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2018年5月21日 (月)

千葉ジェッツ、ファイナルの舞台へ。そしてその上の空へ。

2017-2018 B1?チャンピオンシップ 準決勝
5月19日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 74 - 61 琉球ゴールデンキングス
 
5月20日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 72 - 64 琉球ゴールデンキングス
 
 
川崎ブレイブサンダースとのクオーターファイナルは本当に激闘だった。
疲労も激しかった。チャンピオンシップは特別だと感じた。
そしてセミファイナルも強敵を迎える。
最終節までセミファイナルのホーム開催を競った琉球ゴールデンキングスが相手。
競り勝って手にしたホーム開催権は大きい。
沖縄のキングスのホームに行ったことがある人はわかると思う。
セミファイナルを沖縄で戦うことになった場合の大変さは簡単に表現できるものではない。
だが、大勢のキングスファンが沖縄からも関東近郊からも大勢来るだろうから会場は互いの応援で熱くなると思う。
ついこの間、キングスとは同じ船橋アリーナで対戦しているが、ゲーム2は実質的に消化試合なので参考にならない。
ゲーム1ではジェッツが試合を支配して勝利しているが、キーとなるのは試合をリードして作ることだと思う。
 
 
この週末は近隣の小学校の運動会とスケジュールが重なっていて、チケットの購入に迷いがある人が多かったらしい。
当日も雨との予想であった。
前日に雨の予想により土曜日の運動会が順延となった地域もでた。
おかげで私の奥さんが今季初ジェッツ観戦をすることになった。
しかし、天気予報は外れて晴天が広がった。
これなら運動会できたのにという声もあがる。
なかなか思うようにいかないが、おかげで前日まで自由席が残っていたゲーム1は最終的に満員になった。
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ゲーム1。
ディフェンスを軸にする両チームらしいロースコアのゲームになった。
ジェッツがアキ・チェンバースの2Pで先制する。
しかし、キングスもアイラ・ブラウン選手の活躍で逆転に成功する。
試合の均衡を破ったのはマイケル・パーカーの3Pで、それに原修太が続く。
2Qも原修太の3Pが決まり、ジェッツが前へ出る。
キングスも負けずに点差を詰めてくる。
ショット確率が互いに高くなかったが、それはオフェンスよりも互いのディフェンス力によるものと見えた。
なかなかヒリヒリするいい試合が進む。
2Q後半からはジェッツペースに。
ロースコアだったがリード拡げ8点差で折り返した。
後半、3Q。
キングスは3Pやダンクで流れを掴もうとするが、富樫、パーカーの活躍ですぐにやり返して叩き潰す。
ジェッツとキングスの差だったのは3Pやスティールなどを決めるタイミングの巧さだった思う。
ジェッツは試合の流れの中で相手が決めるとすぐに決め返したり、インサイドで構える相手のディフェンス陣をアタック&パスで崩して決めてしまう。
正面から決めることが多いキングスのオフェンスに対し、スキを見逃さない、スキを作らせてしまうジェッツの巧さはより相手にダメージを与えていたと思う。
最後まで余裕があったのはジェッツだった。
キングスは気持ちが入っていたが、ゲームメイクも正直過ぎて抗っている感じを最後まで変えられなかった。
ヒルトン・アームストロング選手は最終節のゲーム1と同じくファウルアウトした。
気持ちに余裕を持たせてもらえなかったことは前回同様だった気がする。
重要なゲーム1はジェッツが巧さでしっかりと勝ち切った。
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翌20日。
試合開始が遅いので家で三河とA東京の試合を観てから(最後までは観なかったが)出かけた。
決勝の相手は思っている以上に強い。
今まで対戦したいづれの試合よりも強いだろう。
だが、勝てるという過信をしないで済むのを有難く思うことにする。
何より、今からの試合に勝たないと何を考えても無駄になる。
少々気が立った状態でアリーナに行くことが別に起きてしまったのだが、切り替えて目の前の試合に集中することにした。
 
