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2018年10月30日 (火)

千葉ジェッツ、課題と地力と怪我人の中の8連勝。

2018-2019Bリーグ 第6節
10月27日(土) おおきにアリーナ舞洲 3,765人
大阪エヴェッサ 69 - 80 千葉ジェッツ
10月28日(日) おおきにアリーナ舞洲 3,845人
大阪エヴェッサ 63 - 77 千葉ジェッツ
 
 
開幕2連敗後の千葉ジェッツは6連勝で順位を上げてきた。
らしいバスケも徐々に安定してきている。
但し、いいことばかりではなく怪我人も多く出ている。
小野龍猛、大宮浩正、トレイ・マッキニー・ジョーンズらをしばらく欠いて戦わないといけない。
しかし、怪我人に悩んでいるのは他のチームも同じで、対戦相手も大阪エヴェッサもギブソン、熊谷、今野、木下と4人の選手を欠いている。
タイトなスケジュールが影響しているのではという声もある。
それも理由ではあるだろうが、それだけではないだろう。
キツイ言い方になるだろうが、世界で闘うなら週2で試合はサッカーでは普通だ。
あ、ゴメン、週3だね。じゃあ多いかもね。
いやいや、こなさないと世界で闘えないと思うよ。
バスケをメジャーにできるかを左右すると思うから、メディカル体制やコンディショニング体制などバスケ界をあげて選手を支えてあげてほしい。
スケジュールは今は仕方ない。
東京五輪にでられるかどうかが懸かっているからね。
 
今節はアウェイでの大阪エヴェッサ戦だった。
エヴェッサではハレルソン選手が要注意の選手だ。
インサイドも強いが、3Pシュートも上手い。
日本での経験値も高く、信頼度が高い素晴らしい選手だと思う。
彼がいるだけでも試合は難しくなる。
実際、その通りだった。
ゲーム1は試合の入り方がよくなかったと選手たちは思っていたようだが、それだけではなくやはりハレルソン選手の存在も大きかった。
 
それでも2試合とも勝利できたのはディフェンスが2試合ある程度の安定を保っていたことが効いたと思う。
怪我人の影響、特にどのタイプに怪我人がいたかもリバウンド、特にディフェンスリバウンドで影響があった。
2試合の8つのクオーターで20点以上スコアしたのはジェッツが4つに対し、大阪は1つだった。
オフェンスやディフェンスの音楽がない演出だったので淡々と進んでいるように見えたこともあるが、ゲームのベースラインを敷いていたのはジェッツだったと思う。
ジェッツの方が地力があった。
それが試合には表現されていた。
但し、一方的な試合に出来ず、大阪にもリズムを与えたのもジェッツで、そのあたりは課題である。
 
8連勝となったジェッツ。
アルバルク東京が京都ハンナリーズに敗れたことで地区2位に浮上した。
スタートの一カ月としてはいい結果を出せている。
11月もホームゲームが多くアドバンテージはジェッツにある。
ブレックス、キングスとの対戦もある。
上手くそこへ流れを乗せてほしい。
 
大阪の演出は興味深かった。
歌うチアさんたちも新鮮だったが、試合中の音楽を流さず、コールだけで進めるのが関心を引いた。
試合中の攻守で音楽が必要かどうかは正解は無いのだろうと思う。
声だけでできるのであれば一つの理想的だとは思うが、この試合を観る限りでは観客数ほどに声が聞こえていなかった。
そのおかげか?中島さんの声が凄く響いていて面白かったが。
もっとも、バスケ観戦のどういう形(声を出して応援するとか)がどれが正解だとも決めるには早いし、正解がどれかだとしてもまだ弱い。
今はいろんな形でいろいろ表現されて上手くいくいかないもあっていいんじゃないかな。
実況もそう。
こうあるべきとか、変だとかは今は言わなくていいんじゃないかな。
個性もあるべきだと思う。これは不正解とかないと思う。
こうでなきゃというのに縛られないように、その先に他の既存プロスポーツでは生まれてこなかったものがバスケで生まれてくるんじゃないかな。

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2018年10月28日 (日)

J1昇格への道断たれる。ヴォティス、今季終戦。

2018J2リーグ 第39節
試合会場:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 5,848人
徳島ヴォルティス  0 - 1 横浜FC
得点)【横浜】79'戸島 章
 
こんな終戦の様は想像できなかった。
アウェイ町田から勝利もゴールもここまで遠ざかるとは思えなかった。
そして10月は1勝もできず、ゴールも1つしか奪えなかった。
結局、10月は暗黒の一カ月と化し、今季終戦というもっとも最悪なシナリオが展開されて終わった。
 
今季は連敗で始まり、連勝し、また連敗するという安定しないシーズンだった。
連勝した分だけ連敗するというパターンが最後まで続き、4連勝したら5連敗して終わった。
シーズン初めからの悪癖が最後まで付いて回ってそのまま致命傷になってしまった。
 
夏には主力選手が複数移籍する事件も起きた。
チームレベルがゼロに戻りかねないような移籍劇を経て、新戦力が加わって急ピッチでレベルを上げてここまで闘ってきた。
個で埋めるしかない部分もあった。
選手たちには負担も大きかったと思う。
相手に研究された部分もあっただろうが、最後は選手たちが個を倍増しして頑張ってくれていた部分が持たなかったのかもしれない。
 
