこういうところでギアを上げてひっくり返す。
それは千葉ジェッツが何度も味わったことだ。
だが、ここではそれをジェッツに経験させた選手たちが突き付けられていた。
再びリードを奪うフィリピン。
最終クオーター、痛かったのは残り5分以上残して5ファウルになったことだった。
判定の基準もBリーグとは違ったことも影響した。
そして終盤、日本代表は運動量も明らかに落ちた。
追いかける展開は正直キツかった。それが最後に出た。
60-70、再び開く点差。
ここで沈黙させられていた富樫勇樹がようやく輝き出す。
フィリピンの運動量も落ちていて、外せなかったマークが剥がせるようになった。
3Pを二つ決める。そしてアイラ・ブラウンのダンクにつなげるパス。
3点差に詰め寄る。
しかし、ここでブラッチが3Pを決めて試合は決まった。
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敗因はいろいろあると思うが、ラマス体制になってから準備期間不足だったことがそもそもだったと思う。
しかし、それは仕方ない。
そこは選手たちがどうにかしなきゃいけなかった。
代表に選ばれている選手たちはBリーグ以前から同じリーグ、同じチームでバスケをしている選手が殆どだった。
仲もとてもいい。
だが、それが負けてはいけない試合での、勝てるチームに昇華させるモノとして機能し切れなかった。
もっとバチバチやらないといけないかったのだろう。
選ばれた選手の中に正直、選ぶべきではないコンディションの選手もいて、実際よくなかった。
だが、試合後にファンから名前があがっていた選手がいても結果を変えられた気はあまりしない。
フィリピンはそれくらい強かった。
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今からでも遅くない。
W杯はもちろんのこと、東京オリンピックに出られないことが許されるのか考えてみてほしい。
それですべて終わるわけじゃないことは本当だ。
だが、今頑張っていることの殆どが無意味になってしまうことも本当だ。
選手たちはわかっているだろう。
試合後、皆悔しがっていた。
比江島の表情には後悔も浮かんでいた。
ファンも選手たちと同じくらいこの試合の敗北の意味を理解してあげてほしい。
私ももっと理解したいと思う。
こういうストイックで熱いことを言いたがる人間がバスケのファンには好かれないこともわかっている。
だが今、苦しいことに本気で闘わないと、気が付いたら未来は途絶える。
それを気にできる人たちは未来を選手たちと共に切り拓くと思う。
 
試合後、本当に悔しかった。
帰りの電車の中で悔しくて天を何度も仰いだ。
家に帰ってきて食事しながらため息が何度も出た。
湯舟の中で思い返した。
ベッドに入っても悔しさで寝れなかった。
こんなに悔しさを感じるとは試合前まで思ってもいなかった。
やはりW杯予選はどんなスポーツでも特別なんだと思った。
やはり勝負は勝たないとダメだ。
正直言って普段見ているバスケが甘いんだな、と痛感した。
やれる限り声を出したので咽痛いんだけど、負けたら何にもならない。
勝たなきゃいけない試合で勝たせられない応援なんて応援じゃない。
会場の応援の声は確かに凄かったのかもしれないけど、バスケではのレベル。
サッカーや、勝てた時のバレーはあんなもんじゃなかった。
応援していることに自己満足しちゃダメだ。
あらためてそう思った。
W杯予選とはそう感じさせてくれるモノなんだ。
同じ空気、同じ悔しさ。
20年前と変わっちゃいない自分。
それがあった。
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2017年11月21日 (火)

千葉ジェッツ、実力差をしっかりと表現して京都に連勝。

11月18日(土) 向日市民体育館
京都ハンナリーズ 60 - 82 千葉ジェッツふなばし
  
11月19日(日) 向日市民体育館
京都ハンナリーズ 74 - 90 千葉ジェッツふなばし
   
アルバルク戦が転換点になってくれることを願っている。
それくらいの試合はしたと思う。
アルバルクに2つ勝つことは難しかったかもしれないが、負けたゲーム2も価値のあった負け方だと今でも思う。
思えば昨季も、形はいびつだったが、転換点になった。
今節の京都ハンナリーズ戦は重要な意味のある2試合になる。
 
