2013年2月 8日 (金)

アカデミー賞で思い出す映画「あの頃ペニー・レインと」

前回ちょっと重い話を書きましたが、いかがでしたしょうか?
書いた本人も、毎年書いた後は重くなります。
それくらいの記事なんです。
 
で、ちょっと話題を変えようかなと思うのですが、週末前なのでネタを探さなきゃいけないなあと。
そういえば最近映画2本見てきました。
「レ・ミゼラブル」と「テッド」。
全然違う映画ですけどね。
あと、「ゼロ・ダーク・サーティ」とか「ヒンデンブルグ」、「世界にひとつのプレイブック」「オズ」とか観たいです。
「レ・ミゼラブル」「ゼロ・ダーク・サーティ」「世界にひとつのプレイブック」とかはアカデミー賞にもノミネートされてるので。
 
アカデミー賞というと私はこの映画を思い出します。
Ca3f1087 「あの頃ペニー・レインと」(2000年)。
原題は「Almost Famous」。ブレイク寸前が訳として一番いいのかな。
キャメロン・クロウ監督が15歳でローリング・ストーン誌のライターになった頃のことをモデルに描いた自伝的な映画。
アカデミー賞(第73回)で脚本賞を、ゴールデン・グローブ賞で作品賞と助演女優賞(ケイト・ハドソン)も受賞しました。
ほかにもいくつか賞も取っている作品。
 
ストーリーは15歳の弁護士を目指しているロック好き少年ウィリアムが地元の新聞に載せたロック記事が、ローリング・ストーン誌の目に留まり、ストーン誌の編集者は15歳の少年だと知らずにオファーし、ウィリアムは自身イチオシの新進バンド、スティルウォーターのツアーに同行して記事を書く仕事を引き受ける。
ウィリアムはスティル・ウォーターのライブ会場で、グルーピー(死語。ひらたく言えばメンバーのおっかけ兼ツアー中の彼女。もしくは彼女の座を狙う女の子達のこと。)のリーダー格のペニー・レインと知り合う。
Ca3f1085 ウィリアムはペニーに恋をするが、ペニーはスティルウォーターのギタリスト、ラッセルと付き合っていた。
それでもウィリアムはツアーに同行し、バンドや他のグルーピーの娘たちと親交を絆を深めていく。
しかし、ある日ラッセルの奥さんがツアーに現れて...。
 
1970年代はハードロックの全盛期の時代で、レッド・ツェッペリンなんかがシーンの中心だった。
数多くのバンドがシーンに現れて、のし上がって消えていった時代。
スティル・ウォーターはのし上がっていく寸前のバンドとして描かれている。
メンバーはそれぞれメンバー同士にストレスを感じていて、決して仲がよくない。
アルバムのジャケットでのメンバーの扱いの序列でヴォーカルが不満を言ったりする。
ラッセルもバンド内の不和に悩んでいる。
初対面のファンが「自宅でパーティやるから来ないか?」と言われ、パーティに行ってしまう。
Ca3f0121_2 そこで酔っ払って、家の屋根からプールにダイブしたりする。
でも朝になって我に帰ると、情けなさだけが残って、迎えに来たツアーバスに乗って、しょぼくれたまま去っていく。
それを見送る少年少女たちの現実を突きつけられたような表情。
ウィリアムがペニーがラッセルと毎晩一緒なのがわかっていても尽きないペニーへの思い。
ラッセルの奥さんが来て、居場所がなくなり自殺未遂するペニーのつらさ。
飛行機で移動中に乱気流に巻き込まれて、墜落死を覚悟したメンバーたちが本音や秘密をぶつけ合うところとか。
とにかく、これが70年代なんだというものが溢れてる。
すごく刺激的でせつなくて夢がある作品。
 
この映画で描かれるバンド、スティルウォーターは架空のバンドなんだけどメンバー役の俳優たちは実際にロックバンドとして演奏の指導も受けていて、撮影時は実際に演奏をしている。曲もオリジナルで。
演奏時のスタイルとかすごく決まっていてかっこいい。
ペニー役のケイト・ハドソンがめちゃくちゃ魅力的でかわいかった。それでいて強がっている部分とか前を向く姿とかがかっこよかった。グルーピー役のアンナ・パキンもよかった。
音楽も70年代のロック音楽を中心に構成されていて、その選曲が素晴らしい。サントラ盤は名盤。
バスの中でラジオから流れるエルトン・ジョンの「タイニィダンサー」を全員で熱唱するシーンはホント泣いた。
観たことないって人には是非勧めたい。
私、DVD(デラックスバージョン、公開版とノーカット版のセット)持ってるので、良かったら貸します。
Ca3f1084 それくらい素晴らしい作品。
アカデミー賞で脚本賞しか取れなかったとき凹んだくらい。
好きが高じて、映画のパンフの表紙(⇒)をTシャツに印刷してオリジナルTシャツ作ったくらい好きな映画。
ぜひぜひ観ていただきたいです。

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2012年8月27日 (月)

