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2019年9月29日 (日)

混戦の2位争いに迫る。ヴォルティス、自信こそ今からの強い武器。

2019J2リーグ 第34節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 
徳島ヴォルティス 2 - 0 ツエーゲン金沢
【得点】徳島:35'野村 直輝、66'ヨルディ バイス
 
まず試合内容はほとんど問題なく完遂できたと選手も監督も確信できているように思う。
先制点を取るまでは嫌な感じが残っていたと思うが、先制点がかなり気持ちを楽にさせてくれた。
2点目が入ると、ほぼ負ける可能性はなくなった試合だった。
ここ何試合かモヤモヤしていたと思うが、空気はこれで一新できたと思う。
 
上位は大混戦で毎節順位が上下している。
ヴォルティスはそこに食い込んでいこうとしている。
何度かここに食い込もうとしては突き放されてきた。
今度こそラストチャンスになる。
言っちゃ悪いが次節は計算できる相手なので、そこはしっかり勝ってうまくいけば6位に並びたい。
 
今のヴォルティスは隠し玉はないが、外れがいないチームであると思う。
けが人はしかたないが、ベンチ入りの競争は厳しいチームなのではと思う。
スタメンとサブのメンバーは持ち味の違いは当然あるが、遜色は誰であってもあまりない。
とびぬけた爆発力がないのが問題ではあるが、そこを埋める安定度は高い。
勝負事なのでここ一番で決める力はどうしても注目を集める。
だが、崩れない安定感の高さ、穴の無さというもとても重要だ。それもここ一番で武器になる。
その武器は各自の自信をエネルギーにしていると思う。
自信さえ保たれていれば互いが互いの自信を支えあって強めて堅い強さを保てるだろう。
そこがどこまでチーム内で気づかれているか?
 
追いついて混戦に食い込む。
上位のチームは気を抜けない試合を続けている。
そこに食い込んだら自分たちもそのテンションとも戦わないといけない。
そこでモノをいうのは上のような自信なんじゃないかな。
きれいごと言ってるけど、いざそうなったらやはり自分たちの中身ではそれが重要になるんじゃないかな。
でもここ5試合で一番勝ち点を稼いでいるのは先週と同じでヴォルティスだ。
上位のチームは追いつかれるのを恐れているはずだ。
ぶち抜いてやろう。

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2019年9月23日 (月)

ヴォルティス、慎重さで招いたドロー。自信を持っていこう。

2019J2リーグ 第33節 フクダ電子アリーナ 
ジェフユナイテッド千葉 1 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】千葉:43'クレーベ(PK)
    徳島:79'藤田 征也
 
 
まず、古くからというより最初からの徳島サポーター仲間であるカトヤンが尽力して千葉県を襲った台風15号により被害を受けている千葉県を応援してくれる横断幕を出してくれたことに千葉県民として感謝しかありません。
きっと昨日の時点で3100戸あった停電が続いている世帯も含め県内にその心は届いたと思います。
ありがとう、カトヤン。
いろいろ声を掛けたかったけど申し訳ない。
本当に本当にいろいろ大変だと思うけど、君の善意が君にもいいことを招いてくれることを願ってる。
 
残り10試合となり、昇格を目指して上位チームは毎試合最後の力を尽くして成功を目指している。
1位柏は少し抜けているが、2位から6位までは毎節ガラリと入れ替ってもおかしくない接戦を戦っている。
ヴォルティスはそこに食い込んでいかないといけない。
10月後半には上位昇格圏チームとの直接対決が続く。
そこまでに互角の位置に浮上しておきたい。
 