新たに加入してくれた選手は最大限に貢献してくれたと思う。
離脱したままシーズンの終わりを迎えてしまう選手もいる。
しかし、誰も責めたくはない。
いろんなことが起きて、選手や監督にはどうにもならないこともあった。
もちろん、それが敗れることの理由とされていいわけじゃない。
しかし、その厳しい状況の中で選手たちとサポーターがこれまでになく大勢が強く一体となって乗り越えようとしていたことを讃えられるべきだ。
 
今季目指したものは手の届かない距離へ今季は離れてしまった。
そして、それでも試合が残っているという現実。
モチベーションが難しいが、選手たちは責任を感じつつも、残り3試合に全力を尽くすだろう。
そして一緒にこの3試合を闘って欲しいと思っているはずなのだ。
それを口にできないという現実に直面していても。
あと3試合。
選手たちと共に。辛いけど一緒に。
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2018年10月24日 (水)

千葉ジェッツ、怪我人続出の危機の中、らしさと新戦力が上昇中。

2018-2019Bリーグ 第3節
10月17日(水) 北海きたえーる 4,058人
レバンガ北海道 63 - 93 千葉ジェッツ
2018-2019Bリーグ 第4節
10月20日(土) 船橋アリーナ 4,256人
千葉ジェッツ 98 - 90 新潟アルビレックスBB
 
10月21日(日) 船橋アリーナ 4,938人
千葉ジェッツ 94 - 87 新潟アルビレックスBB
 
2018-2019Bリーグ 第5節
10月20日(土) 船橋アリーナ 4,008人
千葉ジェッツ 110 - 78 レバンガ北海道
 
いろいろと忙しくてジェッツの記事を書く時間がなかなか作れず試合ばかり過ぎてしまった。
幸いなのは、ジェッツがらしさを取り戻しつつあり、それが結果にも結び付いていることだ。
 
17日のアウェイが一番心配だったのだが、結果はいい方に予想外だった。
今日のホームでのレバンガ戦でも感じたのだが、ジェッツとレバンガではチーム全体でのスタミナが違うように見える。
非常に似たらしさを持った両チームだと思うのだが、そのらしさをどれだけ長く、タフに表現し続けられるかに明らかに違いがあった。
その理由は選手層でもあり、選手のサポート環境であったり、いろいろなものがあると思う。
今日の試合は印象的で、1Q序盤は両チームとも点を取り合い拮抗した試合をしていたが、1Q後半になるとパーカーのバスケットカウント、富樫の3Pが決まる辺りで先にレバンガが失速してしまった。
それは2Qの5分過ぎまで続き、畳みかけるジェッツはダブルスコアにして試合を実質的に決めてしまった。
この試合は直前に大宮宏正が腰痛で欠場し、小野龍猛も手首の負傷で試合に出場しなかった。
肩の脱臼で離脱しているトレイ・マッキニー・ジョーンズを加えて、3人も欠いた中での圧勝だった。
ジェッツらしいトランジションバスケも発揮して圧倒的なスコア以上にレバンガを圧倒した。
この試合では藤永佳昭も大活躍してファンに存在を刻んだ。
平日の夜に4000人以上を動員した動員力も含め、レバンガとジェッツはとてもよく似ているのだが歴然とした差があるものが見えて、正直な感想の中には不憫に感じる部分もあった。
 
新潟アルビレックスBBは予想通りの試合だった。
但し、新潟のハミルトン選手が予想以上にいい選手で、試合に危険な匂いを振りまいた。
スタメンの5人同士ならばジェッツを上回っている部分もあったと思う。
連勝できたのは選手層の違いだったように思う。
インサイドで強さを発揮した新潟に対し、飛び道具の3Pの成功数で上回り、新潟を得意ではない方の空中戦、スピード戦に巻き込んだ。
それができる選手たちが揃っていたのが大きかった。
但し、次も勝てるとは言い切れる差はない。
新潟はリーグ戦をかき回す気が強くする。
 
最初に書いたが、怪我人が多く決してチーム状態はよくない。
その中で今日は藤永佳昭が大活躍し、原修太も今季初出場を果たしている。
ジョシュ・ダンカンも今日の試合では27PTS14RBと調子を上げている。
これで6連勝であり、雰囲気は非常にいい。
11月もホームゲームが多く、強敵も迎え撃つ。
楽観はしていないが、楽しみは増している。
 
おまけになるが、ジェッツの動員力は本当に凄い。
7試合のホームゲームを消化して平均4,513人である。
2節以降減少傾向にあった動員数も、前節日曜に新潟戦では4,938人を動員して盛り返した。
他のチームと比較しても動員力が違いすぎて、バスケが盛り上がっているというより、ジェッツが盛り上がっているように見える。
これはいいことばかりではなく、Bリーグの問題点として捉えてもいいと思う。
 
今日は夕食どきの試合だったのでフードコートで買って食べてみた。
開幕戦で食べたふなばしうま飯をもう一回食べてみた。
感想は...もう少し温かい方がいいな。
何よりもそこかな。
写真は新潟戦のものです。
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2018年10月22日 (月)

試合がある限り。ヴォルティス、誇りを持って最後まで。

2018J2リーグ 第38節
試合会場:味の素スタジアム  5,873人
東京ヴェルディ 2 - 1 徳島ヴォルティス
得点)【東京】6'レアンドロ、90+3'李 栄直
     【徳島】65'バラル
 
