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2019年5月29日 (水)

2018-2019シーズンの千葉ジェッツと私。

千葉ジェッツふなばしは2018-2019シーズンの全試合、そしてチーム全体規模の大きなイベントを全て終えた。
船橋アリーナでブースター感謝祭も先日行われたので、観に行ってきた。
第一部だけで帰ってきたが、ジェッツの人気の拡大を感じる大規模な感謝祭だった。
このイベントをもってこのシーズンでの私のブースター活動のスケジュールはほぼ終わった。
というタイミングなので、シーズンを振り返り、感想を述べて、一旦締めくくろうと思う。

 
開幕こそ2連敗したが、千葉ジェッツは試合を重ねる毎に強くなっていった。
脅威的だったのは、殆ど停滞することなくどんどん強くなり続けたままシーズン最後までいったことだった。
時々負けるとそこを起爆剤にして加速度をあげてさらに強くなっていった。
昨季までジェッツを翻弄して勝てていた強豪チームは、今季ジェッツ戦ではかなり苦戦を強いられた。
開放したことのない力を使うことや、リスクに挑まないと勝てなくなった。
それがまたジェッツを強くしていった。
実際、ジェッツの選手は強い相手と試合をしていても表情に怯みをまったく感じなくなった。
負けた試合の試合中、試合後の表情が昨季までと全然違っていた。
さすがにファイナルで負けた時は久々に悔しさ一杯の顔を見たが、シーズン中は負けても動じないメンタルが出来ているのが伝わった。
感情が乱れないのだから、経験はまるごと蓄積されている。そりゃ強くなる。
バスケットボールは実際の力の差が試合内容にストレートに反映されることが多い。
強くなったジェッツはもはやジャイアントキリングされる側になっていたが、今季はかなり難しくなったうえに相手のメンタルが折れるような試合を当たり前にするようになった。
20点差以上離して圧勝する試合もシーズン進むにつれて増えていった。
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物議を醸したチャンピオンシップのセミファイナルで起きたことも延長線上にあると私は思っている。
そこまでブレックスとは互角の対戦成績で、勝ったあとには底力も見せつけられるように負けたことが2回はあった。
ブレックスに負けた時のブレックスは本当に強かったからね。
その敗戦経験が、あの大一番で先勝したあとのゲーム2では絶対に強いブレックスが出てくるとジェッツに思わせたんだろう。
それに対抗するために自分たちはそれ以上に、ハルクみたいに全開になんなきゃ勝てないって...そう思って全開にしたらふみつぶしちゃったんじゃないかな。
思ってたより自分たちも強くなってたんで、全開にしたら上回り過ぎちゃって..てね。
もちろん、それで怪我をさせてしまったのだから、反省すべきは反省しないとね。
次は気持ちよく勝ちましょう。
ただし、勝負ごとだから勝つか負けるか、生きるか死ぬかみたいなもんなんで、うちはレベルは変えない。切磋琢磨ならこっちのペースでさせてもらう。ジェッツに勝ちたいならジェッツ以上の力を出すことだ。勝ちは勝ち。負けは負け。これしかない。負けてからいろいろ言ってこっちが勝ったはずなんてなんてことは愚だ。
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そんな感じで、ジェッツの強さは尋常じゃない加速度で増していった。
それでも一発勝負はそう簡単じゃないと思った。
天皇杯はさすがに三連覇はないだろうと思ったが、結果は川崎、東京、栃木と接戦を勝ち切っての三連覇達成となった。
これには歓喜以上に驚きが上回った。
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このように今季のジェッツは本当に強くなった。
何が大きかったのか?
私個人の考えだが、理由は3つあると考えている。

