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2019年4月30日 (火)

佐藤に託したい、託せない。今あるジレンマ。ヴォルティス、機は絶対に来る。

2019J2リーグ 第11節 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都サンガ 0 - 0 徳島ヴォルティス

 
今季のJ2はなかなか飛び出すチームがいない。
それはヴォルティスにとってチャンスでもあるのだが、ヴォルティスもまた問題を抱えている。
リカルド・ロドリゲスは毎節いろいろと考えてなんとかしようとしている。

 
今節は佐藤をスタメンに起用してきた。
佐藤がプレーした前半は優勢に進めることができた。
佐藤を起用した理由はインタビューでリカルド・ロドリゲス監督が答えている。
やはり得点力だ。
だが、筋肉系の故障のリスクを抱えている。
それが怖くてハーフタイムまでしか起用できないリカルド監督の悩み。
故に流れが変わった後半に責任を感じてしまうことの悲しさ。
これについては監督もいづれの選手も責められない。

 
やはりFWの補強は必要だろう。
それは今いる選手たちでは不足だからというよりも、本来の持ち味をもっと出しやすくさせてあげるために。
今節でやはり佐藤は必要なのだということ、佐藤のようなタイプが必要なのだということを痛感した。
だが、佐藤に今は無理をさせられない苦悩も。
おそらく慢性的なリスクになっているのだろう。
ここで離脱させるようなことはできない。
そこは選手だけでなくサポーターで穴を埋め、サポーターの力で最低でも勝ち点1は持って帰ること。
あとは選手に託す思いで頑張るしかないかな。

 
我慢を強いられているのはヴォルティスより上位も同じだ。
今はそのためにも怪我人が増えるような事態だけは避けたい。そして逆襲に備えたい。
機は絶対に来る。
そのときに今我慢できていたなら後で絶対に効いてくる。

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2019年4月29日 (月)

CHAMPIONSHIP開幕!千葉ジェッツ、まずクオーターファイナルを突破!

Bリーグ CHAMPIONSHIP 2018-19 QUARTERFINALS
4月27日(土) 船橋アリーナ 5,011人
千葉ジェッツ 102 - 73 富山グラウジーズ 
 
4月28日(日) 船橋アリーナ 5,073人
千葉ジェッツ  96 - 85 富山グラウジーズ 

  
昨季つかめなかった王座を掴むための今季最後の戦いが始まった。
謙遜なく言えば、今季のジェッツは昨季よりも間違いなく強い。
そんな簡単に勝てるわけないと思いつつも、本当に勝つかもしれないなと戸惑うくらいの強さを感じる。
昨季より間違いなく王座は近いと思う。
もちろん、王座を取ればそれで物語が完結するわけじゃない。
それは仮に敗れたとしても同じだ。
千葉ジェッツはチャンピオンシップを前に1万人規模の、それも民設民営の新アリーナ建設を発表した。
それは千葉ジェッツのファンに新しい夢を見せるストーリーを生み出した。
物語は勝っても負けてもそこへ進んでいく。
日本のプロスポーツ界でも前例にないようなことの実現に進むストーリーは年間王座を掴むことすら通過点にしてしまうだろう。
だが、王座を掴み、そしてその先に進むならば、ジェッツは他の全てのプロスポーツクラブの上をいく成功を収めるだろう。
そこに登頂できたときは、ジェッツを嫌っている連中が留飲を下げられるようなことは殆ど起きなくなるだろう。
溜飲を下げたいならば、ライバルのチームで成績だけでなくビジネスでも上をいく成功を彼ら自身主導で成功させるしかなくなるだろう。
それはジェッツの完勝を意味する。
今、戦いはそこを目指す戦いに移りつつある。
ジェッツは誰かが建てた王座ではなく、自分で建てた誰もが認めざるを得ない王座を目指そうとしている。

 
土曜日の試合前、島田社長と話をした。
島田社長と初めて会ったのは1年目のシーズンオフのブースターミーティングだった。
その頃は社長就任から間もなく、ジェッツも財政危機の最悪を何とか逃れたに過ぎない時期だった。
その時に、島田社長から言われた「いづれ出来る統合リーグの一部に最初から加入することに生き残りを賭ける。」という決意。
それについていくことを決めたことが私のジェッツを応援する日々の始まりになっている。
「その生き残りはあっという間に通過しちゃいましたね」と私が言うと、島田社長は苦笑いしていた。
この先、どこへジェッツは向かうのか?
それは私にとって応援を続ける理由に直結するテーマである。
新アリーナは私に答えを与えてくれる可能性を持っている。
私は見届けるまではまだここに居続ける必要がある。
新しい目標、新しい夢、新しい理由。

 
そして、目の前にある試合。
目に見える、目指す目標
そこで全力を尽くす当然。
勝つことだけ目指すこと、最大で、そして唯一大事な行為である。
だが、やり遂げたことへの誇りも忘れちゃいけない。
島田社長も言っていたが、今回王座に就けなかったとしても、天皇杯三連覇、観客動員記録、リーグ戦の52勝などの実績が誇りを失うわけじゃない。
そしてやり遂げたことの輝きは曇らないという確信。
本当の強さはそれらと共に、負けることを恐れない、悔やまない、そして勝利に驕らない、酔わないことに到達した人それぞれの中に創り上げられる。
だが、勝つことに徹底的に拘ることを継続できなかったら、それはすぐ消えてしまう。
だから、今リーグ制覇をすること、この先も勝ち続けることを応援することを続けないといけない。
自分の中でいろんな意味で終幕が見えてくるならなおさら一滴残らず出し尽くす気持ちが大事だ。

