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2018年12月31日 (月)

千葉ジェッツ、2018年ラストは接戦を制す。成長して来年へ。

2018-2019Bリーグ 第16節
12月27日(木) 北海きたえーる 3,508人
レバンガ北海道 76 - 83 千葉ジェッツ
2018-2019Bリーグ 第17節
12月29日(土) 船橋アリーナ 5,566人
千葉ジェッツ 98 - 46 京都ハンナリーズ 
12月29日(土) 船橋アリーナ 5,551人
千葉ジェッツ 87 - 84 京都ハンナリーズ 
 
まず秋田戦でのパーカーの件はリーグの判断が下った。
いろいろと声はあるだろうが、これが正式な判断であるということだ。
この件はこれで終わりである。
 
今週で2018年の試合が終わる。
ジェッツにとって年最後の試合というのはターニングポイントになることが過去多かった。
3年前だったか?川崎に延長で勝利した試合は今のジェッツにつながる最初の試合と勝利だった。
ジェッツにとってはこの3試合はしっかり勝っておきたい試合だ。
 
ウィークデーの木曜日はアウェイ北海道でのレバンガ戦だった。
レバンガはバイロン・ミュレンズ選手が加入して強みが加わり、今までのレバンガではなくなった。
センターの選手が増えたことでジェッツに対してのストロングポイントが増えた。
また、トラソリーニを外してくると思っていなかっただろうジェッツの裏を掻いた可能性も高い。
1Qは互角に近かったが、2Qになるとミュレンズ選手がインサイドだけでなくアウトからも決めてきた。
前半でリードをジェッツに許すと後半は選手層の差が効いてくる。
前半にスパートを掛けてリードを奪ったことはレバンガに勝利を近づけたと思う。
但し、両外国人以外のプレータイムが長すぎて次第にパフォーマンスが減速していった。
それでも対ジェッツ戦の連敗を止めたい思いが彼らからは凄く感じた。
それが身体を動かしてもいたのだろう。
3Qにジェッツが追いつくと激しく追いすがったが、もう一握りがなく、ジェッツが逃げ切った。
ジェッツは接戦になったが慌てている様子はなかった。
パーカーの件での動揺もなくジェッツの強さをあらためて感じる試合だった。
そしてこの試合で感じたジェッツの強みは日曜にも活かされる。
 
週末2018年最後の2連戦は久しぶりの船橋アリーナでの京都ハンナリーズ戦であった。
京都は西地区で2位を争っている。
B1でもずっと上位の力を持っている強敵である。
この年末の時期にアウェイゲームというのは場所によっては旅費も高いし、宿も空きを探すのが大変だったりする。
そんな中で多くの京都ファンと共に船橋に乗り込んできた。
 
ゲーム1。
ジェッツのやりたいことがやりたいだけできた試合だった。
富樫勇樹は7本も3Pを決め、トレイ・ジョーンズはインサイドをすり抜けまくった。
全員得点でもあった。
この試合についてジェッツには何も言うべきことはない。
木曜から一日しか空いていないハードスケジュールの中で素晴らしい試合内容だった。
但し、あまり言うべき立場ではないと思うが京都ハンナリーズには少々がっかりさせられた。
ジェッツのストロングポイントを攻守共にまともに受けてしまった。
自分たちの良さをまったく出せないまま、ハーフタイムを経ても立て直せず3Qで試合をギブアップすることになった。
もっとやれるはずなのにノーアイデアで試合を挑んでしまったように見えたくらいだった。
これでは観に来てくれた京都からのファンに失礼すぎだし、こちらもワクワクしない。
こんなに点差が付いてしまってはトップカテゴリーの試合とは言えない。
もっとできるはずと京都に対して思う方がジェッツへの感想を超えた試合だった。
 