 
一つ目は、チームが追求するバスケスタイルをブレず鍛え続けてきたことが三年目で相応しい成長に至ったこと。
大野HCのもとで、ディフェンスからトランジションというスタイルを、千葉ジェッツというチームの看板として先に掲げ、それを追求してきた。
先にこういうバスケをするのが千葉ジェッツであるという看板があったので、コーチ陣は迷うことなくそれを追求できたし、結果や内容が出ていない試合があっても方向性に迷うことがなかったことが大きい。
道は最初から一つしかなかったのだ。
それが三年目で相応しい成長につながった。そして、それはこれからも続くと思う。
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二つ目は、新戦力が充実し、かつ全員がフィットしたこと。
田口、藤永、ダンカン、大宮、トレイ・ジョーンズと新加入選手は多かったが、結果的に全員がチームにフィットした。
フィットするまでの時間も多少差はあったが、いづれも最低限の時間だったように思う。
終盤は彼らがコートに出る度に大きく沸いたし、そして結果も示して、さらに沸かせた。
こんなにも新戦力が全員フィットして余剰戦力が見つからないシーズンは初めてで、ならば今季の強さも当然に思えた。
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三つ目は、チームを取り巻く支援、応援がさらに強大化していったこと。
昨季から支援をいただいているX-FLAG(Mixi)の存在は非常に大きかった。
エンターテイメントパワーでの貢献はもちろんのこと、最後は民設民営の1万人規模の新アリーナ構想にまでご賛同をいただけた。
チームをバックアップしてくれる力が選手たちには非常にわかりやすく伝わったことは大きかったと思う。
そして運営面で伊藤俊亮さんがファンや選手の見える場所で常に頑張ってくれていたこと。
それこそ最初の負傷離脱者にならないかと思うくらいの忙しさだったが、常に最後まで笑顔だった。
それがファンに与えた効果は大きく、それが声援になって選手に注ぎこまれていた。
そしてそのファン、ブースターのパワーはチケット代が高くなっても増え続けた。
リピーターとして定着した人たちの観戦経験も増したことで応援でも自然に声に厚みが増すように、そして声を出し続けるようになった。
試合中に怪我人が出た時でもゴージェッツコールが自然と出てしまうこともあったが、それは経験値によるもので、そこまではまだ気が回らないだけだ。
そういうところは今後自然にアジャストできるようになっていく気がする。
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そして、メンバーも増え、かつ欠けることなく、ハイレベルなパフォーマンスとファンへのブレない真摯さを貫いたフライトクルー。
STARJETSは選手と同じくらい人気が増し、推しメンを持っている人も激増していた。
15人もいながらファンは全員の顔と名前を知っていた。
カツも昨季のファイナルでの悔しさを乗り越えるために負傷するほどに練習を積み、そして真面目に鍛錬を重ねる姿が周囲に伝わっていた。
そしてスタート時こそ問題が発生したフードコートのリニューアルも翌日には早くも改善が始まり、新しいオーダーシステムをスピーディに導入するなど、観戦環境の改善に躊躇がなかった運営も素晴らしかった。
本当に開幕戦からのレベルアップはチームだけでなく、運営面でも同時成長でそれがファンの満足度を刺激して、声援に反映させていたと断言できる。
トドメは新アリーナ構想だった。
みんな馴染んでは来ていただろうが、人が増えすぎた弊害はあったし、チケットが買えないという声はチームが目に見えて強くなった後半戦は私の周囲でも結構あった。
私の奥さんも私の都合でチケットが浮くと自分が観に行くと言い出すようになった。
後述するが、いろんな面でパンパンに膨れ上がっていたジェッツを取り巻く環境に新アリーナ構想は大きかった。
それは選手たちにもファンにも夢を与えたし、それが来季以降の力の源泉になるだろう。
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最終的には強さも人気もド派手さも話題も何もかもが昨季の上へ、そしてどのチームより遥かに上をいった。
メディアへの露出もバスケどころか総合スポーツ誌に留まらず、経済系メディアや社会一般メディアに島田社長が何度も登場した。
トドメはチップスだ。
こんなところにまで進出するのかと思ったほどで、それらも評価対象に含めたら、王者というより盟主は千葉ジェッツであることは間違いない。
いかに悪く言われようが、それ以上に評価し、賞賛する人がバスケ界外部にまで広がっているのは事実だ。それは今もそうだ。
そんなチーム、ジェッツ以外にない。
他にいないことが大きな問題なのだが。大きなバックがないジェッツがここまでできたことが他にもできないことなのか?
そんなことないよね。
だから、いまだに挑戦と進歩を続ける島田さんとの差はこれからも開くばかりだろう。
島田さんの進歩はすなわちジェッツの進歩であり、リーグ戦後半の誰も止められない重戦車のような強さに到達することは必然だったのかもしれない
開幕のちょいマイナスの位置からスタートしたが、そこからの上昇角度は一度たりとも下を向くことなく、最後はダントツで高いところへ登っていた。
天皇杯三連覇という偉業も偶然という要素は実はそれほどなかったのだろう。
そして負けるとそこからさらに強くなっていった。
東地区の各強豪チームは、今季ジェッツに勝つには開放したことのない力を使うことや、リスクに挑まないと勝てなくなった。
立場はこれまでから逆転しようとしている。
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立場が逆転するかもとか、自分たちが踏み込んでいない領域に先に進出されているという実感が他者に恐怖を与え、それがアンチにつながっている部分はあると思う。
だとしたら、そういう人物はジェッツがまだ踏み込んでいない領域に応援するチームと共にフロンティアすべきで、批判だけするのは足許がばれるというものだ。

