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2018年7月 8日 (日)

サッカーがある日常の幸せ。

2018J2リーグ 第22節
試合会場:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 2,974人
徳島ヴォルティス  1 - 0 ロアッソ熊本
得点)【徳島】84' ブエノ
 
 
まず、西日本の大雨で大変な災害があり、亡くなられた方や、今も救助を待っている方が大勢いらっしゃること。
そのことを深く心に留めておきたいとと思います。
この状況の中で徳島では試合ができたこと。
サッカーの興奮は非日常というようなことが言われたりもしますが、サッカーを楽しめることは日常なんだなと思います。
恵まれているということをあらためて感謝しなければいけないなと思いました。
 
前節のあと、山崎凌吾の湘南ベルマーレへの移籍が発表された。
さすがにこのニュースが控えているとは想像できなかったので驚いた。
仮に噂であれ、それを知っていたら前回の記事は違う書き方になっていただろう。
何か前回の記事が可笑しくなってしまった。
それでも一丸感は損なわれていないと思う。
 
上記の通り、今節は試合が開催できるかがギリギリまで不明なところがあった。
それでも試合ができると信じてピッチを整えた阿部マネージャーの存在が選手たちに火を点けたと岩尾キャプテンが述べている。
熊本のサポーターも10人ほどであったが応援に駆け付けた。
相手サポーターではあるが、その存在も両チームの選手たちに響いただろう。
もちろん、徳島のサポーターもいつもより少なかったが、その存在が選手たちを励ました。
周囲から、こんな天気でも試合あるの?と聞かれた人は少なくなかっただろう。
 
雨の影響は見ていてそれほど感じなかったが、山崎という存在がないということは大きかった。
今季序盤も山崎は負傷で遅れていたが、その存在は大きかった。
山崎が戦列に復帰すると5月はチームも勢いを増していった。
前線に山崎がいることの頼もしさ。
それがないことの不安。
大崎が移籍したことも合わせ、正直今は危機だ。
だが、まだ今季は半分残っている。
ウタカは山崎と違う存在感をもたらしてくれるだろう。
杉本、佐藤、島屋、太郎、薗田、他の全員もチャンスと捉えてくれると思う。
 
ブエノのゴールは素晴らしかった。
あの場面で相手のマーカーに前を抑えられていながら、その上で捉えて決める技術、身体能力、センス。
さすが鹿島にいた選手だなと直後正直思った。
ブラジル人の感覚なんだなとはそのあと思ったが、いづれにしろ日本人とは違うんだなと思った。
今W杯やってるから、Jリーグで見られないゴールをよく目にするんだけど、それに匹敵するゴールだったなと思う。
それまでの閉塞感を感じる試合を打ち破ってくれた。
彼も切り札として今与えられている役割を全力でやってくれている。
 
杉本も島屋も頑張っていたが、得意の形の起点になるサイドが同じ左サイドからなのでやりにくさがあったのかもしれない。
山崎がいるサッカーに身体を慣れていただろう。
この試合は彼らに限らず、辛い評価は酷だろう。
何よりも試合ができたこと。
試合ができるコンディションにしてくれた阿部マネージャー。
苦しい中、ゴールを決めてくれたブエノ。
彼らに対しての感謝だけでいいのではないか。
 
ブエノがゴールを決めた時、いろんなものが上書きされて真っ白になったような気がした。
それがサッカーがもたらしてくれる幸せなのかなとしばらくして考えた。
我々は幸せなのだなと。
それを忘れてはならないのだろう。

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