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2019年11月25日 (月)

進め、ヴォルティス!さあ、あと3つ。

2019J2リーグ 第42節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 
徳島ヴォルティス 3 - 0 レノファ山口
【得点】徳島 :38'河田 篤秀、47'河田 篤秀、52'田向 泰輝
 
 
ついにリーグ戦は最終節を迎えた。
もちろんここで終わりじゃない。
昇格を競っているチームはいづれもモチベーションが高いながらも同時にキツいプレッシャーとも戦わされる。
プレッシャーから解放されていると13点もゴールをあげるチームもいる。
だが、プレッシャーとは自分たちを成長させてくれるものでもある。
この試合でいうなら、先制点を決めるまでに決定機を2回外していた河田を成長させてくれたと思う。
 
河田は点でも合わせられるし、ボールを持って突破を仕掛けることもできる。
開幕当初は戦力になれていなかったが、彼を連れてきたフロントの慧眼を讃えたいし、それを開花させたリカルド・ロドリゲス監督も素晴らしいと思う。
開幕から攻撃の軸になった選手は何人かいる。
でも今河田だから、これまでの選手たちが不合格なわけはけっしてない。
序盤を牽引してくれた選手が稼いだ勝ち点がなかったら、いまの状況はないのだから。
だから全員でここまで頑張ってきたのだ。
全員でプレーオフのホーム開催権を掴むに至ったのだ。
 
あと3週間、3試合、ヴォルティスと共に勝ち抜こう。
新しいJ1での冒険をするために。
そして徳島をアジアで、世界で知らしめるための第一歩に。
 
12月1日は準備が整ったら、徳島に行こうと思います。
急に探したけど、幸運にも便と宿は確保できたので、あとはチケット。
どこで見ることになるかわからないけど、とにかくチケットを確保して、その一歩目を目にしようと思います。
あと3つ。冒険の世界への門はその先に開く。
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2019年11月18日 (月)

千葉ジェッツ、不可思議な勝利と必然の負け。これが現状。

2019-2020 B1リーグ 第9節 船橋アリーナ
11月16日(土) 千葉ジェッツ 86 - 82 レバンガ北海道
 
11月17日(日) 千葉ジェッツ 76 - 81 レバンガ北海道
 
 
連勝記録というものはいつかは途切れる。
それに連勝することが重要なのではなく、連勝して何を成し遂げるか、何を掴むかが重要なのだ。
連勝が途切れた時にそれは問われる。
そういう意味では残念な記録ストップの瞬間だった。
 
ただ、ここまで20に伸びていた対レバンガ北海道戦の連勝は今年で途切れるだろうとは思っていた。
それくらい今季のジェッツは不調だからだ。
そしてレバンガ北海道が順位とは不釣り合いなほどにいいバスケが今季出来ていることがわかっていた。
レジェンドの折茂選手が今季で引退を表明しているため、レバンガファンは今季こそジェッツに勝ちたいだろうとは当然思うだろう。
だから負けはしたが良かったですねとも素直に思える。
 
ゲーム1に関して言えば正直に言うとこの記事を書いている時点で試合の内容の記憶がほとんどない。
とにかく酷い試合で、何故勝てたのか?4Qに32PTSも獲れたのは何故なのか?わからない。
覚えていることはハーフタイムのフライトクルーのパフォーマンスの曲がまたAC/DCの曲(Shoot to Thrill)だったこと。
帰るときにアリーナ裏で練習に励むフライトクルーのカツを見掛け、声を掛けたところ
「渦帝さんの大きな声でのコールに合わせて、ドラムの音を入れるタイミングを貰っています。」と言われ、心から嬉しかったこと。
それくらいだ。
たぶん、ゲーム2と内容が変わらなかった(結果だけ違った)ことでゲーム2と被って消えてしまったのだろう。
10回ものスティールを許し、ターンオーバーも多く、両外国人に23PTS以上許しながら勝てたのだ。
これはジェッツに理由があったとは思えない。
4Q終盤までレバンガのペースだったが、最後の閉め方でレバンガが冷静さを欠いてしまったのだと思う。
今度こそ勝てるという気負いがあったのかわからないが、レバンガが自滅してくれたおかげで拾った試合だった。
ジェッツ側に勝因というより試合を壊さず済ませた理由があるとしたら、鬼神のごとくアタックを繰り返した富樫勇樹の奮闘だろう。
後半見せたシュート体制からのアウトへのパス(下の写真)はスラムダンクの山王戦の最後で流川楓が放ったパスのようでもあった。
但し、勝因では断じてない。
 