ジェフユナイテッド千葉は立ち上がり前線からプレスを掛けてきた。
そしてボールを奪うと左サイド(ヴォルティスにとっては右サイド)中心に攻めてきた。
立ち上がりにそのヴォルティスの右サイド深くに攻めあがられたが、クロスの質がよくなく事なきを得た。
その後は前線の選手たちの動きの質が高いヴォルティスがよりゴールの匂いを濃くさせていった。
だが、立ち上がりに攻め込まれた右サイドを塞ぎきれずディフェンス時に自陣深くまで何度も戻らざるを得なかった。
ここで右サイドを手当てすることが遅れたことが大きかったように思う。
コーナーキックからアウトサイドで合わせられて枠に飛ばされたシーンも右サイドを上がられてチャンスメイクされたところから始まっている。
クオリティではヴォルティスが客観的に見て上に見えたが、ジェフにこのサイドを攻めていればやれるという自信を与えた。
それが試合を互角に、そして走る距離を増やしてしまっていた。
 
前半問題のPKのシーン。
確かにスローVTRで我々が見ればハンドじゃないと思える。
だが、レフェリーはその場でそれを見ることができない。
自分の目で見て判断したことを告げたという事。
この辺については以前書いた記事と考えは変わらない。
あの時と同じ状況ではないが、ハンドと判断され以上仕方ない。
それから、このシーン以前に先制できるチャンスはあったし、右サイドを手当てしていればこれにつながる流れも断ち切れたと思う。
ゴールの匂いは明らかにヴォルティスの方が濃かったので点が取れなかったらこういうことが起きる。
37分のシーンは決めないといけなかったと思う。
 
後半も同じように時間だけが過ぎていった。
互いにゴールに近づくシーンが出て、千葉はヴォルティスの右サイドからチャンスメイクができていた。
そしてトップのクレーベがポストとして当てられたボールをワンタッチでサイド裏に流したりなど、千葉に攻撃の形のキーになっていた。
一方、河田はチェックも厳しく、いい形でボールを貰えなかった。
結局、河田を下げる判断をしなくてはならなくなった。
交代で入った藤田が大きな仕事をしてくれたが、できれば河田を前線に残している状態で藤田を使いたかった。
ちょっと慎重過ぎたかな。
展開がそういう気持ちにさせたかもしれないね。
その中であのPKが入ってしまい、なお自分たちを難しくした面もあったと思う。
もっと気持ちや采配で攻めても良かったんじゃないかな。
 
得たい結果にはならなかったが、まだ終わってはいない。
ここ5試合でもっとも勝ち点を稼いでいるのはヴォルティスなのだ。
これは本当だ。
自信を持って残り9試合を勝ち切ろう。
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2019年9月19日 (木)

2019EARLY CUP開催。日本バスケが進む道は?

2019B.LEAGUE EARLY CUP KANTO 場所:船橋アリーナ
9月15日(日)  準決勝   千葉ジェッツ 75 - 84 宇都宮ブレックス
 
9月16日(祝・月)3位決定戦 千葉ジェッツ 85 - 73 サンロッカーズ渋谷
 
 
バスケW杯を経て、Bリーグのシーズンがやってきた。
シーズンは今季もEARLY CUPからスタートした。
2年ぶりの船橋アリーナ開催である。
 
前週末に台風15号により千葉県を中心に関東南部を甚大な被害を受けました。
一週間以上経ってもまだ78000戸(9月16日夕方時点)で停電しており、その影響もあって断水も深刻な状況にある。
そして、家屋やインフラの損害は現時点でも正確に把握できていないほどであり、同じ千葉県に生まれ、生活している人間として心が痛い。
少しばかりでも力になりたいと思い、できることから行っているが、Bリーグでも募金活動を始めている。
そしてフライクルーのカツナリは友人共に富津市方面に支援に出かけたらしい。
まずは早急なる電気、道路などの全面復旧を願います。
早く元の生活に戻れることを心から祈りたい。
そしてこの夏自然災害でを元に甚大な被害を受けた地域は九州北部も同じで、佐賀県では鉄工所が浸水し、油槽にあった油が大量に流出した。
周辺が農地も含め甚大な被害を受けており、こちらも非常に悲しい。
そして地球の反対側になるがアマゾンの大規模火災も私はすごく気になっている。
 