映画「アベンジャーズ」と「プロメテウス」を観てきました。

この2週間で2本の映画を観てきました。
「アベンジャーズ」と「プロメテウス」の2本です。
 
「アベンジャーズ」はアメリカの有名なマーベルコミックに登場するヒーロー達のチームを主人公にした映画です。
アイアンマン、マイティソー、キャプテンアメリカ、インクレディブル・ハルク等の映画のクロスオーヴァー作品。
実は、ハワイに行ったときのデルタ航空機のビデオで観れるかなと期待していて、実際見れる機もありそうだったんですが、利用した便では観れませんでした。
代わりに「アイアンマン2」を観たのです。
「アベンジャーズ」には、その「アイアンマン2」にも登場するスカーレット・ヨハンソン演じるブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)もアベンジャーズのメンバーとして登場し活躍します。
 
ストーリーはマイティソーの弟であるロキが、極悪宇宙人と手を組んで地球に侵攻してきて、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.から強大なエネルギーを持つ四次元キューブを奪います。
S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーは、世界の危機を救うために、ヒーローたちの最強チーム「アベンジャーズ」を結成することを決意します。
そして、ブルース・バナー博士(ハルク)に協力を要請し、トニー・スターク(アイアンマン)に四次元キューブの研究資料を手渡し、70年の眠りから覚めたスティーヴ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)にチームリーダーとなって世界を救ってくれと依頼します。
ソーも自分の弟が関わっており、四次元キューブは元々彼のいた神々の世界のものなので自分でケリをつけようとします。
ところが、それぞれ我の強いヒーロー達、簡単に一つにまとまるわけでもなく、そのスキを突かれて危機を招いてしまいます。
そしてニューヨークにロキが四次元キューブの力を使って、極悪宇宙人の艦隊を招きいれ、いよいよ決戦へ...てな具合です。
 
見どころはやはり戦闘シーンなんでしょうが、それぞれのヒーロー達、サブキャラクターたちとのコミュニケーションのフォローが結構しっかり描かれていたところがよかったと思います。
それもあって、スッキリ観終えることができましたね。
スカッとしたいときはちょうどいい映画だと思います。
個人的に一番グッと来たのはハルクに変身するバナー博士が「今日は怒ってもいいぞ」と言われ「皆には言っていなかったが、私はいつでも怒っている」とかのセリフと同時にハルクに変身して、宇宙人の大型戦闘メカをパンチ一発で破壊するところですね。
「日本人よ。これが映画だ。」でしたっけ。
この映画のキャッチなのですが、こういうヒーロー映画というジャンルでいうなら、これは確かに典型的な娯楽映画だと思います。
特に小難しいテーマなんてないことが、この映画を素直に楽しいと思わせてくれます。
子どもと行っても楽しめると思います。何せ、原作はコミックですからね。
グッズ展開も豊富だし、何か欲しくなっちゃうもの多いし。
 
それから、観ていると日本のヒーローも混ぜてみたいなあと思ったりしました。
寺沢武一先生のコブラとかね。まあ、ムリだとわかってるんだけど。
 
「プロメテウス」はリドリー・スコットが製作・監督を務めた、彼が1979年に監督を務めた「エイリアン」に通じる作品です。
当初その「エイリアン」の前日譚として企画されていましたが、最終的には「エイリアン」で舞台になった惑星と違う惑星を舞台にした独立したエピソードになっています。
テーマは人類の起源とは?という実に壮大ですが、ありがちで難しいものをこの映画で追求しています。
 
ストーリーは西暦2089年、スコットランドで発見された3万5000年前の洞窟壁画に描かれていた星座のサイン。
これと同じものが年代も場所も全く異なるいくつもの古代文明の遺跡からも発見されていたことを考古学者のエリザベスは気づき、これは地球外の知的生命体の存在を証明するもので、彼らはその星座の惑星に住み、人類の起源に関わる重大なことを知っているのではないか。これはその星に行くしかない、これは行けと言う「招待状」なんだと決心、宇宙船プロメテウス号で、彼氏であるチャーリーら調査チームと、プロメテウス号を建造したウェイランド社の役員であるメレディス(シャーリーズ・セロン)、アンドロイドのデヴィッドらとともに惑星LV-223に向かいます。
そしてLV-223に到着した彼らは巨大な人工の建造物を発見します。
そして、その建造物の中で彼らは、異星人の遺体、地球人にそっくりな顔の巨大な像、そして不気味なおびただしい数の石柱を発見します。
そして、不審な行動をとるデヴィッド。何かを隠しているメレディス。
そして蠢き出す謎の生命体。そして異星人がこの惑星で計画していた驚愕の計画とは...。
 
この作品はかの「エイリアン」に通じる点があるということで、映画ファン、とくに私のように生で「エイリアン」を劇場で見た世代にはちょっと特別なレベルが要求される作品だと思います。
そういう意味ではちょっと物足りない作品だったかなと思います。
ネット上で厳しい評価が多いように思いますが、ちょっとしょうがないなと思います。
終盤に掛けて、ちょっと展開が加速しすぎじゃないかなという点もちょっと残念。
観終わった後にパンフとか市販の映画本とか読んで、ああそういうことねと思ったりしましたがね、冒頭のシーンとか。
でもそれじゃちょっとダメなんじゃないってところも多い映画でしたね。
ディレクターズカット版が出たら、もうちょっと評価が変わるかもしれませんね。
 