ゲーム2。
感想は同じだ。とにかく酷かった。
昨日から修正というか、対応ができていないままだった。
ゆえにエドワーズとダンカンが早々とファウルトラブルに見舞われて試合を難しくした。
それは結局終盤の守備崩壊を招いた。
昨日の負けはレバンガをさらに強くした。
そうなればスキはない。
今のジェッツではどうにもならない。
負けるべくして負けるはずだった昨日が一日スライドして現実になったということだ。
レフェリングは確かに問題点もあったが、それは敗因ではないし、試合はレフェリーに判断をゆだねるのがルールの基底だ。
その時の判定がどうであれ、負けるのはいつだって結局自分たちに理由がある。
それを認められないと負けることに負けることになる。
勝つことに酔いつぶれてきた、当たり前のように勝つことに慣れてきた部分はある。
だからこそ、今みたいに時にレフェリーをどうこう言っちゃダメだよ。
マイケル・パーカーがレフェリーに何かを言ったであろうことで直前のアンスポと併せて退場となったところで負けはほぼ確実になった。
終盤はファウル4になったエドワーズとダンカンがカットインしてくるレバンガの選手に守備にいけずいいようにやられた。
失点が止まらない中で、より得点を取ることで逆転を目指すしかなく、前日同様に富樫勇樹が果敢にアタックを繰り返した。
が、直線的すぎるアタックは密集地への無謀な突撃のようでもあった。
試合の流れに抗っているようで、試合の流れを掴みにいけるプレーではなかった。
かくしてレバンガ戦の連勝は最悪な内容で終わった。
本当なら昨日止まっていたはずでもあった。

この2連戦ではっきりしたのは流れを変えられる選手が明らかに不足していること。
自分たちのやりたいバスケができないことに対し、それを補うチームのバリエーションが不足していること。
それがフラストレーションを招き、レフェリングにも苛立ちだすと、負の流れが止められないこと。
これが今の千葉ジェッツの現状である。
これでは勝てるはずがない。
選手が楽しそうにバスケを全くしていない。
下を向いているか、目が吊り上がっているかのどっちかになっている。
特長が何もでていなくて見ていてつまらない。それが現状だ。
攻守ともに問題だらけだが、まずはディフェンスなり、何か一つに絞って建て直すべきだ。
中途半端にいろいろな課題に並行して取り組んでいても、ジェッツは十分研究されていもう以前のスタイルは表現できない。
結局、千葉ジェッツってそんな程度なんだよって笑われたまま今季終わるよ。
今どうすべきかを間違えると早々とシーズンが失敗で終わるよ。
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2019年11月17日 (日)

鬼門突破!ヴォルティス、信じれば結果はついてくる。最後まで勝つ。

2019J2リーグ 第41節 味の素スタジアム 
東京ヴェルディ 1 ー 2 徳島ヴォルティス
【得点】東京V:70'小池 純輝
    徳島 :43'杉本 竜士、47'河田 篤秀
 
 
前節は残念だったが、それでも下を向いている時間はなかった。

次が鬼門といっていい味の素スタジアムであったわけで、この一週間、選手たちは本当に気持ちを強くもって準備してくれたと思う。

前節の結果を経てのこの試合は本当に鬼門であったと思うが、その門をこじ開けた先に新しいレベルに到達できる。
プロセスはどうであれ、勝利者となるには決して無駄な敗戦にはならない。
 