 
クオーターファイナルの相手は最後の切符を激戦を勝ち抜いて手にした富山グラウジーズ。
元千葉ジェッツの阿部選手、ライオンズ選手がいる。
過去にも宮永選手や上江田選手、田中選手など縁が多い。
出場が決定してから、チケットがどうこうなど言われもしたが、いざ両日は富山ブースターが結構来場していた。
当初いろいろ言われていたような状況にはなっていなかったと思う。
必要な準備などをしっかりできた人は相当数いたということだ。
富山にとって、少なくとも完全アウェイではなかった。

 
ゲーム1。
ジェッツはリーグでも屈指の大型センターであろうジョシュア・スミス選手の対策を一週間の多くを割いて練ってきた。
ダブルチームでのディフェンスだ。
もちろん、富山側もそれを見越せないはずはない。
スミス選手に自由がないならライオンズ選手にボールを回してスコアを決める。
前半は拮抗した試合になった。
その中で、富山としては前半をリードして折り返したかっただろう。
富山のやりたい形が出ていて、1Q先行しながらラスト1分でジェッツが逆転した。
多分、ここが試合を大きく左右したと思う。
逃げるジェッツは本当にやっかいだ。
選手層、そしてチームとしてのスタミナは間違いなくリーグ最高だからだ。
体力的というより、集中力のスタミナが全然違う。
ジェッツのペースに付き合う形で終盤逆転をすることができるチームは今現在は多くて3つしかいないだろう。
特に2Q、3Qはその差が大きく結果に出る。
リーグ戦の後半はずっとそうだった。
そしてこの日も同じことになる。
FT時のリバウンドを諦めてでもトランジション対策でスピードに難があるスミス選手を自陣に先に戻して備えた富山だった。
ずっと離されまい、追いつかねばと堪えていたが、集中力のスタミナが切れ出した時間がトドメになった。
リング下のスミス選手がほんのちょっとヘルプの動きを見せて、ボールホルダーに意識を回した途端、富樫勇樹が空いたスペースに飛び込んだアキ・チェンバースらに素早く回して立て続けに仕留めた。
その直後の富山の選手たちの表情は印象に残った。
ゲーム1はジェッツの完勝だった。

 
ゲーム2。
富山はオフェンスでトランジションや早いパス回しとシュートを意識してやっていたように思う。
リバウンドからスミス選手のロングパスが出たり、宇都選手が早いパス回しをコントロールしようとしていた。
しかし、単発で決まることはあっても、連続して決め続けるには今の富山には難しかったように思う。
パスがズレて受け手の体制が崩れたりしてアクションがノッキングすることもあり、後半はその形も殆ど出せなくなった。
そしてジェッツは前日同様スミス選手をダブル、時にはトリプルでもディフェンスして封じ込めた。
前半はスミス選手をノースコアに封じた。
レオ・ライオンズ選手は流石の活躍をしたが、彼が頑張って試合を何とか保つことで逆にジェッツの集中力も切れなかった。
前半で自分たちの流れにしたジェッツが、終盤の試合運びに課題を見せたが、しっかりと勝ち切った試合だった。

 
これでセミファイナルに進出。
相手は最難関の栃木ブレックスだ。
だが、ホームで戦えるのは大きい。
ゲーム3までいく可能性はかなり高いと思う。
だが一丸で乗り切っていくしかない。

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フリフリタイムで天皇杯三連覇の記念リングのレプリカをいただけました。
Nahokoさんありがとう。

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2019年4月23日 (火)

Bリーグ3年目は終幕へ。来季はもっと競争、もっと夢を。

2018-2019Bリーグ 第36節
4月20日(土) 青山学院記念館 3,334人
サンロッカーズ渋谷 69 - 94 千葉ジェッツ  
 
4月21日(日) 青山学院記念館 3,655人
サンロッカーズ渋谷 74 - 95 千葉ジェッツ  

  
先週は2季連続で東地区優勝を決めた。
アルバルクに2連勝して決めた価値ある地区優勝だった。
これでジェッツはリーグ戦の勝利が50勝に到達した。
そして、1万人規模の新アリーナ建設に向けて動き出すという大きな発表もあった。
千葉ジェッツはただ強いだけでなく、新しい夢も見させてくれるようだ。

 
ジェッツに限ったことではなく、プロバスケットボールには夢が必要だ。
地上波では試合はめったに放送されないし、スポーツニュース番組ではプロ野球、サッカーのポジションを崩すには至っていない。
渡邊雄太選手や八村塁選手がアメリカで活躍しているのは先が明るい。
が、現状、歴史のある野球や海外で活躍する選手が多いサッカーのポジションをこの2人だけで崩すのは難しい。
実力のある選手は多いが知名度が低い。
富樫勇樹も一般的な知名度は田臥選手にまだ少し及ばないと思う。
ジェッツも強くはなったが、世間的な知名度は高いとはいえない。
バスケ界の中ではジェッツは競技的にも経営的にも一番成果を出しているが、世間的には知名度はまだまだで正直なところ勝者とは言えない。
ジェッツはなんだかんだと悪く言われることがあるが、正直な感想を言えばそれは狭い場所の中での悪口でしかなく、外には伝わっていない。
つまり痴話喧嘩みたいなレベルなのだ。
そんなやりとり正直互いにとって時間の無駄だ。
だから夢がある話は重要だ。
民設民営のアリーナはジェッツだけでなく他のチームも話が出てくるといい。
ロボッツの新アリーナももう少し早くオープンしてくれていたなら観に行っていた。
来季は是非観に行こうと思うし、この記事を読んでいる方にも是非行っていただきたい。