 
リーグチャンピオンになれなかったことは残念ではあるが、それほど落胆はしていない。
100年の計ならば、一回目の王座獲得など小さなことだからだ。
それに今季のリーグチャンピオンは、ファイナルから2週間経って、まだどれほどに世間に覚えられている?
王座の本当の意味はそこにあるんだよ。
それが奪われない限り、マジで大したことじゃない。
私にはね。

  
その上で私の個人的な感想を言うと”成長”と"葛藤"という言葉が出てくる。
”成長”はいうまでもない。
上にも書いたが昨季よりあらゆる面で上回った。バスケの成績も、エンタメも、アリーナのサービスも。
いづれも開始直後は問題もあったが、改善にすぐ対応するスピード感、実行力はやって当たり前のように見えて、簡単にできるレベルではなかった。
これは実際に見ていない人間には絶対にわからない。それを見ていないだけで批判は真実味を欠く。

 
しかし、一方で”葛藤”も私の中では大きかった。
サービスが分厚く派手になっていく中で、ある時から原点的なスポーツ観戦の楽しさを飲み込む程に付加価値が巨大化していくように見え出した。
そして、ジェッツが向かっている先がどこなのかわからないと思うようになった。
島田さんは、今季のジェッツについて「成長痛」という言葉をブースター感謝祭で使った。
一部、私の思うところに重なる部分はあると思うが、たぶん本質は違う。
その違いがハッキリとわからないところが私の中でより引っ掛かりになっていた。

 
毎ホームゲームごとに販売される新商品、限定のイベント、プレゼント、パフォーマンス。
ホームゲームの船橋アリーナは時間も人もモノも全てパンパンに詰め上がった。
他のチームに比となるものがないくらい多くのパートナー様がジェッツを本気で応援してくださり、人的面でも金銭面でも多大なご支援をしてくださっているのは感謝しかない。
しかし、それゆえに会場のキャパシティとは別に時間のキャパシティも膨れ上がってしまっていてタイムスケジュールは余裕はどこにもない。
視覚的、聴覚的、そして心理的にもスポーツの試合の付加価値の刺激が大きくなり過ぎてしまって、主体が霞みそうになる不安を私はよく感じた。

 
そして後半戦は前半で20点差以上リードする試合も増えていった。
前半終了時でほぼ負けないと確信するようになったファンは試合ごとに増えていったはずだ。

 
すると、私は応援という非常に曖昧な精神性を持ったモノの立ち位置がジェッツでは今はどこにあるのだろうと疑問に感じるようになった。
ほぼ勝つだろうという見込み、そしてその通りになる試合が続くと、声援という応援形式はその精神性がどうしたって軽くなっていく。
勝たせるために応援するのが応援なのだから、勝利が確信的に、それも早い段階で確信されてしまうと、いやでも形骸化していく。
では、千葉ジェッツにとって最も効果的な応援スタイルは何なのだという疑問があるときから私の中に浮かんだ。

 
勝たせるための行為が応援であるのだが、応援とは試合の時に声援を送ることだけが応援ではない。
試合のないときにどこか出かけるときにジェッツのTシャツを着て出かけるだけでもジェッツのアピールになり、ジェッツに興味を持つ人を増やす可能性を高める。
それも応援なのである。
だが、試合当日、会場になると主体となる応援の形は変わる。
それは声を出して選手を鼓舞することだ。
だが、大差の圧勝ショーみたいな試合になる千葉ジェッツにとって「本音でありがたい応援の具体的行為」は何なのだ?と。
正直に言えば上に書いたように毎ホームゲームごとに販売される新商品、限定商品を見ているとこれを買うことが応援なのか?と
もちろん、それも確かに応援だ。売上はジェッツの利益になり、それはチームに還元されていく。
そしてチームは強くなる。
それのどこが悪いのだ。何も悪くない。
でも...なら...声要らなくないか?と。
”それ”がジェッツにとっての最善の応援という支援ならば、自分は必要なのだろうか?と。
後半戦はずっとそんな”葛藤”とも戦っていた。そして今も。