試合はそうとうに苦しかったと思う。
相手からのプレッシャーも、自分たちの中のプレッシャーものしかかっていただろう。
杉本は自身のサッカー選手としての礎を授けてくれたチームでもあるヴェルディ。
突き破りたい気持ちはより大きかった中で、彼の気持ちの強さが皆を救ってくれたと思う。
 
もう内容がどうこうではない。
目の前にくる試合に、相手に勝つだけ。
それしかミッションはない。
あと上積みとなるものが得られるなら、最終戦は取れる限り点を取ってホームでの開催とアドバンテージを手にしよう。
他のチームもやれるという確信を持って最終節とその先を信じるだろう。
誰が勝ち切るかはほんの少しの差でしか別れないだろう。
そのほんの少しの差、前に出よう。
 
自動昇格は手にできなかったが、差は来季ひっくり返してやろう。
入れ替え戦を乗り越えて手にする強さを羨ましがらせてやろう。
自分たちを信じ切ろう。少しでも疑った者から脱落するだろう。
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2019年11月12日 (火)

千葉ジェッツ、名古屋で2連勝。勝ち方は定まりつつある。

2019-2020 B1リーグ 第8節 ドルフィンズアリーナ
11月09日(土) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 59 - 73 千葉ジェッツ
 
11月10日(日) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 74 - 83 千葉ジェッツ
 
 
各チーム序盤戦も経過してチーム間の力関係がハッキリしてきた。
東地区は相変わらず強いチームが揃っていて全チームが5割以上の勝率を上げている。
スタートダッシュに少々躓いた千葉ジェッツはようやく安定感が増してきている。
現在はようやく5位に浮上したところだが、ここから先は直接対決で同地区とは勝っていかないと難しい。
12月末から1月初めに掛けブレックス、アルバルクとの対戦があるのでそこまでには戦い方をもっと定めておきたい。
 
状態が少しづつだが向上しているジェッツは今節、アウェイで名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの2連戦に挑んだ。
西地区で上位に位置する好調なチームであり、ジャスティン・バーレル、ヒルトン・アームストロングという元ジェッツの選手が在籍する。
また、原籍する藤永、大宮両選手の古巣でもあり縁が深い同士でもある。
そして実力的にも高いレベルで拮抗していて、この対戦は互いにとって今後を占う重要な2試合だったと思う。
 
ゲーム1は用事があってみていないのだが、1Qにダンカン、富樫がスコアを重ねたジェッツが試合をリードした。
2Qに追い込まれるも、後半は安定してリードを保って勝利を収めた。
ドルフィンズはバーレルが怪我で離脱していて攻撃力に今一歩迫力が足りていないようだ。
この日も両外国人のスコアが思ったように伸びず、それもジェッツが逃げる展開に影響を与えたようだ。
試合をテレビで見ていた奥さんの感想は芳しくなく、コー・フリッピンが大野さんに叱られているのが印象に残ったそうだ。
コー・フリッピンはまだチームの決まり事がしっかり身に付いていないのかもしれないが、プロキャリアは1年目なのだから学ぶことが多いのは当然だろう。
約束ごとで縛られて、良さが抑え込まれることがないといいなとは思う。
 
ゲーム2はテレビでも観戦したのでその感想を。
前日からドルフィンズも集中をセットアップしてきたことで試合は拮抗した展開になった。
ただ、その中でヒルトン・アームストロングが3Qで早くも4ファウルを重ねてしまいベンチに下がった。
試合を通じてもだがリバウンドでジェッツが優位だった上に、ヒルトン・アームストロングが下がった後半の大事な局面での優位性の傾きが試合を大きく左右したと思う。
ドルフィンズは3Pショットの成功率が良かったが、リバウンドでのジェッツの優位とゴール下で堅実なフォローでスコアリングに貢献するマイケル・パーカーにやられ過ぎた。
点差を縮める勢いを生み出せず、ジェッツは試合をコントロールしてリードを保ち、4Qの要所で富樫勇樹が3Pを決めて勝敗を決定づけた。
全体的に地味な試合だったが、ヒルトン・アームストロングのファウルトラブル、張本選手の負傷などで層の差の違いが出たことが大きかった。
 