カギはセカンドユニットが得点力を発揮できるか?
チーム全体でのディフェンスの約束事を徹底できるか?
まずこの二つだと思う。
 
キーになる選手はガフニーと石井講祐だと思う。
ガフニーについてはアルバルク戦2試合を通じて、彼の持ち味はディフェンスだと再認識した。
逆に言うと、オフェンスはあまり過度に期待しないことにした。
ただ、彼ほどデュフェンスで走ってくれる外国人選手はいない。
サボらない選手はチームには絶対に必要だ。
石井講祐は今季ここまで不調だ。
3Pが決まっていないし、ディフェンス面でも効いていない。
原くんにスタメンを取られたが、現状では仕方ないだろう。
だが、オフェンスでの彼の能力は優勝するためには絶対に必要で、取り戻してもらうためにも刺激は必要だ。
今は厳しいが、復調を早くしてほしい。
 
ゲーム1。
前回対戦時のことをしっかりアタマに入れていたということを小野龍猛は試合後に言っていた。
とてもいい入り方をして、最後まで徹することができたいい試合だった。
やはりアルバルクとは相手が違う。
徹底してくるところが少なく、緩かった。
互いにシュート精度は高くなかったが、ディフェンス面では大きな違いを生んでいた。
ジェッツはシュートに行くまでのギャップを創るパスワークやムーブが、早さ、運動量ともに高かった。
ハンナリーズはパスからパスまでが時間が掛かっていたし、シュートも個人技に最後は依存させられていた。
ジェッツのディフェンスが効いていた。
ハンナリーズのオフェンスにリズムを与えなかった。
それが最大の勝因だと思う。
アルバルク戦で出来ていたことがかなり再現できていたと思う。
 
ゲーム2。
ゲーム2が鬼門になっていたジェッツ。
しかし、この日も昨日と同じように試合に入り、終始試合をコントロールしていたように見えた。
立ち上がりこそ京都と互角であったが、次第にジェッツがリードを伸ばした。
オフェンスで京都のディフェンスを翻弄した。
ボールを持っていない選手が京都の選手たちの意思統一の緩いところを突いてインサイドでフリーになってスコアを重ねた。
特に富樫勇樹はアタック、シュート、アシストを巧みに使い分け、京都ディフェンスをチンチンに振り回した。
またマイケル・パーカーも相手のマークが外れた瞬間を見逃さずにリング下でフリーになり続けた。
京都のディフェンスを最後まで翻弄した。
京都もスミス選手、伊藤選手、晴山選手が度々奮闘したが、頑張りが個々になったままでチームの勢いに昇華しなかった。
終わってみればチームとしての現時点での力の差がハッキリと出た。
前回対戦時の反省をしっかり表現したジェッツの勝利だった。
 
久しぶりに2勝して終えることができた。
しばらくリーグ戦は中断(オールジャパンがあるが)するがいい形で中断期間に入れた。
この2試合では、チームが意図するチームのプレーが2試合とも上手く表現できていたと思う。
また、選手それぞれも持ち味を出せていた。
ガフニーもゲーム1では5スティールをマーク。ゲーム2ではリバウンドも10をマーク。
石井講祐も3Pが決まりだした。
まだまだ課題はあるが、12月からの攻勢を期待できると思う。
 
さて、今週はW杯予選のフィリピン戦を迎える。
Bリーグの成果を代表に反映するにはまだ時間が浅すぎるが、ファンがもっと関心を持ってもらえたならそのスピードはあがるだろう。
駒沢で出来る限りの応援をしてチームの力になってきたいと思う。

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2017年11月20日 (月)

次へ進もう、ヴォルティス。2017年の終幕から新たな始まりへ。

2017 J2 第42節 味の素スタジアム
東京ヴェルディ 2 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】東京:31' 平 智広、88' 内田 達也
    徳島:49' 渡 大生
 