この映画はPG-12なんで子どもとは見れません。
内容も「うわ..」みたいなシーンもあるし。
でも...このシリーズ知ってるからでもあるけど、映画見た後に食事するのが辛くなるような作品じゃなかったかな。
先行公開けっこう前からやってて感想(ネタばれ付)の記事ももう結構多いんだけど、一応公開してすぐなんで、いろいろは書かないようにします。
でも、ガンダムダブルオーの劇場版の感想書いたときみたい世界観とか分析をするほどでもないかな。
  
個人的にはこの2作品に出演しているスカーレット・ヨハンソンとシャーリーズ・セロンの女優の比較も興味ありました。
演じているキャラでも過去の作品も含めて似ているもの多いです。
キャリア的には圧倒的にセロンがリードしていると思いますし、それぞれの作品の中での存在感のある演技でもセロンの方が上でしたね。
ヨハンソンはもっと演技で勝負できる作品に恵まれればと思います。
セロンが「モンスター」でオスカーを獲ったのも今のヨハンソンと同じくらいの年齢ですから。
でも、賞が全てではないので、らしい作品でらしさを出してくれてたら、次の作品も観に行こうかな。
ええ、私、スカヨハ大好きです。ハイ。
でもブラックウィドウってもっと峰不二子的なところがあるのかなと思ってたら、すごく使命感強くて男気満点でちょっと意外だったかな。
あれだけスタイルの良さ推しのキャラなんだから、もうちょっと可愛げがあってもウケたと思うけど。
それこそ、コブラと絡んだりすると面白いだろうなと。
スタイルよくて、抜け目なさと、冷徹さとと、可愛げが活かせると思うんだよな。
ガンバレ、スカヨハ。

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2012年3月23日 (金)

映画『太陽』を観ました。

狭間記事として、今日はこの間借りたビデオのことについて書こうと思います。
 
先日まで借りていたDVDがありました。
アレクサンドル・ソクーロフ監督作品の『太陽』(2005年)という映画です。
終戦直前から終戦後の数日間での昭和天皇の人間としての姿を描いた作品です。
題材が題材なだけに当初、日本での公開は難しいと言われていましたが2006年に公開されています。
 
主演はイッセー尾形。
他には佐野史郎が侍従長、桃井かおりが香淳皇后を演じています。
1945年の夏、宮城(つまり皇居のこと)の地下の防空壕で疎開した皇后や皇太子と離れ一人で過ごす昭和天皇。
御前会議では閣僚たちが交わす戦争の続行か終戦かの議論に悩み、好きな生物学の研究では生物について語りながらも次第に愛する国民の苦しみを力を込めて語り出し、眠りにつけば東京大空襲(爆撃機や爆弾が魚で描かれる)の悪夢にうなされていた。
そして終戦。
昭和天皇は占領軍の司令官マッカーサーに呼び出される。
「すべてはあなたの決断にかかっている」とマッカーサーに言われた天皇は悩み、そしてこう決断する。
「私は、神格を自ら返上する」
そして皇后が疎開先から帰ってくる。
 
私は子供の頃、テレビでだが昭和天皇の姿についての見ていた記憶がある。
子供心なので漠然ではあるが特別な人なんだなあと思ってみていた。
その昭和天皇の記憶と、この作品でイッセー尾形が演じる昭和天皇は実に絶妙な存在感がシンクロしている。
実際の昭和天皇がそんなクセを持っていた記憶はないが、口をパクパクさせるクセだったり、「あっそ」とか軽く返事をするクセだとか、人間的な仕草がすごく印象に残る。
難しい役を演じていながら、尾形は脚本からはみ出してアドリブを混ぜながら人間としての昭和天皇を見事に表現している。
映画中盤で自身が皇居上空で見たというオーロラについて意見を聞くために呼んだ科学者と、座る位置をめぐってドタバタするシーンはあきらかに科学者役の役者とのアドリブであり、侍従長役の佐野史郎が思わず素で笑ってしまったりしている(そのテイクがそのまま使われていることがまたいい)。
そして終盤での皇后役の桃井かおりとのやりとりもおそらくアドリブであり、尾形の芝居にしっかり付いていく桃井の芝居もまた素晴らしかった。
 
ストーリー上での時間の流れが曖昧につくってあって、さっき御前会議したばかりなのにいつのまにか終戦になっていて占領軍が皇居に進駐してきていてと史実よりも空想的な展開になっているが、天皇の人間としての部分を描くというテーマは尾形の絶妙な芝居のおかげだが上手く描かれていると思う。
決して娯楽作品ではないし、日本人としては特別な思いを持って見てしまう作品である。
人によっては評価が極端に分かれるとも思うが、他の人にも観て欲しいなと思える作品ですので機会があれば皆さんにも見ていただきたい。

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2011年6月 6日 (月)