 
Bリーグとなって3年目が最終盤になろうとしている。
正直、野球とサッカーの壁は高い。
その間に東京オリンピックが近づくにつれ、多くの競技が注目度を上げている。
世界レベルで活躍していてメダルの可能性の高い競技も多い。
ファッション性や選手のアイドル性も高い。
eスポーツも急上昇してきている。
新アリーナができたらきっとそこで大会が開催させるだろう。
ひょっとしたらジェッツ以上に盛り上がるかもしれないね。
バスケットボールはまだまだ勝者じゃないし、アピールも足りないし、夢も大きなものを見せられていない。
4年目で悪い意味で安定してしまわないようにするためにも各チームが新しい話題を提供しないと。
足を引っ張るようなことをしている人間はどんな立場だろうが要らない。

 
最終節の2試合については、気が抜けるようなことがないといいなと思った。
正直な感想を言えば、それ以上に力の差、状態の差が大きかったなと。
結局20点以上差が付いてしまう。
ゲーム2などは前半は渋谷が好調でリードして折り返した。
杉浦選手が3Pを次々決めた。
でも後半になると形勢が逆転。
終わるときには大差になっていた。
来季はもっと全体がパワーアップしての競争が必要だね。
ジェッツの立場で言うとまた何か言われる気がするけどね。

 
クオーターファイナルの相手は富山グラウジーズに決まった。
ジェッツに限らず、王座を各チームで激しく競い合うスリリングな試合をたくさん見たいものだ。

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2019年4月21日 (日)

二点目が取れないヴォルティス。決め切る以前の問題もあるのでは。

 

2019J2リーグ 第10節 シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 2 - 1 徳島ヴォルティス
得点)【岡山】45+2'イ ヨンジェ,75'仲間 隼斗
   【徳島】7'清武 功暉

 
先制点が取りたいとはずっと思っていたが、そこは上手くいったし、チャンスもあった。
幸先よく点は取れたのだが、それでも結果は手にできなかった。
攻撃に問題があるのか?守備にも問題があるのか?それとも両方なのか?
どんなチームのどんなサッカーにも完璧はないのだから、言い出せば全部問題はある。
互いに守備にスキはあったと思うし、逆にスキを作らせる工夫もできていた。
安易なミスもあったが、誰かが最後カバーもした。
大きな差はなかった両チームだが、一番違いのある部分が結局勝敗を分けた気が強くする。
それはFWだ。

 
FWらしいFWがいるか、いないかがこの試合の結果に影響したとは思う。
それが最大の問題じゃないとも思うが、この部分は確かに大きいと思う。
FWらしいFWがいなくても、上手くいっている部分は確かにある。
だが、このままでは本格的にどこかで躓いたときが怖い。
できていることがいつまでも出来ているとは限らないからだ。
二列目以降のスキルが高い選手は多い。
彼らに今よりいい形でシュートを打たせることができるセンターのできるFWについて検討した方がいい。
清武や岸本にいい形でシュートを打たせてあげられるFWを。
誰かに決めることも求める以前に足りていないピースを用意すべきなのではないか。


本来ならもう少し我慢すべきなのかもしれないが、今季はリカルド・ロドリゲスにとっても勝負の3年目である。
シーズンごとにだんだん苦しくなってきている今季。
昨季までだったら山崎が埋めていたポジッションが埋めていたポジション。
今季獲得した選手はもしかしたら思っていた選手ではないか、コンディションに問題があるのか?
埋めるはずのポジションを補う誰かが必要なのではないかと思う。
そうすれば今の空気を少しでも変えられる。
応援している側にもポジティブな空気を与えられる。
安易な選択肢だとは思うが、10試合経過して今の順位にいるならば決して遅いとは思わない。

 
もしFWは足りているとリカルド・ロドリゲス監督が思っているなら、フロントとリカルド監督は現状の問題点についてもう一度共有を確認すべきだ。
様子見しても大丈夫な時期ではない。

 

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2019年4月15日 (月)

ヴォルティス、長所を整理してみては。前節のデジャブなドロー。

2019J2リーグ 第9節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 愛媛FC
得点)【徳島】90'押谷 祐樹
   【愛媛】79'神谷 優太

 
四国ダービーが特別なのは間違いない。
それを関東に住んでいる私に正確に推し量ることはできないと思うが。
それは前にも書いたことだね。
それを前提としてそういう身分として言うならば、この試合は残念だったが、ダービーの決着は試合より徳島が昇格してJ1に居続けることでしかつかないと思う。
それを考えれば、シーズンが終わったときに、そしてJ1でずっとご無沙汰になれば決着がつくだろう。
万が一、愛媛も上がってきたらまた決着をつけなくちゃいけなくなるけどね。
万が一、こっちがJ2に居続けたり、落ちたりしたら、それもまた決着のつかない試合を繰り返すことになる。それを考えたらキリがない。
だから、今週末の新しい試合の前までには冷静になるしかないんじゃないかな。

 
結局、水戸戦と同じで後半先制されて、試合終了直前に追いつく試合だった。
それ以前も苦しい試合が今季は多い。
但し、フィニッシュまでの形はできている。
最後バイスに繋いだ形は、バイスのそもそものポジションから考えれば、練習で形を練っている時間は決して多くはないはず。
それでも見事に繋いでフィニッシュ(外れたが)まで持っていったのは美しかった。
ここ最近、同じことを言っているが、やっぱり決して出来が悪いわけじゃない。