 
まず、全選手、リカルド・ロドリゲス監督、チームスタッフに最高の感謝の気持ちを伝えたいです。
本当に、本当に素晴らしいチームでした。
ありがとう。
 
そしてフロントスタッフもおつかれさまでした。
いろいろあって苦悩も多かったと思います。
 
サポーターのみなさん。残念な結末になったけど、もっと試合がしたかったけど、素晴らしいサポートを最終盤で選手たちに見てもらえたと思います。
おつかれさまでした。
 
そして今季このブログの記事を読んでくださった全ての方に心から感謝いたします。
 
昨日の試合からまだ気持ちの整理はついていませんが、何か記事を書かないといけません。
言葉にできる範囲で書かせてもらいます。
 
何が足りなかったのか?の正解は一つではないでしょう。
たぶん、皆さんが考えること全てが正解なのでしょう。
私個人の意見としては、ポゼッションの高さに比して失点が多すぎたことかなと思います。
7割近いポゼッションしていれば、相手はボールを持てる時間は少ないはずで、チャンスも比例して減るはずだと思うんです。
しかし、それにしては失点は多かったように思います。
リカルドサッカーは美しいですが、スタミナの消費が比較的高く、終盤に運動量が落ちるところを狙われるようにもなっていました。
それが後半戦に入って連勝が減ったことの原因の一つだったかなと感じています。
それが最後まで効いたかなと。
みんなが思う足りないものが一つ一つが来季、少しでも改善されていけば、来季目指すところにもっと近づくでしょう。
 
今季のヴォルティスは久しぶりにレプリカを買いたくなるチームでした。
昨日、味スタのスタンドで3rdユニのレプリカを着ている方がいました。
想像していた以上にいい色のユニでちょっとうらやましくなりました。
最後にレプリカを購入したのはもうずいぶん前です。
その時はその時点で誰も使っていなかった9番をオーダーしました。
使っていないなら自分が使おうと思ったわけです。
今はちょっとお金がないので、もう少し余裕ができたら入手できたらなと思います。
 
やっぱり、もっと試合がしたかった。
今となってはですが、ヴォルティスが最終戦で勝ったとしたら、ジェフ千葉が6位。
両方が準決勝を勝ち抜いたら、鳴門で決勝ができたんじゃないですかね。
決勝で、あのきれいなフラッグ祭りを観客席でぐるっと囲む程の数使ってたら、最高に素晴らしい光景だったでしょうね。
これは私しかわからないでしょうが、1994年のJFL最終節の川越陸上競技場での光景みたいになったかな。
 
サポーターのことで、いろいろ良くないことがあって苦しい時期がありました。
チームの評判も悪くしてしまったこともありました。
それでも最終盤の試合では一体感が増していい応援になっていました。
何がいい効果を生んでいたのか?
それを来季も貫ければ、もっといいゴール裏になっていけるのではと思います。
一体感を削ぐようなスタイルにこれ以上拘っても選手のためにならないです。
 
このブログも波を立てることがありました。
それは私自身にとって転換点にもなりました。
でも、あれを書いてよかったと思います。
そこに一片も悔いはありませんし、間違いはないと思っています。
読んでいただき共感してくれた方に対しても、反感を思った方に対しても、何かしらの刺激、気づきを与えられたなら良かったと思います。
シーズン終盤には、読んでくださっている方が増えている実感も感じました。
来季もブレずに書いていこうと思います。
あらためて、今季ありがとうございました。
 
ヴォルティスの今季は残念な結末になりましたが、しばらくは現実を噛みしめたあと、次へ進んでいきましょう。
リカルド・ロドリゲス監督は来季も指揮を執ってくれることになりました。
だから来季の昇格が保証されるわけではありません。
相手もリカルドサッカーを知っています。
今季と同じでは、今季以上の結果は得られないでしょう。
だから来季はもっと頑張りましょう。
来季こそ昇格を果たしましょう。
だから、今季よりももっと頑張りましょう。
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2017年11月13日 (月)

