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2018年12月18日 (火)

千葉ジェッツ、負けることでさらなる上の強さへ。

2018-2019Bリーグ 第14節
12月15日(土) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,519人
アルバルク東京 76 - 72 千葉ジェッツ
12月16日(日) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,541人
アルバルク東京 71 - 76 千葉ジェッツ
 
アルバルク東京が千葉ジェッツにとって特別な存在であることはみんな知っている。
島田社長がパートナーさんへの口説き文句にトヨタの名前を出して口説いたことは有名な話だ。
昨季のチャンピオンシップの決勝で敗れたことはみんなの記憶にまだ強く残っている。
私個人もNBL初年度のときのトヨタアルバルクとのアウェイゲームのことは忘れていない。
蔵王のホワイトキューブでの試合。
完膚なきまで叩きのめされて、弱くて笑われているようにも感じたあの試合。
私のジェッツブースターとしての時間はあそこから始まっているかもしれないとも思う。
 
今季のアルバルクはここまで少し難しい時間を過ごしている。
だが、アルバルクは勝ち切る巧さ、重要な試合でモノを言うノウハウを持っている。
千葉ジェッツは昨季まではそのノウハウにおいてアルバルクには正直劣っていた。
それが昨季のチャンピオンシップ決勝での結果に大きく影響していたと確信している。
その差はそんな簡単には埋まらないが、そんなことばかり言っていられない。
差を埋めなくちゃいけない。
埋めるためには、そのノウハウを持っているチームとの試合をして学ぶことが一番いい。
そのノウハウを持っているチームは今のBリーグには少ない。
だから学べる機会は今のBリーグでは貴重だ。
今回のアルバルクとの2連戦はジェッツにとってとても貴重で重要な2試合である。
極端に言えば勝てたとしても、強くなるための何かを掴めなかったら意味は半分くらいしかない。
負けても何かノウハウを掴めたら成功ともいえると思う。
アルバルクとの試合はこういうように貴重な場でもある。
その時点での順位は関係ない。
 
ジェッツのバスケは見ていて爽快で楽しい、華やかだ。
だが、勝つときは相手を粉砕してしまうことも多い。ここ数試合はその傾向が強い。
それが悪いわけじゃない。強さとはシンプルにはそういうものだ。
だが、それでは相手に何か与えられるだろうか?
本当の強者とは相手にも何か気づきを与えられるものだと思う。
競争相手を育ててしまう強さ。
前回の記事にも書いたようにBリーグは競争がもっとハイレベルで大勢が拮抗していかないといけない。
そこに通じる。
アルバルクは対戦相手に何かを与えられるのだ。
もちろん、それを受け取る側にも受け取れるだけのある程度の器、強さが必要だ。
今のジェッツにはそれはあると思う。
だからアルバルク戦はジェッツにとって重要な意義があるのだ。
もっと強者らしい強さを身に付けるために。
 
ゲーム1は負けはしたが十分に面白く、そしてそれ以上にもったいない試合だった。
アルバルクの持っている上記のような勝つためのノウハウを強く感じた試合だった。
試合の潮目を掴むことに長けている。
この試合での潮目は後半にあったと感じている。
ジェッツが1Qリードしながら2Qに逆転を許し後半へ。
後半、ジェッツも盛り返し流れを掴みかけた。
ターンオーバーからファストブレイク。富樫勇樹がドリブルでゴールへ向かう。
シュートというところで、背後に追いつきかけたアルバルクの選手に気づいたのだろうか、そこでバックパスをした。
だが、パス先にジェッツの選手はいなかった。トレイ・ジョーンズがいると思ったのかもしれないが。
そしてターンオーバーとなりアルバルクが決める。
試合の潮目はここでアルバルクに変わった。
これだけが敗因じゃない。あくまで潮目だ。だがアルバルクは潮目を勝因にできる。
それがアルバルクの強さ、勝つために持っているノウハウなのだ。
実際、あのシーンで決めたとき会場の空気は一変した。
FTの差は大きな要因にはなったが、それでも後半突き離せる寸前まではいったのだ。
そこで潮目を掴まれてしまったジェッツには、決めるべきときに決めるという強さ、集中力が足りなかった。
しかし、この試合に負けたことは翌日の試合に勝利を呼び込む要因にもなったと思っている。
 
ゲーム2。久しぶりに現地参戦して観て来た。
試合の入りは前日同様1Qからリードして始まった。
前日盛り返された2Qは高い集中力で厳しい守備を展開してアルバルクに隙という”潮目”を見せなかった。
自分たちのスコアも止まっても焦らず、集中力を保ち守備の強度、集中度を保った。
高い集中力はアルバルクが追い上げてきてもスパートを最後まで許さなかった。
後半、点差はジワジワ縮まっていったが、決められても崩れなかった。
昨日は発揮できなかった堅実さがそこにあった。
3Pを決められた直後に原修太が3Pを決め返したシーンは象徴的だったように思う。
前日無得点だったトレイ・ジョーンズが攻守に活躍したのも前日あってのことだと思う。
そして最後まで追いつかせずに逃げ切った。
過去アルバルクに勝ったことは何度かあるが、こういう勝ち方は初めてではないだろうか?
それができたのは試合を通じて高い集中力を維持できたからで、それが必要だと痛感させてくれたのが前日のゲーム1だったのではないか?
前日負けたことで勝ち切るための必要なことを学び、また少し千葉ジェッツは強くなった。
それがゲーム2につながった。私はそう思う。
 
ジェッツはまた少し強くなったと思う。
1勝1敗だがそれ以上の収穫はあったと思う。
それでもまだ学ぶべきことはいっぱいある。
まだアルバルクと並んではいない。
ここからまた連勝を積み重ね、その中で負けて感じたこと磨いていこう。
そしてもっと強くなっていこう。
 
久しぶりのアウェイ観戦は楽しかった。
満員の駒沢。そして大勢来ていたジェッツのファン。
ホワイトキューブは3人だったんだぜ。
ジェッツは大きくなってきた。もっと大きくなろう。
声援も大きかったが、ホームでは当たり前にもっと大きくなるように。
まだまだ強くなるために伸びしろはある。
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