これで勝ち星が先行する状態にようやくジェッツは持ってくることができた。
次は同地区レバンガとの対戦であり、今季はなかなか好調でもあって昨季までと同じにはいかない相手だ。
但し、勝てる選手起用が定まってきており期待度は堅くなってきている。
マイケル・パーカーへの存在感が高く、いつまでもそれではいけないのでもあるが、まずはチームの調子を安定化させたい。
上位に浮上していくためにはまずディフェンスの安定感をもっと高める必要がある。
持ち味の走るバスケがまだまだ発揮させてもらえない状況の中でオフェンスでゲームを作ることは難しい。
ディフェンスで相手を先に抑えることが5試合中4試合で試合の入りにできるようになればオフェンスも好影響を与えると思う。
この試合ではかなりディフェンスのアクションが効いていたが、スキができる場面も多く、まだまだ向上が必要だと思う。

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2019年11月11日 (月)

ヴォルティス、怖がらずに自信を持ってここから勝ち抜こう。

2019J2リーグ 第40節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 
徳島ヴォルティス 1 - 0 横浜FC
【得点】横浜:76'武田 英二郎
 
 
前回の記事で横浜FCがレアンドロ・ドミンゲスとイバを温存させていたことでヴォルティスを非常に強く意識していると書いた。
二人が温存されたのはコンディションの関係もあったのかもしれないが、この試合に向けてという意味合いも確かにあったのだろう。
今日の試合の先発に二人の名前が無かった時点で、下平監督は仕掛けてきたと思ったが、やむを得ずと策と二つの事情があったのだろう。
それでも、下平監督は前回はヴォルティスに完敗だったと語っている。
あの時点での横浜FCは監督が変わり、再構築中の段階であった。試合の結果、内容共に妥当だったと思う。
だが、そのホームでの完敗から下平監督はチームを見事に立て直してヴォルティスの前を走らせている。
ヴォルティスに敗れた後から18戦無敗を続け浮上。一度負けて再び連勝して今に至っている。
ヴォルティスに勝つことはもしかしたらヴォルティスが思っていた以上にとても重要だったのかもしれない。
 
ヴォルティスはここまで12戦無敗を続け今日を迎えた。
一時はリカルド・ロドリゲス監督の手腕に懐疑的になったこともあったが、今は改めてこのスペイン人監督の凄さを感じている。
攻撃の破壊力と彩の鮮やかさはJ1レベルに間違いなくあると思っている。
このサッカーをJ1でハイレベルなチームにぶつけたらどうなるかは考えるとワクワクもする。
だが、J2にはJ2を勝ち抜くために必要な武器がそれとは別にある。
内容は度外視しても結果を手繰り寄せるもの。
この日の横浜にはそれがあった気がする。
 
私はリカルド・ロドリゲスのサッカーを見ている以上に、下平隆弘のサッカーも何回も見てきた。
彼も今の横浜FC時同様、初めて柏の監督に就任したときも途中就任からだった。
そしてJ1だけでなくACLもチームを率いて戦った経験がある。
その経験力も横浜FCにこの試合に勝つための何かを与えたのかもね。
 
バチバチのハードな試合だった。
岸本とヨンアピンの衝突も象徴的なシーンだった。
どうしても勝ちたいという気持ちが横浜のプレーに滲み出ていた。
特に野村には厳しかったね。前回やられてもいるし、出ていった選手にこれ以上やらせられない意地もあったんだろう。
確かに荒かったけどね。
それだけいつものメンタリティーと違っていたのだろう。
あれならヴォルティスもやり返すくらいの気持ちを出しても良かったかもね。
互いのあいだに決定的な差はなかったと思うが、勝ちは横浜に転がり、大きすぎる明暗が分かれた。
 