千葉ジェッツ、可能性が見えた、今までと違う一勝一敗。

11月11日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 95 - 59 アルバルク東京
  
11月12日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 67 - 77 アルバルク東京 
   
何かを変えなきゃいけないと大野HCは答えていた。
負け方の悪さは見ていて落胆させられるレベルであったし、ミスの多さでやりたいことは何も見えていなかった。
その状態でアルバルク東京を迎えるのは不安しかなかった。
故に厳しいことを前回書いた。
マニフェストに謳ったプレースタイルは貫いてもらわないといけない。
健闘にすらなっていないプレーを次頑張ろうで済ますほど楽天家ではないからだ。
 
そんな中、代表合宿に参加しているアルバルク東京の田中大貴選手が練習を回避したとニュースを読んだ。
試合で負った怪我のためであるらしい。
代表合宿で練習に出ていないことは、週末のジェッツ戦に出てくるとは考えにくかった。
が、そのことをアタマに入れて楽観視するのはやめた。
だから、気が付いていてもツイートもリツイートもしなかった。
出てくるもんだと設定して、週末に気持ちを高めていた。
応援は戦いである。油断となる楽観は要らない。
 
それに田中大貴選手の怪我は他人事でもない。
全治2~3週間ということだが、それでは24日、27日に控えるW杯1次予選の2試合に出場できない可能性が高い。
タダでさえ相手は日本にとって強豪揃いで1次予選通過も簡単ではない。
W杯に出場できないということは、東京オリンピックにも実力で出場は適わないということになる。
東京オリンピックに男子バスケだけ出られないという失態が起きた場合、Bリーグはブランド力を失う可能性は高い。
開催国枠という特例で出ても一勝もできないだろう。
それでは尚更出る意味がない。
W杯予選は客観的に見ても、プライドが掛かっている。
試合に負けても、次頑張れ!とか、頑張れ、フィリピン!頑張れ、オージー!などと言える大会ではない。
だから決して喜ばしいことではない。
 
しかし、今大事なのはジェッツが復調することだ。
田中選手がいなくてもアルバルクである。地区首位のチームだ。
勝つことに徹しないといけない。
負けても健闘できたねとか、次ぎ勝とうとか言える試合ではない。
今の千葉ジェッツふなばし、そんな悠長な状況ではない。
自分の中では背水の陣の気持ちでいた。決して大げさではない。
 
ゲーム1。
大野HCは不動だったスタメンを変えてきた。
石井講祐を原修太に変えてきた。
石井講祐はここ最近不調で得意の3Pの精度も下がっていたし、ディフェンス面でも相手への圧が効いていなかった。
原修太は、出場時間がこれまで昨季に比べても与えられていなかったので、かなりいい刺激になったようだ。
この日、原くんは3P一本しかスコアしなかった。
それは3Qのブザービーターで試合をかなり盛り上がった一発だったが、その一発が大きく盛り上がったのは訳がある。
スタメンで出場した彼は、豊富な運動量と積極性でアルバルクの選手に喰らいつき続けた。
特にマーカーがボールを持った時の圧は猛烈で、相手はたびたびミスを冒した。
まるで闘犬のようで、ゴリラに例えられたりする彼(失礼)とは全く違った。
それだけ激しいディフェンスをしながらファウルは一度も取られなかった。
ボックススコアの貢献度(EFF)は8で下から数えた方が早かったが、それはこの試合の彼を正確には全く表現していない。
彼の奮闘がチームに流れをもたらしたのは見ていて確信できた。
原くんの頑張りが影響して試合開始から、予想だにしなかった一方的なジェッツのゲームになった。
アルバルクは田中選手がいない影響はあったが、試合の入り方に失敗してチームとして出来ることも何も出来なかった。
いや、それは正しくない。
千葉ジェッツふなばしが何もさせずに終わらせたのだ。
出来過ぎな今季ここまでのベストゲームだった。
5286人という大観衆の中で相応しいホームゲームをした。
出来過ぎな試合ではあったが、千葉ジェッツふなばしはここ数節での不安をかなり軽くしてくれた。
かなり軽くというのは、この一勝くらいで前節感じた危機感を畳むほどお調子者じゃないだけ。
それでも、この試合の千葉ジェッツふなばしは素晴らしかった。
 