言葉が思いつかないのだが、これが現実と受け止める他ない。
一カ月で5試合で勝ち点1しか上げられなければこうなるのは致し方ない。
後半戦で一時は最も勝率のよかったチームは、ここ5試合では下から2番目の成績しか残せていない。
責任を問える部分もあれば、そうでないこともある。両方ともたくさんあるだろう。
でもいまさらそんなことを問うたら、せっかく築き上げたものにもヒビをいれることになるだろう。
今季の徳島ヴォルティスは強い一体感で窮地を乗り越えてきた。
今季のヴォルティスは経験したことない危機を受け、乗り越えてここまで戦ってきた。
誇りに感じる人はたくさんいると思う。
それは乗り越えてこの先も継承していくべきもので、そこまで貶めるようなことはいらない。
 
 
こういうふうに言うと、誰もが感じていながら口にしたくないことを言っていることになると思う。
が、避けても通れない。
数字的な可能性はあるが、現状のチームの状態を考えても奇跡は起こらないだろう。
 
久しぶりに生で観るヴォルティスの試合は楽しかった。
バラルを生で観るのも初めてだったし。
それは素直な気持ちだ。
選手たちは一生懸命だったと思う。
 
この試合の感想を言えば、相手の引いた時の守備が徹底されていて、ゴール近くにパスを入れるためのコースが完璧に消されていてチャンスを作れなかったなと。
相手にとって嫌なエリアでボールをバラルなどに通せなかった。
同点ゴールも表原が力でこじ開けた形から生まれたもので、相手の守備の裏を突けたわけではなかった。
しっかりスカウティングされて備えられていたのだろう。
 
モチベーションを保つのは厳しいが、それでも試合はまだある。
可能性どうこうではなく、今季のヴォルティスを誇りを持って最後までやり切って欲しい。
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2018年10月18日 (木)

ヴォルティス、次の試合に勝つ最善の準備を。

2018J2リーグ 第35節
試合会場:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 3,217人
徳島ヴォルティス  0 - 1 ヴァンフォーレ甲府
得点)【甲府】90+1'道渕 諒平
 
台風で延期になった甲府との試合が行われた。
未消化試合でこの日勝てば勝ち点3を縮めることができた試合だった。
理想は直前の下位2チームとの試合を連勝してこの試合を迎えたかった。
現実は全く真逆の状況で迎えることになった。
攻撃力も鳴りを潜めてしまっていて、最終盤に来てまさかの事態となった。
 
取り消されたゴールについて、そもそも正しい判定は何だったのかを考えると、個人的にあれが本来の判定だったと思う。
オフサイドかどうかは判断が非常に難しかったと思うけどね。
でも、ラインは上がっていてウタカ、それ以外にもオフサイドポジションにいた。
小西(?)のシュートが直接入っていれば一番よかったなとは思う。
判定を出した後、振り返って確認したら間違いだったので変えることは個人的にはありだと思う。
間違えたなら直す。
サッカーのジャッジだけそれが許されないことだとは思わない。
抗議があって、抗議に屈して覆ったのではなく、再確認して間違っていたから差し戻したというのが実際だったと思っている。
 
もちろん、納得がいかない人の気持ちはわかる。
確かに不条理だし、その時のヴォルティスサポーターの心に嫌な形で触れられたのは事実だから。
気持ちいい試合ではなくなった。
 
それでも、あのシーンで嫌な感情を覚えるに至ったのは、あのシーンだけに理由があるわけじゃない。
ここ数試合は無得点で、バラルが出場停止だったとはいえ、J2でも屈指の破壊力の攻撃陣が得点どころか数えるほどにしか決定機を演出できていない。
理由のそもそもは自分たち側にある。
何事もそれまでに積み重ねた事実の上に新しい事実が積まれていく。いいことも、悪いことも。
全部一つながりというか、重なっている。
そして、この後にも重なる事実が待っている。
週末のヴェルディ戦が待っている。
選手たちは既にそのための準備を始めている。
勝利を今度こそ重ねるために。
それしか今目指せることはない。

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2018年10月16日 (火)

千葉ジェッツ、苦労の末に今季初勝利。ようやく離陸へ。

2018-2019Bリーグ 第2節
10月13日(土) 船橋アリーナ 3,890人
千葉ジェッツふなばし 70 - 60 三遠ネオフェニックス
10月14日(日) 船橋アリーナ 4,222人
千葉ジェッツふなばし 73 - 56 三遠ネオフェニックス
 
開幕節はかなり危機感を覚える2試合だった。
それは今節も相当危ないぞと感じさせるほどだった。
そう思った人もかなりいたと確信している。
チームだけでなくいろいろと課題の出た千葉ジェッツふなばしだった。
だが、挑戦して課題を乗り越えていくのも千葉ジェッツふなばしだ。
評価を下すにはもう少し試合を観た方がいい。
もちろん、だから何も言わないわけではない。
勝たせる応援を追求しているのだから。
大事なのは何よりも勝つことだ。
それ抜きなら張子の虎である。
 
例のフードコートもそうである。
今節も様子を見に行ったが、待ち行列はだいぶ短くなっていた。
しかし、今節の時間帯は食事時ではないので単純比較はできないし、観客数も違う。
そして行列を解消することが評価されるポイントではなく、美味しいかどうかが評価されるポイントであることを忘れないで欲しい。
リーグ初のシステム導入は画期的だと思うが、人を相手に最も大事なことはシステムではないと、SEの端くれとしても忠言します。
忠言ね。
 