そんな甚大な被害に苦しんでいる人が大勢いる中で、サッカーやバスケを観ることができる幸せには本当に感謝しかないです。
我々は幸せ過ぎるくらいだ。
 
日常のバスケットボールはちょっとした夏休みを経て私たちのところへ戻ってきた。
Bリーグのリーグ戦開幕前に開催されるEARLY CUPは応援するチームのお披露目といっていい。
千葉ジェッツふなばしも今季の新チームを初めてホームで披露した。
今オフ、石井講祐がサンロッカーズ渋谷へ、アキ・チェンバースが横浜ビー・コルセアーズへと移籍した。
この大会では石井はコンディションによりプレーしなかったが、アキは元気にプレーしていた。
そして躍動するプレーが素晴らしかったトレイ・ジョーンズも退団。もっと活躍させてあげたかった。
 
新加入は京都から晴山ケビンが移籍加入し、日本国籍を持ち、日本代表候補にも選ばれたコー・フリッピンが加入。
さらに22歳のニック・メイヨが加入。
メイヨはアメリカの大学を卒業して新卒でBリーグ入りです。
NBAのサマーリーグにも呼ばれたなかなかの逸材のようです。
ビッグマンでありながらシュートも上手く、大学時代は常にスターターでスコアラーとしても活躍していたようです。
プロキャリアとしてスタートキャリアに千葉ジェッツを選んでくれたことをうれしく思います。
 
またフライトクルーのSTARJETSも3人メンバーが変わりました。
卒業したメンバーにはファンを楽しませてくれたことを感謝します。
新しいメンバーには千葉ジェッツという素晴らしい場を楽しんでほしいです。
 
しかし最もニュースになった人事は島田社長が退任し会長となり、今年3月に入社した29歳の米盛氏が就任したことでしょう。

倒産寸前だった千葉ジェッツも今のようにリーグ№1といっていい活況クラブまで成長させたのは島田さんなくしてはあり得ないことでした。

米盛氏は慶応大学卒業後、野村証券や香港系の投資ファンド会社を経ています。
千葉ジェッツふなばしにはヘッドハンティングされてきたようです。
慶応大学時代にバスケサークルのメンバーだったという情報もあります。
どのようにファンと、そして選手、スタッフ、会社のメンバーと新しい流れを作ってくれるのか期待したいと思います。
 
EARLY CUPに挑むジェッツは西村文男が鼻を骨折して離脱。直前には藤永佳昭も負傷したという情報も出ました。
既に骨折でW杯代表を辞退した富樫勇樹も含めPG陣が総離脱という危機かと思われた。
だが、藤永の怪我は軽傷であり、富樫勇樹も出場できるレベルにどうにかなり、3日前にチーム練習に合流しました。
開幕に合わせるために出場することにしたようです。
 
準決勝から出場となり初戦は宇都宮ブレックスとの試合となった。
ブレックスはフルメンバーであり、昨年から変わらないメンバーであったため、この時期としては完成度が高かった。
ジェッツはジョシュ・ダンカンを温存してニック・メイヨとギャビン・エドワーズの2人の外国籍枠で試合に挑んだ。
1Qこそ優位に試合を進めたが、ディフェンス強度をあげたブレックスに2Q以降は試合を支配され、ミスからターンオーバーの山を築いた。
コー・フリッピンとニック・メイヨはポテンシャルの高さを披露したが、ガチレベルの試合での連携不足とレフェリングに不慣れなことが明らかだった。
しかし、この大会の位置づけはチームとしての練り上げに位置付けられているようで彼らに試合を積ませることが重要だったのだと思う。
あれだけミスをしたら負けるだろという試合だったが、富樫勇樹のコンディションも含め、現状では悪くない状態だと思う。
 