ゲーム2。
昨日の試合で完膚なきまでに叩きのめされたアルバルクはプライドを賭けたのだろう。
昨日は完全に受け身に立って、まともにジェッツの勢いを受けてしまったアルバルク。
今日は目の色を変えて自分たちから積極性を発散させてディフェンスで噛みついてきた。
それが想定していたアルバルクだ。そうでなければ超えるべき山ではない。
原くんは前日の健闘から一転してファウルで苦しめられた。
ジェッツは昨日との違いに柔軟に対応しきれなかった。
かなり健闘はしたが、原くんが3Qに早くも5ファウルアウトした時点で今日は実質的に負けていたと思う。
前日効いていたものをキッチリ潰されたのだ。
負けを象徴する原くんの退場だった。
但し、この負けは必要な負けだ。
昨日の一試合で急にジェッツのバスケが完成に近づくわけはなく、もっとレベルをあげていかないといけない。
そのためにはまだまだ痛い目に合わないといけない。
但し、できるはずのこと、しないで済むはずのことをミスってばかりだった前節までの試合内容では負けても意味がない。
昨日の試合ように相手の一つ上のギアを出させる必要がある。それをさせる千葉ジェッツふなばしのクオリティ。
だからこの試合で痛い目に合うことに意味がある。
この試合はよく喰らいついた。
今までの負けとは質の違う負けだった。自滅して試合を壊していた負けではなかった。
大野HCも言っているように、上を向ける負けだ。
後半の勝負所でミスもあったが、それも消極的なモノでばかりではなかった。
もちろん、富樫勇樹が一人42点も挙げたが、他の選手は軒並み抑え込まれた。
これが今の千葉ジェッツふなばしの実力だ。
だが、それを経験できたのは闘っての負けだったからだ。
 
ここから這い上がっていかないといけない。
ゲーム2はそのスタート地点を実感できた試合だった。
それがわかったことに意味がある。
もちろん、いつどこまで成長できるかはわからない。
しかし、昨季もアルバルク戦から変わったのだ。
思い出してみてよ。
ゲーム1は素晴らしかったが、それでも選手たちはまだ好調ではない選手が多く、富樫頼みで2位につけているのが事実だ。
ある選手だけが悪いわけじゃない。
選手たちの伸びる部分はたくさんあること、チームの可能性を感じた2試合だった。
 
某選手への批判があるのはわかる。
だが、ゲーム1でより彼の良さがわかった気がする。
誰かに代えろ、もっといいの連れてこいという意見には全く賛成しない。
選手は道具ではない。
 
両日大勢の観衆がジェッツの試合を観にきた。
ゲーム1は5286人、ゲーム2は5774人。
平均観客動員数も5000人を超えた。船橋アリーナだけでだ。
立ち見の人もかなりいて、導線とか設備のキャパが限界に達しているので、この辺の問題を対処する必要はあるが、凄いことだ。
これだけでもいろいろな夢を見ることができるよ。
 
この2試合の前までは危機感で一杯だった。
もちろん、今でも同じ規模の危機感を持っている。
本気でやってるからね。誰よりも本気で試合で応援するんだと思っているから。
でも、この先どうなっていけるのかという可能性を感じることも今はある。
それはここから先、応援する上での大きな力になる。
今までの一勝一敗とは全然違う。
嬉しい気持ちで終えられた2試合だった。
 
でも油断しちゃいけない。
チームの状況を改善するならもっとスピード感と危機感がないといけない。
だから厳しいことも言わないといけない。
だから俺は言う。
チンタラやってたら、今季何もつかめずに終わるぞ。
闘うんだ。危機感を持って。
闘って生き残ることを競い、勝ち抜く先にしか本当の未来は来ない。
遅れを取れば終わりしか待っていない。
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2017年11月12日 (日)

