2019年1月17日 (木)

千葉ジェッツ、リーグ再開、初戦の地区首位戦を横綱勝ち。

2018-2019Bリーグ 第19節
1月16日(水) 千葉ポートアリーナ 5,925人
千葉ジェッツ 80 - 71 栃木ブレックス
 
天皇杯三連覇を達成してすぐにリーグ戦再開である。
もう少し余韻に浸っていたい人もいるだろうが、そうも言ってられない。
それこそ選手たちこそ休みたいだろう。
そして再開初戦が決勝と同一というのも偶然とはいえ怖い。
 
一昨年だったか、天皇杯制覇後の初戦もブレックス戦だった。
但し、アウェイだが。
ボコボコにされて冷や水を掛けられたことが思い出される。
二の舞は成長を否定しかねない。
実はこの試合は思っている以上に大事なのだ。
それは栃木ブレックスにとってもそうだろう。
 
栃木ブレックスには比江島慎選手が加入しての初戦である。
得点源として期待される以上に怪我人の多い栃木にはコンディションのよい選手だけでもありがたいはずだ。
日本中のバスケファンからも比江島選手の国内帰還は注目度が高かった。
BS-1で生放送されたので視聴率はよかったのではないか。
 
試合は決勝をもう一度見ているようだった。
但し、それだとジェッツの勝ちゲームで、実際その通りになった。
栃木は決勝から短期間すぎて修正させる時間もなかっただろう。
逆にジェッツはいい雰囲気を持続しているし、何より富樫勇樹も上記の一昨年の天皇杯後の再開初戦のことを覚えている。
この試合に油断はなかった。
その通りにブレックスが先行しても、その都度打ち返して栃木に余裕を与えなかった。
3日前と全く同じような展開。
3Qでイーブンになって4Q勝負へ。
ジェッツには余裕があった。
気持ち的にもそして体力的にも。
ジェッツの選手も疲れていただろうが、3日前とデジャブな感覚は気持ちを余裕を与え、それが身体を動かしたと思う。
逆に栃木はそれで身体が動かなくなったように見えた。
 
栃木ブレックスの選手たちは思っている以上に疲れていて身体が重かった。
序盤リードを広げてもあと一歩が出なかった。
ギアを上げてリードを奪っても、スタミナが続かずギアを落とした直後にジェッツが決めてくる展開が繰り返される。
もう少しスタミナを回復させたいにもかかわらず、予想以上に速く差が詰まるのでまたギアをあげにいく。
相手のペースでギアを上げざるを得なくて、それが終盤どっと疲れになってでたように見えた。
パスや判断、ムービングが連動していなかった。
ボールを持っていない選手が動きが重い感じだった。
だから一気に攻勢を掛けられなくて点差が広がらず、離しても離しても何度も背後に迫られる展開に疲れを貯めていった。
最後は、終盤追う展開にされたときに抜く力が残っていなかった。
そんな感じだった。
 
ジェッツは三連覇したこと、全て接戦を制して優勝したこと。
そのおかげでちょっとやそっと劣勢でも慌てることなく、相手の嫌な時間にひっくり返す術を身に付けたようだ。
それがジェッツを精神的にも成長させていて、怖い再開初戦、それもブレックス戦を横綱相撲的な勝利で飾った。
序盤の入り方とか、FTとか課題もいろいろあるんだけど、成長したところがそれを見事に塗りつぶした試合だった。
 
オールスターを挟んで来週もアルバルク戦である。
ここに勝てばかなりリーグ戦は優位に立てる。
いい準備をしてもっと横綱的な勝利を見せて欲しい。20190116_191137_2 20190116_191154_2
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2019年1月15日 (火)

天皇杯三連覇!!!千葉ジェッツ、成長した強さを示し真の王者へ。

第94回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会
さいたまスーパーアリーナ
準々決勝 1月10日(木)
千葉ジェッツ 66 - 63 川崎ブレイブサンダース
 
準決勝 1月12日(土)
千葉ジェッツ 80 - 79 アルバルク東京
 
決勝 1月13日(日)
千葉ジェッツ 71 - 69 栃木ブレックス
千葉ジェッツふなばしは三連覇を達成。
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今年も天皇杯のファイナルラウンドがやってきた。
二連覇して迎える今大会はジェッツの選手やファンには三連覇を目指す大会である。
2017年の一回目は何か特別な勢いというかスイッチが入って押し切ったような優勝だった。
翌年2018年の二回目は富樫勇樹を怪我で欠いた中、西村文男を司令塔にしたチームが自分たちが開いていない力を開放して掴んだ優勝だった。
三回目。
どういう強さを示して優勝を目指すのかは私にとって最も重要視していた部分で、昨年までのままでは優勝はできないだろうと思っていた。
何故なら、準々決勝から決勝までの相手はこれまでで最も厳しいカードになる可能性が高かったからだ。
川崎ブレイブサンダース→アルバルク東京→栃木ブレックス。そして実際その通りになった。
今、もっとも相性の悪いチーム三連戦だ。
試される大会になった。
他のチームにとっても特別なプライドを賭けたラウンドになっていたはずだ。
これまでの大会でジェッツにニ連覇を許している。
リーグ戦やプレーオフ、チャンピオンシップでは勝っていても、天皇杯三連覇は特別な重みがある。
 
私個人にとってはちょっと難しいモチベーションの中で迎えていた。
準決勝、決勝と会場に行って精一杯応援してきたが、当初は参戦をパスしようかとも思っていた。
単なる三連覇を目指すことは端的に言えば”飽き”を乗り越えられなかったからだ。
最近の激変する千葉ジェッツとそれを囲む環境は私に難しい感情を与えていた。
今までと変わったこと、起きたことが少ないことがたくさんあって、それを咀嚼する作業に苦心していたからだ。
今の私はジェッツの応援を始めたころには戦っていなかった相手と、自分の中で戦うことになっている。
負けた瞬間にどうなるのかはよくわかっている。だから負けられないが敵は日に日に強くなっているのも事実だ。
そのため、これまでジェッツを応援するときに常に持っていた思いも一部断捨離もしていた。
そして、ちょうど家族の急な事情が起きて予定が難しくなったこともあって、参戦をパスする意志も固めた時間もあった。
それでも試合を観に行けたのは、家族のおかげである。
思い出せば、娘が生まれた日の翌日が大塚FCが初めてリーグ制覇を決めた試合であった。
その時も前日急に奥さんが産気づいて、翌日の試合(浜松であった試合だった。)に行くのは諦めたのだ。
が、夜に出産を終えた奥さんが行ってきなさいと言ってくれたおかげである。
今回はそこまで重大な状況ではなかったが、本音では行きたいという希望を叶えてくれた家族に感謝することは変わらない。
今でもいろいろなチームに対して応援者でいられるのは家族のおかげである。
だから、今回の優勝は家族に捧げたい。
優勝を決めたあと、アリーナで泣いて喜んでいたシバタさんにも。
 