映画「チェンジリング」を観ました。

最近は借りてきたDVDを見る時間がなかなか無いのが悩み。
ネットレンタルなので時間に余裕はあるはずなのだが、観る時間がないのです。
昨日は出掛けた途中で車のテレビで観進めて、やっと今借りていたものを今日返送できました。
 
借りていた2作はいづれもアンジェリーナ・ジョリーの主演作。
中でも1作は観たいと思っていたクリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」(2008年作品)でした。
期待していた以上に見応えのある作品だったので少しご紹介しようと思います。
この作品は1920年代のロサンゼルスで実際に起きたゴードン・ノースコット事件という連続少年誘拐殺人事件を題材に、その事件に子供が巻き込まれた上に、当時のロス市警の腐敗体質のために行方不明になった子供が見つかったと別人の子供をあてがわれた上に、自分の子供ではないと主張したところ、警察に異議を唱える精神異常者扱いされて精神病院に強制入院させられるという酷い体験をさせられたクリスティン・コリンズという女性を主人公にしています。
 
【あらすじ】
1928年、ロサンゼルスの電話交換手クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の9歳の息子ウォルターが失踪し、5ヶ月後にまったく別の子供が戻って来た。クリスティンは息子ではないと主張するが、警察は取り合わず、逆にクリスティンを精神病院に放り込んでしまう。…
 
この物語ではただただ自分の息子を取り戻したいがために全身全霊を掛けるクリスティンと、傲慢で体面ばかり重視し都合の悪いことはどんな手を使ってでも葬ろうとする腐敗した警察との対決を軸に、途中から息子を誘拐した殺人犯との対峙も描かれていきます。
女性が劣るものとして蔑視されていた1920年代に、地下強く横暴な権力に立ち向かい、子を失った母親として誘拐殺人犯と向かい合う、強くなっていく女性。
イーストウッド監督の作品は何作か観たことがありますが、いづれもタイプこそ違え観てよかったなと思う作品でした。この作品もその通りでした。
そして、アンジェリーナ・ジョリーが、信じられないような苦難に直面しながら次第に強くなっていく、そして最後まで息子は生きていると希望を持って生きていく母親の愛に溢れた女性をとても上手く演じています。
違う女優を見ているようでもあり、とても新鮮でした。
ちなみに彼女は今作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。
 
細かいところにとても気を配った作品だったなと思いました。
アンジェリーナを前面に押し出すような安い演出ではなかったですし、彼女以外の俳優もいい演技だったと思います。
殺人犯の男もただ異常な殺人鬼ではなく、自分の内面の弱さ(強がり)も表現できていたし、死刑への恐怖に壊れていく姿も印象的でした。
そしてこの作品で腐敗した警察の象徴でもあった警部は本当に腐りきった憎たらしい人間に見えました。
映画観ていて、コイツの首をねじ切ってやりたいと本気で思ってしまいました。
 
とてもいい作品でしたが、一つだけ残念だったのは、子供が殺されるイメージのシーンとか、絞首刑になるシーンもすごくリアルで、こりゃあ子供がいるところでは観れないなあと思ったことでした。
大人でも、ちょっと引く人もいるかも。
この映画を観た後でしたが、中学生のときに身近で起きて、ちょこっと係わった少女殺人事件を思い出しました。
この映画の題材となった事件も今から80年近く前の事件だけど、あの事件ももう30年経ってるんだと、しかももうすぐその日だ。
まあ、この話はいつか話せたら。

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2011年5月11日 (水)

借りてきたDVDの感想

クールビズが始まったのはいいが、電車や、バス、職場などが妙に蒸し暑い。
私は結構汗っかきなので、朝持っていったハンカチは、夜家に帰ってきたときには汗でくしゃくしゃなことが多い。
これなら明日からはマジでハンカチ以外にタオルも持っていったほうがいいだろう。
職場では早くもミニ扇風機を使いはじめました。
今から夏が思いやられる。
 
今はGW直前に借りてきたDVDを観ています。
ネットで注文して届けてもらうレンタル形式で、毎月定額支払いのやつです。
今借りてるのは、アンジェリーナ・ジョリーの「ソルト」と、堺雅人の「南極料理人」。
全く間逆の映画ですが、観てみたいなあと前から思ってたので。
 
私は海外の女優の中ではアンジェリーナ・ジョリーは好きな女優ベスト3に入ります。
だから今回「ソルト」を借りてみたわけです。
内容は...う~ん、ラストで続編を作りますみたいな展開なのが納得いかないなあ。
ジョリー自身は悪くないんだけど。
 
南極料理人は...いい映画だと思う。としか言いようがない。
日本が小さな島国だからなのか、こういう狭い世界での出来事を追う作品が多い気がする。
それが悪いとは言わないけど、小さな役者しか生み出せなくなってる気がするのは私だけ?
なんていうかな?
”攻める”俳優、女優がもっと出てくると面白いのに。
 
さて、次は何を借りようかな。

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2011年3月 8日 (火)