ゲーム2。
京都はマブンガ選手からモリス選手に変えてきた。
それでも1Qは昨日と同じを連想させるようなジェッツの流れとなった。
2Qスターターに藤永を起用してきた。
大野さんがちょっと色気というか、試しをしたんだろうかと思った。
そこで流れが逆転まではいかないが、止まったことで京都に意気を与えたかなと思う。
但し、そこで勢いを変えたのはあくまで京都側の気持ちだったと思う。
オフィシャルタイムアウト明けから京都はスコアが入り、ジェッツのショットが外れ続けて逆転に成功して折り返した。
そこからは京都は本来の実力を発揮してジェッツの追い上げに張り合いつづけた。
昨年までのジェッツだったらこういう展開では悪い流れに負けていたと思うが、今は誰かが救世主になってくれる。
そういう層が今はある。この日は田口成浩だった。
これ以上放されたくないという場面で3Pを決め続けて試合のテンションを保ち、京都にプレッシャーを与え続けた。
京都は追い上げられるプレッシャーとも戦っていたと思う。
勝敗を分けたものはほんの小さなモノでこの場面のこのプレー、このファウルというものではなかったと思う。
京都が勝っていても全くおかしくなかったが、勝ち負けに対して冷静さを保てていたのはジェッツだったと思う。
大野HCが試合後のインタビューでハーフタイムの指示だったかにギャンブルをしないことを伝えたと言っていた。
最後の最後になってもリードされ、ラスト1分強で晴山選手の3Pが決まっても冷静さを保てたことが効いたと思う。
富樫勇樹が残り4秒で3点差に広げて、残り時間をどう戦うかも上手くできたように思う。
京都も昨日は外国人選手と伊藤選手だけでやっている感じがあったが、この日の京都は全員気合が入っていて見応えあった。
 
毎年追い込まれて迎えてターニングポイントになっていることが多かった年末のジェッツだが、今季はいい状態で終えられた。
それはジェッツの成長を証明するものであり、年明けの天皇杯もこれまで以上に大変だろうが三連覇も射程に十分あると確信した。
応援時の音楽もこの試合から段階的に減らしていく試みを始めている。
少しづつジェッツも次のレベルへと進もうとしている。
来年はシーズン最後にいろいろと結実できるように頑張って応援していく。
 
今年最後の記事になりますが、ご覧になっていただいた皆様、良いお年を。
来年もよろしくお願いします。
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2018年12月24日 (月)

千葉ジェッツ、勝負処をきめて連勝も..。

2018-2019Bリーグ 第15節
12月22日(土) CNAアリーナ★あきた 4,104人
秋田ノーザンハピネッツ 86 - 89 千葉ジェッツ
12月23日(日) CNAアリーナ★あきた 4,630人
秋田ノーザンハピネッツ 65 - 85 千葉ジェッツ
 
まず谷口選手の負傷が大きなことでないことを祈ります。
脳震盪であったなら程度によってとても危険なので、無事であってほしいと思います。
そこに関わったプレーについては、リーグが調査するのであれば公正に判断していただき、処分は真摯に受け止めるべきだと思います。
ジェッツに対しては求めたいのは、まず当事者にしっかりとヒアリングしていただきたい。
但し、接触のあるスポーツである以上、こういったトラブルは起きうるので、事実を正しく把握して、それに沿った立場に立ってもらいたい。
そしてまず最初に谷口選手へのお見舞い等のケアをしていただきたい。
公式サイトで謝罪するにしても、まずそれが先であり、SNS上で謝罪することよりも重要でもある。
レフェリーもその場にいたのであるから、レフェリーもリーグに報告するはずである。
まずリーグの判断を待ちたい。
そのために秋田ノーザンハピネッツから意見書を出していただきたい。
谷口選手の状況によって調査依頼書にまとめる作業に時間を要する可能性もあるので、時間は掛かるかもしれないが。
 
エドワーズの肘はわざと顔を狙ったものではないと思う。パーカーの行為はヒートしていたとは思うがやってはいけない。
人間性を問うとまではしたくないが、しっかりと振り返ってもらいたい。
 
この件で千葉ジェッツに対する見方が悪くなった方も、さらに悪くなったという方もいるだろう。
それは仕方ない。
サッカーの世界でもこういう行為でファンの感情が荒れることはしばし起きて互いの嫌悪が増すことはよくある。
私にとってもっとも記憶に残るのはフクアリでの一件だろう。
こういうことはその都度受け止めながら、こういう競技の世界で生きていくしかない。
全員に好かれて強者になることは難しい。
  