前節を経て今節の三遠ネオフェニックスがどう戦ってくるかは注目だった。
特に試合の入りでどう入ってくるか。
川崎はジェッツの武器をしっかりチームで封じ込めた。
そのやりかたは決して高度な約束ごとではなかったから、当然三遠もそれを踏襲してくると思っていた。
 
ジェッツはギャビン・エドワーズに変えてトレイ・マッキニー・ジョーンズをホームデビューとしてベンチ入りさせてきた。
ギャビン・エドワーズの調子がどうではなく、相手の外国籍選手の構成などいろいろ理由で今節になったのだろう。
アーリーカップでの活躍もあり、トレイを見たいと思っているファンは多かった。私もそうだ。
結果から言うとトレイ・マッキニー・ジョーンズにとっては不運なデビュー戦になった。
上述を踏襲して施された三遠の守備戦術の前に彼の持ち味を活かすチャンスが殆どこなかったし、負傷して当分はリハビリに費やすことが決まったからだ。
戦列復帰するまでに、彼を活かせるオフェンスパターンを構築できていればと願う。
 
ゲーム1。
正直な感想から言えば、パーカーのおかげで勝てた試合だった。
三遠ネオフェニックスはジェッツのPGを高い位置でチェックし、前線との距離を開かせようとしているように見えた。
富樫勇樹はそれでも匠に交わすが、匠に交わせば交わすほど味方も付いていけずに連動が起きなかった。
そしてショットがこの日も決まらず、三遠を追いかける展開になった。
流れが悪かったが選手交代も終盤のダンカン→大宮のみ、2Qも1Q終了時からそのまま、トレイ・マッキニー・ジョーンズは20分出ずっぱりと采配にも前節同様疑問を感じるものがあった。
流れが変えられないがどうにか射程圏を保ったまま折り返せたのは幸いだった。
後半も我慢を強いられる展開が続き、チームに加速がつかない。
だが、マイケル・パーカーはそんな試合展開を支え、そして最後は彼が我慢比べに勝ったことで試合をひっくり返せた。
チームが組織性を機能させるまでチームを支えてくれた。
3Qは9Pts3RB、4Qは10Pts5RB2STと群を抜いた神っぷりだった。
三遠は勝てる試合だったが、最終局面で止まってしまった。
三遠の選手がツイートで自滅したと語っていたのを読んだが、どう自滅したのかはわからないし、自滅なのかも判断できないが、三遠は勝てる試合を落とした。
4Qはジェッツも守備がようやく組織的になり、相手より先に動いて追い込めるようになった。
4Qのチームのプレーは好転するきっかけになるものだったと思う。
それでも、後半はマイケル・パーカーの独壇場だった。
4Qは3連続スコアで一気に試合をひっくり返したし、開始から3分30秒で8Pts2RB1Stと大活躍で三遠を挫かせ初勝利を吊り上げた。
 
何とか勝ったという試合で、不満は満載だったし、終盤に富樫(軽傷で翌日試合に出たが)、トレイと負傷者が出て、全く喜べる状況ではなかった。
先が思いやられると思った。
 
ゲーム2。
トレイ・マッキニー・ジョーンズは左手を吊っていた。たぶん脱臼だろう。
しばらくの間はギャビン・エドワーズとジョシュ・ダンカンの二人で闘っていくことになった。
もっとも、ジェッツは選手層が厚い。トレイ・マッキニー・ジョーンズの穴はそれほど大きくはない。
この日は、さすがにジェッツの選手も入りの気合が違った。
それでも立ち上がりは三遠にリードを許し、富樫が一人でどうにかして追いつく展開で始まる。
正直、富樫が一人でどうにかする展開はジェッツ的にはいい傾向ではないことが多い。
だが、それは最初だけだった。
昨日までと違い、ジェッツの選手たちは出足が早く、三遠の選手たちに圧を掛け、追わせる形を背負わせているように見えた。
リバウンドでも優位に立った。
6分までは互角だったが、エドワーズがディフェンスリバウンドからパワフルなドリブルで、圧巻のファストブレイク→ダンクを決めて会場を沸かせてから試合はジェッツに大きく傾いた。
2Qになるとセカンドユニットがさらに勢いを加えた。
スコアこそなかったが、加減速、動き出しの妙でマーカーを振り回した西村文男は個人的に素晴らしかったと思う。
そして昨日出番がなかった田口成浩も悔しさをぶつける活躍を見せてチームも会場も熱くさせてくれた。
田口はベンチにいるとき、何度も何度も立ち上がり、味方のショットが決まれば盛り立て、ピンチのときはコートに声を掛けていた。
三遠のベンチに比べると、立ち上がって拍手したりする選手がジェッツが少ないのが気になったが、田口だけは立ち上がって盛り立てるを繰り返していた。
この4試合ずっとそうだ。そういう意味では彼は毎試合40分ずっと戦っていた。これは凄いことだ。
4Qは疲れが出たのか、受け身になってしまったが、3Qまでで39点しか許さず試合はそこで決まった。
 