そしてもう一人、今の私にモチベーションを与えてくれるトリイさんの存在がある。
言葉では言い表せない感謝の想い。
私の優勝への喜びは彼がその瞬間泣いて喜んでいたことが半分以上を占めている。
彼がいてくれることで支えられている部分はとても大きい。
ありがとうございます。トリイさん。
 
準々決勝。
川崎戦はスコアしか見てないなかったのでハイライト動画であとで見ての感想になる。
辻直人選手が戦列に復帰した川崎と前半は拮抗した試合になったが、3Qに一気に突き放した。
パーカーが最大の勝利の立役者になった。
川崎の藤井選手は殆ど出ずっぱりの状況で奮闘し、川崎は最終盤に2点差まで追い上げた。
が、勝負処でファジーカス選手がファンブルしてパーカーにファストブレイクを許したことが痛かった。
だが、開幕戦で2連敗した川崎相手にジェッツも負けるわけにはいかない思いも強くかった。
そして開幕時とは違うという姿を見せつける必要があった。
何よりも自分たちと自分たちのファンに向けて。
それが結実した勝利だった。
 
準決勝。
アルバルクはジェッツにとってはいつでも特別だ。
昨季のチャンピオンシップ同様、特別な試合でのアルバルクに勝つことは重要な意味を持つ。
序盤はジェッツが流れを掴んだ。
特に富樫勇樹のショット、パス、ドリブル全てで魅せて試合の主役になった。
カーク選手にいつも苦しめられるインサイドだが、富樫のドリブルでアルバルクの目を引き付けてスキをつくりエドワーズにアタックさせたりした。
ファストブレイクで背後のパーカーにアシストしたパスは素晴らしい視野だった。
だが、アルバルクも負けてはいない。
ジワジワと追い上げて4Q序盤に逆転した。
昨季までならこのまま突き放されただろうジェッツだが、今季は違った。
やり返すメンタルの強さを発揮してアルバルクに試合を渡さなかった。
ウィリアムス選手が決めた5分近くの3Pはジェッツファンに少なからず衝撃を与えたがエドワーズ、富樫が決めて再度逆転した。
その後、田中選手が3Pを決めると、富樫が決め返し、安藤選手がまた決めるという痺れる3Pの応酬。
そのあと富樫が連続で外して、カーク選手がFTを決めて再び4点差の79-75。
残り1分強。
その後FTでエドワーズが一本目を外した時がもっとも勝利を危うんだ瞬間だったかもしれないがジェッツは既に成長で得た力を発動させていた。
直後のアルバルクのオフェンスでスティールからファストブレイクでパーカーが決めて1点差。
残り30秒ほど残っていた状況。
これであと1回はオフェンスが来る可能性が高くなった。
最後になったアルバルクのオフェンス。
安藤選手が時間をたっぷり使ってからのアタックに出た。
安藤選手には最後は自分が決めるという決意があったのだろう。
それはマッチアップしていた富樫勇樹が背負っているものと同じだ。
もちろん、攻め切ってもジェッツのオフェンスが残っていること、どのくらい残るのかもわかった上で。
安藤選手は勝負にいった。
目の前にいた富樫勇樹を見てそう思ったのかはわからない。
コーナーにいたカーク選手のマークを外してパーカーがヘルプに来ていた姿もわかっていてフローターにいったのだろう。
カーク選手に渡すことを逃げと思ったわけじゃないだろう。
カーク選手にパスをしていたらジェッツは九分九厘負けていたはずだ。
だが、勝負にいったシュートはパーカーの手に阻まれた。
 
こぼれたボールは石井講祐が拾う。
そして、石井の外側にいた富樫に渡る。
私はこれが驚きだった。
富樫は安藤選手に交わされてシュートにいかれた直後だったのである。
その直後にパーカーがブロックした瞬間にはファストブレイクのスタートのためのウィングポジションに移動していたのである。
そしてブロックした直後から一気に走り誰よりも早く相手ゴールに走ったパーカーにジェッツ得意のファストブレイクのパスを出した。
パーカーのアタックはリングに嫌われたが、リバウンドで競り合う中、今のジェッツが持っている決め切る力、勝ち切る力のようにパーカーが押し込んだ。
残り0.5秒。
ジェッツファンは総立ちだった。アルバルクが0.5秒に託した直後のロングシュートは狙うにも時間がなく大きく逸れた。
前回リーグ戦ゲーム2も凄い試合だったが、それ以上の試合、それ以上の勝利を見た。
ジェッツは3年連続で決勝に進出した。
 
この試合の勝因、敗因はそれぞれにあるだろう。
FT、ファウル、ターンオーバー。
特定の誰かかもしれない。
どれもある意味正解なのだろうが、たぶんこの試合は勝因も敗因も無意味だと思う。
互いに素晴らしい戦いぶりだった。敗因を敗者に特定するのは失礼だと思う。
こんな凄い試合を観られて明日は満足できる試合を観れるのだろうかと不安になるくらいだった。
 