そんな”葛藤”の中にいると気になることも増えていく。  
4Qでパフォーマンスされる「絶対勝つぞ」コールは確かファン発信のコールをフライトクルーが共有するという素晴らしい考えだった。
だが、”勝たせることができる応援が応援”という私の応援の原則に沿えば、20点差以上リードした状況下の勝利濃厚な試合では、どこにも負ける要素はない。
言葉の意味も、そんな試合状況では変わってしまう。
対戦相手の選手やファンには敬意を損じる意味にもなると思っている。
やるなら試合前だと思う。
応援に見えて意味を失っている行為は応援ではない。
だから私はあれが嫌いだ。

 
ジェッツのファンの応援はシーズンごとにかなり熱くなっている。
パワーだけだったら他に負けていない。
だが、経験値やリーダーがいない、リーダーを置きにくい会場の状況もあってコントロールがまだまだ効いていなくてプチ暴走することがしょっちゅう起きている。
試合の機微が応援に反映できないので、ちょっとでも静寂ができると”ゴー!ジェッツ”コールが自然に始まってしまう。
それはだんだんと変わっていくだろう。
その中で自分がどう息をしていくのが一番いいのか?

 
サッカーでは、特に試合では、応援という行為の主体はサポーター側にある。
だが、バスケットボールは違う。
演出として音楽が流れる。声援を喚起しコントロールするのはチアリーダーの役割だ。
ジェッツのSTARJETSはその点でとてもハイレベルな技術と高い献身性をもっているメンバーばかりだ。
ゆえに応援でのSTARJETSの存在は、多くのジェッツファンの応援という行為でのキャリアを考えても、ジェッツの応援での依存性は非常に高い。
簡単に言えば彼女たちがいないと今は応援が機能不全を起こすのだ。
アウェイのように人数が少なければファンが密集するので機能させるは比較的楽だ。
全員が全員の視界にいるからだ。
だがホームゲームは人が多過ぎる。簡単じゃない。
チャンピオンシップのファイナルで応援がアルバルクに負けていたと思った人は多いと思う。
あれも、会場の構造の関係でSTARJETSが試合中はファンから殆ど見えない位置にいたからだと思っている。
事実、見える位置に常にいてくれた天皇杯は場所を変えても優勝(三連覇)している。
但し、彼女たちも上に書いたがパンパンに膨れ上がった時間のキャパシティの中でいっぱいいっぱいだ。
今してくれている以上のことは難しい。
応援をどうしていくのかは本当に課題だ。

 
応援とは自分と、応援する「愛するチーム」の2つだけの世界であって、基本その関係だけあればいい。
これが一つ目の原則。
そして、嫌いな対戦相手を批判したり、負けたことを喜ぶ行為は応援じゃなく”呪い”だ。
だからそこに絡めば互いに呪い合うことになってしまう。
”呪い”をしていることでは応援しているチームの選手は喜ばない。
ましてや、時にそれに選手を巻き込んでしまっているケースもある。それは完全に応援ではない。
愛するチーム、選手に喜ばれない行為は応援ではない。
これが2つめの原則。
この2つの原則さえ外さなければ、どんな行為も応援につながっていく。
今もそれは外していないが、今のジェッツは何もかもが上手くいきすぎているから逆に難しい。自分たちの外からの影響もうけるから。