エースが決めた。あと3つ。ヴォルティス、いざ東京へ。

2017 J2 第41節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 0 大分トリニータ
【得点】徳島:89' 渡 大生
 
残り4つ、ヒリヒリする試合ばかり続く中で、全て勝ち抜く運命の4試合が始まった。
ハッキリ言って、愛媛FCとの試合は勢いをつけるためのブーストステージでしかない。
まずは大分トリニータが相手。
相手は負ければ昇格の可能性が途絶える。
だから必死になって挑んでくる。
だけど、そういう相手に勝たないといけない。
勝つ力がなかったら、その時点で昇格の力はないといえる。
今日勝ったら次はヴェルディだ。
そしてプレーオフに行ったら上位ばかり。
だが願ってもいないこと。
それだけの強さをヴォルティスは持っている。
 
思っていたようにとてもヒリヒリした試合だった。
徹にも助けられたし、クロスバーも助けてくれた。
もし決まっていたら8位まで落ちていた可能性だってあった。
とてもヒリヒリした試合だった。
 
そして我らのエースが道を切り拓いてくれた。
ここまで何度もチームを救ってくれたエースがまたも救ってくれた。
身体を投げ出すように、相手のDFに囲まれながら、一歩前に飛び出して島屋のクロスに応えてくれた。
我々はまだ運命を手の中に掴んだままだ。
 
次は6位に浮上したヴェルディとの最終節である。
たぶん明日の試合まで観ないといけないが、山雅、千葉、横浜FCまでが競合相手になるだろう。
勝つことは言うまでもない目指す結果ではあるが、簡単じゃない。
ヴェルディは引き分け以下では最後にプレーオフを逃がす可能性が高いから必死になってくる。
だけど、ヒリヒリする試合は望むところ。
強さには自信あるよね。みんなそうでしょ?
厳しい試合の中で、もっと成長して最後の椅子に座ろう。
 
冷静に考えれば、あと勝ち点1でプレーオフ進出は確保できる。
もし、アディショナルタイムで同点であったなら、無理に前掛かりになったり、リトリートしたりしないこと。
前からの守備をサボらずやって、ボールを自陣のゴールから遠ざけること。
内容に拘って大事なものを失わないこと。
ヴェルディはこういうところで怖さあるからね。開幕戦のヴェルディじゃない。
失点しなければ勝てるってことは次の試合だけの特権。
熱くても冷静に、そして冷徹にね。
 
大勢の人が東京へ来てくれるといいね。
選手も言ってる。来てくれって。
いざ、東京へ。
みんなで勝ち抜きましょう。
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2017年11月 6日 (月)

千葉ジェッツ、噛ませ犬になっただけ。このままでは今季終わる。

11月04日(土) ブレックスアリーナ宇都宮
栃木ブレックス 69 - 76 千葉ジェッツふなばし
  
11月05日(日) ブレックスアリーナ宇都宮
栃木ブレックス 77 - 72 千葉ジェッツふなばし
   
ここまでの千葉ジェッツふなばしは課題を多く抱えつつも、東地区2位をキープしている。
しかし、東地区は最下位以外は5位まで勝ち越ししていて全く気が抜けない。
中地区と西地区では12チーム中、3チームしか勝ち越していないのだ。
ワイルドカードはたぶん東地区から出るだろう。
他の地区と正直言ってレベルが違う。
その中で2位につけているのは上出来だ。
 
但し、ここ数節の試合内容は悪い。
負けている試合は負けるべき内容になっている。
チームがまだチームとして機能するレベルまで出来上がっていない。
エドワーズはかなりチームに溶け込んでいるが、他の新メンバーは個の力を発揮する場面はあるが、まだ周囲と溶け込めてきれていない。
時間が解決する問題だとは思うが、噛みあわないチームはパスミスやカットされてからのターンオーバーでピンチを何度も招いている。
苦しい時間帯を救っているのは富樫勇樹で、現状は彼頼みのチームである。
彼に救われているのは、そのスコアは他のチームのPGを遥かに上回っていることから明らかだ。
しかし、代表の合宿等ハードスケジュールの中で疲労がかなりハッキリ見えている。
このままでは富樫勇樹が潰れてしまうだろう。
何とかしないといけない。
 