決勝。
相手は予想通り栃木ブレックスだった。
彼らはアルバルクやブレイブサンダースとは違うプライドを持ってバスケ界を牽引してきたチームだ。
それこそ、Bリーグ初代チャンピオンにどのチームより執念があったからチャンピオンになれたと思っている。
ギブス選手が重傷を負いながら手にしたプライドは今の彼らをそのままに支えていると思う。
だからこそ、昨季は本来の力を出せなかったが今季は力を発揮できている。
但し、今の彼らは怪我人が多く、実は一杯一杯な中で戦っている。
タイトなスケジュールとギリギリいっぱいのコンディションの中で彼らは勝つために緻密にプラニングして決勝に入ったのではないかと今は思っている。
彼らの序盤の戦いぶり、そして延長最後までの戦いぶりを見て今はそう思う。
1Q3分過ぎからブレックスのペースで試合は流れた。
ジェッツはハードでタイトなディフェンスにシュートを自由に打たせてもらえず富樫、石井のショットが決まらない。
タイムアウトを取っても流れが変わらず、田口、西村、ダンカンと次々投入してリズムを変えに行く。
その結果、リズムはブレックスからは変わらないながらもスピードを緩めるところまではいった。
その時点では不十分な反撃に見えたが、実はこの時点でジェッツが今までのジェッツと違っていたのが現れていたのではと思う。
試合は2Qもブレックスのペースだったと思う。
だが、それでも点差があまり開かなかったことにもっと疑問を感じるべきだったのだろう。
あれほど痛い3Pを決められ続けてもダンカンらの頑張りで点差は思っていたほどに開かなかった。
2Qには一度追いつき、また突き放されもラスト3分は再度ジェッツが追い上げ、ブレックスの望む展開にはさせなかった。
3Q、ブレックスは離しにかかりジェッツが追いつくを2度繰り返した。
最後は一時逆転までいった。ブレックスは3Qに4Qを逃げ切るリードを作りたかったはずだ。
だが望む展開にならなかった。
ブレックスは4Qもガチンコでいかないといけなくなった。
そして3Q最後に追いついたときに、私はようやくジェッツが私の思っているジェッツ以上になっていることに気づいた。
ジェッツはブレックスにも突き放せないチームになっていたのだ。
遠藤選手が見事な3Pを決めても、ロシター選手がダンクを決めても、ブレックスファンがあれほどにもチームを盛り立てても。
それはジェッツが成長して新たな強さの段階になってきていることの証しだった。
それを確実にその段階に乗せるためのチャンスが今であること。
だからこの試合は勝たないといけない試合だと気づいた。
4Q、延長は互いのプライドがバチバチにぶつかり合った。
今度はジェッツがリードを広げた。しかし、ブレックスが追いつく。
凌ぎ合いの最高潮は富樫勇樹が遠藤選手をブロックし、ラストプレーで富樫勇樹のアタックが止められるという応酬。
互いに一歩も引かずにオーバータイムになった。
オーバータイムは本当に凄かった。
昨日以上の試合が目の前にあった。
当然勝因も敗因も無意味だ。
そして昨日の試合で安藤選手が越えられなかった”手のひら”の上を越えてリングを射止めた富樫勇樹が最後を〆た。
 
MVPは富樫勇樹が選ばれた。
でも優勝は富樫勇樹の勝利ではなく、全員がそこに至るまでに調子のよい時間、悪い時間を支え合った結果である。
今回のトーナメントは今までで一番厳しいヤマだった。
どれも3点差以内で勝利した試合だった。
今までにない強さが必要な中でそれを示したジェッツが見事に困難な大会を勝ち抜いてみせた。
試されたことを乗り切ったのだ。
 
今のジェッツはアンチも多い。
それはジェッツの強さがホンモノではないと思われている部分も一つの理由だったと思う。
だが、今大会の勝ち方は嫌いを変えられないまでも(変えられなくても個人的にはどうでもいいのだが、)少しは強さを認めざるをえなくさせたと思う。
これで逆にもっと嫌いになった人もいてもそれはそれである。
 
そしてここ毎年どんどんファンが増えているジェッツのファンには前々回、前回の優勝を知らないファンもいると思われる。
新しいファンも優勝を経験できたことが最高に素晴らしいことだと思う。
前々回の決勝は観客は5,000人にも満たなかったのだ。
今回はもうちょっとで10,000人だった。
それはバスケットボールが着実に日本で観るスポーツとしての地位を築きつつあることの証しである。
そのこともとても重要な成果なのだと思う。
チャンピオンシップのようにすぐ完売しないのは残念にも思うが、だから試合を観られていることも事実なので、来年はすぐ完売することも考慮しておこう。
 
素晴らしい大会だったと思う。
でも、まだまだだ。
バスケットボールは素晴らしい観戦スポーツではあるが、まだ認知が足りない。
認知されないと意味がない。
今日の高校サッカーの決勝はさいたまスタジアムに46,316人動員しているのだ。
それを事実として受け止めないといけない。
バスケットボールの戦いは続く。
それは明後日水曜日には早くも再開される。
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2019年1月 7日 (月)

千葉ジェッツ、新年初戦で良し悪し学んで天皇杯へ。

2018-2019Bリーグ 第18節
1月5日(土) ウカルちゃんアリーナ 2,689人
滋賀レイクスターズ 70 - 88 千葉ジェッツ
 
1月6日(日) ウカルちゃんアリーナ 2,828人
滋賀レイクスターズ 89 - 97 千葉ジェッツ
 
あけましておめでとうございます。
今年も弊ブログをよろしくお願いいたします。
 
千葉ジェッツは年末を連勝で終えていい形で新年初戦に挑みました。
このあとは天皇杯のタイトなスケジュールになります。
怪我人を出さずに天皇杯に挑むことも重要な2連戦でした。
しかし、アキ・チェンバースが京都戦で負傷したのか、チームに帯同はしていますが出場は控えました。
 
新年初戦は滋賀レイクスターズ。
昨季までジェッツにいた荒尾岳選手が所属するチームです。
西地区では苦戦を強いられていますが油断はできません。
 
しかし、千葉ジェッツは昨季よりもかなり強くなっていることも事実。
そして昨季勝ち切れないことが多かった劣勢や競り合いから終盤リードを奪って勝てるチームになっていることも事実です。
 