結果は結果。負けは負け。誰を恨んでも仕方ない。
勝ちに値する試合をしたかというと決してそうでもない。
 
大事なことは次の試合に勝つことだけだ。
今までと状況は変わり、届く天井は望んだものから低くなった。
でも勝ち続ければいいという状況は同じだと意識を保ち、ここまで負けずに上がってきた事実に自信を持つことだ。
自動昇格は正直厳しくなったとか、大一番で無敗が止まってしまったとか、次勝たないと順位がやばいとか考えたとしても、決して怖がらないこと。
強い者にふさわしい自信に溢れたメンタルで最後まで勝ち抜こう。

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2019年11月 4日 (月)

千葉ジェッツ、解決すべき問題と新しい主役の予感。

2019-2020 B1リーグ 第7節 船橋アリーナ
11月02日(土) 千葉ジェッツ 81 - 82 京都ハンナリーズ
 
11月03日(日) 千葉ジェッツ 88 - 61 京都ハンナリーズ
 
 
今季のジェッツは大きな壁に直面している。
昨季までリーグで猛威を奮ったディフェンスとトランジションを軸とした抜群の破壊力を誇ったスタイルが封じられている。
そして重要なピースだったアキ・チェンバースと石井講祐が去り、まだその穴を埋められていない。
これはどう見ても事実だ。
それが結果だけでなく試合内容にもストレートに表れている。
どうにか戦えているのはベースとなるチームクオリティと、富樫勇樹の気負い過ぎなほどの闘志のおかげだと思う。
今節の試合ではそれがあらためて強く感じられた。
 
今季の京都ハンナリーズの評価が高いことは聞いていた。
特にマブンガ選手の活躍が素晴らしいということ。
だが個人として素晴らしい技術を発揮しているだけでなく、今の京都ハンナリーズが強いのは彼を中心にまとまっているからだと試合を見てわかった。
そこがジェッツとの差に見えてしまうほどだった。
 
ゲーム1。

たぶんダンカンとのローテで起用されているのだと思われるニック・メイヨが試合に出た。

試合は立ち上がりからジェッツが14-0のランを見せた。
そこまではよかったがそこからタイムアウトを取った後の京都に反撃を許すと23-19と4点差まで詰められて終わった。
川崎戦を彷彿させる展開になってしまったが、川崎戦とは違っていた。
何よりも気迫の量が違っていて、京都側の入りが悪かったのでジェッツだけ点が重なっていっただけに見えていた。
川崎戦は取りにいって取れたがスタミナが切れた。
この1Qは京都にエンジンが掛かったら止められなかったのだ。
メイヨがブロックショットを2発出すなど彼の奮闘がなかったら軽く逆転されていただろう。
結局残り1分切ったところで1点差にされてジェッツもタイムアウトを取らずにいられなくなった。
2Qになると逆転されて追いかける展開に。
メイヨの頑張りでどうにか離されずになっている状況になった。
京都のマブンガ選手はマッチアップした小野龍猛らを手玉に取るようにあしらってスコアを決め、アシストパスを出した。
追いつきたいと必死になるジェッツを簡単に追う展開に押し戻してしまう。
マブンガ選手をどうすることもできないのでジェッツはずっとギアを上げ続けることになった。
それ以上に京都の強さを証明していたのは苦しい展開になると即座にハドルに集まり意思確認を徹底していること。
その中心にいて声を出して纏め直しているのもマブンガ選手で、ハドルの回数はジェッツと大差がついていたはずだ。
その後もジェッツはメイヨの頑張りと、富樫勇樹の次第に鬼気も帯びていくようなプレーぶりが牽引していた。
だが、富樫の頑張りはそのために自身を孤立させる傾向にも拍車を掛けてしまい彼自身の苛立ちも高めてしまった。
苦しい状況になると上記のようにすぐハドルができる京都に対し、ジェッツは富樫勇樹の周りに何とはなく、それも日本人だけフラフラと集まっていた。
その中で苛立ちも少々浮かべながら話す富樫と頷くだけの日本人選手の絵ができてしまっていた。
精神的にも富樫勇樹が背負っているものが大きすぎるのだ。