秋田との試合は過去、そして現在ジェッツに加入した選手たちの顔ぶれからも特別なものになるであろうとは思っていた。
そして、それ以前に秋田のアウェイ戦は難しい試合であることは当然だろうと思っていた。
印象に残っている秋田戦は、一昨年シーズンの千葉ポートアリーナでのウィークデーでの試合だ。
試合開始から猛然とディフェンスを仕掛けてくる秋田は強烈な印象を与えた。
 
ゲーム1。
新外国人選手のデビュー戦にもなった秋田だが、迫力はすさまじかった。
ジェッツはその勢いをまともに受け止めてしまい、真っ向勝負のようになった。
秋田の土俵だったのだろう。
ここ数試合では見られないようなミスの量だった。
それでも最後に勝負処を掴んでしまうのはさすがというしかない。
あれでも勝つんだなと思った。
小野寺選手が負傷しながら手にしたFTだったが、そこでFTを交代した成田選手が2本落としたところがキーになってしまったのは秋田には不運だった。
 
ゲーム2。
生放送は途中からしか見ていなかったのだが、その前に試合を左右することが起きていて、それがまた負傷によることになっていたのが残念であった。
そこから流れが変わったように思うのでこの試合は語る意味がない。
勝っても負けても不要な感情を抱かない試合を観たいものだ。

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2018年12月18日 (火)

千葉ジェッツ、負けることでさらなる上の強さへ。

2018-2019Bリーグ 第14節
12月15日(土) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,519人
アルバルク東京 76 - 72 千葉ジェッツ
12月16日(日) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,541人
アルバルク東京 71 - 76 千葉ジェッツ
 
アルバルク東京が千葉ジェッツにとって特別な存在であることはみんな知っている。
島田社長がパートナーさんへの口説き文句にトヨタの名前を出して口説いたことは有名な話だ。
昨季のチャンピオンシップの決勝で敗れたことはみんなの記憶にまだ強く残っている。
私個人もNBL初年度のときのトヨタアルバルクとのアウェイゲームのことは忘れていない。
蔵王のホワイトキューブでの試合。
完膚なきまで叩きのめされて、弱くて笑われているようにも感じたあの試合。
私のジェッツブースターとしての時間はあそこから始まっているかもしれないとも思う。
 
今季のアルバルクはここまで少し難しい時間を過ごしている。
だが、アルバルクは勝ち切る巧さ、重要な試合でモノを言うノウハウを持っている。
千葉ジェッツは昨季まではそのノウハウにおいてアルバルクには正直劣っていた。
それが昨季のチャンピオンシップ決勝での結果に大きく影響していたと確信している。
その差はそんな簡単には埋まらないが、そんなことばかり言っていられない。
差を埋めなくちゃいけない。
埋めるためには、そのノウハウを持っているチームとの試合をして学ぶことが一番いい。
そのノウハウを持っているチームは今のBリーグには少ない。
だから学べる機会は今のBリーグでは貴重だ。
今回のアルバルクとの2連戦はジェッツにとってとても貴重で重要な2試合である。
極端に言えば勝てたとしても、強くなるための何かを掴めなかったら意味は半分くらいしかない。
負けても何かノウハウを掴めたら成功ともいえると思う。
アルバルクとの試合はこういうように貴重な場でもある。
その時点での順位は関係ない。
 
ジェッツのバスケは見ていて爽快で楽しい、華やかだ。
だが、勝つときは相手を粉砕してしまうことも多い。ここ数試合はその傾向が強い。
それが悪いわけじゃない。強さとはシンプルにはそういうものだ。
だが、それでは相手に何か与えられるだろうか?
本当の強者とは相手にも何か気づきを与えられるものだと思う。
競争相手を育ててしまう強さ。
前回の記事にも書いたようにBリーグは競争がもっとハイレベルで大勢が拮抗していかないといけない。
そこに通じる。
アルバルクは対戦相手に何かを与えられるのだ。
もちろん、それを受け取る側にも受け取れるだけのある程度の器、強さが必要だ。
今のジェッツにはそれはあると思う。
だからアルバルク戦はジェッツにとって重要な意義があるのだ。
もっと強者らしい強さを身に付けるために。
 