ゲーム1。
ポイントは滋賀の新外国人マーカス・ブレイクリー選手への対応だったと思います。
ジェッツは原修太が対面で対応。キーになったのは原のバックでカバーについたマイケル・パーカーでした。
原くんがタイトにチェックしてブレイクリー選手を揺さぶり、ブレイクリー選手が何とか原くんを抜こうとするとそこにパーカーが待ち構えていました。
ブレイクリー選手はそこを崩すことに意識が集中し過ぎて突破に拘り過ぎてしまったように見えました。
もっと周りを使われたら怖かったと思いますが、ブレイクリー選手はこの2人に拘ってしまい、試合を左右してしまいました。
結果、前半だけで45-24と大差がつき、3Qでもリードを広げたジェッツは試合をクローズするだけになりました。
4Qはちょっとやらせ過ぎた感がありましたが、あり過ぎたリードのおかげでスコア上は大勝となりました。
3Qまではチームとしてのポテンシャルの高さをキッチリ見せつけた試合でした。
 
ゲーム2。
ハッキリいって負け試合でした。
滋賀は1Qからアウト、インとバランス良く攻めてジェッツのディフェンスを惑わせてしまいました。
やはりジェッツに勝つには1Qがキーなのです。
そこを取った滋賀は2Qで12点差を1点差に詰められても、一歩も引かずに打ち合いに出ました。
ブレイクリー選手もこの日は昨日より冷静でジェッツの隙を外、中と巧みに見つけてチームを牽引しました。
高橋選手、狩野選手も3Pを5本決めてアリーナを鼓舞しました。
試合を左右したのは4Qスタート時に滋賀がビッグラインアップを揃えた時にハマらなかったことでした。
失策ではなかったと思いますが、ハマらなかったことで点差が開いてしまい、余計にパワーを要することになりました。
ジェッツはグダグダでしたが、それでも今のジェッツは接戦でも冷静に我慢できるチームなので、悪いなりに逃げ切る試合をメイクして勝ち切りました。
大野さんは相当おかんむりでしたが、大野さんにもチームにも薬になった試合だったと思います。
 
この2連勝でジェッツは地区単独首位に浮上。
内容は不安定さを抱えますが、結果はついてきています。
そしてここからは天皇杯に挑みます。
昨季までは勢いに乗せられた感もありましたが、今回の大会は苦手な相手との連戦が続き、そこを勝ち抜かないと優勝できません。
過去2大会以上に本当の実力が必要な大会になるでしょう。
でも今のジェッツならば、悪くてもどうにか勝ち切れる強さも身につけつつあります。
この滋賀戦2試合でジェッツの良いところ悪いところ両方出たことで気を引き締められるでしょう。
本当の強いチームになり、ワンランク上の価値のある優勝を手にしてほしいです。

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2018年12月31日 (月)

千葉ジェッツ、2018年ラストは接戦を制す。成長して来年へ。

2018-2019Bリーグ 第16節
12月27日(木) 北海きたえーる 3,508人
レバンガ北海道 76 - 83 千葉ジェッツ
2018-2019Bリーグ 第17節
12月29日(土) 船橋アリーナ 5,566人
千葉ジェッツ 98 - 46 京都ハンナリーズ 
12月29日(土) 船橋アリーナ 5,551人
千葉ジェッツ 87 - 84 京都ハンナリーズ 
 
まず秋田戦でのパーカーの件はリーグの判断が下った。
いろいろと声はあるだろうが、これが正式な判断であるということだ。
この件はこれで終わりである。
 
今週で2018年の試合が終わる。
ジェッツにとって年最後の試合というのはターニングポイントになることが過去多かった。
3年前だったか?川崎に延長で勝利した試合は今のジェッツにつながる最初の試合と勝利だった。
ジェッツにとってはこの3試合はしっかり勝っておきたい試合だ。
 
ウィークデーの木曜日はアウェイ北海道でのレバンガ戦だった。
レバンガはバイロン・ミュレンズ選手が加入して強みが加わり、今までのレバンガではなくなった。
センターの選手が増えたことでジェッツに対してのストロングポイントが増えた。
また、トラソリーニを外してくると思っていなかっただろうジェッツの裏を掻いた可能性も高い。
1Qは互角に近かったが、2Qになるとミュレンズ選手がインサイドだけでなくアウトからも決めてきた。
前半でリードをジェッツに許すと後半は選手層の差が効いてくる。
前半にスパートを掛けてリードを奪ったことはレバンガに勝利を近づけたと思う。
但し、両外国人以外のプレータイムが長すぎて次第にパフォーマンスが減速していった。
それでも対ジェッツ戦の連敗を止めたい思いが彼らからは凄く感じた。
それが身体を動かしてもいたのだろう。
3Qにジェッツが追いつくと激しく追いすがったが、もう一握りがなく、ジェッツが逃げ切った。
ジェッツは接戦になったが慌てている様子はなかった。
パーカーの件での動揺もなくジェッツの強さをあらためて感じる試合だった。
そしてこの試合で感じたジェッツの強みは日曜にも活かされる。
 
週末2018年最後の2連戦は久しぶりの船橋アリーナでの京都ハンナリーズ戦であった。
京都は西地区で2位を争っている。
B1でもずっと上位の力を持っている強敵である。
この年末の時期にアウェイゲームというのは場所によっては旅費も高いし、宿も空きを探すのが大変だったりする。
そんな中で多くの京都ファンと共に船橋に乗り込んできた。
 
ゲーム1。
ジェッツのやりたいことがやりたいだけできた試合だった。
富樫勇樹は7本も3Pを決め、トレイ・ジョーンズはインサイドをすり抜けまくった。
全員得点でもあった。
この試合についてジェッツには何も言うべきことはない。
木曜から一日しか空いていないハードスケジュールの中で素晴らしい試合内容だった。
但し、あまり言うべき立場ではないと思うが京都ハンナリーズには少々がっかりさせられた。
ジェッツのストロングポイントを攻守共にまともに受けてしまった。
自分たちの良さをまったく出せないまま、ハーフタイムを経ても立て直せず3Qで試合をギブアップすることになった。
もっとやれるはずなのにノーアイデアで試合を挑んでしまったように見えたくらいだった。
これでは観に来てくれた京都からのファンに失礼すぎだし、こちらもワクワクしない。
こんなに点差が付いてしまってはトップカテゴリーの試合とは言えない。
もっとできるはずと京都に対して思う方がジェッツへの感想を超えた試合だった。
 