翌日のサンロッカーズ渋谷戦はダンカンとエドワーズを入れ替えた。
メイヨ、コーの二人も昨日以上に躍動していて良かった。
ただし、チーム全体的に言えたが、困ると個で乗り切ろうとしたり、ボールホルダーへのサポートの仕方が雑だったりと問題点は山ほどあった。
イージーなミスも多かった。
ジェッツ以上に渋谷が雑だったことが勝てたことの最大の理由だったと思う。
その点についてはこの大会後に参戦するマカオでの大会、テリフィック以降で練られていくのだろう。
 
大会は決勝で宇都宮ブレックスがアルバルク東京に逆転勝ちして優勝した。
 
久々にジェッツの試合を観て、そして応援をした。
下に書いたように抱え込んでしまったものもありながら試合が始まると自然とコールに声が出たし、気持ちもギアが入った。
変わらず楽しめたし、今季もきっと楽しめると思う。
毎年作製している応援ボードもアイデアを詰めている。
新しくて最高のモノを造りたいので開幕に間に合わないかもしれないけど、きっと造る工程も楽しいと思う。
開幕も楽しみにしてる。
それは本心から思っている。
ただ、下に書くが今までの自分と同じではない。
その葛藤と戦うことにはなる。
  
ジェッツのチームに関してはあまり問題視していない。
ただし、Bリーグのバスケのトレンドに関しては不安は強く感じた。
理由は明確だ。W杯も見てしまったからだ。
さいたまで試合を見たアルゼンチン代表が準優勝したこともある。
が、世界の強豪に共通しているバスケのトレンドとBリーグのトレンドのズレは大きな不安に思える。
もちろん、日本のバスケ事情で簡単に動かしがたいモノがあるのは理解している。
だが、例えば3Pのトライ数もそうだが、打つまでの崩し方、テンポ、スピード、精度について、ここからだとはいえ、これでは..と思うことが気になって仕方なかった。
試合前のアップ時に3Pを打つ選手は大勢いるが、誰が一番スピーディに打っているかを気にしてしまうようになった。
W杯での完敗は日本国内において男子バスケットボールの評価と東京五輪への期待に冷や水を浴びせた。
アルバルク東京に所属し、日本代表としてW杯にも出場した馬場雄大はNBAチームからのオファーを受けて契約を締結させるためEARLY CUPを欠場した。
そして17日に会見が行われNBAマーベリックスとの契約交渉を詰めるため渡米することが表明された。
オファーを受ける活躍をしたということになるが、W杯で感じた危機感が彼を突き動かしたのは絶対にあると思う。
では国内はどうするんだ、我々はどう思ってるんだという方向が、時期的にまだW杯直後とはいえ、各チームからも、会場からも感じにくかったなとは思った。
 
そこまで考え込むことなのかという人もいるだろう。
今はそこまで必要ないという人も。
でも我々は、W杯でアカツキファイブを通して世界を見てしまったのだ。
世間も見てしまったのだ。
日本のバスケをそこで初めて見た人はBリーグを観たいと思うだろうか?
観てもらった時にBリーグのバスケはどう見えるだろうか?
そこを抜きにしてBリーグを見ることは私にはもう無理だ。
世界を見てしまったのだから。
 
ここに至るまではとにかく東京五輪に出ることさえ保証されていなかったのだから仕方ない。
だが今は違う。
他の競技は世界で多くの選手が結果を出している。
八村塁が出ているCMは毎日流れている。
もう以前とは状況が違う。
求められるものも違う。
Bリーグの本当の勝負はここからだと思う。
日本のバスケットボールは世界基準になっていかないといけない。
そこへの道に進んでいかないといけない。
今すぐ。
次に進まなきゃ。
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2019年9月15日 (日)

ヴォルティス一旦減速。ポジティブに次へ。

2019J2リーグ 第32節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 
徳島ヴォルティス 1 - 1 Vファーレン長崎
【得点】徳島:55'渡井 理己
    長崎:69'呉屋 大翔 
 
