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2019年9月19日 (木)

2019EARLY CUP開催。日本バスケが進む道は?

2019B.LEAGUE EARLY CUP KANTO 場所:船橋アリーナ
9月15日(日)  準決勝   千葉ジェッツ 75 - 84 宇都宮ブレックス
 
9月16日(祝・月)3位決定戦 千葉ジェッツ 85 - 73 サンロッカーズ渋谷
 
 
バスケW杯を経て、Bリーグのシーズンがやってきた。
シーズンは今季もEARLY CUPからスタートした。
2年ぶりの船橋アリーナ開催である。
 
前週末に台風15号により千葉県を中心に関東南部を甚大な被害を受けました。
一週間以上経ってもまだ78000戸(9月16日夕方時点)で停電しており、その影響もあって断水も深刻な状況にある。
そして、家屋やインフラの損害は現時点でも正確に把握できていないほどであり、同じ千葉県に生まれ、生活している人間として心が痛い。
少しばかりでも力になりたいと思い、できることから行っているが、Bリーグでも募金活動を始めている。
そしてフライクルーのカツナリは友人共に富津市方面に支援に出かけたらしい。
まずは早急なる電気、道路などの全面復旧を願います。
早く元の生活に戻れることを心から祈りたい。
そしてこの夏自然災害でを元に甚大な被害を受けた地域は九州北部も同じで、佐賀県では鉄工所が浸水し、油槽にあった油が大量に流出した。
周辺が農地も含め甚大な被害を受けており、こちらも非常に悲しい。
そして地球の反対側になるがアマゾンの大規模火災も私はすごく気になっている。
 
そんな甚大な被害に苦しんでいる人が大勢いる中で、サッカーやバスケを観ることができる幸せには本当に感謝しかないです。
我々は幸せ過ぎるくらいだ。
 
日常のバスケットボールはちょっとした夏休みを経て私たちのところへ戻ってきた。
Bリーグのリーグ戦開幕前に開催されるEARLY CUPは応援するチームのお披露目といっていい。
千葉ジェッツふなばしも今季の新チームを初めてホームで披露した。
今オフ、石井講祐がサンロッカーズ渋谷へ、アキ・チェンバースが横浜ビー・コルセアーズへと移籍した。
この大会では石井はコンディションによりプレーしなかったが、アキは元気にプレーしていた。
そして躍動するプレーが素晴らしかったトレイ・ジョーンズも退団。もっと活躍させてあげたかった。
 
新加入は京都から晴山ケビンが移籍加入し、日本国籍を持ち、日本代表候補にも選ばれたコー・フリッピンが加入。
さらに22歳のニック・メイヨが加入。
メイヨはアメリカの大学を卒業して新卒でBリーグ入りです。
NBAのサマーリーグにも呼ばれたなかなかの逸材のようです。
ビッグマンでありながらシュートも上手く、大学時代は常にスターターでスコアラーとしても活躍していたようです。
プロキャリアとしてスタートキャリアに千葉ジェッツを選んでくれたことをうれしく思います。
 
またフライトクルーのSTARJETSも3人メンバーが変わりました。
卒業したメンバーにはファンを楽しませてくれたことを感謝します。
新しいメンバーには千葉ジェッツという素晴らしい場を楽しんでほしいです。
 
しかし最もニュースになった人事は島田社長が退任し会長となり、今年3月に入社した29歳の米盛氏が就任したことでしょう。

倒産寸前だった千葉ジェッツも今のようにリーグ№1といっていい活況クラブまで成長させたのは島田さんなくしてはあり得ないことでした。

米盛氏は慶応大学卒業後、野村証券や香港系の投資ファンド会社を経ています。
千葉ジェッツふなばしにはヘッドハンティングされてきたようです。
慶応大学時代にバスケサークルのメンバーだったという情報もあります。
どのようにファンと、そして選手、スタッフ、会社のメンバーと新しい流れを作ってくれるのか期待したいと思います。
 
EARLY CUPに挑むジェッツは西村文男が鼻を骨折して離脱。直前には藤永佳昭も負傷したという情報も出ました。
既に骨折でW杯代表を辞退した富樫勇樹も含めPG陣が総離脱という危機かと思われた。
だが、藤永の怪我は軽傷であり、富樫勇樹も出場できるレベルにどうにかなり、3日前にチーム練習に合流しました。
開幕に合わせるために出場することにしたようです。
 