今節の相手は地区最下位の昨季王者栃木ブレックス。
既にアウェイで千葉ジェッツふなばしは2連勝している。
だが、相手は王者だ。
そんないつまでも負け続けることを許す相手ではない。
それは前節で思い知っているはずだ。
 
ゲーム1。
栃木は大黒柱のライアン・ロシター選手が欠場することがアナウンスされた。
彼の不在はブレックスのバスケを変える必要があるほどの大ごとだ。
その通りにブレックスはバスケを変えてきた。
そして、ここまでの成績、怪我人の多さ、そしてロシター選手まで欠場したことによる危機感はブレックスの選手たち一人一人に火を点けた。
全員がアグレッシブに攻守にパワーを発揮してきた。
ジェッツは次第にブレックスの気迫に飲まれるようにミスを重ねた。
それでもブレックスもその勢いがスコアに繋がらず走り切れない。
しかし、ジェッツも流れを掴ませてもらえない。
ミスが多すぎて普通なら負けているクオリティだった。
そんなジェッツを救っていたのはギャビン・エドワーズで、彼の力強さがリードを大きく許さずに試合にしてくれた。
ブレックスはハードなディフェンスと層の苦しさもあってファウルトラブルに次第に苦しんでいった。
この辺が今のブレックスのどうしても苦しいところで、疲労も重なってさらにファウルを重ねた。
どの選手もファウルが少なかったジェッツはジワジワと追い上げ5分近くでついに捉える。
アンドリュー・ネイミック選手がファウルアウトすると、ジェッツが優位に立って差し切った。
鵤選手が途中負傷した。それもブレックスにはきつかっただろう。
ジェッツからの視点からすれば、負け試合でよく勝てたなと思う試合で、まったく満足できなかった。
アキは頑張ってくれたが、ガフニーは期待からは遠いプレーで後半はプレータイムを貰えなかった。
小野龍猛、富樫を4Qは温存できたが、セカンドユニットがもっと頑張ってくれないと、このままでは間違いなくバテる。
小野龍猛は今日負傷しかけてヒヤッとした。
大事なワールドカップ予選が目前であり、富樫、小野に怪我はさせられない。
今のままでは絶対ダメだ。
全く笑えない試合だった。
 
と、ここまでは4日夜に書いた部分である(本当)。
それを踏まえてのゲーム2の記事の感想になる。
 
ゲーム2。
昨日、負傷した小野龍猛はスタメンを外れ、結局試合には出場しなかった。
代わりにスタメンに入ったアキ・チェンバーズはとても頑張ってくれた。
昨日よりエナジーも集中力も感じた。
だが、勝負どころでのミス、してはダメな時間帯、場面でのミスからのターンオーバーで失点する癖は解消されなかった。
昨日勝てたのは運が良かったからだと思わせた必然の敗戦だった。
悔しい。それもあるがそれ以上に腹が立つ。
何に腹が立つのかというと、ここ数節負けた試合はいづれも同じような負け方で、それに対し改善が感じられなかったからだ。
ゲーム1に勝って、相手に火を点けさせ、ゲーム2で相手の噛ませ犬になって終わる。
それに甘んじているように見える。腹が立つ。
腹が立たないかい?
今の千葉ジェッツふなばしは疲れが溜まっているように見えるし、やりたいはずのバスケが全然表現させてもらえていない。
怪我人も増えだした。
全体でも上記のように勢いがなく失速寸前だ。
今のままではアルバルクに勝つなんて無理だ。
優勝なんてもっと無理だ。
もちろん、こんなモノ言いは乱暴なのも承知している。
だが、もっと納得できる負けを見せてくれないと。
こんな試合ばかりで勝っただけで喜べるほど俺は安くない。
普通そうだろ。
 