『川の底からこんにちは』を観ました。

先週から借りていた映画のDVDを昨日やっと見終えました。
映画のタイトルは『川の底からこんにちは』。
 
まず率直な感想から言うと、スカッとする思い切りのいい爽快感を感じる映画でした。
観る前に想像していた通りの部分もあれば、想像とは違う部分もありました。
満点という映画ではないですが、変に美化されてないヒロインの姿勢から元気をもらえる映画でありました。
 
映画のあらすじは、東京に出てきて5年、5人目の彼氏と付き合っていて、五つ目の職場に務めている何事も「しょうがない」とか「どうせ自分は中の下ですから」で済ましている無気力な派遣OLの佐和子(満島ひかり)。
そんな佐和子の元に実家の父親が大病で倒れたとの知らせが叔父から届く。
戻ってきて実家のしじみ工場を継げと言われるが、佐和子は乗り気でない。
だが、佐和子の5人目の彼氏で、5つ目の職場の上司だった(クビになった)健一が田舎でエコライフをしたいと乗り気になってしまいバツイチの健一の連れ子の幼女と3人で帰ることになる。
しじみ工場は業績が右肩下がりでがけっぷちな上に、おばさん工員たちはくせものばかりで、佐和子を見下している。
実は佐和子は5年前、同じ高校に通っていた男と駆け落ちして故郷を捨てていたのだ。
しかも工場には佐和子の同級生で駆け落ちした男と付き合っていた友美も勤めていて、健一に駆け落ちのことをばらされてしまう。
やがて佐和子への腹いせを考える友美に誘惑されて、健一は、佐和子も幼い自分の娘も捨てて、友美と一緒に東京に戻ってしまう。
八方ふさがりな状況の佐和子だったが「所詮自分は中の下なんだから頑張るしかない!」と今まで妥協ばかりの人生だった自分に対し一念発起。
工場でおばさんたち相手に開き直って自分を爆発させ、そして工場の建て直しに着手する。
 
そんな感じで、ここから映画は飾りッ気のない猛烈な元気が溢れていくのです。
 
ずっと自主制作映画を作ってきて、この映画が初めての商業映画という石井監督は普段はダメな人達が一生懸命になる姿を描きたかったとインタビューで言っています。
確かにこの映画で出てくる人物はみんなダメな部分を持った人達。この映画では”中の下”というキーワードがあるのですが、そんな人達が一生懸命になっていく姿が熱く描かれています。
脚本はちょっと雑な感じもしますが、パワー溢れる映画です。
 
テレビなどでも名前が知られているような有名な俳優さんは出てきませんが(少なくとも私は主役の満島ひかり以外知らない)、味のあるいい演技をみなさんしています。
こういう映画が好きな人は結構いると思います。
テレビ局とタイアップしてて、巨額の予算(製作、宣伝)を投じてて、主役も人気俳優で、って映画の対極にある映画。
ただ、そういう見方も取っ払ってもらいたいとも思う映画でもありました。
 
公式サイトはこちら。クリックする場合はパソコンの音量を絞ってからにしてください。いきなり音楽(作中歌の社歌)が流れます。
『川の底からこんにちは』公式サイト

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2010年9月25日 (土)

ガンダムダブルオー劇場版 鑑賞第2ラウンド

お昼にテレビをつけたら国体の開会式をやってました。
ちょっと用事をしてたら徳島県代表の入場シーンを見損ねてしまいました。
いよいよ明日です。
 
今日は奥さんと娘が出掛けたので、私は再びガンダムダブルオー劇場版の鑑賞第2ラウンドへ。
あらすじを知ったうえで見るとまた違うものが見えてくるものですが、見終わった直後の感想は意外とシンプルなことを訴えてるんだなということ。
ダブルオーのテーマである「解り合う」ことについて外してないし、ELSが悪ではなく、だが互いの理解ができていないがゆえに人類と争いになってしまう関係であること。
そしてその中で「解り合う」ことを求めていく過程と結末を意外にシンプルに描いていましたね。
ただ、現実にはそこが一番難しいんですけど。
昨日とかそんなわけにいくか!とか思うことがありましたから。
だから、今日この映画を観にいったことで、逆に癒されましたね。
いい映画でしたね。そういう意味でも。
 
あらためて気づいたことでは、劇中にELSに襲われる女子高生(結構カワイイ)がラストシーンでクルーとして出てくること。
髪の毛の一部がELS化していたのは確認したので、事件解決後もELSが完全分離しないようですね。
そのせいでイノベイターとして覚醒したため、歳を取ってなかったのでしょう。
刹那も同様で、ELSを取り込んだため、ああなったのでしょう。
となるとデカチンは?
彼が取り込まれたのは火星領域で、そのまま置いていかれちゃいました。
元に人間化しても機体は元に戻らないでしょうから、そのままでしょうか。なんかもっと性格が歪んで人間に復元されそうな気が。
でもやっぱり何のためにいたんでしょうかね。
取り込まれた後、ELSの傀儡としてボスキャラ化するパターンもあったのでしょうが、ELSが圧倒的に強くてボスキャラが不要なこと。
生物の機能まで取り込めちゃうと日本語で語り合えちゃってクアンタムシステムがストーリー上不要になってしまうこと。
そんなこんなで途中で脚本が変わったのでは。どうすか?黒田さん。
 
