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2019年5月14日 (火)

突き付けられた現実。ヴォルティス、この敗戦を次節首位相手に活かせ。

2019J2リーグ 第13節 三協フロンテア柏スタジアム
柏レイソル 1 - 0 徳島ヴォルティス
得点:【柏】オルンガ45'

  
厳しい接戦を制した前節。
ようやく光の差す場所へ飛び出すキッカケができた。
上位進出に向けて今節での連勝は絶対条件であった。
そして相手は昇格本命と言われながら、現在リーグで5試合勝利がない柏レイソル。
深刻なゴール欠乏症と、鹿児島にも敗れるなどヴォルティスとは少し似ている状況にある。
とはいえ、個人技はどの選手も高く、甘く対応すると如何に酷いゴール欠乏症の患者であってもやられる可能性は高い。
それでも現状のヴォルティスにとって、今の柏レイソルはかつて何度か苦杯を舐めさせられたときの柏ではない。
そして柏は終盤の失点で勝利を逃がしている試合が多い。
対してヴォルティスは最終盤でゴールを決めている試合が多い。
勝機は最後まである試合だった。

 
但し、柏の守備はハードで堅い。
リードされると逆転するのは至難の業だ。
ましてや、前節鹿児島に逆転負けをしているため、守備を修正してきている。
同じ轍は踏まないだろう。
穴はさらに小さくなった。
先制点を許すと追いつけたとしても逆転は相当難しい。
だが、この試合はドローでは帰れない。

 
前半は予想以上にヴォルティスには厳しい前半だった。
個の能力には確かに差があった。
顕著だったのは判断と動作までのスピードだったと思う。
ボールを持ってからパスやドリブルの動作に移るまでの時間が違った。
そこで時間を少しでも懸けるとすぐに身体を当てられて自由を奪われる。
岩尾ですらボールを持って前へ配球しようとコースを探した僅かな時間に背後から奪われた。
スライディングもハードで何度も倒された。
サイドでも素早く囲まれて前に運ぶことができず、中央は上島選手にことごとく跳ね返された。
それでも柏は決定力が発揮できずにスコアレスを引き摺った。
実はそれはヴォルティスにとって悪くない流れだった。
防戦一方ながらある程度まで我慢できれば後半は..というところだった。
先制点を許すまでは。

 
クリスティアーノの飛び出しは絶妙だった。
オフサイドと判断されてもおかしくない飛び出しとオルンガとの連携からチャンスメイクし、ゴール際に進入させてしまった。
クリスティアーノにヴォルティスの選手たちの意識がいった背後に回りゴール前に入ったオルンガに決められた。
前半終了間際だった。

 
後半は柏が守りながらカウンターを狙う形に移行したため、ボールを相手陣内で持てるようになった。
但し、枠にシュートが飛んだのは、小林選手のミスからGKと1対1になったシーンとFKだけでいづれも清武のシュートは中村航輔に止められた。
岸本、狩野と投入したが、引いて固めた柏の守備陣を崩すには、彼らと清武、野村ではフィジカル的にも厳しかった。
佐藤の投入と、バイスの前線投入は遅かったと思う。
オルンガが交代で下がった時点で、柏の前線は高さではなくスピードに移行したのでバイスをバックに置いておく理由はあまりなくなった。
だが、佐藤が投入されたのはオルンガ交代の9分後で、バイスを前線に上げたのはADタイム突入の直前だった。

 
スコアは0-1ではあったが、力的には明らかに差があって、いろいろともっとレベルをあげる必要をヴォルティスに感じた試合だった。
突き付けられた現実はかなりシビアだったと思う。
後半はボールを持ててはいたが、相手は割り切っての守り方であって、崩して中村航輔を脅かすに至らずに終わったことは真剣に捉えないといけない。
前半はハードなプレスで自由を失い、後半は敷かれた壁の内側に進入できなかった。
攻め抜くのはヴォルティスにサポーターが望むスタイルのはずで、それができなかった事実、させてもらえなかった理由はそのままにしておけない。正直言って柏の手のひらの上から出られなかった。異なる局面になった前後半両方とも。
ここから上に行くために何をできるようにならないといけないか。

 
次は首位をホームで迎え撃つ。
この敗戦を山形との試合で活かさないといけない。
正念場である。

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