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2024年11月12日 (火)

千葉ジェッツ、スタート上々。ブレイク明けの進化形態が楽しみ。

B1 第7節 LaLa arena TOKYO-BAY
11/06(水) 千葉ジェッツふなばし 87 - 78 群馬クレインサンダーズ
B1 第8節 LaLa arena TOKYO-BAY
11/09(土) 千葉ジェッツふなばし 99 - 72 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
11/10(日) 千葉ジェッツふなばし 96 - 82 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
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B1リーグは徐々に順位表が固まり始めた。
千葉ジェッツはケガ人を出しながらもよいスタートを切って、11/10より3週間ほどのブレイクを迎えた。
ブレイク明けの11月末は琉球ゴールデンキングスとの重要な一番をホームのららアリで行う。
そのあとも12月は重要な試合が続く重要な試合が立て続けに待っている。
だが、渡邊雄太がそろそろ戻ってくるだろうし、田代もそのあと戻ってくる。
自身がBリーグの戦い方に慣れていないことも苦戦の理由に挙げていたグリーソンHCも自信を得るだろう。
この3試合のジェッツは苦しい試合展開にも崩れることなく、最後は相手をひっくり返すことができるようになっている。
不安定な部分はまだあるが、ここまでは上出来である。

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ららアリでのSTARJETSのパフォーマンスも演出効果がハイレベルになったことでより彼女たちが映えている。
変わってしまった曲や演出もあるが、私個人的には変化は進化と挑戦を伴っていれば受け入れるべきと思っている。
トップのNanaseさん(?)のジャンプの写真もいい感じで撮れてうれしい。

 
試合の話を。
6日(水)の群馬戦は今季の先行きを占う意味で負けてはいけない試合だった。
昨季広島をリーグ王者に導いたカイル・ミリング氏をHCに迎え、ドイツ代表のヨハネス・ティーマン。川崎から藤井祐眞を獲得。昨年の強力なメンバーも多く残り、本気でトップを獲る体制が整っている。
非常に野心的なチームでタイトルを掴むだろう。
個性的なメンバーも揃っている。
だが、それなら千葉ジェッツも個性的で突出した武器を持っているだけでなく、チームで戦える。
その点でまだ群馬より上で、埋まりにくい差を突きつけている。
後半序盤までは群馬がリードしながらも、ジェッツはしっかり射程圏に収めらていたのでペースが下がったスキに一気にひっくり返した。
一旦変わった流れをまた掴み戻せるかの部分でジェッツが上だった。

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週末は名古屋ダイヤモンドドルフィンズが相手。
ドルフィンズも実力は昨季しっかり証明されている。
ただ、このチームも嵌らなくなった時の修正力がまだジェッツに及ばない。
GAME1は序盤から嵌らないままにジェッツに蹂躙された。
ジェッツは今季ここまで一番の前半を見せたかもしれない。
GAME2は昨日の戦いぶりからドルフィンズが切り替えてきた。
もともと強いチームなので2試合同じように勝てるとは思わなかったが、中東選手、元ジェッツの佐藤選手がいい場面で3Pを決めるなど試合の流れを序盤から掴んだが、後半になるとジェッツが修正力を発揮してひっくり返した。
この日はDJホグが36Ptsの大当たり。
PGにもなり、外角からもキメ、ゴール下でも強いという止められない。
ドルフィンズも積み上げてきたものがあったが、ジェッツは新陳代謝をしながら積み上げてきたものが上回っていた。

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11月末までのブレイクに入り、戻ってくるメンバーとどうレベルアップするのかが楽しみである。
進化は続く。

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2024年11月11日 (月)

来季は誰しもが勝負の時

2024 J2リーグ
カンセキスタジアムとちぎ 11月10日(日)
栃木SC 0 - 0 徳島ヴォルティス

 
希望の途絶えた先の最終戦ではあったが、満たされた試合では全くなかった。
得点の匂いを放った時間帯は少なく、栃木の試合は間違いなかったが栃木も決められず、彼らの今を象徴していた。
前節ホーム最終戦からこの日まで、ポジティブなニュースはなく、気持ちをここに持ってくるのは難しかったと思う。

 
来季どうなるかの希望があまり持てない人も多いだろう。
増田監督の続投に至る経緯は、今季起こったいろいろなこと、そして外野から言われたことの全てが招いたことのように思う。
責任ではなく、こういう現実を招くに関わった、もしくは招かずに済ませられたことに関われなかったということはあるだろう。
チームの運営には全ての決定権があり、そこでは予算だとかいろいろな要素を鑑みて選択肢が絞られてくる。
それを全て知りうるのは運営だけなので、決めることができるのも運営だけである。
我々の声を聴けと言い、聴いてもらえてもそのとおりにしなければ満足できないか?
でも我々と同じ立場のファン、サポーターはもっとたくさんいる。
その総意を束ねたうえでも無いのであれば、誹謗中傷を相手に遠回しでも言い下げられてどうすることもできない。
我々は確実にやれることの中で、我々の存在を認めさせるしかない。
自分たちには自分たちで謙虚であることが必要だ。

 
お前はよそ者なので、俺たちのことはわからないという人もいるだろう。
大塚時代からもそんなことは言われている。
ならば答えは地元の人たちの中にしかない。
状況を変えられないのなら、自ずから変わらないと。そうした方が早いことだってある。
運営は自分たちで決めるとメッセージを放った。そういう意味の人事だと思う。
組織である以上、そして運営の上にも本丸がいるチームである以上、来期上手くいってもいかなくても我々の存在感はどこかに蓋が置かれているだろう。
来季はいろいろなことで勝負だと思う。

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