劇場では入場時にカードが貰えるのですが、今日貰ったのはアンドレイでした。
今回の劇場版では結構アンドレイに泣かせてもらったので、ちょっと嬉しい。
ちなみに1回目の時は刹那でしたね。
 
Ca3f0607 それから、今日はラファエルガンダムのガンプラを買ってきて家で作りました。
いわゆる素組みですが。それなりに丁寧に作りました。
確かに腕とか足とかガデッサに似てます。
それからヅラを除いた本体もかなり大きい。
クアンタより大きかったのは意外でした。
映画館では2100円で売ってましたが、隣のイオンでは1881円。
早まって劇場で買わずに安いとこで買いましょう。
ラファエルは頭の上のヅラが特徴ですが、このプラモではセラフィムにはなりません。
一応セラフィムのアタマはありますが。
プレモ作るときの注意で間違えやすいのはA-14のパーツ。
これの付けるときの向きを間違えるとヅラが組み合わなくなるので一旦解体しないといけなくなります。
結構序盤につけるのでご注意を。
 
さて、明日は国体。
まるは氏は「行けない(涙)」とのこと。
来てくださる方は一緒にヨシナリトクシマをサポートしましょう。

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2010年9月22日 (水)

ダブルオー劇場版について考えて...

で、近いうちにまたダブルオー劇場版を観にいこうと思いますが、ここ数日はヒマがあると劇場版のことを考えています。
???がついた分だけ、考える箇所が多いということで、考える楽しみができるのです。
こういうところがガンダムに限ったわけではなうですが、日本アニメの面白いとこなのかもしれませんね。
そんなこんなで、ここ数日間で自分に質問し、自分で答えを出してみたことをつらつらと書きます。
あくまで私の個人的な考えですけど。
 
1)ELSとは何?
金属質の生命体であることはわかりましたが、能力的にどんな生命体なのかを考えてみました。
クラシックなSFアニメだと、地球に襲来するものは大概侵略者で侵略の意思があって、何故かみんな日本語を話すわけです。
ヤマトとかね。
日本語を話さないまでも、何かの言語で会話をしつつ、思考はとても地球人的な思考をするのです。侵略者らしい思考を。
でも、今回の”敵”ELSはそれに当て嵌まりません。
知的生命体というよりむしろ昆虫に近い生命体のような気がします。
 
2)ELSは言語を持っていない。
ELSは脳量子波、もしくはそれに近いものでお互いにコミュニケーションを取っているようです。
交換しているのは画像イメージとか、言語よりもっと原始的な単音とかではないかと思うのです。
しかし、言語を持たない、持ったことがないから知らないのでないかと思われます。
何故か?
もし言語というものを知っていたなら、刹那とのコミュニケーションの際に会話が成り立ったはず。
しかし、声での会話が可能になると、クアンタムシステムが不要になってしまうので、設定上も言語があってはマズイとなったのでは。
 
3)ELSは他の生物の能力を取り込む能力はない。
劇中、MSや巡洋艦に変形しますが、あれは機械(同じ金属物)であるから可能なのであって、人間と同化しても人間の能力を吸収することはできないのではないかと思います。
同化された人間が重篤状態に陥って、そのままになっていること。
脳量子波を駆使するデカルト・シャーマンを取り込みながら、彼を活用することは最後までありませんでした。
言語が使えないという点からも、生物の能力を吸収するといったよくあるSFでの侵略生物が持つスキルはないのでしょう。
 
4)ELSは侵略者か
否と思います。刹那が知ったように、ただSOSを発信しながら助けてくれる者を探しつつ、他の生物と同化を繰り返す。
同化された生物はそのまま駆逐されてしまうので結果として侵略者となってしまいますが、侵略の意思そのものはないと思います。
ELS側も助けと求めているだけなのに攻撃を受けるので、最初は同化してコミュニケーションを取ろうとするだけから変形しての反撃にでるのだろうと思います。
攻撃的な意志が強ければ、その能力の高いデカルトを取り込んだあと、彼を武器として活用するのではと思うのです。
 
もう一つ、謎に思えるのがこれ
デカルト・シャーマンとは何だったのか?
 
5)何のための役だったのか?
監督のインタビューにも書いてありましたが、彼は刹那のダブルオーのトランザム時のGN粒子の影響を受けて覚醒したわけです。
ということで、彼自身には刹那、つまりガンダムとの因縁はあるわけで、それがモルモットのように軍で扱われるきっかけになったわけですから、ガンダムへの隠れた思いはあったと思うのです。
ならば、劇中で刹那と交わる機会があって普通だと思うのですが、それがないままに終わった。
最初からそうだったというより、何かの都合で脚本が変わって、接点がなくなったのでは。
ある意味、彼の存在って詐欺だ。
 
6)彼は死んだのか
死んだというか、それに近いダメージと受けたのは間違いないだろうと。
刹那がコミュニケーションしたときも大量の情報が脳に流れ込んで、ダメージを受けたように彼も脳に大きなダメージを負ったのだろうと思います。
ゆえにELSは彼の能力を(彼の脳が破損したため)吸収できなかったとも考えられるのかなと。
 
