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2018年3月19日 (月)

青い千葉ジェッツ、詰めの甘さで一歩後退。

3月17日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 71 - 73 栃木ブレックス
  
3月18日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 85 - 66 栃木ブレックス
 
各地区とも上位下位ともハッキリしてきた。
怪我人を抱えるチームも多いが、逆にこういう状況で勝てるチームは本当に強い。
層が薄くなるのは、ゲームメイクで乗り切る必要がある。
圧倒して勝てる試合ばかりではない中で、苦しくても結局勝ってしまう強さがあるチームが最後に勝つ。
 
今節の相手は栃木ブレックス。
昨季のチャンピオンだ。
NBL時代からジェッツにとって目標のような存在だった部分もある。
昨季のチャンピオンシップで負けたこともあって、ブレックス越えはジェッツの重要なテーマのように扱われている。
だが、今季アーリーカップ、オールジャパンも含めれば今節前迄は5勝1敗である。
栃木がシーズン前から怪我人に悩まされていることもあるが、対戦成績はかなり上回っている。
ちょっとそのテーマは曖昧さを見せている。
最後(チャンピオンシップ)で負けたら意味ないので、油断はしちゃいけない。
王者は王者だ。
とはいえ、個人的にはリスペクトはしていない。
 
ゲーム1。
互いの強みを出せた試合だったと思う。
その分弱みも結構互いに見せてしまっていた。
ジェッツはサイズを活かしたスピート&パワーで栃木に圧を掛けていった。
ブレックスはリバウンドでジェッツにゴール下で自由を与えない。
3Q終盤に均衡を破って10点差にまで広げた。
ここで必要だったのは勝ち切るクレバーさ、いやらしさだったと思う。
4Q、赤がチームカラーの千葉ジェッツふなばしは青さを露呈した。
栃木が猛然と追い上げてくる。
それはそうだ。彼らは王者だ。
いつまでもやられっ放しなわけがない。
それでも残り2分を切って7点差、オフェンスの機会もあるので勝ち切れる試合だった。
大野HCはリバウンドとフリースローで負けたと言った。
確かにリバウンドは負けていた。でもそれは栃木には当たり前に近く、織り込み済のはずだ。
フリースローはギャビン・エドワーズに責任はあるだろう。
だが、いづれも試合を通じてのもので、残り2分で7点差を守り切れなかったのは別の理由がある。
何となくこのまま勝てるというゲームメイクをしたことで隙を見せたのだ。
ボーっとしていたから負けたのだ。
勝ち切るいやらしさ、苦しくても結局勝ってしまう強さがなかった。
まだ青かったのだ。
自滅以前に、マヌケでしかない負け方だった。
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そんな中でも痺れたシーンはあった。
ラストプレーの富樫勇樹である。
残り27秒でタイムアウト、その後最後のジェッツのオフェンスに挑んだ。
富樫勇樹はボールも貰うと3Pラインの外で1オン1で対峙した。
そのあいだ、富樫勇樹は周囲からボールを要求されたが、手で制して「俺がやる。」と示した。
自分がエースだから、ここで自分が決めるんだという姿勢を見せた。
パスはない。向き合っていた選手もわかったはずだ。
そんな状況でやられるわけにはいかなかっただろう。
痺れた。スラムダンクで見たようなシーンだった。
こうじゃなきゃ富樫勇樹じゃない。
結局、3Pを選択して外し、そのリバウンドからのファストブレイクで富樫勇樹がファウルをして負けた。
でもそれは結果論でしかない。
それで負けたことも含めて引っ被るから富樫勇樹は他の選手と違うのだ。
漫画みたいで楽しかった。
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ゲーム2。
前日の青臭い負け方を佐藤GMや島田社長に直接ちょこっと言ってやった。
これもそう珍しいことじゃない。
ヒロは選手時代にも結構私に叱られている。
島田社長もそうだ。
STARJETSの松田さんも叱ったことがある。
お前そんな偉いんか?と言われるだろうが、これでも51だし、一応大きな会社で25年やってるし、修羅場も潜ってきた自負はある。
もっとも、叱ったのはちゃんと理由がある。
言っておくがクレームではない。こうしろとかはいっていない。
こんなことしちゃダメでしょという類が殆ど。
話せることと話せないことがあるが。
 
この日のジェッツは今季ここまでのブレックス戦での強いジェッツを示した。
リバウンド数も上回ったし、ギャビン・エドワーズもフリースローを8本中7本決めた。
そして昨日同様スピード&パワーも発揮した。
前半は10点差で折り返した。
3Q5分近辺でテクニカルファウルが連発されて試合が不安定になったのは残念なことだった。
誰に対しても注意で済ませることもできたと思うが、追いかける栃木により厳しい判定になったことで栃木の集中力は明らかに影響を受けてしまった。
何となくやってて勝てる試合になってしまった。
ちょっともったいなかった。
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これでアルバルクと再びゲーム差1になった。
でも逆に良かったかなと思うところもある。
自分たちが強いとか思いこむのはまだまだ早い。
学ぶべき、伸ばすべきところはいっぱいある。
次に今節の教訓を活かすことが大事だ。
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コメント

いつもジェッツの記事を大変興味深く拝見しております。一試合目の「なんとなくこのまま勝てるだろうという感じでプレイしていた」というのは、まさにその通りだと思いました。

勝利を諦めない栃木の集中力と、「このまま時間を使えばオッケーだろう」と言わんばかりのジェッツのメンタルは、比べるべくもなかったです。

ジェッツは、バスケットボールの能力と比してメンタルの未熟さが顕著なチームだと思います、2日目の4Qも、栃木の集中力に圧されている印象でした。このへんの成長をはやく見たいのですが、果たして…?という感じですね。

これからも、アワンさんのブログを楽しみにしております。

投稿: TK-3 | 2018年3月20日 (火) 00時37分

コメントありがとうございます。
読んでいただき感謝です。
おっしゃる通りだったと思います。
メンタルや勝ち切るズルさみたいなものはサッカーでもよく言われます。
こういうのは経験が必要だと思うのでこの負けた経験を大事にして欲しいと思います。

投稿: AWAN渦帝 | 2018年3月20日 (火) 18時48分

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