 
J2リーグは終盤に入ろうとている状況で結末が混沌とし始めている。
首位柏は夏場に猛然とスパートを掛けて先頭へ出て突き抜けたが、ここにきて3試合で勝ち点2というブレーキだ。
2位以下も節ごとにガラリと変わるほどに拮抗していてまだどこが抜け出し首位を脅かすかはわからない。
そこへヴォルティスは割り込んで、抜いていかないといけない。
だが7位以下も混沌としていてまだ対戦を残すチームも多い。
緊張感が高く、しんどい連戦が続くがチームに頑張ってもらうしかない。
 
長崎は前線にヴォルティス以上にパワーがあった。
特に後半は。
昨年在籍していた呉屋は現在J2リーグの得点ランキングトップにいる。
リカルド・ロドリゲス監督は彼の特性を理解していて、2トップの方が活きるということはわかっていた。
後半、長崎がイバルボを前線に投入すると長崎のパワーは増した。
ヴォルティスも今や徳島の旗頭にもなろうとする渡井が見事なゴールで先制するなど、試合はヴォルティスのペースの時間帯もあった。
だが、ちょうどその時間帯に全体的に加速力が落ちたこともあって、相手の圧を受けてしまった。
杉本や岸本は本当によく攻守に走ってくれたが、ちょうど失点した時間帯当たりで速度が落ちていたかもしれない。
もっと点は取れたと思うが...とは正直そう思うが誰とか誰とかという名前を挙げるのはこの試合ではよくないだろう。
 
今はちょっと疲れのピークが来ているのかもしれない。
急に涼しくなったことも影響しているかもしれない。
ネガティブに考えることはせずに次に向かおう。
試合後にゴール裏のサポーターが強いコールを送っていたと思うが、それが全てなのだ。
結局、自分たちがどう頑張るかが一番未来を左右するのだから。

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2019年9月 9日 (月)

実りの秋へ進む4連勝。ヴォルティス、ダービーに勝利。

2019J2リーグ 第31節 ニンジニアスタジアム 
愛媛FC 0 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:74'野村 直輝 
 
 
季節は秋になろうとしている。
ここ5年くらいは秋は決していい思いをしていないが、実りの秋になるかどうかはヴォルティス次第ではある。
少し話が変わるが、徳島は食でもとても豊富であると私は思っている。
すだち、竹ちくわ、鳴門金時、鳴門鯛、鳴門わかめ、阿波牛。他にもいっぱいある。
私が家族でよく行く居酒屋さんはメニューに国内外からいろいろな食材を仕入れていて徳島産が必ず二つ三つある。
岩ガキを食べたことがあるが驚きの掌サイズの大きさだった。
それからハマグチさんが私の結婚祝いに送ってくれた”徳島牛”。
実はそんなブランド牛はないらしいが、16年前に届いたしゃぶしゃぶ肉の包装にはそう書いてあったと記憶している。
たぶん包装は製品のブランドではなく勘違いしたんだろう。実際は阿波牛だったのだと思う。
でも今でも思い出すくらい美味しかった。
しゃぶしゃぶで付けた湯汁も出汁が染みて美味しく、雑炊まで最高の味がした。
だからよく覚えているのだが。
 
とにかく食の宝庫であると思っている徳島の秋が実りがないはずがない。
 
ダービーに勝つことの意味、価値。
長谷川徹は今季試合に出ていない。
だが、彼は自分に出来る事を精一杯やっている。
ダービーについて今季加入した選手を中心に説いたそうだ。
我々サポーターはそれを聞いていないわけだが、もし聞けたならどんな感情が沸き上がっただろう。
泣き出す人もいたかもしれない。
ヴォルティスが一丸のいいチームであることを証明する話だ。
長谷川徹はもしかしたらヴォルティスに備わっているプライドが結実した実なのかもしれない。
プライドの実は今季最も重要な局面で選手たちにわが実を与え、勝利への執念へと転化させたのかもしれない。
 