とまあ、こんなこととか考えていたのですが、もうちょっと別のことも考えました。
昔、劇場版のマクロス(愛覚)がヒットしたとき、主題歌も大ヒット。
あのころはテレビで歌番組も全盛だったので、それも後押しした気がします。
今はテレビで歌番組は殆ど見かけなくなりました。
今回のUVERworldの歌う「クオリア」はいい歌だなあと思うのですが、歌番組がもっとあったならこの映画の興行成績ももっと上向いたかもと思うのです。
作品自体もすごくいいメッセージを放っていて、実は今の時代にすごく必要なことだと思うのです。
今緊張が高まっている例の船と島の問題も、そして我が徳島ヴォルティスのコミュニティにおいても。
私の奥さんの勤める中学校でもこの映画を観るのを楽しみにしている生徒が結構いるそうで、一ガンダムダブルオーファンとして以上にこの作品を観て、考える人が増えるといいなと思っています。
 
明日は試合があるのでサッカーの記事を書きます。

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2010年9月21日 (火)

20年前、ガンダムブームだった...。

ガンダムダブルオーの映画の感想ってことで多くの方が観に来てくださっているようです。
ネタバレしているので、その点はまだ見ていない方には不親切であるかもしれませんが、どちらかというと先にネタを知っていて観るとまた違うものが見えてくるかもしれませんね、この映画については。
まあ、この辺は人によってはでしょうけど。
 
ただ、こういう風に議論がいろいろ起きるってところが日本アニメのいい部分のような気もします。
昨日は書店でガンダムダブルオーエースを購入。ガンダムエースの増刊です。
そこに水島監督のインタビューなどが掲載されており、デカルト・シャーマンの出自についても書かれてあって、ああそういうことってことがわかりました。
私は嵌った映画の小説版を買うことが多いのですが、この作品の小説版が10月1日に発売されるそうです。
小説版ではもっといろんなことがわかるかもしれませんね。
 
ガンプラでクアンタは既に持っているのですが、魂でまた買うかも。
あとはラファエルも買うかも。結構気に入ってます。
でも、一番惹かれたのはANAカラーのダブルオーライザーかな。
 
なんかこんなこといろいろ考えてたら中学生の時の1stガンダムのブームのときのこととか思い出しました。
今から20年くらい前ですね。
ガンプラ買うのに朝早くからおもちゃ屋の前に並んで、一人一個とか言われてGMだけ買ったっけ。
シュミレーションゲームといってボードゲームも買いましたね。
ソロモン攻防戦を連邦、ジオン両軍に分かれて、ハニカム状のボード上で小さな紙のピースのMSを配置してすごろくみたいに遊ぶやつでした。
当時はTVゲームなんてそこまでの性能がなかったから。
5,000円くらいしたかな。当時の中学生には結構出費だったけど。
STARWARSのゲームも持ってました。デススター戦のやつ。
でも一番問題だったのは一緒に遊ぶ相手がいなかったことでしたね。
 
あれから20年近く経ったのに、まだガンダムって支持され続けてるわけで、あの頃はそんなこと考えもつかない。
あれから20年経っても、ガンダムを楽しんでる自分がいるなんてことも。
 
ガンダム1stシリーズ後はイデオンとか、ダンバインとか、ダグラムとかサンライズ作品をずっと見てましたね。
イデオンの戦闘シーンとか好きだったなあ、ミサイル一斉発射とか。
「カミューラ・ランバンの仇っ!」とか。
私は今でも機動性と火力で最強の量産兵器はアディゴだと思ってる世代です。
なんか急にイデオンのDVDまた観たくなってきました。
 
今、あらためてダブルオー劇場版のことを考えています。
ELSとは何だったのかとか、デカルト・シャーマンは何のために出てたのかとか。
あまり時間を置いてから記事にしても意味ないので明日とか書こうかなと思います。

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2010年9月19日 (日)

劇場版機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)を観てきました。

明日はいよいよダービーなのですが、その前日である今日は3連休の初日らしく、しっかり遊んでまいりました。
てゆうか、昨日までがマジでアタマの痛いことが多くて、金曜日なんて午前中で「もう今日は仕事したくない」と脳が訴えてるのがわかる状態で、”おまえ、本当しっかりしろよ!”と口まで出掛かったヤツがいて...まあ、いいや。
で、今日。
午前中、ずっと楽しみにしていた映画を初演で観てきました。
たまたま、すぐ近くの映画館で上映があったもんで。
劇場版機動戦士ガンダムOO  -Awakening of the Trailblazer-
何度か、このブログにも登場していますが、私はガンダムZZ以降、長い間ガンダムを観ておらず、再びハマったのがこのOO(ダブルオー)のセカンドシーズンからで、自分の部屋にガンダム用の棚があります。
テレビシリーズは昨年終わったのですが、そのとき劇場版のインフォがあり、ついに今日上映となったわけです。
本当に楽しみにしてました。本当に。
 