最後の〆方とかまだまだ改善の余地はあるがようやくジェッツらしい試合ができたように思う。ようやく離陸を果たせた。
もっともこれをこのまま上昇に転化できるかはまだわからない。
ジョシュ・ダンカンも持ち味アピールできているように全然見えない。
どちらかというとウィークポイントの方がまだ目立っている。
今週はミッドウィークのアウェイもあるし、スケジュールがタイトだ。
これで大丈夫とはとても思えない。
が、油断なく緊張感も保てた中での連戦の方が。今はチームにいい影響を与えてくれる気もする。
しばらくは一つ二つ負けることも覚悟しつつ、今季のジェッツスタイルができあがるのを待とうと思う。
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2018年10月14日 (日)

最後の正念場。ヴォルティス、このチームで闘い切る。

2018J2リーグ 第37節
試合会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5,930人
京都サンガ 1 - 0 徳島ヴォルティス
得点)【京都】3'田中マルクス闘莉王
 
開始直後の失点は、闘莉王がゴール見ないで合わせたボールだったので不運でもあった。
準備してきたプランが変わってしまい、難しくなってしまったようだ。
それでも選手たちは2点取るために全力を尽くしてくれた。
結果は残念で、勝利こそだったが、選手たちの姿勢は讃えたい。
 
キャプテンの岩尾はインタビューで「ロッカーでチャントを歌う選手がいる」と言っていたそうだ。
あまりそういう話を聞くことは他のチームでは聞かない。
他のチームではないとは思わないけど、そういうことを公に言ってくれることは素敵なことだ。
ヴォルティスの歴史上で今は一番一体感の高い状態にある気がする。
今までも昇格したいという願いは選手、フロント、サポーターの中で強くあったと思う。
でも互いの願いが共有されて同じ方向で向かう感じは過去最強のように最近思うようになった。
何のために昇格したいという部分で違うという感じが最近は薄れている。
リカルド・ロドリゲス監督が意図的にそこまで施してくれたとは思わないが、そういう方向に結果として導いてくれたのだろう。
徳島ヴォルティスは変わった。
それは徳島の人たちはいわれるまでもなく既に実感していると思う。
だから最後まで戦い切りたい。そういう想いが伝わってくる。
 
選手たちは諦めていない。
選手たちはサポーターと自分たちは一つだと思っている。
火曜日に試合は来ます。
3点縮めるチャンスでもあります。
ポジティブにもう一度走り出しましょう。
抜き切る機会はまだあります。
それは一緒に戦っている現場の人は言われるまでもなく感じていると思います。
目の前で岩尾憲が体現しているのを見ているのですから。

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2018年10月 8日 (月)

ヴォルティス、間口が嵌ってしまって敗戦。引き摺らないことが大事。

2018J2リーグ 第36節
試合会場:鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 4,897人
徳島ヴォルティス  0 - 3 ツエーゲン金沢
得点)【金沢】45+4'杉浦 恭平、86'金子 昌広、90+3'庄司 朋乃也
 
ヴァンフォーレ甲府との試合が延期になり、スケジュールがタイトになった。
今年は気象条件でスケジュールが影響を受けることがリーグ全体で多く、観戦、遠征に影響も大きくて大変です。
こんなシーズンは初めてのように思います。
終盤に至っても未消化試合があって、選手も監督も本当に大変でしょう。
 
ツエーゲン金沢は本当によく走るチームでした。
そしてサボらないチームだなと感じました。
サボってるとすごい怒られるんだろうなというのが伝わってきました。
バリエーションのある戦い方ができるチームではまだないんだろうなと思いました。
相手を嵌めるサッカーをできるチームではまだないような。
が、この日のヴォルティスはそこにスッポリ嵌まってしまった気がします。
策に嵌ったというより、準備してきたプラン通りに入ったら、相手の準備にピッタリと間口が合っちゃたような。
あまりにも見事に嵌まってしまったので、切り崩す糸口がどこにも見つからなかった感じでした。
そんなうちに失点してどんどん難しくなっていった気がします。
 
ただ、ミスが目立つ試合ではなかったと思います。
ただし、前半終了間際に失点する癖がつかないようにして欲しいです。
自分たちに嫌な時間帯のイメージを植え付けないように。
自分たちが下降線に入ったとか思わないように。
決してそんな状態にはないと思います。
 
昨季もそうですけど、全部勝たないといけないと植え付け過ぎないように。
正直、厳しい状況にありますが、ポジティブに。
前向きな気持ちで、残り全部勝てばいいのだと考えて。
前線の攻撃陣はJ2でダントツなのは事実です。
この日だってバラルのヘッドは素晴らしかった。
決まる日もあれば決まらない日もあります。
今それでいいわけではないですが、次は決まると信じましょう。
ここまで追い上げてきた過程と力を信じましょう。
ここまで来たら次勝つことを考えるだけです。

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2018年10月 7日 (日)

Bリーグが開幕。千葉ジェッツ、ド派手な演出も2連敗スタート。

2018-2019Bリーグ 第1節 
10月4日(木) 船橋アリーナ 5,067人
千葉ジェッツ 72 - 81 川崎ブレイブサンダース
10月6日(土) 船橋アリーナ 4,941人
千葉ジェッツ 66 - 68 川崎ブレイブサンダース
 