上位もなかなか負けてくれない。
それは当然だ。
だからそれ以上の勢いを出すしかない。
ダービーの勝利はそれをさらに力づけてくれる。
登っていこう。抜いてやろう。
実りの秋に今季こそしてやろう。
長谷川徹が注入した執念を力に変えて。
一丸で実らせよう。昇格という実を。

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2019年9月 7日 (土)

アカツキファイブ、世界に挑んで跳ね返される。この屈辱を忘れずに先へ。

2019バスケットボールW杯・一次リーグ
第一戦 日本67-86トルコ
 
第二戦 日本76-89チェコ
 
第三戦 日本45-98米国
 
バスケットボール男子日本代表、アカツキファイブは中国・上海で開催のバスケットボールW杯に出場した。
アカツキファイブが入ったE組は世界ランク1位の米国、トルコ、チェコと一緒になった。
 
W杯予選では1次ラウンドで開幕4連敗の崖っぷちに立たされながらも八村塁の代表加入を契機に奇跡の反撃を披露した。
強豪(当時世界ランク9位)のオーストラリアを破り、崖っぷちの状況で予選最強の相手を破って勢いづいた。
そのまま連勝を重ね、見事に2次予選も突破してW杯出場を決め、そして来年開催される東京五輪の出場(開催国枠)も確保した。
そして、この大会までの間に八村塁がNBAのドラフトで指名を受けるという快挙を成し遂げた。
NBAグリズリーズでプレーもしている渡辺雄太、帰化選手のニック・ファジーカス。
そしてBリーグの強豪チームの中心選手である比江島、田中、馬場、篠山らを擁したアカツキファイブは日本バスケ史上最強とも云われた。
千葉ジェッツに所属する富樫勇樹が怪我で離脱したことは残念で、大きな損失ではあったが、カバーできる選手は揃っていた。
八村塁は大会直前まで多くのメディアに出演し、CMにも出演するなど時の人となった。
アカツキファイブに対する世間の期待は予想外に大きくなっていった。
直前のテストマッチは1勝2敗となったが、本大会での活躍は多くの日本の人に期待されていた。
 
そして迎えたW杯。
待っていた世界との差という現実は想像以上に厳しかった。
 
初戦のトルコ戦。
とにかく試合の立ち上がりが全てだった。
試合の入りにミスを連発し、そのスキに一気にトルコにリードを広げられてゲームプランが瓦解してしまった。
経験度も技術も高いチームに与えるアドバンテージとしては大き過ぎて、そこで早くも勝負はほぼついてしまった。
八村塁は徹底したマークに合い封じられた。
そしてディフェンス面ではアルゼンチン戦でも痛感させられた3Pシュートの正確さを第一に、レベルの違うオフェンスの前にいいようにやられた。
序盤からミスを連発してリズムに乗れず、1Qから大きなリードを奪われて、その後も終始トルコペースで試合は進み、完敗を喫した。
期待を集めた八村は前半は激しいマークでサイドに押し込まれるように自由を奪われ、シュートに行くと2人、時には3人で囲まれターンオーバーをさせられた。
トランジションを活かした走る展開には殆ど持って行けず、それも流れを持ってこれない理由になった。
アカツキファイブが悪かった以前にトルコがレベルが完璧に上だった。
トルコに易々とアカツキファイブのディフェンスの弱点(ファジーカスの機動性の低さ、篠山との高さのミスマッチ)をつかれた。
アカツキファイブも個のスキルは決して負けてはおらず、引き出し全開にして難しいショットを何度も決めたが、逆に言えばそれしかない状況に追い込まれていた。
それに難しいショットは毎回決まるわけではない。
その間もトルコは簡単に決め返してアカツキファイブを打ちのめした。
効率的にスコアを決め続け、プラン通りに勝ちに確実につなげていくトルコに対し、アカツキファイブはどうにか試合が崩壊しないようにすることまでしかできなかった。
待っていた現実は厳しかった。
 