で、まず大きな感想を、その後ネタバレ込みで細かい感想も。
上映終わって最初に脳に浮かんだ感想は、
「この映画はアメリカ人には理解できないだろう。」
何故そう思ったかと言うと、異星人と戦うアメリカ映画だと、星条旗の元に人類(アメリカ人)が非力な武器で戦いながら、最後は異星人を駆逐して勝利する決着になるのがお決まり(例:インディペンデンス・デイ)というか、現実でもアメリカってそんな感じだから、異星人と分かり合うことで戦いを決着させるやり方はアメリカ人の思考には基本ないと思ってたからで、見終わった瞬間に難しい映画だなと考えた時に何かこう浮かんだわけです。
たぶん、戦いを互いに解りあうことで解決することって素晴らしいことだなと、その感想の裏で思ったのだと思います。
その直後、もう一度観にいくべきだなとも思いました。
映画そのものは???????みたいな感も残ったので。
そして、しばらくして思った真の感想は
「敵を作って、それと戦うことでしか自分のアイデンティティを得られない人間って惨めだな。」
これが映画の感想に相応しいとは思えないのですが、そう思いました。
たぶん、最近自分にそう思わさせるきっかけとなることがあったからで、それが何かはハッキリわかっているからで...。
この辺は私個人のパーソナルな部分ですが、それがこの一週間で最も腹が立ち、最も失望していたものなので...。
 
映画そのものの率直な感想は観にいってよかったなと思います。
異星人との戦いをガンダムで扱うべきかという疑問を感じる人もいていいと思いますが、それに挑戦したことで、この映画はガンダムの世界から飛び出したと思うし、ゆえにガンダム映画で感じることがなかったと思われる前述の感想(特に真の)に辿りついたような気もします。
ほんとにまた観にいこうと思っています。
でないとこの作品は理解できないと思うので。
 
細かいとこの感想。ネタバレです。
あ、忘れてましたけど、あらすじとかは公式サイトとかで読んでください。
てゆうかテレビシリーズ観てないと、キャラとか名称とか意味不明だろうけど、ここではそういうもの無視して書きます。
・異星人、てゆうか意志のある金属生命体って、イデオンのイデみたいな気が最初したけど、戦艦やモビルスーツが取り込まれてイっちゃう場面では、昔似たアニメ(その映画ではミミズみたいなのに喰われる)にあったな。
・予告とかで散々存在アピールしてたイノベイター、デカルト(通称デカチン)は結構熱いヤツだったけど、あっさり、それも刹那と全く絡まずイくのは意外だった。
・今回の敵の異星人(ELS)はイナゴの大群みたい。ちっこいのがやたらと多いと無敵だってことがあらためてわかった。
・懐かしい緑の機体を見た気がする。ちょっと嬉しかった。できればライルが感想を語る場面が欲しかった。
・戦闘シーン凄すぎ、凄すぎて何だかわかんなくなるシーン多い。敵がちっこくてやたら多いからなおそう見える。
・あんまり戦闘では活躍しなかった刹那。でも、映画の主題的には今になってみるとそうであってよかった気がする。
・新型クアンタも同様。
・他の新型はかなり活躍してカッコイイ。これはグラハム隊の機体もそう。もっといえばGN-XⅣもそう。
・ティエリア(通称オカッパ)の再登場の仕組みは予想通り。クライマックスで小さくなって登場するシーンは声には出さなかったが少し笑った。
・そのシーンで俺の後ろの席で本当に声を出して笑ったヲタがいて、瞬間イかしてやりたくなった。
・グラハムかっこよすぎ。アンドレイもっとかっこよすぎ。脇役キャラが大活躍するのはすごくよかった。彼等が命賭けて身体張って魂込めて散っていく姿は自分もこうありたいと瞬時思った。
・誰がヒロインかがハッキリしなかったけど、自分的にはフェルトの気がする。
・戦闘の結末に対する?????は劇場内全部から感じられた。確かに自分もそう思った。
・その疑問はパンフを読むと少し解消できる。
・といいつつ、エンドロール後のラストシーンでのマリナ姫が報われてよかったと素直に思った。
・でも、同じような設定をこの間のテレビドラマで小栗旬と八千草薫で見た気がするが。
・とゆうわけでエンドロール後も少し続きがあります。席を立たないように。
・主題歌のUVERworldの「クオリア」はシンプルにいい曲だと思った。早速ダウンロードした。下に書くがそのあと行った場所の帰りに前を歩く奥さんと娘の背中を見ながらこの曲を聴いたらジーンときた。
 
で、余談だが、この映画を観た後、家族で前から約束していたのだがディズニーシーに行った。
ガンダムを午前中に観て、その後、その足で午後にディズニーに行ったのは多分日本中で私だけだと思う。
何度も行っているシーだが、今回だけはすごい違和感があった。
アタマの中でガンダムがまだ戦っているのに、目にしたのはまったくの別世界だったから。
こんな世界でいいのかと少しだけ思った。
ランボーの第1作目(スタローンのやつね)の主人公の気持ちが少しわかったような気になった。
すぐ忘れたけど。

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