ゲーム1は負けはしたが十分に面白く、そしてそれ以上にもったいない試合だった。
アルバルクの持っている上記のような勝つためのノウハウを強く感じた試合だった。
試合の潮目を掴むことに長けている。
この試合での潮目は後半にあったと感じている。
ジェッツが1Qリードしながら2Qに逆転を許し後半へ。
後半、ジェッツも盛り返し流れを掴みかけた。
ターンオーバーからファストブレイク。富樫勇樹がドリブルでゴールへ向かう。
シュートというところで、背後に追いつきかけたアルバルクの選手に気づいたのだろうか、そこでバックパスをした。
だが、パス先にジェッツの選手はいなかった。トレイ・ジョーンズがいると思ったのかもしれないが。
そしてターンオーバーとなりアルバルクが決める。
試合の潮目はここでアルバルクに変わった。
これだけが敗因じゃない。あくまで潮目だ。だがアルバルクは潮目を勝因にできる。
それがアルバルクの強さ、勝つために持っているノウハウなのだ。
実際、あのシーンで決めたとき会場の空気は一変した。
FTの差は大きな要因にはなったが、それでも後半突き離せる寸前まではいったのだ。
そこで潮目を掴まれてしまったジェッツには、決めるべきときに決めるという強さ、集中力が足りなかった。
しかし、この試合に負けたことは翌日の試合に勝利を呼び込む要因にもなったと思っている。
 
ゲーム2。久しぶりに現地参戦して観て来た。
試合の入りは前日同様1Qからリードして始まった。
前日盛り返された2Qは高い集中力で厳しい守備を展開してアルバルクに隙という”潮目”を見せなかった。
自分たちのスコアも止まっても焦らず、集中力を保ち守備の強度、集中度を保った。
高い集中力はアルバルクが追い上げてきてもスパートを最後まで許さなかった。
後半、点差はジワジワ縮まっていったが、決められても崩れなかった。
昨日は発揮できなかった堅実さがそこにあった。
3Pを決められた直後に原修太が3Pを決め返したシーンは象徴的だったように思う。
前日無得点だったトレイ・ジョーンズが攻守に活躍したのも前日あってのことだと思う。
そして最後まで追いつかせずに逃げ切った。
過去アルバルクに勝ったことは何度かあるが、こういう勝ち方は初めてではないだろうか?
それができたのは試合を通じて高い集中力を維持できたからで、それが必要だと痛感させてくれたのが前日のゲーム1だったのではないか?
前日負けたことで勝ち切るための必要なことを学び、また少し千葉ジェッツは強くなった。
それがゲーム2につながった。私はそう思う。
 
ジェッツはまた少し強くなったと思う。
1勝1敗だがそれ以上の収穫はあったと思う。
それでもまだ学ぶべきことはいっぱいある。
まだアルバルクと並んではいない。
ここからまた連勝を積み重ね、その中で負けて感じたこと磨いていこう。
そしてもっと強くなっていこう。
 
久しぶりのアウェイ観戦は楽しかった。
満員の駒沢。そして大勢来ていたジェッツのファン。
ホワイトキューブは3人だったんだぜ。
ジェッツは大きくなってきた。もっと大きくなろう。
声援も大きかったが、ホームでは当たり前にもっと大きくなるように。
まだまだ強くなるために伸びしろはある。
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2018年12月13日 (木)

千葉ジェッツ、絶好調。でも、もっと競争が必要。

2018-2019Bリーグ 第12節
12月08日(土) ドルフィンズアリーナ 4,025人
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 66 - 95 千葉ジェッツ
 
12月09日(日) ドルフィンズアリーナ 3,066人
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 76 - 94 千葉ジェッツ
 
2018-2019Bリーグ 第13節 6,172人
12月12日(水) 千葉ポートアリーナ
千葉ジェッツ 98 - 60 レバンガ北海道
 
 
2連覇中のオールジャパン、つまり天皇杯は準決勝への進出を決めた。
12月2日に横浜ビーコルセアーズと2次ラウンドでの対戦で120-60というB1対決とは思えぬスコアで勝利した。
ジェッツの良さ以前に相手に言いたいことができる試合であったが、無事に勝ち進めたことだけ考えたい。
何故なら、今回大会はこれまでの決勝ラウンドと違い、強敵との対戦が目白押しのドローでこれまでになく厳しい。
過ぎた試合を顧みている余裕はない。
 