3年目のBリーグが開幕した。
昨季、チャンピオンシップ決勝で完敗した千葉ジェッツふなばしにはさらなる上昇を目指すシーズンになる。
新戦力を加えたチームは開幕まで厳しい練習で準備してきた。
しかし、アーリーカップ、その後参加した海外大会と結果、内容とも残せず不安も感じさせていた。
戦力的には個人間の差は埋まっているはずの戦力だったが、家庭の事情で合流の遅れたギャビン・エドワーズの状態が不安視された。
また、好調ではあったが日本代表に加わっていた富樫勇樹との連携も気になるところだった。
そんな中、開幕はやってきた。
新京成電鉄は毎年恒例のジェッツ仕様のラッピングトレイン「ジェッツトレイン」を運行させてくれた。
早速乗ることができた。かっこよかった。
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開幕節初戦の千葉ジェッツふなばし対川崎ブレイブサンダース戦は10月4日(木)の平日に他と先行して開催された。
特別な試合のカードとして、大河チェアマン曰く、観客動員数、SNSフォロワー数などで1位を取っている千葉ジェッツふなばしを選んだそうだ。
 
とにかくいろんなことが開幕戦前からてんこもりだった。
 
この開幕戦に向けて千葉ジェッツふなばしは、主要パートナーでもある「XFLAG」とのコラボで総力エンタメ戦体制を敷いてきた。
スマホアプリ「モンスターストライク」やアニメ、イベントなどで有名である「XFLAG」は最近JリーグのFC東京ともパートナーシップを結んでスポーツ領域への進出を広げている。
昨季も3月のサンロッカーズ渋谷戦で「XFLAG DAY」でド派手な演出を披露してくれたが、それ以上の演出で盛り上げてくれる期待を周囲に与えてくれていた。
 
しかし、上手くいくことばかりでもなかった。
ジェッツは船橋アリーナの2階で営業していたフードコーナーを刷新することを発表していた。
そしてこれまで事実上黙認だった飲食物の原則持ち込み禁止のルールを新シーズンのマニフェストに明確に記述して公表した。
しかし、食物アレルギー・食事制限等の例外事由等の記載がなく、全面禁止と理解されてしまったことでファンの不満を呼び込んでしまった。
すると翌日には説明不足であったこと、現実的には不可能と判断したことにより撤廃を通知した。
これである程度解決するかと思われた食問題であったが、後述する通り、きっかけになったフードコートは開幕戦で問題を起こしてしまう。
 