ゲーム2。
京都はマブンガ選手からモリス選手に変えてきた。
それでも1Qは昨日と同じを連想させるようなジェッツの流れとなった。
2Qスターターに藤永を起用してきた。
大野さんがちょっと色気というか、試しをしたんだろうかと思った。
そこで流れが逆転まではいかないが、止まったことで京都に意気を与えたかなと思う。
但し、そこで勢いを変えたのはあくまで京都側の気持ちだったと思う。
オフィシャルタイムアウト明けから京都はスコアが入り、ジェッツのショットが外れ続けて逆転に成功して折り返した。
そこからは京都は本来の実力を発揮してジェッツの追い上げに張り合いつづけた。
昨年までのジェッツだったらこういう展開では悪い流れに負けていたと思うが、今は誰かが救世主になってくれる。
そういう層が今はある。この日は田口成浩だった。
これ以上放されたくないという場面で3Pを決め続けて試合のテンションを保ち、京都にプレッシャーを与え続けた。
京都は追い上げられるプレッシャーとも戦っていたと思う。
勝敗を分けたものはほんの小さなモノでこの場面のこのプレー、このファウルというものではなかったと思う。
京都が勝っていても全くおかしくなかったが、勝ち負けに対して冷静さを保てていたのはジェッツだったと思う。
大野HCが試合後のインタビューでハーフタイムの指示だったかにギャンブルをしないことを伝えたと言っていた。
最後の最後になってもリードされ、ラスト1分強で晴山選手の3Pが決まっても冷静さを保てたことが効いたと思う。
富樫勇樹が残り4秒で3点差に広げて、残り時間をどう戦うかも上手くできたように思う。
京都も昨日は外国人選手と伊藤選手だけでやっている感じがあったが、この日の京都は全員気合が入っていて見応えあった。
 
毎年追い込まれて迎えてターニングポイントになっていることが多かった年末のジェッツだが、今季はいい状態で終えられた。
それはジェッツの成長を証明するものであり、年明けの天皇杯もこれまで以上に大変だろうが三連覇も射程に十分あると確信した。
応援時の音楽もこの試合から段階的に減らしていく試みを始めている。
少しづつジェッツも次のレベルへと進もうとしている。
来年はシーズン最後にいろいろと結実できるように頑張って応援していく。
 
今年最後の記事になりますが、ご覧になっていただいた皆様、良いお年を。
来年もよろしくお願いします。
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2018年12月24日 (月)

千葉ジェッツ、勝負処をきめて連勝も..。

2018-2019Bリーグ 第15節
12月22日(土) CNAアリーナ★あきた 4,104人
秋田ノーザンハピネッツ 86 - 89 千葉ジェッツ
12月23日(日) CNAアリーナ★あきた 4,630人
秋田ノーザンハピネッツ 65 - 85 千葉ジェッツ
 
まず谷口選手の負傷が大きなことでないことを祈ります。
脳震盪であったなら程度によってとても危険なので、無事であってほしいと思います。
そこに関わったプレーについては、リーグが調査するのであれば公正に判断していただき、処分は真摯に受け止めるべきだと思います。
ジェッツに対しては求めたいのは、まず当事者にしっかりとヒアリングしていただきたい。
但し、接触のあるスポーツである以上、こういったトラブルは起きうるので、事実を正しく把握して、それに沿った立場に立ってもらいたい。
そしてまず最初に谷口選手へのお見舞い等のケアをしていただきたい。
公式サイトで謝罪するにしても、まずそれが先であり、SNS上で謝罪することよりも重要でもある。
レフェリーもその場にいたのであるから、レフェリーもリーグに報告するはずである。
まずリーグの判断を待ちたい。
そのために秋田ノーザンハピネッツから意見書を出していただきたい。
谷口選手の状況によって調査依頼書にまとめる作業に時間を要する可能性もあるので、時間は掛かるかもしれないが。
 
エドワーズの肘はわざと顔を狙ったものではないと思う。パーカーの行為はヒートしていたとは思うがやってはいけない。
人間性を問うとまではしたくないが、しっかりと振り返ってもらいたい。
 
この件で千葉ジェッツに対する見方が悪くなった方も、さらに悪くなったという方もいるだろう。
それは仕方ない。
サッカーの世界でもこういう行為でファンの感情が荒れることはしばし起きて互いの嫌悪が増すことはよくある。
私にとってもっとも記憶に残るのはフクアリでの一件だろう。
こういうことはその都度受け止めながら、こういう競技の世界で生きていくしかない。
全員に好かれて強者になることは難しい。
  
秋田との試合は過去、そして現在ジェッツに加入した選手たちの顔ぶれからも特別なものになるであろうとは思っていた。
そして、それ以前に秋田のアウェイ戦は難しい試合であることは当然だろうと思っていた。
印象に残っている秋田戦は、一昨年シーズンの千葉ポートアリーナでのウィークデーでの試合だ。
試合開始から猛然とディフェンスを仕掛けてくる秋田は強烈な印象を与えた。
 
ゲーム1。
新外国人選手のデビュー戦にもなった秋田だが、迫力はすさまじかった。
ジェッツはその勢いをまともに受け止めてしまい、真っ向勝負のようになった。
秋田の土俵だったのだろう。
ここ数試合では見られないようなミスの量だった。
それでも最後に勝負処を掴んでしまうのはさすがというしかない。
あれでも勝つんだなと思った。
小野寺選手が負傷しながら手にしたFTだったが、そこでFTを交代した成田選手が2本落としたところがキーになってしまったのは秋田には不運だった。
 
ゲーム2。
生放送は途中からしか見ていなかったのだが、その前に試合を左右することが起きていて、それがまた負傷によることになっていたのが残念であった。
そこから流れが変わったように思うのでこの試合は語る意味がない。
勝っても負けても不要な感情を抱かない試合を観たいものだ。

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2018年12月18日 (火)