 
でも結果は大事だ。
いつまでもこれでは困る。
補強をという選択肢もあるだろうが、それ以前に自分たちのストロングポイントを整理してベストの布陣で少し固定してみるべきかなと思う。
上手くいっている選手の組み合わせ(配置も含め)、システムなど。
極端な話、アタマからバイスを前に入れて点を取ったらバックに戻すという手もある。極端だけどね。
つまり先制点が欲しい。
ゴール数もそうだが、まずは先制点を取るために何がベストなのかを整理してそれで固定してみる。
今季ここまではいくつか組み合わせがある。
それ自体が悪いことではない。相手の良さを消すためならあり得る話ではある。
ただ、相手にやりたいことをさせやすいリスクはあっても、攻撃面でメリットがある形に特化してみる手もあると思う。
新しい何か(システム、選手、組み合わせ)を試すのもいいが、上手くいっていることを整理してみれば現状でも突破口はあるように思う。
出来ている部分は結構あるというのも事実だからね。
結果が出ていないから短所に目が行きがちだが、長所も十分ある。
長所がもっと活かせれば、みんなにとってもっとやってほしいと思う選手も活きてくるんじゃないかな。
なんか受験勉強のアドバイスみたいだね。

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2019年4月14日 (日)

千葉ジェッツ、地区優勝達成。令和最初の王座を目指せ。

2018-2019Bリーグ 第34節
4月10日(水) 千葉ポートアリーナ 5,023人
千葉ジェッツ 91 - 62 秋田ノーザンハピネッツ
  
2018-2019Bリーグ 第35節
4月13日(土) 船橋アリーナ 5,439人
千葉ジェッツ 59 - 57 アルバルク東京
 
4月14日(日) 船橋アリーナ 5,541人
千葉ジェッツ 87 - 76 アルバルク東京

  
長かったリーグ戦ももうすぐ終わろうとしている。
開幕に2連敗し、そのあともしばらくは組織的なバスケットボールが組上がっていない状況が続いた。
そのころは天皇杯を3連覇することも、最速で40勝を達成することも、しょっちゅう前半で勝負を決めて20点、30点差で終わるなんて想像できなかった。
もっとも、一番想像できなかったのは、チームの外でこんなにもいろんな意味で嫌われるチームになっているということかな?
まあ、それは有名税みたいなもんだと思っておこう。
私はプロリーグは仲良しリーグである必要はないと思ってるんで、構わないんだけどね。

 
リーグのスケジュールとしても今週はいろいろあった。
チャンピオンシップのチケット等の概要、放送、いろいろなことが明確になり、チャンピオンシップに出場するチームのファンはチケットの確保に忙しくなる。
それは嬉しい悲鳴でもあるが、一方で本当に悲鳴があがっている場所もある。
ライジングゼファー福岡は財政上の問題により来季B1に参加するライセンスを確保できなかった。
これにより残留プレーオフにも出場できず、B2ライセンスも4月末までにリーグが提示した財政上の条件を満たせないと交付してもらえない。
最悪Bリーグ退会もあり得る状況に立たされ、選手たちは非常に厳しい、明日も見えない状況下で残り試合を戦わざるを得なくなっている。
ジェッツのファンとしては何といっていいか言葉が見つからない。
が、ジェッツをこうして応援できていることは本当に感謝しないといけないことだと思う。
そして、東京五輪が終わればバスケ界には目標が見えにくい苦しい時期が絶対にやってくる。
どこのチームもファンもマンネリに苦しむだろう。
新しいスターも必要だ。それも国内でプレーする華のあるスターが。

 
10日(水)の秋田戦は今季最後の千葉ポートアリーナでの試合であった。
秋田とは先日のアウェイで最後まで激しく競り合う試合をした。
秋田の激しいディフェンスをどう攻略するのか、このシーズンでの解答を見たい試合でもあった。
ジェッツは非常に冷静に時を伺いながら秋田に対応していたと思う。
1Qこそ1Pts前を行かせたが、2Qになるとセカンドユニットの差もあって現時点の力の差が歴然と出た。
激しいディフェンスに無理に対抗せずに試合をイーブンに保つことで秋田がペースダウンするのを待った。
秋田のバスケは試合開始から激しいディフェンスで相手を揺さぶってペースを乱すことが入りの要点になっている。
だが、ファウルトラブルに早々と陥ることも多く、またスタミナの消費も早い。
オフェンスも現時点では誰かが当たってくれるの頼みの点は拭えず、前半で優位に立てないと後半は望み薄だ。
後半になるとファウルやスタミナの問題で激しくいけなくなる。
その時点でリードされていると難しい。
つまり前半途中で”勝てる?勝てるかも!?”を賭けるギャンブルのようなものだろう。
ジェッツはそれを冷静に突いた。
2Qで逆転してリードを奪うと、3Qで5分近く秋田のオフェンスを封じ、リードをさらに広げ試合を決めた。
秋田は3Q途中で諦めたように全員下を向いていた。
先日の再現とリベンジを目指していたであろうが、そんな甘くないことを突き付けた勝利だった。

