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2019年2月 4日 (月)

ジェッツ、連勝は止まるも貴重な体感。”ギアX”のステージ。

2018-2019Bリーグ 第23節
2月02日(土) ブレックスアリーナ 4,435人
栃木ブレックス 65 - 68 千葉ジェッツ
  
2月03日(日) ブレックスアリーナ 4,455人
栃木ブレックス 82 - 64 千葉ジェッツ
 
 
どのチームにとってもホームゲームというのはアドバンテージがあるものだ。
あるものだと信じていながら、殆ど効果を得られていないチームもいるのだが、それこそマジックが起きる会場もある。
ブレックスアリーナはそういうところだ。
ゴールの背後の電光板がFTのときも光っているのは今回初めて知ったけどね。
ジェッツは今節ブレックスアリーナに乗り込んだ。
地区首位決戦である。
そして千葉ジェッツはチームのリーグ戦連勝記録更新が掛かっている。
その記録更新のために乗り越えるカードが今一番困難なアウェイとなった。
 
ゲーム1。
序盤からジェッツが試合をリードしていく展開となった。
ジェッツを引っ張ったのは富樫勇樹である。
1Qだけで10Ptsを上げる活躍でブレックスを焦らせた。
2Qはセカンドユニットがブレックスを一桁に抑えてリードをさらに広げる。
ブレックスは油断はしていなかったと思うが、自分たちの望んだ展開にならならなかった。
ブレックスアリーナの魔女はきまぐれで魔法を使ってくれなかったのかもしれない。
そのため、ハーフタイムを挟んで後半からフィジカル的にもメンタル的にもなりふりかまわずギアをあげるしかなくなったのだと思う。
それがハマって猛反撃を開始するブレックス。
3Q終了時には1点差にまで追い詰めた。
実況の解説者はいつの時間帯で逆転するかが大事といっていたが、一度ギアもアクセルもいっぱいに入れてしまったブレックスは止まれない。
4Q始まってすぐに逆転し、そのまま6点差まで広げた。
たまらずタイムアウトを取ったジェッツの大野HC。
その後どうなったのかは正直大野さんの策がハマったというより違う要素が働いたように思う。
ブレックスは竹内選手がテクニカルファウルの判定を受けた。
竹内選手はとても興奮していた。
逆転したばかりで流れはブレックスにあったのに、ファウル判定一つで流れは変わってしまった。
そこから追い上げてくるジェッツ。
ブレックスは3Qからかなりハイな状態で猛然と追い上げていたが、流れが変わったときに前のめりにメンタルを切り替えられなかったのかもしれない。
もう少し平常心を保てたならば展開はそのままブレックスだったかもしれない。
自分たちが追い上げられる立場になった時に状況に上手くマッチさせられなかったように見えた。
勝たなければとホームに対する使命感も逆にこの場面で逆に働いたのかもしれない。
最大点差7点に広がった2分過ぎから5Ptsしか得られなかった。
ジェッツはその間もかなり平常心を保てていたように見えたし、自分たちに回ってきた流れに冷静だった。
 
これでリーグ戦14連勝となりチーム連勝記録を更新した。
2位ブレックスとの差も3ゲームに広がった。
対ブレックス戦も3連勝となった。
これはジェッツが一つ上に進んだ証明であり、ブレックスアリーナで初戦を取ったのは普通の勝利以上に大きな意味があった。
だが、これで追い詰められたブレックスは翌日にケモノと化す。
だが、ジェッツにとって翌日の試合は初戦以上に意味のある試合になったと思う。
 
ゲーム2。
これ以上連敗という屈辱を受けるわけには、それもホームでというブレックスは本気になった。
安齋HCは誰よりも危機感を感じていたのだろう。それこそ冷静さも欠くほどに。
序盤からジェッツを圧倒すると、2桁のリードを広げたにもかかわらず、ロシター選手のミスに激高。
タイムアウトを取って、コーチングボードを床に叩きつけて円陣を出ていくという興奮ぶり。
3連敗していることの危機感をこれ以上ないくらい感情をむき出しにして選手に植え付けた。
かなりグチャグチャな光景だったが、ブレックスだからこそこれが集中力に転化できたと思う。
田臥選手を始め、この場面で集中し直せたことはさすがブレックスだった。
このあと3Qでジェッツも追い上げたが最後まで危機感で自分たちにムチを打っていたブレックスはこれまで以上のブレックスとなっていた。
 
これでジェッツの連勝は止まった。
だが、ジェッツにとっては意味の大きい敗戦だった。
あの試合のブレックスは”ギアX”にあがっていた。
ワンピースのルフィみたいな。
その”ギアX”のステージを体感できたことは大きい。とても貴重な体感の機会だった。
ジェッツにもまだ上げられるギアのポテンシャルはあるよ。
ギアをあげたジェッツとブレックスがぶつかり合ったら、どんな試合になるだろう。
ワクワクするよね。
ただ”ギアX”は諸刃の剣だ。ゲーム1もギアを上げたが最後まで持たなかった。
ルフィもギア4は長時間使えないもんね。
そしてコントロールも大変。
安齋さんはコントロールができなくてボードを叩きつけちゃったのかもね。
長時間安定して使うためにももっと成長が必要。
ジェッツも同じ。ギアを上げるための成長を目指す。
まだリーグ戦もあるし、ファイナルにも出て、そこでギアをあげた同士で決着をつけよう。
”ギアX”のジェッツとブレックスで。

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