ちょっとザワザワした感じで開幕戦の日を迎えたが、私は仕事を午後半休にして開幕戦をアタマから楽しむことにした。
毎シーズン作成している応援ボードも1週間前に完成させた。出来栄えには満足している。
準備は万端だった。
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船橋アリーナは、平日16時の開門時にも拘わらず大勢の人が並んでいた。
並んでいるとXFLAG特製の富樫お面が配られた。
そしてSTARJETSがCA風の新コスチュームでお出迎え。
2期のコスチュームを少し彷彿させてくれる素敵なデザインだった。
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早速フードコートに行ってみる。既に行列ができていた。
今まではいろいろな業者さんが出店していたが、今季はジェッツフードコート一本に集約されていた。
他には飲食店はなくなり、既存のドリンクの自動販売機があるだけになった。
レジ前に並び、オーダー、支払い、商品を受け取る形式で、マクドナルドと同じ形式である。
そしてスーベニア付きのメニューもあった。
丼もの、カレー、ハンバーガー、スナック、アイス、ドリンクと種類は多く、内容も刷新されていた。
味はそこまで期待はしていなかったが、体験の意味もあって値段が高いものも買ってみることにした。
選手プロデュースらしい船橋うま飯(スーベニア付1400円)とFUNABASHIコーヒー(スーベニア付770円)。
6日はフジヤマドラゴンカレー(680円)を買ってみた。
うま飯はかき揚げ丼であった。正直言って冷めていてイマイチだった。
これはバックヤードの保温設備が不十分であることが理由だと思う。
バックヤードを覗いてみたらそう思える光景があったからだ。
コーヒーはくせがなく美味しかった。
カレーももっと温かいと美味しくなっただろう。
だが、初日の問題は味以前にフードコートの待ち行列が想定を遥かに超えて伸びたことだった。
最大で1時間以上待たされる行列が試合開始間近になっても続き、最後尾はバックスタンド後ろまで伸びた。
試合開始に間に合わない。ハーフタイムに並んだらゲストのパフォーマンスはもちろん、3Qも見れなかった観客が続出した。
その結果、クレームがSNSや現場で沸騰してしまった。
原因は、フード類もドリンク類もレジが同じになったことで行列が一本化して、ドリンクだけ買う人も待たされることになったこと。
レジでのオーダーや受け渡しの効率が悪かったこと。
夕食時だったことなど条件が重なったことだと思う。
加えて、前日のマニフェストでの飲食持ち込み禁止騒動もあって、印象が悪く不満はさらに大きくなった。
私も購入時に観察して気付いたことを島田社長に直接伝えておいたが、列はその後長くなり問題化した。
フロントは謝罪し早速改善策に着手。6日(土)には行列は最大で30分くらい迄改善されたが、次は味(冷たさ)など課題はまだまだ多そうだ。
鳴り物入りでアピールされていたフードコートだっただけに残念な出来事だった。
但し、ファンの意見を訊いて、すぐに改善を短時間で施してくるのはさすがだった。
それは運営、ファン、現場(フードエリア)でPDCAを回して改善されていくようでもあった。
まさかそれをするためにあのレベルでスタートしたわけではないと思うが...ですよね?
だからファンも遠慮なくアイデアやダメだしを繰り返した方がいい。
但し、実現できるアイデアや改善してほしいと本当に思ってのダメ出しでないとね。
それであるなら貴重な経験がファン以上に大人として体験できるかもしれない。
ちょっと良く捉えすぎだね。
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先にエンタメの感想。
昨季出演した落ち武者ダンサーズや、トランポリンを使用したアクロバティックダンクチーム、マスコットなど、とにかくてんこ盛りというか、スキマなく何かあった。
千葉ジェッツふなばしの事業部長になった元選手のイートンこと伊藤俊亮氏がいろんなコスプレをして何度も登場したりもした。
彼は忙しすぎて腰痛になったらしい。
XFLAGプロデュースで公開間近の映画の告知もあり、トドメとしてその映画の主題歌を歌っているきゃりーぱみゅぱみゅがパフォーマンスした。
悪く言えば千葉ジェッツふなばしの試合なのか?XFLAGのイベントの一部として試合があるのか?わからないくらいだった。
だから、私の知っている元柏レイソルの選手だった人が一言いいたげなツイートをしたのかもしれない。
が、ここまでド派手なのは今節くらいだろうから、いいだろうとは思う。
通路にいろいろ置かれていたポップが通行の邪魔であったのは正直に言っておく。
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やっと試合の感想に入れる。
ポイントは外国籍選手の起用に関わるオンザコートの新ルールにあったと思う。
簡単に言えば昨季は外国籍選手のオンザコート人数が2人とか1人とかをクオーターごとに決めて試合に挑んでいた。
2-1-2-1とかだ。
今季は簡単に言えばどのクオーターも外国籍選手は2人可能なった。
帰化選手の起用制限はなくなった。
パッと見、外国籍選手が長く多く起用できるなら、いい外国籍選手、帰化選手が多くいれば有利に見えるだろうが、実際はそうではなかったのだ。
少なくとも千葉ジェッツふなばしにとっては、この2試合はそれを活かせなかった。
もっといえば大野HCは采配で活かせなかった。そこは後述する。
それに加え、ジェッツが昨季、一昨季と追求し表現してきた走るバスケは研究されていた。
2試合通じて昨季ファンを沸かせた速攻、トランジションバスケは6日のゲーム2の2Q5分まで以外は鳴りを潜めた。
速攻を始めようとするスキすら消されていた。
逆に言うと、ゲーム2前半はやらせてもらえていたのだろう。
セットオフェンスになると思うようにならず、我慢を強いられ、後半になると我慢しきれず崩壊してしまった。
プレシーズンでも嫌な予感はしていたが、開幕戦でも現実になった。
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4日のゲーム1はダンカン、エドワーズ、富樫、小野、田口でスタートした。
ショットを先に打ちに行ったのはジェッツだったが、何本打っても外し、とうとう辻選手に3Pを先に決められてしまう。
そこから川崎にランを許し、追いかける展開になった。
1Q後半から追い上げ、2Qは逆転に成功する。
そこまではよかった。
だが3Qになると流れは一変。28失点と守備が崩壊。
富樫の活躍もあってどうにか川崎に食いついていたが、富樫がベンチにいた4Q前半に突き放され勝負は決まった。
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6日のゲーム2ではスタメンをパーカー、エドワーズ、富樫、小野、石井と2人変えてきた。
初戦で1Qいきなり相手にランを許した反省もあって、気合が違っていた。
前半は2Q5分過ぎ(オフィシャルタイムアウトまで)までに21点差と付ける勢いを見せた。
しかしオフィシャルタイムアウト後から展開は一変した。一昨日と同じだった。
長谷川選手に連続で3Pを許し続け、一気に10点差にされた。
思えばリードしていても川崎のHC、北さんの想定内に収まっていたのだろう。
ハーフタイム明け3Q5分過ぎには追いつかれていたのもそう感じさせる。
その後は前半の勢いは失せてショットが入らなってオフェンスが停滞し、また我慢を強いられる展開なった。
ギャビン・エドワーズがファウルを2つ取られ、一気にファウル4になりベンチに下がった。
これも痛かった。もっと痛かったのはそのままになったことだが(後述)。
川崎もファウルトラブル下にはあったが、川崎はそれでもチーム全体が自信を持ってプレーしていたのに対し、ジェッツは余裕がなかった。
ショット決定率が低いまま、流れを掴めず、時間を追うごとにチームとしての機能は下がった。
4Qは富樫かダンカンしかショットを打たなくなった。
こうなると相手も守りやすい。
さらに相手は自信を深める。
ダンカンのバスケットカウント、スローインのバイオレーション等、最終盤で流れを変えかねないシーンが川崎には起きたが、川崎は揺るがなかった。
逆にそれを活かせなかったジェッツ。
2試合連続で同じような逆転負けを喫した。
2試合目は善戦に見えたかもしれないが、実態は完敗だった。
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土壇場で辻選手が小野龍猛を振り切って3Pを決めたシーンはこの試合の象徴だったと思う。
この日の小野龍猛は3PTSしか上げられずショット成功率は9.1%だった。
ターンオーバーもあり、ハドルを主体的に組む余裕も試合が進むにつれ小さくなっていった。
苦しい場面ではハドルを組むとインタビューで言っていた彼がだ。
キャプテンとしての立場も加味すれば、敗戦に対する彼の責任は小さくない。
2試合とも崩れかける試合を富樫勇樹は個人技でギリギリで支えてくれていた。
4日のゲーム1はチームハイ18点だったが、こういうときは昨季もそうだがジェッツがチームとして機能していない時の症状で、この日もそうだった。
ゲーム2も彼が支えていた。それが結局最後のオフェンスでの3Pトライに繋がる。
親も観ていたからではないだろうが、あの場面なら自分で決めにいくだろうと思っていた。
失敗はしたが敗因は彼にはない。彼はエースとしての選択をしただけだ。
そういうトライをさせる試合展開にしてしまったことの方が大きい。
フリーの選手はいただろうし、2Pでオーバータイムを狙う選択肢はより現実的だっただろう。
だが、それでは富樫勇樹たりえないだろうと私は思う。
 