 
週末の2連戦は今季リーグ戦最後の2試合だった。
そしてチャンピオンシップセミファイナルのホーム開催権も懸かる2試合でもある。
残り4試合でマジック2。
だが相手はアルバルク東京である。
2つ負けてもという考えは甘い。
最後のアウェイ渋谷戦2試合で絶対落とせなくなる。
だがそれ以上に、千葉ジェッツにはアルバルクは特別な相手でもあるから負けられない。
昨年のチャンピオンシップもそうだが、それ以前にまだチームが財政的にも苦しい7年ほど前のことがルーツにある。
その時期、島田社長がチームのスポンサーになって欲しい企業を口説くときに語った目標。
「打倒トヨタ」
当時在籍していたNBLのサラリーキャップは1億5000万円。
「1億5000万円あればトヨタと同じ条件で戦える。そこでトヨタに勝ちましょう。」
それについてきてくれた企業の方々がいて今の千葉ジェッツがある。
今は一緒にいない企業もいらっしゃるだろうが、それでも目標は変わっていない。
今季は天皇杯でも勝っている。
ここまで対戦成績は4勝1敗(天皇杯含む)だ。
それでも目標であり続ける。トヨタに勝つこと。
目の前にいる以上勝つしかない。
それが約束だからだ。

 
アルバルクは非常にクレバーなチームだ。
ブレックスとは違う強さを持っている。
だが、熱いプライドも持っている。
特にジェッツに対する意識、危機感は今季とんでもなくデカいだろう。
ブレックスがジェッツ3連敗に拘ったが、アルバルクは3連敗中なのだ。
特に前回ホームでの対戦はジェッツに完敗した。
これ以上はやられるわけにはいかない。
そしてチャンピオンシップホーム開催権にも望みを繋いでいる。
極めて大事な13日に策を練ってきた。
田中大貴選手が負傷で帯同もできずは痛かっただろうが、他の選手も怖い選手が揃っている。
そしてルカHCは底がどこまでもない真の策士だ。
頭脳戦でも大野さんも全てを出していかないといけない。
采配の迷い、ミスは負けに直結する相手だ。
そして、ルカHCはスカウティングしてこの日のための罠を準備して嵌めてきた。

 
ゲーム1。
立ち上がりは富樫勇樹の3Pが決まったが、安藤選手がすぐに決め返す。
その後は互いにディフェンス力を発揮して自由にオフェンスさせずスコアが伸びない。
予想外にロースコアの展開の中であったが、主導権を握っていたのはアルバルクだった。
次第にリードを広げていった。
ジェッツはイージーなミスでのターンオーバーが多く、リズムが作れず、ディフェンスで我慢して試合を保っている状況だった。
ディフェンスでジェッツを嵌めてきたのは秋田と同じだったが中味は全く違っていた。
ここから先は行かせないというプレッシャーを掛けながら、余分な運動量は使わずに相手に不安を与えるディフェンスだった。
その結果、より確実にという選択肢をジェッツの選手に選ばせ、そこに罠を張ってミスを誘発した。
余計なファウルもスタミナのリスクもない。
本当にクレバーな罠だった。
だが、ジェッツもオフェンスが上手く回らない中でも冷静でディフェンスで我慢を続けた。
そこでアルバルクにとってスコアが思うように伸びなかった。
ルカHCにとって望んでいた状況ではなかっただろう。
2Q、同じ状況が続くが、エドワーズを中心にオフェンスで盛り返す。
7分30秒でルカHCはテクニカルファウルを受けてしまう。
ここで得たFTと続くオフェンスで逆転するジェッツ。
だが、そこでアルバルクは崩れなかった。
再びリードを奪い後半へ。
そして3Qスタートで富樫からターンオーバーを奪いまずスコアを伸ばすアルバルク。
その後も立て直してメンタルでリードを広げていく。
前半、罠にはまった悪い部分が再び出てくるジェッツ。
スマートに決めようとしているように見えて、インサイドでいくように見せて外にパスを出すという意志が完全に読まれていた。
4分過ぎに富樫がこの日4本目のターンオーバーをしたところが一番の危機だった。
富樫が悪かったというより、チーム全体でアルバルクのプレッシャーから逃げながら勝とうという気持ちにつかまっていた。
こういうときほどガチンコでアタックするメンタルが必要なのだが、それが欠けていた。
今までそれで多くのチームを粉砕して虐殺ショーのようなゲームを積み上げてきたのに、ここでビビりだしたのだ。
これでは今までの積み上げを全部ドブに捨てることになる。
その寸前まで来ていた。
リードは11点差。これ以上は負けに直結する。
だが、ここでようやくジェッツの目が覚める。
パーカーがインサイドで決めてバスケットカウントを決める。
続けて、ディフェンスリバウンドを取ったエドワーズがそのまま一人で走りインサイドを突き破って決める。
「それだよ!それ!!」と大声を上げてしまう私。
そこまでずっとイライラしていた私はついに求めていたものを見て叫んでしまった。
前の席に座っていた女の子は怖かったかもね。ゴメンネ。
でも、私もこの試合に賭けていた。時が来たとおもった。
ここで5分。
潮の変わり目だった。
目の色が変わったジェッツ。
6分30秒くらいから8分くらいまでの1分半で互いに攻守で四つに組んだ時間帯で最後にパーカーが決めて2点差に。
4Q攻守でのガチンコの喧嘩のような試合展開になった。
互いに一歩も引かない。
石井講祐がスティールを何本も決める。時間が進むにつれて増えていくスティール。
アルバルクをくい止める。
転倒してもボールを離さず繋ぐチェンバース。
貰って決めるエドワーズ。
きっと最近の試合で痛めた足の影響もあって調子がおかしい富樫の穴を埋めるように8分間土壇場で踏ん張ってチームを引っ張った西村文男。
そしてディフェンスでもFTを与えてもシュートは打たせないとファウルにしながら弾き飛ばしたダンカンやパーカー。
ガチンコの喧嘩で打ち倒すように強さを大観衆に見せつけるジェッツ。
猛烈な声援がアリーナを埋め尽くしていく。
もうジェッツはファンも含めてフルブースト状態だった。
そして残り2分で富樫勇樹をコートに戻す大野HC。
最後はやはり富樫に託した。
残り1分でついに逆転するジェッツ。
だが富樫の2Pが外れ、リバウンドからの馬場選手がシュートでファウルを貰う。
そしてアルバルクは馬場選手のFTに託す。
猛烈なジェッツファンの声の中で1本外す馬場選手。
最後はやはり富樫勇樹だった。
59-57。
ジェッツがガチンコを勝ち切った。
今季の積み上げを台無しにするする寸前から立ち上がり直し、今まで得ていなかったものまでも手にしてアルバルクに勝利した。
アルバルクが相手であったからの試合であったことも重要で、この勝利は本当にジェッツ史に残る一戦になったと思う。