続くチェコ戦。
中一日でできる限りの修正、対策をしてきた。それは試合を見て強く感じた。
アカツキファイブのポテンシャルだった。
そして、スターターに田中大貴、馬場雄大を起用。
サイズ面での不利も解消しようとしてきた。
1Qは互角の展開。
八村塁はトルコ戦前に発熱で練習を回避したという情報もあった。
だがこの日は完全に回復したようで、本来の力を発揮して真正面からもサイズのあるチェコにも対抗できていた。
そのうえで八村で決める事にこだわらず、八村からのパスで決めるパターンも披露してチェコと互角に渡り合った。
前半は一時リードを奪った時間もあった。
だが、この日のチェコも3Pショットの精度が高く、アカツキファイブに余裕を与えてくれない。
後半になるとチェコはディフェンス強度を上げて試合を自分たちペースに傾ける。
それでもアカツキファイブは果敢に戦い、対抗した。
対抗したが、対抗するので精一杯だった。
上回るには足りないものがあった。
 
開幕から2連敗で一次リーグ勝ち抜けはできなくなった。
突き付けられたのは世界との差だが、具体的にはディフェンスが問題で、悪く言えば世界ではザルだったということ。
高さの差は仕方ないにせよ、とにかく3Pを打たれ過ぎた。
打たれるスキがあり過ぎた。
世界のトップレベルではBリーグでは見られないテンポで3Pが普通に放たれている。
Bリーグでは打たれないスキが世界では十分なスキだった。
普段世界のテンポで試合をしていないことが突き付けられた。
つまりBリーグのバスケットボールと世界トップのバスケットボールでは大きな違いがあるということ。
今のBリーグのテンポでは遅いのだ。
これは重要で深刻な事実だ。
 
そしてこの大会で日本国内でもっとも注目を集めていた米国戦を迎えた。
 
今大会の米国代表はNBAでの主役クラスの選手が多数出場辞退した。
しかし、ドノバン・ミッチェル、ケンバ・ウオーカーらが出場。
他の選手たちもレベルの違う実力者揃いで、優勝候補筆頭だ。
正直勝ち目は薄いが、どこまでやれるのか?
自分たちとの違いは何なのか?
ただやられるだけで終わったらは何も得られない。
果敢に挑むしかない。
 
だが想像以上に厳しい現実がまっていた。
 
トルコ戦の時、トルコの強さを身も蓋もない強さだと思った。
だが、米国の強さはそんなトルコの数段上にあった。
試合開始1分でおそらく誰もが想像を超える事が起きると感じた。
勝てないまでも爪痕は残せるはずだと願っていた。 
それすら難しいかもと思わせるのに1分と掛からなかった。
 
マンツーマンディフェンスのプレッシャーは桁違いの圧だった。
パススピード、判断力、シュート精度、すべてが完璧に上だった。
オフェンスではパスがどこにも簡単に通せない。
ディフェンスではボールが選手間を動いていくのを目で追うのが精いっぱいで見失いかねないほどだった。
それでは相手に触れることすら難しい。自然と動きが止まる。
そこをいいように攻め込まれた。
八村塁にはボールが通らず、Bリーグでは決まる竹内やファジーカスのリング下でのショットが上から手で叩かれる。
ミスが誘発され開始から五分近く一点も取らせてもらえなかった。
日本がミスをするとか自滅とか全く関係ないレベルの力の差が厳然とあった。
45―98。
予想できたといえる人は大勢いただろうが、それが現実につきつけられるインパクトは強烈過ぎた。
ショット成功率、アシスト、リバウンドいづれも倍もしくはそれに近い差をつけられた。
 