準決勝から出場となり初戦は宇都宮ブレックスとの試合となった。
ブレックスはフルメンバーであり、昨年から変わらないメンバーであったため、この時期としては完成度が高かった。
ジェッツはジョシュ・ダンカンを温存してニック・メイヨとギャビン・エドワーズの2人の外国籍枠で試合に挑んだ。
1Qこそ優位に試合を進めたが、ディフェンス強度をあげたブレックスに2Q以降は試合を支配され、ミスからターンオーバーの山を築いた。
コー・フリッピンとニック・メイヨはポテンシャルの高さを披露したが、ガチレベルの試合での連携不足とレフェリングに不慣れなことが明らかだった。
しかし、この大会の位置づけはチームとしての練り上げに位置付けられているようで彼らに試合を積ませることが重要だったのだと思う。
あれだけミスをしたら負けるだろという試合だったが、富樫勇樹のコンディションも含め、現状では悪くない状態だと思う。
 
翌日のサンロッカーズ渋谷戦はダンカンとエドワーズを入れ替えた。
メイヨ、コーの二人も昨日以上に躍動していて良かった。
ただし、チーム全体的に言えたが、困ると個で乗り切ろうとしたり、ボールホルダーへのサポートの仕方が雑だったりと問題点は山ほどあった。
イージーなミスも多かった。
ジェッツ以上に渋谷が雑だったことが勝てたことの最大の理由だったと思う。
その点についてはこの大会後に参戦するマカオでの大会、テリフィック以降で練られていくのだろう。
 
大会は決勝で宇都宮ブレックスがアルバルク東京に逆転勝ちして優勝した。
 
久々にジェッツの試合を観て、そして応援をした。
下に書いたように抱え込んでしまったものもありながら試合が始まると自然とコールに声が出たし、気持ちもギアが入った。
変わらず楽しめたし、今季もきっと楽しめると思う。
毎年作製している応援ボードもアイデアを詰めている。
新しくて最高のモノを造りたいので開幕に間に合わないかもしれないけど、きっと造る工程も楽しいと思う。
開幕も楽しみにしてる。
それは本心から思っている。
ただ、下に書くが今までの自分と同じではない。
その葛藤と戦うことにはなる。
  
ジェッツのチームに関してはあまり問題視していない。
ただし、Bリーグのバスケのトレンドに関しては不安は強く感じた。
理由は明確だ。W杯も見てしまったからだ。
さいたまで試合を見たアルゼンチン代表が準優勝したこともある。
が、世界の強豪に共通しているバスケのトレンドとBリーグのトレンドのズレは大きな不安に思える。
もちろん、日本のバスケ事情で簡単に動かしがたいモノがあるのは理解している。
だが、例えば3Pのトライ数もそうだが、打つまでの崩し方、テンポ、スピード、精度について、ここからだとはいえ、これでは..と思うことが気になって仕方なかった。
試合前のアップ時に3Pを打つ選手は大勢いるが、誰が一番スピーディに打っているかを気にしてしまうようになった。
W杯での完敗は日本国内において男子バスケットボールの評価と東京五輪への期待に冷や水を浴びせた。
アルバルク東京に所属し、日本代表としてW杯にも出場した馬場雄大はNBAチームからのオファーを受けて契約を締結させるためEARLY CUPを欠場した。
そして17日に会見が行われNBAマーベリックスとの契約交渉を詰めるため渡米することが表明された。
オファーを受ける活躍をしたということになるが、W杯で感じた危機感が彼を突き動かしたのは絶対にあると思う。
では国内はどうするんだ、我々はどう思ってるんだという方向が、時期的にまだW杯直後とはいえ、各チームからも、会場からも感じにくかったなとは思った。
 
そこまで考え込むことなのかという人もいるだろう。
今はそこまで必要ないという人も。
でも我々は、W杯でアカツキファイブを通して世界を見てしまったのだ。
世間も見てしまったのだ。
日本のバスケをそこで初めて見た人はBリーグを観たいと思うだろうか?
観てもらった時にBリーグのバスケはどう見えるだろうか?
そこを抜きにしてBリーグを見ることは私にはもう無理だ。
世界を見てしまったのだから。
 
ここに至るまではとにかく東京五輪に出ることさえ保証されていなかったのだから仕方ない。
だが今は違う。
他の競技は世界で多くの選手が結果を出している。
八村塁が出ているCMは毎日流れている。
もう以前とは状況が違う。
求められるものも違う。
Bリーグの本当の勝負はここからだと思う。
日本のバスケットボールは世界基準になっていかないといけない。
そこへの道に進んでいかないといけない。
今すぐ。
次に進まなきゃ。
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