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2018年11月12日 (月)

ファイティング!千葉ジェッツ。連敗から得た自信。

2018-2019Bリーグ 第8節
11月07日(水) ブレックスアリーナ宇都宮 3,917人
栃木ブレックス 73 - 61 千葉ジェッツ
2018-2019Bリーグ 第9節
11月10日(土) 船橋アリーナ 4,648人
千葉ジェッツ 84 - 86 琉球ゴールデンキングス
11月11日(日) 船橋アリーナ 5,423人
千葉ジェッツ 84 - 66 琉球ゴールデンキングス
 
ここまで10連勝を続けてきた千葉ジェッツ。
だが、言っては何だが本当の強敵からの勝利をしたわけではなく、日程と対戦相手に恵まれていた10連勝と言えなくもない。
ここまでの対戦相手にはたいへん失礼だと思うが、私の中では想定内の10連勝だった。
今週の3試合こそ、その10連勝がホンモノかどうかを評価できる連戦になるのは間違いなかった。
但し、今の時点で10連勝の試合内容を鑑みて全勝できるとは全く思っていなかった。
むしろ、3連敗することも想定していた。
今どのくらい力の差があるのか測り、足りないものを実感するための試合になればと思っていた。
 
7日(水)のブレックスの試合は4Q残り3分で一時逆転はしたものの終始ブレックスペースだったように思う。
勝負処で鵤選手や遠藤選手に決められるなど、日本人選手が活躍したブレックスに対し、ジェッツは日本人選手が奮わなかった。
やはりディフェンスの強度が今までの対戦相手とはレベルが違った。
どのQでも実質的に上回られていて、納得と言っては何だが、そういう敗戦だった。
但し、今現在のジェッツの位置を知るには必要な敗戦だと思っている。
それに1試合だけで終わったことはリーグの進め方の上でもラッキーで、実はここでも日程に恵まれていたと思う。
この敗戦を週末にどう活かすかが重要だった。
 
週末、琉球ゴールデンキングスを迎えることになった。
7節でアウェイにもかかわらずアルバルク東京に連勝しており、アルバルクのルカHCに「今、Bリーグ最強」と言わしめたチームである。
だが、水曜日には昇格組のライジングゼファー福岡にホームで敗れた。
それでも琉球ゴールデンキングスの今季に賭ける本気度は相当高い。
Bリーグが始まって以降、タイトルから遠ざかっているキングスは補強も実力派を毎年加入させて勝てるチームに変わろうとし続けている。
それはbjリーグで最強を誇り、カルチャーのレベルまで昇華したように思えたかつてのキングスの血を入れ替えているようにも私には見えた。
それぐらいキングスは今季リーグタイトルに執念を賭けて本気度を上げているように見えた。
昨季までのキングスとは違う。
 
ゲーム1。
1Q途中までは富樫やダンカンの3Pでリードを広げるも、そこから石崎選手、エアーズ選手の3Pで追い上げられて点差を詰められて終わった。
キングスのハードなディフェンスにジェッツは主武器のトランジションバスケを封じられ、オフェンスの形に苦しむことになった。今現在ジェッツに一番効く毒だ。
だからオフェンスに運動量と集中力を使わされたことで、ディフェンスに集中力が回らなくなり、次第に穴が開くようになったんだと思う。
2Q中盤で岸本選手に3連続で3Pを決められるなど、ディフェンスが乱れて琉球に勢いを与えてしまった。
3Q前半は競り合っていたが、岸本選手、遠藤選手育成に3Pを決められ突き放された。
痛かったのは3Q最後に決められた石崎選手の3Pで点差を2桁に広げられた。
直前に24秒バイオレーションを喫した直後であったことも効いた。
終始集中を落とさず、アーリーバックとタイトなチェックとマークを絶やさない琉球のディフェンスは凄かった。
さすがにルカが今最強といっただけのことはあった。
ジェッツは攻め手に詰まり、つまらないミスや強引な選択でターンオーバーを積み上げてさらに自滅してしまった。
インサイドで無理をしては奪われ、それならとアウトサイドから打っては外すという敗戦パターンに嵌った。
この試合はキングスが勝つべくして勝つ試合になった。
だが、4Q終盤になって今まで壁に跳ね返されてきたインサイドオフェンスでスコアが上がりだした。
残り2分を切って、キングスに油断が出来たのかはわからないが、ジェッツに勢いを与えて終わらせてしまった。
それが翌日の試合を左右するとは、2点差まで詰めながら実質完敗だったことでアタマに来ていた自分にも想像がつかなかった。
 