 
ゲーム2。
前日潰した喉をのど飴を舐め続けてどうにか声が出るくらいまでリカバリーしてきた。
しかし、試合前のコールの挨拶ではしゃべるのがキツくちょっと喋るのでやっとだった。
でも試合はある。声を出すしかない。
試合は1Qからジェッツがペースを握って24-15でリードして終えた。
昨日に比べるとアルバルクのディフェンスは淡泊でジェッツのオフェンスに持ち味を使わせてしまっていた。
何せ、1Qはアルバルクのファウルはゼロだったのである。
それでいてジェッツに先行を許したのは何かあるのか不安になった。
いささか拍子抜けするような入りに流されたのか2Qはジェッツがターンオーバーの山を作ってしまい一時追いつかれた。
何とかリードして折り返したが、アルバルクの狙いがよくわからず私には不安が感じられた。
後半、竹内選手の2Pで追いつかれたが、エドワーズが決め返して再びジェッツがリードする。
この直後からジェッツは勢いを得て一気に突き放した。
やはりアルバルクのディフェンスが淡泊でジェッツにやりたいことをやらせたことが大きかったと思う。
その後アルバルクは3Q終盤に7点差まで詰め寄ってきたが、ジェッツはタイムアウトを取って立て直した。
そしてダンカンが決め、富樫がブザービーターの3Pを決めて試合も決めてしまった。
私の不安は現実にはならなかった。
何か策があったのか?それとも、状況的な判断をしたのか?はわからないが、ホーム最終戦での地区優勝を懸けていたジェッツの方がモチベーションは高かった。
本当に淡泊な、書くことも少ない試合だったが、ジェッツにとってハッピーエンドならそれでいい。

 
これでジェッツは東地区の2年連続優勝を果たし、チャンピオンシップセミファイナルもホーム開催を確実にした。
とても立派なことで令和元年最初のプロスポーツリーグの王座に近づいた。
とても嬉しいがまだ何も何遂げてはいないので、5月11日に勝つことを目指し、まだまだ戦っていくだけである。

4月15日(月)追記
ミクシィがジェッツと資本提携したことが発表されました。
「千葉ジェッツふなばし」はミクシィの子会社になります。
そして1万人規模のアリーナを新たに建設するそうです。民営民設だそうです。
スポーツとエンターテインメントの融合をコンセプトベースにした今まで日本で見たことのない空間ができるでしょう。
私は試合でも使用している応援ボードにジェッツ2年目の時から、200年後は飛行機の中にアリーナがある画像をつけています。
本当にそういうアリーナができるかもしれませんね。
私たちの中で変えていくものもでると思いますが、ポジティブに考えていきたいと思います。

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日経の記事と島田社長のツイートです。

日経記事リンク先
島田社長ツイート

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2019年4月 9日 (火)

千葉ジェッツ、地区優勝へM3。そしてガンバレ!レバンガ。

2018-2019Bリーグ 第33節
4月6日(土) 湿原の風アリーナ釧路 2,235人
レバンガ北海道 67 - 97 千葉ジェッツ
  
4月7日(日) 湿原の風アリーナ釧路 2,829人
レバンガ北海道 58 - 91 千葉ジェッツ

  
ブレックス戦の大一番を経て、千葉ジェッツは東地区首位を目指してラストの直線を走る。
3日の秋田戦は非常にタフな試合だった。
秋田の激しさに圧され、相手の攻守を受けすぎて自分たちのバスケットボールを出来なかった。
前半の互いの出来をみれば、この試合は本当に厳しいぞと思ったが、最後の最後にひっくり返すという想像を超える展開が待っていた。
但し、こういう試合は勝った!で締めくくってはいけない。
完敗に等しい試合だったわけで、何が良くなかったのかはよく振り返らないといけない。
でないと同じ事を繰り返す。
この試合は勝ったが、この先は繰り返したらその都度負ける。
それでは成長しているとは言えない。
秋田とは10日(水)に対戦が残っている。
そこでしっかりと成長を示してほしい。

 
週末は東地区首位戦線にとって重要な2日間だった。
首位のジェッツはアウェイでレバンガ北海道と対戦。
そして栃木ブレックスとアルバルク東京の直接対決があった。
ジェッツファンに限らず多くバスケファンはジェッツが2つ勝ち、ブレックスとアルバルクは1勝1敗で分けるのではと思っていたと思う。
かくいう私もそうだ。
アルバルクは2つ落とすとCSでのホーム開催権獲得が絶望的になるので必死に勝ちにくると思っていた。
だから、予想通りの結果に終わり、その結果、ジェッツは2位ブレックスとの差を3に広げた。
地区優勝までマジック3である。
これは大きな意味があって、このあとアルバルクとの2連戦を最悪2つ落としてもまだ一つ差が残る。
10日(水)の秋田戦は非常に大事だ。
地区優勝すれば、セミファイナルもホーム開催できることが濃厚になる。
相手がブレックスになる可能性もあり、であれば船橋アリーナで戦うことは大きい。