琉球ゴールデンキングスの今日の試合前のツイートを読んだ。
HCは昨夜のレバンガ戦での大敗から危機感を訴えて勝利した。
同じように危機感が千葉ジェッツふなばしには必要だ。
それは選手だけでなく、ファンも。
勝てば嬉しいが、負けると悔しいだけでもダメだと思う。
王者になりたいのなら、もっと厳しい見方もしないと。
だってさ、この2節、相手は共に王者であるチームだよ。
共にゲーム1を落として、対戦成績でもジェッツに3連敗してもう負けられないと火が点いたプライドにやられてるんだ。
2節続けてだ。
ジェッツにはそんなプライドがまだない。選手にも、ファンにも。
だから、負けてる。
その繰り返しのまま、負けを積み重ねている中で、マニフェストに誓ったバスケからドンドン遠ざかっている。
今、何をブースターに見せることができている?
何を見せたい?
ジェッツに勝ったチームは彼らのブースターに何を見せたかわかっているか?
そこから学ばなきゃ。
リスペクトは大事だが、勝つことへの執念ももっと必要。
蹴落とす気迫もブースターに示さないと。
千葉ジェッツふなばしは何を見せたい?
見せてくれ!!見せたいものを!!
それができないチームの何を応援しろというのだ。
何を喜べと言うのだ。
 
厳しいことを言っているが、今言わないと次節で本当に今季終わるぞ。
断言できる。
今、誰かが言わなきゃ。だから俺が言う。
引かれるとか、嫌われるとか、そんなこと俺にはどうでもいいこと。
もっと危機感を感じて、本当のプライドを示せ。
勝たせてもらった勝利なんていらない。
叩き潰してもぎ取ったくらいの勝利を見せてくれ。
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運命は再び手のひらの中に。ヴォルティス、あと4つ勝つ。

2017 J2 第40節 ニンジニアスタジアム
愛媛FC 1 - 3 徳島ヴォルティス
【得点】愛媛:82' 有田 光希
    徳島:19' 渡 大生、50' 山﨑 凌吾、75' 杉本 太郎
 
 
目まぐるしく毎節順位が変わっている。
毎週、誰かに地獄の門が開いたり、天国の門が開いたりを繰り返している。
そんな締め付けられるような日々ももうすぐ終わってしまう。
しかし、エンディングは望んでいるようにしたい。
そして、先週逃げたはずのその運命は、今日再び手のひらの中に戻ってきた。
これは本当にうれしい。
 
ダービーであることは、実はそれほど大きな意味じゃなかった。
相手が愛媛FCである以上に、勝たなくてはいけない目的は大きかった。
掴みたいのは旗ではなく、自分で自分たちの未来を決められる運命というもの。
あと残り、最大でも5つ、自分たちが勝つことだけでJ1が勝ち取れる運命。
他のチームが負けることが条件なんて必要のない立ち位置。
それが今日望まれているモノだった。
但し、ここで愛媛FCが相手であったことは良かったと思う。
追い込まれた状況で、勝たないといけない試合でもあり、緊張感が高い状況ではあった。
でも、特別な勝利でありながら、いつも通りのサッカーで圧倒して勝てたことはチームに自信をもたらすだろう。
渡の久しぶりのゴールも大きい。
それが四国ダービーという、価値はともあれ、旗という形あるもので形容できる勝利はただの試合以上にいい効果を生むんではないかと思う。
実際、選手のテンションもかなりよくなっている。
島屋のテンション(参照先)がまともかはそれぞれの感想に任せたいけど。
 
いつものように高い支配率の試合をして、今日はしっかりと勝った。
これだけ支配率が高ければ、毎試合勝ててたはずだが、それでも負けるのがヴォルティスの弱さだ。
今季中にそれを克服することは難しいかもしれない。
だが、弱点がどうであれもう考える時期じゃない。
割り切って、長所で、鉾で、先に相手を倒すしかない。
上記の通り、あと4つ勝てばJ1に昇格できる運命を手のひらに取りもどせた。
引き分けはダメだということもほぼ確定であり、下から思っていた以外のチームがすぐ後ろまできていて絶好調でもある。
だが、そんなことを考えていては負けることにアタマを支配されてします。
4つ勝つだけ。
考えるのはそれだけだ。
自分たちの運命は自分たちで切り拓けるものだけで勝ち獲ってみせよう。
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