千葉ジェッツ、負けることでさらなる上の強さへ。

2018-2019Bリーグ 第14節
12月15日(土) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,519人
アルバルク東京 76 - 72 千葉ジェッツ
12月16日(日) 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 3,541人
アルバルク東京 71 - 76 千葉ジェッツ
 
アルバルク東京が千葉ジェッツにとって特別な存在であることはみんな知っている。
島田社長がパートナーさんへの口説き文句にトヨタの名前を出して口説いたことは有名な話だ。
昨季のチャンピオンシップの決勝で敗れたことはみんなの記憶にまだ強く残っている。
私個人もNBL初年度のときのトヨタアルバルクとのアウェイゲームのことは忘れていない。
蔵王のホワイトキューブでの試合。
完膚なきまで叩きのめされて、弱くて笑われているようにも感じたあの試合。
私のジェッツブースターとしての時間はあそこから始まっているかもしれないとも思う。
 
今季のアルバルクはここまで少し難しい時間を過ごしている。
だが、アルバルクは勝ち切る巧さ、重要な試合でモノを言うノウハウを持っている。
千葉ジェッツは昨季まではそのノウハウにおいてアルバルクには正直劣っていた。
それが昨季のチャンピオンシップ決勝での結果に大きく影響していたと確信している。
その差はそんな簡単には埋まらないが、そんなことばかり言っていられない。
差を埋めなくちゃいけない。
埋めるためには、そのノウハウを持っているチームとの試合をして学ぶことが一番いい。
そのノウハウを持っているチームは今のBリーグには少ない。
だから学べる機会は今のBリーグでは貴重だ。
今回のアルバルクとの2連戦はジェッツにとってとても貴重で重要な2試合である。
極端に言えば勝てたとしても、強くなるための何かを掴めなかったら意味は半分くらいしかない。
負けても何かノウハウを掴めたら成功ともいえると思う。
アルバルクとの試合はこういうように貴重な場でもある。
その時点での順位は関係ない。
 
ジェッツのバスケは見ていて爽快で楽しい、華やかだ。
だが、勝つときは相手を粉砕してしまうことも多い。ここ数試合はその傾向が強い。
それが悪いわけじゃない。強さとはシンプルにはそういうものだ。
だが、それでは相手に何か与えられるだろうか?
本当の強者とは相手にも何か気づきを与えられるものだと思う。
競争相手を育ててしまう強さ。
前回の記事にも書いたようにBリーグは競争がもっとハイレベルで大勢が拮抗していかないといけない。
そこに通じる。
アルバルクは対戦相手に何かを与えられるのだ。
もちろん、それを受け取る側にも受け取れるだけのある程度の器、強さが必要だ。
今のジェッツにはそれはあると思う。
だからアルバルク戦はジェッツにとって重要な意義があるのだ。
もっと強者らしい強さを身に付けるために。
 
ゲーム1は負けはしたが十分に面白く、そしてそれ以上にもったいない試合だった。
アルバルクの持っている上記のような勝つためのノウハウを強く感じた試合だった。
試合の潮目を掴むことに長けている。
この試合での潮目は後半にあったと感じている。
ジェッツが1Qリードしながら2Qに逆転を許し後半へ。
後半、ジェッツも盛り返し流れを掴みかけた。
ターンオーバーからファストブレイク。富樫勇樹がドリブルでゴールへ向かう。
シュートというところで、背後に追いつきかけたアルバルクの選手に気づいたのだろうか、そこでバックパスをした。
だが、パス先にジェッツの選手はいなかった。トレイ・ジョーンズがいると思ったのかもしれないが。
そしてターンオーバーとなりアルバルクが決める。
試合の潮目はここでアルバルクに変わった。
これだけが敗因じゃない。あくまで潮目だ。だがアルバルクは潮目を勝因にできる。
それがアルバルクの強さ、勝つために持っているノウハウなのだ。
実際、あのシーンで決めたとき会場の空気は一変した。
FTの差は大きな要因にはなったが、それでも後半突き離せる寸前まではいったのだ。
そこで潮目を掴まれてしまったジェッツには、決めるべきときに決めるという強さ、集中力が足りなかった。
しかし、この試合に負けたことは翌日の試合に勝利を呼び込む要因にもなったと思っている。
 
ゲーム2。久しぶりに現地参戦して観て来た。
試合の入りは前日同様1Qからリードして始まった。
前日盛り返された2Qは高い集中力で厳しい守備を展開してアルバルクに隙という”潮目”を見せなかった。
自分たちのスコアも止まっても焦らず、集中力を保ち守備の強度、集中度を保った。
高い集中力はアルバルクが追い上げてきてもスパートを最後まで許さなかった。
後半、点差はジワジワ縮まっていったが、決められても崩れなかった。
昨日は発揮できなかった堅実さがそこにあった。
3Pを決められた直後に原修太が3Pを決め返したシーンは象徴的だったように思う。
前日無得点だったトレイ・ジョーンズが攻守に活躍したのも前日あってのことだと思う。
そして最後まで追いつかせずに逃げ切った。
過去アルバルクに勝ったことは何度かあるが、こういう勝ち方は初めてではないだろうか?
それができたのは試合を通じて高い集中力を維持できたからで、それが必要だと痛感させてくれたのが前日のゲーム1だったのではないか?
前日負けたことで勝ち切るための必要なことを学び、また少し千葉ジェッツは強くなった。
それがゲーム2につながった。私はそう思う。
 
ジェッツはまた少し強くなったと思う。
1勝1敗だがそれ以上の収穫はあったと思う。
それでもまだ学ぶべきことはいっぱいある。
まだアルバルクと並んではいない。
ここからまた連勝を積み重ね、その中で負けて感じたこと磨いていこう。
そしてもっと強くなっていこう。
 
久しぶりのアウェイ観戦は楽しかった。
満員の駒沢。そして大勢来ていたジェッツのファン。
ホワイトキューブは3人だったんだぜ。
ジェッツは大きくなってきた。もっと大きくなろう。
声援も大きかったが、ホームでは当たり前にもっと大きくなるように。
まだまだ強くなるために伸びしろはある。
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2018年12月13日 (木)

千葉ジェッツ、絶好調。でも、もっと競争が必要。

2018-2019Bリーグ 第12節
12月08日(土) ドルフィンズアリーナ 4,025人
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 66 - 95 千葉ジェッツ
 