 
いろいろと思うところがあった上に、ジェッツ外の私の生活でもいろいろとあって精神的にキツイ状況が続いた。
アリーナでも”葛藤”を抱えたままだったので、正直いえば使命感でアリーナに通ってるに近く、楽しさを感じている度合いは多分他の人よりも小さかった。
元々、私は試合に勝っても負けても、試合が終わるとその試合の興味を消してしまう人間だ。
すぐ次の試合に切り替えてしまい、勝利に浸らない性分なのだが、さらに無感情になっていった。
一時、自分でもこのままでは気持ちが続かないのではと思った。
今シーズンでやめようかなと思ったときもある。
が、ある言葉がポッと思い出されたことが私を救った。
それは私の知る限りプロ意識が最も高いと今でも思っている人の言葉だった。
それはプロレスラーの故ブルーザー・ブロディの遺した言葉だった。
彼の一番重い言葉に違う意味があるように感じたことが救われるきっかけになった。
長いこと応援という稼業を頑張ってきて得たものも多かった。が、ここから、こういうモチベーションに苦しむ向こうにもなにかがあると思えるようになった。
ジェッツ以前からもずっと進んできた道の先にいきつくべき場所がようやく見えた気もしたからだ。
ならば、そこに行ってみたい。そのためにもジェッツを応援しつづけるべきなのだろうと思った。
だからやめるとか考えるのは止めた。

 
それとカメイさんの存在は絶対に大きい。
やめるわけにはいかないぞと自分の中で声が出るときは、大概カメイさんに会ったあとだった。

それに毎年詩を書いてくれているツヨシさんや、ラテアートを書き続けてくれたTaposCoffeeのマスターのためにもやめられない。

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ジェッツに島田さんがまだいない時期から観に行っていて、島田さんが加わり、それがきっかけで本気で応援していくことを決めた古いファンの自分である。
そんな自分ですら戸惑い、もう自分は要らない存在なのかもなと思い出していた。
だが、それでは、もしくは投げ出したら、その道の先も、他にもあるであろう道の先にも辿り着かないで終わる。

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何故そんなに応援を難しく考えるのって思うかもしれないね。楽しいだけでいいじゃんと。
でもめんどくさく拘って、勝たせたいと強く思って、応援して、そして勝たせることができたときの勝利が人より特別になるのをわかっているからなんだ。
応援って、どんだけ人より一生懸命応援しても応援してるチームが必ず勝つわけじゃないよね。
適当に応援やっててもチームが強ければ殆どの試合で勝つんだよね。
でも声を人より大きく出して声援を送ったり、遠くの試合に行ったり、横断幕やオリジナルの応援グッズ作ったりと、応援することに人より拘って、そして成し遂げると人より特別な勝利になるんだ。
それがたまらなく最高だから拘る。
拘って応援して、一生懸命応援したから勝てたと実感するような経験を何度もしてるから拘るんだよね。
1994年に柏レイソルがJリーグ昇格を決めた時。
1997年にサッカー日本代表がW杯出場を決めた時。
2013年に徳島ヴォルティスがJ1昇格を決めてハマグチさんの夢をかなえた時。
どれも一生懸命、人よりももう一歩懸命にって拘って成し遂げて特別な勝利になった。
お金チームに落とせば、それは確実にチームの力になる。それだって正しい。
でも応援って気持ち主体でするものだから、金を主役では特別な風景にはならないんだよね。
だからめんどくさく気持ち、気持ちで深くこだわるんだ。

 
但し、あくまで自分の中で追求することを忘れてはいけない。それは厳守。
でないと迷惑を掛ける人をひたすら増やす人間になっちゃうからね。

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自分が感じ、戦ってもいる”葛藤”はそういうこれからどうとでも変化していける”可能性”の中にいることも事実だ。
新アリーナもこの目で真っ先に見てみたい。
そこに”葛藤”の答えが見つかるかもしれないね。
まだ来季もシーズンチケットを買うかの答えは出していない。
私にとっては、選手にとっての所属契約みたいなものだ。
たぶん継続するだろう。
来季はどんな日々が待っているだろうか?
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こんな感じで、今シーズンは難しかった。
勝ったことも負けたこともシンプルに感じ留められなかった。
では、今シーズン頑張って何が手に入ったんだろう?
火曜日の昼まではそう思っていたんだ。

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その日、奥さんが持たせてくれたお弁当のバッグをランチタイムに開けると、そこには見たことあるランチボックスが入っていた。
船橋アリーナで買ったジェッツのスーベニアランチボックスだった。
ちょっとした意外な可笑しさと驚きがお弁当の香りと共にランチボックスの外へ出てきた。
ジェッツはいつも自分を見てるんだなと、ほんの小さな出来事から感じて、笑えるというか、温かくなるというか、やれやれというか。
何か悩んでるのがどうでもよくなった。
「来季も来てね」とランチボックスが言った...のかは分からないけど。商売上手か!?(笑)
ハイハイ、行くよ、来季もね。
いい子で待ってな。

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