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2024年8月18日 (日)

勝ち切ること。決め切ること。

2024 J2リーグ
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 8月17日(土)
徳島ヴォルティス 1 - 1 ファジアーノ岡山
【得点】徳島:6'渡 大生
    岡山:16'岩渕 弘人
 
チャンスはヴォルティスの方がよりゴールに近かったと思うが、相手GKを二度破ることに至らなかった。
チーム状態の良さが試合内容に正直に出ていたように思うだけにもったいない試合だったなと思います。

 
渡とノア2人が奪った先制ゴールはこれからの試合でも表現したい。
上位を目指すならば、見つけたスキはより多くモノにしないといけない。
先制点は主たる得点パターンと少し違うかもしれないが、強いチームはあのような武器をより多くのチャンスでモノにしていく。
チームとしてあの得点の形をより身に付けていければ接戦ではより勝利につながる。

 
流出した選手も多かったが、来てくれた選手たちも頼もしく、フィットも早かった。
そして今日、FマリノスからFW村上悠緋が加わってくれた。
点を取ることに強い意欲があると聞いているので今日のシステムだと1トップを狙っていると思われる。
先輩方を押しのけてポジションと結果を見せてくれると信じる。

 
そしてここから8月の2試合は昇格に向けての6Ptゲームになる。
これが9月だと3Ptゲームになる可能性があるが今ここで戦えることは大きい。

 
諦めていないことを見せつけてほしい。
そのためにも今日みたいな試合で勝ち切る。
ゴールを決め切ること。
できる。

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2024年8月11日 (日)

千葉ジェッツ、さらなる高みに挑む新シーズンがくる

久しぶりに千葉ジェッツ、バスケの記事を書きます。
パリオリンピックでのアカツキジャパンの活躍は素晴らしかったです。
そしてオフシーズンのBリーグの動向もビッグニュースが多く書ききれません。
千葉ジェッツも本当にいろいろありました。
そして確実に言えるのは、とにかく楽しみで不安も過去最大なシーズンがやってくるということです。
千葉ジェッツは今まで上がったことがない高度に拠を据えるための挑戦をここから始めていきます。

 
まずチーム編成の変動から。
【ヘッドコーチ】
 ジョン・パトリック→トレヴァー・グリーソン
 
当初、ドイツ代表HCのゴードン・ハーバート氏と5月時点で契約を交わし、氏も来日しチーム構想のミーティングも行っていながら、突然契約を破棄したいとの申し入れがあり、結局契約は白紙に。
その後、ハーバート氏はバイエルンミュンヘンと契約を交わした。
ジェッツは7月下旬に昨季NBAバックスでアシスタントコーチを務めたトレヴァー・グリーソン氏を新しいヘッドコーチとして契約したと発表。グリーソン氏はオーストラリアでコーチオブザイヤーを4季受賞している素晴らしい手腕を持っているコーチであり、緊急事態の中で素晴らしい人物を見つけてきたフロントを賞賛します。

【選手(継続)】
 富樫勇樹
 西村文男
 二上耀(※インジュアリーリスト登録)
 小川麻斗
 金近廉
 原修太
 トビンマーカス海舟
 ジョン・ムーニー
 クリストファー・スミス
 荒尾岳

【選手(加入)】
 田代直希(琉球ゴールデンキングスから加入)
 ディー・ジェイ・ホグ(シドニー・キングス/オーストラリアから加入)
 マイケル・オウ(青島イーグルス/中国から加入)
 菅野ブルース(ステットソン大学から加入)
 渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ/NBAから加入)

【選手(移籍・退団)】
 米山ジャバ偉生(富山グラウジーズへ移籍)
 ゼイビア・クックス(シドニー・キングス/オーストラリアへ移籍)
 内尾聡理(ファイティングイーグルス名古屋へ移籍)
 大倉颯太(アルバルク東京へ移籍)
 ディー・ジェイ・ステフェンズ
 アイラ・ブラウン

 
新たに加入した選手の目玉はもちろん渡辺雄太である。
新シーズンからはBリーグでのプレーを表明していた渡辺選手には当然ながら多くのチームが獲得に名乗りを上げた。
ただ、彼の獲得には多大な資金準備と高額な契約条件があるのは誰の目にも明らかであったので、獲得できるチームは自ずと数チームに絞られていた。
千葉ジェッツはそのうちの一つであり、富樫勇樹の存在もあり当初から最有力であろうとは私も思っていた。
同じく資金力のあるアルバルク東京のトップが渡辺選手との交渉はしていないことを匂わせたことで、いつジェッツ加入が発表されるかとなった。大どんでん返しのがあるかもとも少し思ったが無事に発表。
オリンピックでもチームは結果は出せなかったが、負傷明けながら拮抗した試合を演出した。
彼がいることの優位性は圧倒的で、新アリーナの集客力に大きすぎる貢献をしてくれるのはもちろん、高さ、強さ、速さ、攻守あらゆる面でレベルをあげてくれるのは間違いない。
そしてオーストラリアリーグでの実績も輝かしいディー・ジェイ・ホグ選手の加入は渡辺選手の加入と同じくらい戦力的に大きい。
現在28歳、207センチ108キロ、昨季ムーニー一人に頼ることになっていたビッグマン層を厚くしてくれるだけでなく、高確率な3Pショットも武器として持っている。
リーグ最強の外国人選手になる可能性も高い。これもすごい補強である。
そして琉球ゴールデンキングスで長くキャプテンも務めた田代選手が加入。
船橋市出身でもある田代選手はチームに見える部分、見えない部分で貢献してくれる。
ファンから愛されるキャラクターでもあり、苦しい時にチームを救ってくれるだろう。
中国リーグでプレーしていたマイケル・オウ選手も207センチ110キロとビッグマンである。
ジェッツ初のアジア特別枠での加入である。
未知数の部分もあるが、チームにフィットすればリーグに名を轟かす可能性は高い。
菅野ブルースは特別指定選手としてジェッツでプロキャリアをスタートさせる。
アメリカの大学でプレーしていた。オウ選手と同様、リーグに名を轟かすかもしれない。