12月09日(日) ドルフィンズアリーナ 3,066人
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 76 - 94 千葉ジェッツ
 
2018-2019Bリーグ 第13節 6,172人
12月12日(水) 千葉ポートアリーナ
千葉ジェッツ 98 - 60 レバンガ北海道
 
 
2連覇中のオールジャパン、つまり天皇杯は準決勝への進出を決めた。
12月2日に横浜ビーコルセアーズと2次ラウンドでの対戦で120-60というB1対決とは思えぬスコアで勝利した。
ジェッツの良さ以前に相手に言いたいことができる試合であったが、無事に勝ち進めたことだけ考えたい。
何故なら、今回大会はこれまでの決勝ラウンドと違い、強敵との対戦が目白押しのドローでこれまでになく厳しい。
過ぎた試合を顧みている余裕はない。
 
また同時期には日本代表のワールドカップ予選も富山で開催され、カタール、ウズベキスタンに連勝し、グループ3位に浮上した。
アウェイでのカタール、イラン戦を残しており、楽観できる状況ではないが、今得られる最高の結果は得られている。
ただ、予選を突破できればいいわけじゃないことも認識しておかないといけない。
 
といいつつ千葉ジェッツはひいき目に見ても絶好調だ。
少々油断があったとしても試合の入りで競り合うか、先に点を取られるかぐらいで、終わってみれば...という試合が出来ている。
最初から突き放してしまう試合になると、もう前半で試合は見えてしまう。
週末からの3試合も結局そんな試合続きだった。
 
こんなことを書くと好調なチームのファンの傲慢にしか聞こえないと思う。
が、他の人はどう思っているかはわからないが、動員、成績ともに絶好調のジェッツを見ていて最近は危惧する部分も感じる。
あまりに他と差が付き始めているからだ。
もちろん、他のチームも今できる範囲で最大限のことをしているとは感じている。
全てが上手くいくわけでもないことも。
それはちょっと前までのジェッツはずっとそうだったのでよくわかる。
しかし、Bリーグ全体からすると初年度から私が期待したほどの変化が見えていない。
変化が起きなければどうなるか。
メディアの扱いが減るのだ。
 
他の競技ではスターがどんどん出てきている。
バトミントン、卓球、他にもいろいろ。
東京五輪に向けて目の色がみんな変わっている。
一番衝撃的だったのはフィギュアスケートの紀平選手だろう。
ロシアのザギトワ選手の登場も衝撃的だったが、そのザギトワ選手から女王の座を奪う日本人の選手がこんなにも早く、しかも16歳の新鋭が掴むとは想像がつかなかった。
メディアに扱ってもらう競争相手としてはサッカーや野球だけが競争相手ではない。
女子フィギュアだって冬競技であろうと、採点競技だろうと、個人種目であろうと、競争相手なのだ。
だが、正直言って渡辺選手も八村選手もアカツキファイブも紀平選手とフラットで見てもらえる結果はまだ出せていない。
それを不平等だと思うか?さすがにそれはない。
 
逆にW杯で優勝し、澤穂希選手というバロンドールに選ばれる名選手を出した女子サッカーの扱いはかつてほどではない。
一度でも頂点を究めれば、その後も頂点でいることを求められる。
それはメディアだけの要求ではない。メディア越しに求めている日本の人たちが求めているのである。
バスケはまだ求められてもいない。
まだ足りないのだ。決して不平等な扱いとはいえない。それを覆す努力がもっと必要なのだ。
M-1の大会後の騒動のように平等に扱われないと声を荒げても決して良いことにはならない。
どんなことにも真と偽があるが、それは誰にでもある。それは平等なのだ。
バスケ側にも足りていることも足りていないこともある。
平等に他とコンペティションした結果、扱われていないのだ。
 
他の競技との競争に勝つ強さを身に付けるためには競技内での競争ももっとハイレベルで拮抗したものにならないといけない。
そういう意味ではここ3試合は残念な試合だった。その前の天皇杯はもっとそうだ。
特に昨日のレバンガはちょっと心配になるほどの試合だった。
昨季はジェッツに似た、パワーとスピードに溢れ、チームにも素晴らしい一体感があった。
トラソリーニ選手は常に注意すべき選手だった。
だが、昨日はスピードもなく、運動量も少なく、集中力も、連携も薄かった。
トラソリーニ選手も目の輝きが失われていて、同僚の外国人選手に試合中に叱責されて俯いていた。
昨季のような躍動は全く消えてしまっていた。
HCが変わったばかりとはいえ、ちょっと心配なレベルだった。
 
ジェッツの好調は確かに嬉しい。
だが、このままではこれ以上日本バスケに変化を起こし、日本の社会にポジションを掴むのは難しい。
もっと激しい競争を。
日本のバスケットボールはここからが勝負。
W杯に出たくらいでは、東京五輪に出たぐらいでは、ましてや今になってNBAに日本人選手がプレーしたくらいでは勝てない。
それ以上に頑張って世界で結果を出している他の競技の選手がいる今は勝てない。
もっとがんばろう。
ジェッツも、他のチームも。
みんなでがんばろう。
勝負はここから。

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2018年11月27日 (火)

千葉ジェッツ、クレバーな試合運びでアウェイ連勝。

2018-2019Bリーグ 第11節
11月23日(金) 豊橋市総合体育館 2,251人
三遠ネオフェニックス 66 - 87 千葉ジェッツ
11月24日(土) 豊橋市総合体育館 2,330人
三遠ネオフェニックス 66 - 87 千葉ジェッツ
 
新たな連勝のスタートを切った千葉ジェッツ。
10月、11月で13試合のホームゲームを戦った後、ここからはしばらくアウェイゲーム中心となる。
旅ばかりの日々となるのでコンディション維持も大事なる。
 
三遠ネオフェニックスとは第2節以来の対戦である。
あのときはジェッツはまだ試合内容が悪く、どうにか勝てたような試合だった。
だが、あれからジェッツは着実に状態を上げてきた。
途中ブレックスとキングスに敗れたが、敗れたことも糧にして盾も鉾も磨き上げてきた。
三遠もレベルアップしているだろうし、もちろんチルドレス選手の加入という補強も行っている。
だが、今回はジェッツの方がさらにレベルアップしていることを見せつけられる気の方が試合前から感じていた。
 
