« 上位も止まりだした。ヴォルティス、ここからがスタート。 | トップページ | 水戸のポテンシャルを見た。ヴォルティスも負けられない。 »

2019年4月 1日 (月)

自信という仮面?ジェッツ、揺らがずの一勝一敗の先。

2018-2019Bリーグ 第31節
3月30日(土) 船橋アリーナ 5,462人
千葉ジェッツ  95 - 86 栃木ブレックス
  
3月31日(日) 船橋アリーナ 5,458人
千葉ジェッツ  70 - 72 栃木ブレックス
 
 
前回アウェイで対戦したときの記事を読み返す。
あれからお互いがどのように成長してきたのかを示し合う機会が再びやってきた。
栃木ブレックスにとって、千葉ジェッツという存在は一番意識される存在になっている。
それは否定できないだろう。
そして今どちらが上をいっているのか?客観的に見てどうなのか?
その答えは今は誰にも出し難い。
故にもっとも奥が深く、熱く、面白い戦いになる。

 
前回対戦時はブレックスにとってプライドを賭けた連戦だったと見ている。
そして思い通りの結果は手にできなかったが自分たちが何者かを彼らのホームアリーナのファンには示した試合だったと思う。
あの2連戦、主役はブレックスだった。
今度はジェッツのホーム、船橋アリーナだ。
ジェッツが船橋アリーナの観衆に何を示すのかは楽しみだった。
互いのファンは気質が全く違うと私は思っている。
ファンとしてのキャリアだけでなく、地域性も大きく違う。
チームも(会社というともっと分かり易くなるが)目指している方向が大きく違う。
だから示して好まれるものは違ってくる。
その中でこの2試合は何が見られるのか?

 
ゲーム1。
1Qから激しくせめぎ合う展開になった。
ジェッツが少し先をいったかと思うとブレックスもすぐに追いつく。
ブレックスは開始3分半でまだ1点差の段階で早くもタイムアウトを取って修正を施した。
ゲーム差2で追いかけるブレックスにとってゲーム1がジェッツ以上に重要であったことは確かである。
早い段階でのタイムアウトは気合と準備の本気度が満ちているのを強く感じさせた。
千葉ジェッツはどうだったか。
この試合の重要度はチーム全体で強く共有されていたのは間違いない。
それはブレックスと同じレベルにあったと思う。
但し、それ以上にジェッツには自分たちへの強い自信が備わっていた。
普段から試合で表現したいと思っている自分たちのバスケットボールをするという意志がまず芯にあった。
そしてそれができるという確固たる自信。
それが前回対戦時より、前々回対戦時、その前よりもどんどん強固になっていたのではないか?
試合が終わったときそう思わされる千葉ジェッツの試合ぶりだった。
2Qも前半は先に前にでるジェッツと、すぐ追いつくブレックスの展開が続いた。
だが、ブレックスがあと一歩で追いつくと思わせてジェッツが再び突き放す。
富樫が、ダンカンが、パーカーが、重要な場面で決める。
ブレックスに流れが来たと思わせない展開が続く。
前には出させないジェッツ。出たいブレックス。
どちらが先に疲れてペースを落とすか?
とても緊張感の高い試合だった。
但し、その緊張感の高い試合の中でも、ブレックスに前には出させないジェッツは自信を持って試合をしていたように見えた。
そして後半3Q前半、遠藤選手が2分強で10点を決めてきた。
この試合最大の勝負処だった。
ブレックスに勝機が来る寸前まできた。
だが、ジェッツはタイムアウト後からまたも盛り返す。
チェンバース、そしてこの時点で既に19Ptsも挙げていたパーカーが2本決めてまた突き放す。
一番の勝負処もジェッツの強い自信が制した。
このあともブレックスが追い上げる時間帯もあったが、この3Qの攻防で勝負はあった。
結局、この試合はジェッツが終始強固な自信に満ちた戦いぶりで試合を握っていた。
ブレックスは決して悪い出来ではなかったと思うが、それでも勝てなかったという試合で、前回対戦時のゲーム1以上にショックのある敗戦になったのではないか。
あと、マイケル・パーカーが無双だったことも大きい。
パーカーに対するチームの絶大なる信頼と、それに応えるパーカー。
強固な自信を支えた両輪が上手く稼働し前回以上に強くなったことを船橋アリーナの観衆に示した試合だった。

 
ゲーム2。
用事があったのでチケットは奥さんの職場の人に渡した。
その人はジェッツの試合を観るのが初めてだったそうだ。
実は観たいけど自身の休日と試合が合わない、チケットが買えないという人が今結構いる。
ブレックス戦は花形カードだからとても喜んでもらえた。
もちろん、お金なんか貰ってはいない。
その分グッズなど買ってくれればいい。

 
ブレックスの集中度は凄かった。
インサイドにジェッツの選手がシュートを打ちにいくと外を捨ててるのかと思うくらい一斉に押し寄せてきた。
ジェッツはそこへ正面から入っていって最後までそうだった。
もう少し、したたかに外と中を使い分けられたら試合展開は変わっただろう。
それができないくらい冷静さを欠いたのか?
私にはそう思えない。
選手たちの表情を見ても、劣勢の試合展開にもそう動じているようには見えなかった。
意識して昨日と同じ自分たちを表現しようとしているように見えた。
前日を制したことでこの日のジェッツには余裕があった。
ブレックスはこの日も負けると、3位のアルバルクとの直接対決で余裕がなくなる。
前日絶対に勝ちたかった試合を落としたことでこの日のブレックスはなりふり構わずだった。
前回対戦時のようにギアXが入ったように見えて、そうではないなとスマホでDAZNをパンケーキ食いながら見ていて思っていた。
前回敗戦したときのように圧倒的でもないし、やられている感覚もなかったのではないか。
もしかしたらやらせている感もあったのかもしれない。
自信という仮面が何かを隠していたのかもしれないね。
本当にそうなのかはきっとチャンピオンシップで対戦することがあればわかるかもしれない。
あくまで私の感想ね。これは。

 
リーグ戦もあと4月を残すだけ。
ラストスパートである。
両チームともに一カ月後どのように強くなっているだろうか?
仮面を取ったジェッツがどんな強さを見せてくれるのか?

Dscn8739

Dscn8726

Dscn8744

Dscn8760

Dscn8764

Dscn8771

Dscn8775

Dscn8763

20190331_163903 

|

« 上位も止まりだした。ヴォルティス、ここからがスタート。 | トップページ | 水戸のポテンシャルを見た。ヴォルティスも負けられない。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 上位も止まりだした。ヴォルティス、ここからがスタート。 | トップページ | 水戸のポテンシャルを見た。ヴォルティスも負けられない。 »