最大の敗因は大野HCにあったと思う。
その言い方がきつければ、川崎の北HCとのHCとしての懐というか引き出し、経験の差を埋めるアイデアと勇気を出せなかった大野さんの責任だ。
個人的にはこの2試合のキーポイントになったのはハーフタイムの時間帯だったと思う。
2試合とも2Qはジエッツのリードで終えている。
しかし、3Qからは川崎に試合を持っていかれている。
前半は劣勢に立ちながらも冷静にジェッツを観察していた北HCはきちんと修正策をチームに授けてきた。
ゲーム2は2Qのオフィシャルタイムアウトの短時間に施して流れを変えた。
チームもそれをしっかり表現した。
大野さんは対応できなかった。2試合ともだ。
2試合ともそのまんまコートに送り出し続けて、変わってしまった流れを戻せなかった。
2試合とも途中でモンストした、じゃないエンストしたチームを復旧させられなかった。
そういうふうにしか見えなかった。申し訳ないが。
オンザコートのルール変更も大野さんは上手く活用できていない。少なくとも北さんとは雲泥の差があった。
新しいオンザコートのルールはどのチームのHCにも難しいと思うが、北さんには経験という答えを導き出す下地があった。
HC3年目の大野さんにはそれはない。
それは仕方ない。ならば勇気を持って、失敗してもというくらいの何かをしてほしかった。
全てオン2になり、条件がイーブンになったら、ずっと同じテンポにままになってしまった。
勝負処を嗅ぎ分けてギアを上げることが最後までできなかった。
ゲーム2では上記ファウルトラブルで下がったギャビン・エドワーズを最後までベンチに座らせたまま終えてしまった。
交代もアキ・チェンバースと石井の間だけだ。
最後の1分でもコートに出しても良かった。リードしていた場面で龍猛と変えてもよかった。
ダンカンは活躍していたが、川崎の外国人選手との競り合いでは少なからず押されていた。
その中でもスコアを残したのはさすがだが、決定的なストロンポイント、相手への脅威にはなっていなかった。
特にディフェンスでは。
エドワーズは必要だったと思う。
ゲーム1もそうだった。
開始1分でエドワーズを下げた采配もよくわからない。怪我などならともかく。
ダンカンも決していい出来ではなかった。
だからトレイ・マッキニー・ジョーンズをゲーム2で起用しても良かった。
そういう冒険性というか勇気も欲しかった。
勝負師じゃなかった。
また大宮、原が2試合でプレータイムを得られていない、藤永は15秒もない。
西村ももっと活用しても欲しかった。
この日は調子が良かったように見えたし、経験力も活かせたように思える。
どうしたらいいのか迷ったのだろう。それが出ていたのだと思う。
オンザコートのルールが変わったことで、ルールによりQごとで外国籍選手の数でアドバンテージができる状況はほぼなくなった。
外国籍選手のアドバンテージが減るなら、今度は日本人選手でアドバンテージを作らないといけなくなる。
日本人選手を上手く使わないといけなくなったのだ。
この2試合で川崎は、篠山、辻、藤井、長谷川、と日本人選手が試合を牽引し、全員が出場した。
それに対し、ジェッツはどうだったか?
上記の通りだ。豊富な選手層を全く活用できなかった。
これでは罵声は間違いだが、苦言レベルでなら敗因を責められても間違いではない。
ゲーム1でも終盤、スクリーンに映し出された大野HCの表情は迷いが明らかに感じられた。
試合後のインタビューでもそれを匂わせる発言もしている。
ゲーム2のスタメンを全員昨季のメンバーで揃えてきたときも、自信が揺らいでるなと私は感じた。
 
いくら言ってもたらればなので、仕方ないし、私の個人的な感想でしかない。
そうなのだが、采配への不満については、試合後いろんな人に訊いたが、皆言っていた。
的外れではないと確信している。
ジェッツは多くのファンが試合を観に来て、たくさんのパートナーにも支援されている。
責任の重みは多いほどに違う。
インタビューからでも十分意識しているのは感じる。
むしろ押しつぶされそうなくらい。それでも困るが。
だから大野さんには敗因を感じ、もっと強くなって貰いたい。
 
まだ開幕2試合であり、今後チームは改善、成長するであろう。
もうダメだとは全く思っていないが、今こういっておかないとこのままズルズルいってからでは遅いから言っておきたいのだ。
それくらい良くなかった。それだけだ。
ただ、今季は楽観視したら降格だってあり得ると思うよ。
そのくらいの危機感は必要な現状だと思う。
次もホームゲームです。
切り替えて勝たせる応援をしましょう。
一つ勝てば余裕も生まれ、選手もポジティブになります。
だから、まずは一勝目を掴みましょう。

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