 
個人的な感想だが、このオフはフロント頑張ったな!と思います。
細かいポイントは敬意を欠くと思うので言わないけど。
この陣容がライバルチームだったらゾッとする。

 
退団した選手は6人。
シーズン後半から加入してチームを救ってくれたゼイビア・クックスはシドニー・キングスと大型契約を結んだ。
同じくチームを救ってくれた内尾聡理はFE名古屋へ。正直これは驚いたがより成長を求めてジェッツの外をあえて選んだのだと考える。
大倉颯太はアルバルク東京へ移籍した。
彼は二上同様怪我に苦しんだ時期が長く、プレーできるコンディションには戻ったがプレー機会が得られていなかった。小川麻斗や金近廉の台頭で難しい立場になっていたのかもしれない。
ジェッツにいたままでは競争に加われないと考えて新天地を求めたと考えている。
DJステファンズとアイラブラウンは共に好人物であったが、安定感も爆発力ももう少し欲しかったと個人的には感じている。

 
またSTARJETSでも中心的な存在となっていたMiyuがNBAチア挑戦のために渡米。
ウォリアーズのオーディションでは最終審査まで到達したが残念ながら縁がなかった。
ただ、彼女の挑戦はジェッツファンに勇気を与えてくれたと思う。

 
チームだけではない。
新アリーナも素晴らしい。
新ホームアリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY 」は訳1万人収容と船橋アリーナの倍になる。
チケット料金が気になるところだが、9月15日(土)16日(日)に開催される『HOTEL FLORA PRESEASON GAME 2024』の座席表とチケット価格表が8月9日に更新されているが、それをベースに昨シーズンまでの自分のシーズンシートの位置に該当する場所で比較すると4,000円→4,500~5,000円くらいのようだ。
ただし、交通費がこれまでタダ(徒歩)だったが、これからは片道680円(往復1,360円)掛かる。
車で行くには渋滞により予定通りに到着しない可能性が高いので電車になるだろう。
武蔵野線のトラブルでJRが遅延する可能性もあるので京成電鉄でのルート(船橋競馬場駅から徒歩)もプランに入れておく必要があるだろう。

 
他チームの動向も激しく、横浜BCの河村選手の海外挑戦、島根のビュフォード選手のB2信州への移籍、琉球ゴールデンキングスは主力選手の流出が近年なく激しかった。
また馬場雄大選手の動向が気になるところである。

 
それからB2信州が協力な補強を行っておりアルティーリ千葉との一戦は楽しみである。

 
B3で応援している徳島ガンバロウズはPGでストックマン・ジュニア選手を、センターとしてマックスウェル選手を獲得。特にマックスウェル選手はチームとしてサイズで不利があると感じていた昨季の懸念にハマる選手であり、攻守でチームをワンランク強く安定させてくれることを期待している。

 
私個人としては今季は12月からになるシーズンシートがとても重要な案件である。
これまでのように毎シーズン新作応援ボードを作ることはもうしないが、勝たせることができない応援は応援ではないの精神は変えずチームを応援していこうと思う。

 
Bリーグは島田チェアマンを中心に進めている「B革新」により2026-27シーズンから大きく姿を変える。
そこに向けて意欲的なチームは準備を本気で進めている。
今シーズンは千葉ジェッツには特に重要なシーズンになる。
強力な陣容、新アリーナ、それにふさわしい高みを掴む挑戦が始まる。
楽しみで、それでいてプレッシャーの掛かるシーズンがやってくるのが待ち遠しい。

 

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2024年8月 4日 (日)

見えてきた背中。

2024 J2リーグ
ニンジニアスタジアム 8月3日(土)
愛媛FC 0 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:23'坪井 清志郎
 

中断期間が明けて、ヴォルティスは勝負の時を迎えた。
愛媛FCとの一戦から再開するのは士気を上げるのには最高のタイミングだ。

 
中断期間中に決して小さくない陣容の変動があった。
今後もあるだろう。実質起きている変化もある。
それぞれに事情があるだろうし、頑張ってくれと言うしかない。

 
それでも乗り切れる力は心身共にチームには備わりつつある。
これが最初から出来ていたなら今頃は...と思う人もいるだろう。
だからあれが悪かったのだ、とあらためて憎悪を思う人もいるだろう。
わかるが、今からそんなことを考えていたら時間を無駄に使うし、心の士気も下がる。
無意味だ。やめたほうがいい。
もちろん、抜くべき背中が見えてきた今、そんなことに心と時間を割く人はいないだろう。

 
「プランはあるが思ったことはやっていい」と増田監督は選手に話しているそうだ。
機を読むことに長ける岩尾にとっては彼の良さが出やすい。
高田の最終盤での縦への突破もその考えに沿って思い切ってできていたのだとしたらチームはかなりまとまっているのだろう。
8月末にはプレーオフ圏を捉えておきたい。
十分可能だ。
そこからラストまでは横一直線となれるだろう。
今のチームなら勝算は高い。

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