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2018年6月10日 (日)

ヴォルティス、もっと冷静さと工夫を。メンバー揃うも敗戦。

2018J2リーグ 第18節
試合会場:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 3615人
徳島ヴォルティス  1 - 2 FC町田ゼルビア
得点)【徳島】35' 島屋 八徳
     【町田】17' 中島 裕希、48' 吉濱 遼平
 
 
上位進出へ向けて勝負の6月。
ホームに町田ゼルビアを迎えた。
ヴォルティスは広瀬陸斗と狩野健太が戦列に戻ってきて、陣容は揃ってきた。
6月6日には天皇杯2回戦で栃木SCに勝利した。
杉本太郎もコンディションを上げてきているし、チームへの期待は高まっている。
 
町田は前からプレスを掛けることをディフェンスの第一歩にしていた。
特に出足の速さは徳島を最後まで苦しめたと思う。
見ていて微妙な判定に見えたシーンのいくつかでは、ボールとヴォルティスの選手の間にサッと出足の速さで身体を先に入れていた。
ボールに先に触れていたこともあったが、ファウルを取られやすい無理目なスライディング等をさせられていたように見えた。
そこで冷静さを失いかけた杉本太郎は危なかった。
ボールを持っているが、持たせておいて潰す町田のディフェンスに嵌められたように見えた。
但し、それが敗因の最大の理由ではないようにも思える。
 
前半、大本が右サイドで深く切り込んでクロスを供給しつづけていた。
そこにシシーニョが絡んだりとクロスを上げるまでの工夫は前半はかなり効果を上げていたと思う。
しかし、クロスのタイプ、入れる相手、角度で工夫があまり広がらなかった。
追い越して崩すまでは最後まで出来ていたのだが、山崎を中心としたゴール前をターゲットにし過ぎたように思う。
崩したいという気持ちが強くなり過ぎて崩した先の冷静さを制御し切れなかったのかもしれない。
特に終盤は。
力わざで強引に点を獲りにいっている感じが試合が進むにつれ強くなった。
得点もラッキーなゴールに見えながら、相手に前からプレスを掛けたことで相手が慌てたからである。
それは昨季ヴォルティスの良さの一つでもあったと思うのだ。
その後の前半残りもその影響で町田がテンパったように見えたし、チャンスも作った。
自分たちの前に最近立ちはだかっていた壁を崩すチャンスが前半同点後の時間帯にあったと思えたくらい、チームのプレーは活力を取り戻していた。
それゆえに逆転できずにハーフタイムで町田を冷静にさせ、後半入りを緩めてしまい早々に再度リードを与えたのは非常に残念だった。
2失点目のシーンのディフェンスは完全に受けてしまった。
 
町田は洗練はされていなかったが、ヴォルティスを上回っている自分たちの良さをわかっていた。
そこで勝負してきた。
崩せる余地は十分にあったし、決して負けるべき差ではなかったが、ヴォルティスは相手の弱さを突く冷静さと工夫が出せなかった。
いい形でクロスがゴール前で合ったのは杉本太郎のヘッドくらいで、後半は入れども入れどもゴールには遠かった。
もう一歩切り込むとか、バイタルの前のエリアに最後出すとかあっても良かったかもしれない。
裏を掻くような選択がないから、こう来るだろうなという見ている側の予想通り。
そこが昨季と違っているように見えるのも、今のサッカーの特徴なんじゃないかな。
良くない部分の。
 
結果は仕方ない。
次も上位の相手のレノファ山口で、力わざだけでは簡単じゃない。
メンバーは戻ってきているから、悪い方向に向いているわけじゃない。
次勝とう。次に。

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