もっと周囲とシェアすべきなのだが、彼自身の苛立ちもそれを妨げているし、こういうときはキャプテンがもっとしっかりすべきだ。

ラスト29秒で逆転に成功するものの残り9秒で痛恨のターンオーバー。
だが、富樫勇樹を責めるよりもチームとしてあの局面で閉め方を徹底できなかったジェッツの適当さが招いたミスだったと思う。
惜敗などではなく負けるべくして負ける試合が僅差でああいう終わり方だっただけだ。
大野さんの責任は大きい。
バスケじゃなかったら解任モノだ。
 
これで今季のジェッツは深刻な状況であることは誰の目に見ても証明された。
それは観客動員の数にも明確に表れてくるだろうし、実際に表れてきている。
次頑張りましょうなんて状況ではないことは明らかだった。
ゲーム2は背水の陣に実質なってしまった。
前節公開された京都戦の煽り動画は出演者の活躍も含め負けフラグ化していた。
二度と見たくないモノになった。
 
ゲーム2。
勝てるかどうかはマブンガ選手を抑えられるかどうかに掛かっていた。
そのキーマンに指名されたのは原修太だった。
前日のゲーム1でも後半にマブンガ選手に付いた原くんは立ち上がりこそ対応していたがマブンガ選手にマーク時の弱点を突かれファウルを誘発させられてもいた。
だが、この日の原修太は違った。
スッポンマークというとバスケらしくないし、正直死語だが、どこにいってもマブンガ選手にガッツリ付いて回る原修太は京都のオフェンスのリズムを壊して見せた。
1Q途中でコートに入るとリードされている展開からすぐに逆転したし、マブンガ選手がマッチアップした2分間でターンオーバーを2回している。
そこから試合の流れは変わった。
そしてここでもう一人のこの試合のヒーローになった男が出てきた。
コー・フリッピン。
加入後、日本代表候補にすぐに選ばれ、また試合前のアップでは身体能力の高さを発揮したダンクで会場を沸かせている。
だが試合出場は守備面に課題が見られることもあって限られていると見ていた。
それでも彼の才能には特別なものがある。
そのためにも彼にはプレータイムが必要だった。
だがチャンスはこの試合でやってきた。
1Q残り20秒でこの日初スコアを決めると、2Qは7分30秒近くで3本決めて7PTS、ディフェンスリバウンド4、アシスト2と試合の流れを作った。
ファウル2と課題も出たが2Qでファンに彼のポテンシャルを証明してみせた。
彼は後半も活躍したが、ここで彼の存在でもう一人光を放った選手がいた。
マイケル・パーカーだ。
実は試合前の選手入場直後、パーカーとフリッピンがコート上で談笑している光景があって、あの二人は相性がいいのかと思った。
年齢はかなり離れているが仲はかなり良さそうであった。
2Qはパーカーとフリッピンがスターターだったがパーカーへのアシストパスも出した。
そこからパーカーは今季ここまで鳴りを潜めていたパーカーらしさが本領を発揮し出した。
忽然とリング下に現れてリバウンドやこぼれたシュートをぶち込んでいくマイケル・パーカーの有難い存在感が久々に見られた。
コー・フリッピンがプレータイムを得られたのと同時に今季出番が減っていた彼が活躍の時間を得て持ち味を出したのは偶然でないように思う。
コー・フリッピンは4Qに豪快なダンクを決めそこない、2度目のチャンスで決めると見せてダンカンに渡すビビリ(?)も見せたが彼にとって大きな試合になった。
その一方で原修太はマブンガ選手とマッチアップするとバチバチな対応を見せ、吹っ飛ばされながら(ファウルになったが)マブンガ選手も封じた。
マブンガ選手はストレスを貯め、最後はチームにもイライラが伝播してハンナリーズはギブアップ。
マブンガ選手は4Q途中で下がりベンチで足首をアイシングしていた。
試合終了時には見えなかったので先にロッカーに戻ったのかもしれない。
原修太がマブンガ選手に勝ったことが試合の勝利を呼び寄せた。
本当の殊勲者は原くんだった。
但し、これからのことも考えるとコー・フリッピンがMVPに選ばれたことに異論はない。
それ以外にも考え付くがそれは書かないでおく。
 