 
対戦相手のレバンガは今シーズンずっと不運に見舞われている。
怪我人が主力選手に多すぎる。
現状では残留プレーオフを逃れられない。
対ジェッツ戦も連敗がずっと続いていて、特に今季の戦いぶりは気持ちの感じられない試合もあった。
だが、この2連戦は少し戻ってきているように感じた。
トラソリーニ選手の躍動感も少し戻ってきてように思う。
若手の選手たちも怪我で離脱した選手たちの穴を埋めることに苦心していたが、その成果が表れてきているように思う。
勢いが持続しなくて、最後は競り合うことができなかったように見えたが、残留プレーオフに少し光明が出てきたと思う。
ガンバレ!レバンガ北海道。
君たちが見せるのは奇跡じゃなくて、本来の実力を発揮することだ。

 
ジェッツは西村文男が戦列に復帰した。
アルバルク戦、CSを前に戦力が揃ったことは大きい。
泣いても笑ってもあと一カ月。
走り切るしかない。

 
それから今週末は水戸にサッカーを観に行ったが、水戸市内ではサイバーダイン茨城ロボッツのポスターをたくさん見かけた。
水戸市内に新アリーナ、アダストリアみとアリーナがオープンし、その開幕戦があったのだ。
6日(土)は5,041人を集めたそうだ。座席は3,938席、最大キャパは5,000人だそうだ。
関東圏でもかなり大規模なアリーナができたことは嬉しいニュースだ。
7日(日)は2,117人だったそうなので、まだこれから集客を進めていくことになるだろう。
7日(日)はJリーグの水戸ホーリーホックの試合があった影響もあっただろう。
だが、水戸というエリアのポテンシャルを感じたように思う。

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水戸のポテンシャルを見た。ヴォルティスも負けられない。

2019J2リーグ 第8節 ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリーホック 1 - 1 徳島ヴォルティス
得点)【水戸】77'黒川 淳史
   【徳島】90+4'ヨルディ・バイス

 
水戸はいろいろと思い出深い場所だ。
一番古い参戦はもちろん大塚製薬時代だけど、電車で来たことも、車で来たこともあり、いろいろと思い出深い。
東日本大震災後の再開試合でもここに来ている。
たぶん一番来た回数が多いアウェイだと思う。
今回も今季初ヴォルティスでもあり、水戸に行ってきた。

 
今季の水戸ホーリーホックは開幕から無敗で上位につけている。
ケーズデンキスタジアム水戸をJ1ライセンス基準にするための改修も予定されていて気勢があがっている。
そして徳島ヴォルティスにとってはいつも難しい試合を強いられる相手でもある。
今回もそうだった。
ここで勝てると本当に勢いに乗れるところだったがそんなに甘くはなかった。

 
但し、互いが発揮したポテンシャルは特長は違うが、互角かつハイレベルなものだと感じた。
同点ゴールが試合終了直前に生まれたことをどう評価するかはあると思うが、ネガティブに考えなくていいと思う。
失点にしても一瞬のスキであったと思う。
それを除けば、かなり安定した力を攻守で発揮できていたのではないだろうか。
ラストでのバイスのゴールもポテンシャルが負けていない故に用意されていたゴールだったように思う。
クロスを上げ切って、バイスも相手のブラインドから現れてしっかり合わせている。
形はよかった。それが今のヴォルティスの状態を証明しているように思う。
妥当な結果ではないと思うが、ポジティブに考えたい。
まだまだ状態はあがっていく。

 
水戸は強かった。
但し、一番驚いたのはチームよりもファンの盛り上がりだった。
この日はメインスタンドのアウェイ側サイドエリアで観戦したが、メインスタンドがかなりのレベルで埋まっていた。
後半になってもお客さんは増えていたように思う。
前回来た時自分が座ったこの日と同じメインスタンドのアウェイ側サイドエリアは結構空いていたはずだが、この日はかなりの混雑ぶりだった。
そして試合中はバックスタンドの応援のリズムに、手拍子や、バルーンスティックでかなりたくさんの人が合わせていて、大きな音になっていた。
ここでは初めて見る光景で本当に驚いた。
水戸というエリアでのホーリーホックを応援する熱が間違いなく高まり、熟成されているのだろう。
現時点で上位にいるからと思うには、その光景はそんな最近の状況で急に醸成されてできていることとは思えない迫力と密集力があった。
水戸というエリアはホーリーホックを応援することについて間違いなく進化していると思う。
試合前は応援をリードしているグループがメインスタンド後ろのイベントエリアで応援のレクチャーもやっていた。
地道な努力も成果を出しているのかもしれない。
同週末、プロバスケットボールのサイバーダイン茨城ロボッツが新アリーナのこけら落としで試合をしていた。
こちらは6日(土)に5,041人を入れたそうだ。
水戸でのプロバスケットボールはまだまだこれからだと思うが、水戸というエリアのプロスポーツに対するポテンシャルをここでも証明していると思う。
こういうところでも徳島というエリアも負けられないね。

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2019年4月 1日 (月)

自信という仮面?ジェッツ、揺らがずの一勝一敗の先。

2018-2019Bリーグ 第31節
3月30日(土) 船橋アリーナ 5,462人
千葉ジェッツ  95 - 86 栃木ブレックス
  
3月31日(日) 船橋アリーナ 5,458人
千葉ジェッツ  70 - 72 栃木ブレックス
 
 
前回アウェイで対戦したときの記事を読み返す。
あれからお互いがどのように成長してきたのかを示し合う機会が再びやってきた。
栃木ブレックスにとって、千葉ジェッツという存在は一番意識される存在になっている。
それは否定できないだろう。
そして今どちらが上をいっているのか?客観的に見てどうなのか?
その答えは今は誰にも出し難い。
故にもっとも奥が深く、熱く、面白い戦いになる。