史上最強と呼ばれた日本代表は米国の前では昔も今も同じでしかなかった。
 
相手が特別だったことは間違いない。
この大会に出られるまでの経緯も奇跡的なことだったのも5年ほど前を振り返れば間違いない。
でも頑張ったで済ませてはいけないと思うのだ。
私もこの試合が終わった直後はここからがスタートだと思った。
だが、しばらくしてそうじゃないだろと思い直した。
選手たちの試合中の悔しそうな表情を思い出した。
頑張ったよね、なんて本当に言われたいだろうか。
それに試合後の米国代表の選手たちのコメントを載せた記事を読んだ。
その記事がこれ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190906-00081752-theanswer-spo
最後まで戦ってた選手たちと会場のファン。
それが米国の選手たちに一番響いたのだ。
それだけを理由にしても、この試合を簡単に完結させてはいけないんじゃないかな。
絶対にこの悔しさを忘れずにいることが大事なんじゃない。
選手たちの中には二度と米国と戦う機会が巡ってこない人もいるだろう。
でも私たちファンは同じ立ち位置でこれからもいられる。
また自分の立場でリベンジできるはずなんだよ。
ならば、米国選手に響くくらい戦っていたファンが選手たちの今の悔しさの上に立ち上がってあげるべきなんじゃないかな。
ちょっと大げさで暑苦しいよね。
でもね、自分もフットサルのある大会で経験した悔しさ、10年以上経っても忘れられないんだよね。
忘れられるもんじゃないんだよね。
本当に選手たちもファンも頑張ったんだ。
ここまで来たことは凄いんだけど、ここまでのことで讃えたら、リスタート地点はそこより一段下になっちゃうんじゃないかな。
もったいない。
それにどんなことでも我々は今より先にしか歩きだせないんだよね。
今はここまでの通過点でしかない。
 
この屈辱は忘れない。
そしてリベンジできる可能性がある大会は一年後にやってくる。
だからなおさら今ここで、ここまで来たことを振り返っちゃもったいない。

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2019年9月 1日 (日)

勝ち点6の勝利。ヴォルティス、優位を活かして上位へ。

2019J2リーグ 第30節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 
徳島ヴォルティス 2 - 1 京都サンガ
【得点】徳島:79'渡井 理己、88'杉本 竜士
    京都:90+5'中坂 勇哉 
 
 
岩尾は言っていた通り6点ゲームだった。
互いにとって極めて重要な一戦であったこの試合。
腰が引けることなく、ヴォルティス、京都共にがっぷりな試合が続いた中での大きな勝利を得た。
 
渡井と杉本はシーズン通じて値千金のゴールを挙げてくれた。
だが、この試合は誰でもチャンスを作れて、ゴールを決められ、そして守備でも貢献できることを証明したと思う。
もちろん、上位のチームはそれができるチームが多い。
そういうチームでなければJ1へ昇格できない。
それを経験で持っているチーム。
今節終えて昇格・プレーオフ圏にいるチームは皆J1昇格経験のあるチームばかりになった。
これは偶然ではないと思う。
ヴォルティスはここに食い込んで抜いていかないといけない。
そこへ食い込むには勝ち点3差を盛り返さないといけない。
得失点差でも今は少々不利だ。
 
だが、ヴォルティスにも優位はある。上位チームは今首位を独走している柏との対戦を残している。
ヴォルティスは忘れもしないだろうが、柏とは2敗している。
その悔しさを忘れないながらも、既に柏との対戦を終えているということがここから先優位に働くと思う。
上位のチームはまだ柏との対戦を終えていない。
そして上位との直接対決も大宮、横浜と残している。
相手と柏戦との結果次第では直接対決でなくても6点ゲームになる節はまだまだある。

まずはプレーオフ圏へ。
そしてまだまだ2位だって狙える。
もちろん、簡単じゃない。
今一番難しい位置にいることも確か。
上位の倍くらい頑張らないといけない。
歴史に残る大まくりを成し遂げよう。
 
ただし、成し遂げるなら、最後の場面のような失点は絶対にダメだ。
そして、いまだからこそ今季ここまでの苦い敗戦、失点を振り返ってほしい。
レフェリーのクセまでもね。
ここからの試合でそれを繰り返さない、防げることは防ぐためにね。
ああいう苦いこともあったねとするためにね。

 

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