ゲーム2。
昨日のゲームを観て、ブレックス、キングスと連敗したジェッツに、結局強いところには勝てないのかと失望を感じた人は少なくなかったと思う。
私も多少はそう思ったが、現時点では想像できた力の差だった。
ただ、昨日の負け方は情けなかった。
10連勝の価値を貶めてしまったと思う。
但し、ここからが本当の強さを身に付けてファンに示していくラウンドに入る。
もっともそれはこのゲーム2を勝つか負けるかで大きく左右する。
この試合に懸かっているものは選手や、フロント、ファンが思っていた以上に重かった。
昨日のゲームで西村文男が負傷した。そしてこの試合を欠場することになった。
負傷者はまた増えた。だが、そんなことはこのゲームの落として許される要素にはなりえない。
闘う姿を示さないといけない。
しかし、正直に言えば西村欠場は吉と働くのではという予感もあった。
藤永の出番が増えるだろうからだ。
彼のファイティングスピリッツは今のチームに必要だ。
西村にも当然それはあるが、藤永のそれはよりダイレクトにファンに伝わる特長を持っている。
会場の空気を変えてくれる力を持っている。
それが発動するのではという予感を感じた。
申し訳ないが、西村欠場で逆に光が差すかもと楽観的に私は感じて、危機感は弱まった。
そして、それは現実になった。
この試合は昨日とは違い、ジェッツがより集中したディフェンスを発揮して試合を序盤からリードした。
1Q終盤には点差を詰められたが、2Qにはダンカンの3Pで始まり、期待通りにハードなディフェンスで試合を引き寄せてくれた藤永の3Pも飛び出した。
藤永は昨日もディフェンスで魅せてくれていて、プレータイムが増えたこの日はさらに躍動していた。
琉球もスコット選手が決めてくるがオフィシャルタイムアウト明けから再びジェッツペースになった。
アキ・チェンバースの3Pに続き、パーカーのスティールからの再びの3Pで突き放す。
前半最後に田代選手に3Pを決められ、琉球にいい終わらせ方をしたのは悔いが残るが、昨日とは雲泥の差の出来だった。
3Qスタート直後に連続得点を許し5点差にまで詰めさせたが、タイムアウト明けから再び突き放す。
チェンバースの3P直後の石井講祐がブラウン選手から奪った、この日自身3本目のスティールは見事で、琉球の流れを止めた。
古川選手のショットに対するアキ・チェンバースのブロックショットも大きかった。
4Qになってもジェッツのディフェンスは終始集中していて素晴らしかった。
石井は4本目のスティールを奪い、パーカーが決めた圧巻のブロックショットは会場をどよめかせた。
とにかくディフェンスは文句のつけようがなかった。24秒バイオレーションも3、4本奪ったと思う。
それにひっぱられる形でインサイドへの積極的なオフェンスも誘発されていたように思う。
昨日と同じ84点だったが、中味は全く違った。
ファイトする姿勢が貫かれた素晴らしい試合だった。
DAZNでもう一回全部見直したい試合だった。
 
この試合に勝ったことは非常に大きい。
ジェッツはやるべきことをやれば、優勝候補クラスに何ら劣っていないという証明を選手たち自身に確信させることができたと思う。
2連敗はしたが、その分おつりがくるくらいの価値のある一勝を最後に得たと思う。
ここから再び走り出せる。より力強く。
こういうジェッツをファンは観たいのだ。
ファイトするジェッツを観たいのだ。
こういうジェッツの試合のチケットにお金を使いたいのだ。
この日今季最多の観客動員があったが、志尊淳くん効果もあっただろうが、次は志尊くんが来なくても観に来ようと思った人も絶対いると思う。
ここからまた始まるのだ。
連敗は決して休止ではない。
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