 
前回対戦時はブレックスにとってプライドを賭けた連戦だったと見ている。
そして思い通りの結果は手にできなかったが自分たちが何者かを彼らのホームアリーナのファンには示した試合だったと思う。
あの2連戦、主役はブレックスだった。
今度はジェッツのホーム、船橋アリーナだ。
ジェッツが船橋アリーナの観衆に何を示すのかは楽しみだった。
互いのファンは気質が全く違うと私は思っている。
ファンとしてのキャリアだけでなく、地域性も大きく違う。
チームも(会社というともっと分かり易くなるが)目指している方向が大きく違う。
だから示して好まれるものは違ってくる。
その中でこの2試合は何が見られるのか?

 
ゲーム1。
1Qから激しくせめぎ合う展開になった。
ジェッツが少し先をいったかと思うとブレックスもすぐに追いつく。
ブレックスは開始3分半でまだ1点差の段階で早くもタイムアウトを取って修正を施した。
ゲーム差2で追いかけるブレックスにとってゲーム1がジェッツ以上に重要であったことは確かである。
早い段階でのタイムアウトは気合と準備の本気度が満ちているのを強く感じさせた。
千葉ジェッツはどうだったか。
この試合の重要度はチーム全体で強く共有されていたのは間違いない。
それはブレックスと同じレベルにあったと思う。
但し、それ以上にジェッツには自分たちへの強い自信が備わっていた。
普段から試合で表現したいと思っている自分たちのバスケットボールをするという意志がまず芯にあった。
そしてそれができるという確固たる自信。
それが前回対戦時より、前々回対戦時、その前よりもどんどん強固になっていたのではないか?
試合が終わったときそう思わされる千葉ジェッツの試合ぶりだった。
2Qも前半は先に前にでるジェッツと、すぐ追いつくブレックスの展開が続いた。
だが、ブレックスがあと一歩で追いつくと思わせてジェッツが再び突き放す。
富樫が、ダンカンが、パーカーが、重要な場面で決める。
ブレックスに流れが来たと思わせない展開が続く。
前には出させないジェッツ。出たいブレックス。
どちらが先に疲れてペースを落とすか?
とても緊張感の高い試合だった。
但し、その緊張感の高い試合の中でも、ブレックスに前には出させないジェッツは自信を持って試合をしていたように見えた。
そして後半3Q前半、遠藤選手が2分強で10点を決めてきた。
この試合最大の勝負処だった。
ブレックスに勝機が来る寸前まできた。
だが、ジェッツはタイムアウト後からまたも盛り返す。
チェンバース、そしてこの時点で既に19Ptsも挙げていたパーカーが2本決めてまた突き放す。
一番の勝負処もジェッツの強い自信が制した。
このあともブレックスが追い上げる時間帯もあったが、この3Qの攻防で勝負はあった。
結局、この試合はジェッツが終始強固な自信に満ちた戦いぶりで試合を握っていた。
ブレックスは決して悪い出来ではなかったと思うが、それでも勝てなかったという試合で、前回対戦時のゲーム1以上にショックのある敗戦になったのではないか。
あと、マイケル・パーカーが無双だったことも大きい。
パーカーに対するチームの絶大なる信頼と、それに応えるパーカー。
強固な自信を支えた両輪が上手く稼働し前回以上に強くなったことを船橋アリーナの観衆に示した試合だった。

 
ゲーム2。
用事があったのでチケットは奥さんの職場の人に渡した。
その人はジェッツの試合を観るのが初めてだったそうだ。
実は観たいけど自身の休日と試合が合わない、チケットが買えないという人が今結構いる。
ブレックス戦は花形カードだからとても喜んでもらえた。
もちろん、お金なんか貰ってはいない。
その分グッズなど買ってくれればいい。

 
ブレックスの集中度は凄かった。
インサイドにジェッツの選手がシュートを打ちにいくと外を捨ててるのかと思うくらい一斉に押し寄せてきた。
ジェッツはそこへ正面から入っていって最後までそうだった。
もう少し、したたかに外と中を使い分けられたら試合展開は変わっただろう。
それができないくらい冷静さを欠いたのか?
私にはそう思えない。
選手たちの表情を見ても、劣勢の試合展開にもそう動じているようには見えなかった。
意識して昨日と同じ自分たちを表現しようとしているように見えた。
前日を制したことでこの日のジェッツには余裕があった。
ブレックスはこの日も負けると、3位のアルバルクとの直接対決で余裕がなくなる。
前日絶対に勝ちたかった試合を落としたことでこの日のブレックスはなりふり構わずだった。
前回対戦時のようにギアXが入ったように見えて、そうではないなとスマホでDAZNをパンケーキ食いながら見ていて思っていた。
前回敗戦したときのように圧倒的でもないし、やられている感覚もなかったのではないか。
もしかしたらやらせている感もあったのかもしれない。
自信という仮面が何かを隠していたのかもしれないね。
本当にそうなのかはきっとチャンピオンシップで対戦することがあればわかるかもしれない。
あくまで私の感想ね。これは。

 
リーグ戦もあと4月を残すだけ。
ラストスパートである。
両チームともに一カ月後どのように強くなっているだろうか?
仮面を取ったジェッツがどんな強さを見せてくれるのか?

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