また同時期には日本代表のワールドカップ予選も富山で開催され、カタール、ウズベキスタンに連勝し、グループ3位に浮上した。
アウェイでのカタール、イラン戦を残しており、楽観できる状況ではないが、今得られる最高の結果は得られている。
ただ、予選を突破できればいいわけじゃないことも認識しておかないといけない。
 
といいつつ千葉ジェッツはひいき目に見ても絶好調だ。
少々油断があったとしても試合の入りで競り合うか、先に点を取られるかぐらいで、終わってみれば...という試合が出来ている。
最初から突き放してしまう試合になると、もう前半で試合は見えてしまう。
週末からの3試合も結局そんな試合続きだった。
 
こんなことを書くと好調なチームのファンの傲慢にしか聞こえないと思う。
が、他の人はどう思っているかはわからないが、動員、成績ともに絶好調のジェッツを見ていて最近は危惧する部分も感じる。
あまりに他と差が付き始めているからだ。
もちろん、他のチームも今できる範囲で最大限のことをしているとは感じている。
全てが上手くいくわけでもないことも。
それはちょっと前までのジェッツはずっとそうだったのでよくわかる。
しかし、Bリーグ全体からすると初年度から私が期待したほどの変化が見えていない。
変化が起きなければどうなるか。
メディアの扱いが減るのだ。
 
他の競技ではスターがどんどん出てきている。
バトミントン、卓球、他にもいろいろ。
東京五輪に向けて目の色がみんな変わっている。
一番衝撃的だったのはフィギュアスケートの紀平選手だろう。
ロシアのザギトワ選手の登場も衝撃的だったが、そのザギトワ選手から女王の座を奪う日本人の選手がこんなにも早く、しかも16歳の新鋭が掴むとは想像がつかなかった。
メディアに扱ってもらう競争相手としてはサッカーや野球だけが競争相手ではない。
女子フィギュアだって冬競技であろうと、採点競技だろうと、個人種目であろうと、競争相手なのだ。
だが、正直言って渡辺選手も八村選手もアカツキファイブも紀平選手とフラットで見てもらえる結果はまだ出せていない。
それを不平等だと思うか?さすがにそれはない。
 
逆にW杯で優勝し、澤穂希選手というバロンドールに選ばれる名選手を出した女子サッカーの扱いはかつてほどではない。
一度でも頂点を究めれば、その後も頂点でいることを求められる。
それはメディアだけの要求ではない。メディア越しに求めている日本の人たちが求めているのである。
バスケはまだ求められてもいない。
まだ足りないのだ。決して不平等な扱いとはいえない。それを覆す努力がもっと必要なのだ。
M-1の大会後の騒動のように平等に扱われないと声を荒げても決して良いことにはならない。
どんなことにも真と偽があるが、それは誰にでもある。それは平等なのだ。
バスケ側にも足りていることも足りていないこともある。
平等に他とコンペティションした結果、扱われていないのだ。
 
他の競技との競争に勝つ強さを身に付けるためには競技内での競争ももっとハイレベルで拮抗したものにならないといけない。
そういう意味ではここ3試合は残念な試合だった。その前の天皇杯はもっとそうだ。
特に昨日のレバンガはちょっと心配になるほどの試合だった。
昨季はジェッツに似た、パワーとスピードに溢れ、チームにも素晴らしい一体感があった。
トラソリーニ選手は常に注意すべき選手だった。
だが、昨日はスピードもなく、運動量も少なく、集中力も、連携も薄かった。
トラソリーニ選手も目の輝きが失われていて、同僚の外国人選手に試合中に叱責されて俯いていた。
昨季のような躍動は全く消えてしまっていた。
HCが変わったばかりとはいえ、ちょっと心配なレベルだった。
 
ジェッツの好調は確かに嬉しい。
だが、このままではこれ以上日本バスケに変化を起こし、日本の社会にポジションを掴むのは難しい。
もっと激しい競争を。
日本のバスケットボールはここからが勝負。
W杯に出たくらいでは、東京五輪に出たぐらいでは、ましてや今になってNBAに日本人選手がプレーしたくらいでは勝てない。
それ以上に頑張って世界で結果を出している他の競技の選手がいる今は勝てない。
もっとがんばろう。
ジェッツも、他のチームも。
みんなでがんばろう。
勝負はここから。

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