ゲーム2。
この試合も互いの持ち味がカツンとぶつかり合ういい試合になった。
ディフェンスを主軸にするチーム同士ならば、やはり前に出た方が優位に立てる。
前半から抜きつ抜かれつを繰り返し、一試合の中でスコアが逆転した回数は23回(多分)起きた。
それも殆ど2~3Qで起きている。
どちらが根負けするかを競い合っているようだった。
点差が少し開いても決して先行する相手に流れを渡さず逆転、今度は逆がリードしても諦めずにまた逆転。
これは4Qも最後までもつれるのではと思った。
勝敗をわけるのは何なのだろうと考えていた。
ジェッツはエドワーズ、パーカー、ライオンズがファウルトラブルに見舞われていた。
それでもジェッツの選手たちは冷静さを失わなかった。
例えば、4Q開始30秒前のエドワーズの最初3Pとコールされたショットが2Pと判定し直されても。
そして、オフェンスでの武器の違いが均衡を破ったのではないか。
オフィシャルタイムアウトを挟んでのインサイドでの小野龍猛のミスマッチの優位性を活かしての連続ポイント。
他のチームが持っていない武器が大事な終盤で試合を動かした。
逆に琉球は4Qにオフェンスが勢いを失ってしまった。
7分近くノースコア。この時間帯が大きかった。
そしてヒルトン・アームストロング選手のダンクでようやく勢いを取り戻そうとしたところでの岸本選手のFT2本失敗。
負けたら終わりの試合で終盤に2ポゼッション以上の点差をつけたジェッツ。
ディフェンスファーストの両チームはこの面では互角だったが、オフェンスで持っている武器の堅実さが違った。
象徴的だったのが、小野龍猛のポストプレーで勝負処で4PTSを稼いでくれた。
残り48秒でマーティン選手のショットで3点差に迫った。
が、そんな琉球ゴールデンキングスの選手とファンの気持ちを圧し折ったのはレオ・ライオンズの3Pだった。
互いに3Pが決まらない中、先にジェッツが決めたのは勝負を大きく分けた。
岸本選手が試合後のインタビューで「最終的に自分を信じ切れなかった。」と語った。
ゲーム2を勝たないと終わりの状況で、最後の最後で張りつめてたメンタルが堪えきれなかったのしれない。
そうだとしたらゲーム1をジェッツが取ったことに原因がある可能性は高い。
キングスはクオーターファイナルもギリギリの状況を勝ち抜いてきた。
限界だったのかもしれないね。
72-64。
互いの持ち味を出したいい2試合だった。
だが、オフェンスの武器のバリエーションが違った。
キングスのオフェンスで直前のファウルでノーカウントになったが、ヒルトン・アームストロング選手の3Pがリングを捉えたシーンがあった。
彼が3Pを放ったのはジェッツ時代も含め記憶になかった。
あれが武器になっていたら試合はまた違っていたかもしれない。
またスティール王のタイトルを獲ったマイケル・パーカーがそのタイトル通りにこの試合もスティールを4マークしたのも大きかった。
富樫勇樹のスティールからのファストブレイクも相手に与えたダメージは大きかったと思う。
ジェッツはディフェンスでも武器があった。
それらの武器が機能するわけだから、ジェッツの勝利は妥当だったとも言える。
 
ジェッツがファイナル進出を決めた。
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決勝の相手はアルバルク東京に決まった。
島田社長がジェッツ初期の倒産寸前だった時期に、一緒にトヨタに勝ちましょうとスポンサーとなってほしい企業にジェッツ支援をお願いしたときに名前を出した相手だ。
相性は悪い、というより相手の方が強い。
私もジェッツが初めてトヨタ自動車アルバルク東京と対戦したときの屈辱感を忘れていない。
アウェイの蔵王、ホワイトキューブで完膚なきまでに叩きのめされた。
トヨタのファンはもちろん、チアにまで弱くて笑われているようにすら感じたあの試合。
もちろん、それを今も引き摺るほどではない。
とはいえ、最高の相手と戦えることはむしろ嬉しい。
 
結果はどうなるか分からない。
負けるかもしれないとしても、全てを出し切りたい。
負けることを恐れず、全て発揮したい。
その先で勝利が手にできたなら素晴らしい。
でも、このファイナルに勝ってもジェッツにとっても、我々にとってもゴールではない。
とても大きなジェッツ史に残る試合になるだろうが、その先を、その上の空があることを目指すことも忘れずにいたい。
そのために、ファイナルは断固勝ちたい。
新しい目標を得るために。
 
あと一つだ。
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