もっとも富樫勇樹が3Q途中でストレスを爆発させそうになったシーンもあり、4Qは休まされていた。
試合展開に余裕ができたことも幸いしたが、この試合でも富樫勇樹が背負いこんでいるものが大きすぎることは見て取れた。
このままでは彼が潰れてしまう可能性すらある。
その辺をどうにかしていかないと今後もジェッツは苦しいリーグ戦を強いられるだろう。
決して楽観できる状況ではない。

解決すべき問題は大きい。
だが新しい主役候補が育ってきていることはゲーム1のメイヨもそうだが、コー・フリッピン、原修太と実感できてきている。
どうにかできるか一番は大野さんにあり、フロント、ファンもそれを支えていかないと今季は失敗に終わると思う。
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2019年11月 3日 (日)

ヴォルティス、大一番を前に大勝。恐れるものはもうない。

2019J2リーグ 第39節 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 
FC岐阜 0 - 7 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:25'ヨルディ・バイス、30'杉本 竜士、38'岩尾 憲、40'河田 篤秀、63'河田 篤秀、65'野村 直輝、90'押谷 祐樹
 
残り試合ももう本当に少なくなった。
上位のチームはみんなギリギリの中で一試合一試合の勝利敗北に一喜一憂しながら、切り替えて気持ちを奮い立たせて次の試合の準備をしている。
そんななか最も勢いを持って昇格レースを怒涛の追い込み馬のように順位をあげていくヴォルティス。
昇格を成し遂げればそれこそヴォルティスに関係した名前が命名される馬ができるかもしれない。
ヴォルティスじゃなかったらリカルド何とかとかね。
イワオケンとか。
 
それはさておき、次の横浜戦が岐阜戦よりアタマに重きが置かれていたサポーターは多かったと思うんだ。
だけど、この試合こそが昇格を成し遂げた時に勝ったことが大きなキーになったと実感するかもしれない。
7-0。
得失点差はヴォルティスが抱えている懸念の大きなものの一つだった。
だが、この試合が終わった時、その懸念は消し飛んだ。
上位のチームと条件はほぼフラットになった。
 
試合の内容は語る必要はないだろう。
全てが完璧と言ってもいい。
残念なことは大宮が柏に勝ったことだが、柏はヴォルティスのおかげで首位にいられると思うんだけど、ちょっとは恩返ししてほしいよね。
それは共に昇格したJ1の舞台で白星で返してもらおう。

昇格プレーオフの規定を理解していなかったのは私のポカだが、そんなことどうでもよかったねということが現実になる気がしている。
もちろん、油断しちゃいけないし、チームも一片たりとも油断していないだろう。
まだ、2位の可能性も7位になる可能性もある。
だが、昇格を争うチームはみんなヴォルティスを恐れている。
横浜FCは今日の試合、レアンドロ・ドミンゲスとイバをほぼ完全に温存した。
長崎は昇格の可能性こそ失われているが、決して簡単な相手ではない。
それでも温存してきたのはヴォルティスが長崎より強く意識されているからだ。
恐れていることを現実で突き付けてやろう。
こちらは恐れてなんかいない。
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