試合は2試合とも思った通りだった。
ただ、コートの床が滑りやすく、両チームの選手も気を使う状況に少なからずあったと思う。
少し傷んだ選手も見ていていたように思う。故に試合は互いのフルパワーを出し合っての試合にはなり切れなかったと思う。
その中で、こういう状況下での試合の進め方を先に明確にし、堅実に勝ちを取りに行けたのがジェッツだったと思う。
 
試合は2試合とも前半の1、2Qに全てがあったと思う。
ゲーム1は試合開始すぐにパーカーがスティールを決め先制する。
その後もパーカー、富樫と開始1分強で3本のスティールを奪って三遠のリズムを狂わせた。
コートの床が滑りやすく、スリップのリスクがすぐに露見したこともあり、オフェンスはシンプルにした方が怪我のリスクを回避できた。
ファストブレイクとリードして試合を運ぶことは重要な勝利への条件となった。
加えてインサイドでは調子をあげているジョシュ・ダンカンにボールを集めて上手くいったことも大きかった。
ガード陣が強引なアタックをする必要を減らすことができた。
試合そのものは見ていてジワジワ広がっていく終始絵面の変わらない試合に見えたかもしれないが、リスクを回避しての堅実な試合運びだったと思う。
 
ゲーム2。三遠はドジャー選手を下げてチルドレス選手を使ってきた。
このことで三遠は鉾を鋭くすることはできたと思う。
しかし、逆に盾は弱くなった。それは正直あったと思う。仕方ない部分だった。
前半はチルドレス選手がディフェンスでリズムに乗れていないように見えた。
そこを突いたのか、ジェッツは着実に満遍なくいろんな選手を使ってのスコアリングを重ねて序盤で試合を決めてしまった。
チルドレス選手とドジャー、マクドナルド両選手のとの練習が少なく、ディフェンスでの擦り合わせが不十分だった。
たぶんわかっていて起用したんだろうと思う。
オフェンスではチルドレス選手に渡して個で打開できる部分は計算通りだったのだろう。
しかし、反面抱えていたディフェンスでのリスクは想像以上に大きな顕在となった。
パワー面で前日よりダウンしたことでジェッツのエドワーズ、ダンカンに、特にインサイドで蹂躙されるハメになった。
そして両日ともにターンオーバーの数の差が試合結果に直結した。
ダンカンの活躍は素晴らしかったが、そこへ繋げるパイプを通したのは2試合で9本のスティールを決めたパーカー神だったと思う。
 
アウェイが続く次戦は、西地区で上位につける好調な名古屋である。
ここ最近は少し調子を落としているが、パワーのある強い相手である。
試合の入りをしっかり掴んでゲームをリードする展開にして欲しい。

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2018年11月19日 (月)

守から攻め生む進化型千葉ジェッツ。新たな連勝の始まり。

2018-2019Bリーグ 第10節
11月17日(土) 船橋アリーナ 4,635人
千葉ジェッツ 88 - 58 大阪エヴェッサ
11月18日(日) 船橋アリーナ 5,586人
千葉ジェッツ 81 - 59 大阪エヴェッサ
 
ブレックス、キングスとの3試合はとても有意義だった。
結果は1勝2敗だったが、得たものは勝ち越し以上の価値のあるものだったと確信している。
そして、得たものを実にするための大事な試合が来た。
相手は大阪エヴェッサだ。
今季前回対戦は連勝こそしたが、接戦の中での辛勝だった。
そのとき欠場していた戦力も戻ってきている。
絶対油断できない相手だ。しかし、得たものを磨くには絶好の相手だ。
 
ゲーム1。
富樫、パーカー、チェンバース、エドワーズ、石井でスタート。
先制はエヴェッサだったが、富樫が決めて追いつく。
取り合いは4分前まで続いたが、ジェッツが均衡を破って一気に突き放した。
エドワーズがファウルで得たFTを2本外すという一幕もあったが、それでもジェッツの勢いは変わらない。
アグレッシブなディフェンスも機能して大阪にイージーにショットを決めさせない。
ギブソン、ハレルソンの両選手に対するプレッシャーは強く、5分近くスコアを抑え込んだ。
1Qで26-11とリードして試合をコントロールした。
2Qは戦列復帰した西村文男と藤永佳昭をスタートから投入。
藤永はこの試合も守備で観衆を沸かした。
彼のディフェンス時のエナジーは凄い。
会場の空気を変えてしまう。
大阪も切り替えて点差を詰めに来るが、ジェッツは流れを持たれたかと思うと守備で断ち切って再び点差を取り戻す。
5つのスティールは相手の流れをことごとく切った。
守備が機能することが攻撃にも勢いを与えた。
そして、富樫とエドワーズをまるまる休ませた中でリードを広げて折り返した。
後半も守備から攻撃へ繋げる流れを切らさないジェッツ。
この日も大活躍のマイケル・パーカーが3Qだけで12Pts。
一度も大阪に彼らの時間帯を与えずに4Q終盤にギブアップさせた。
 
ゲーム2。
昨日の試合はアグレッシブなディフェンスがオフェンスにも好影響を与えた試合だった。
ディフェンスが相手の余裕を奪い、逆の立場になったときにジェッツのパスワークに大阪はついていけなくなった。
フリーで空けてしまうシーンが次々と出来て、そこから決めることで大阪のメンタルも打ちのめしていった。
琉球戦ゲーム2でのいいイメージが影響していたのは間違いない。
ただし肝心なことはこれを継続、定着化そして進化させられるかである。
ゲーム2は試合開始直後に懸念していた現象が起きた。
選手もHCもそして何人ものファンも気付いたと思うが、試合の入りが緩かった。
大阪の選手の動きへのチェイシングの動きが若干緩慢だったのだ。
それが試合の入りで受け身にさせたと思う。
ミスも目立ち、試合を崩してもおかしくなかった。
それでも一方的にやられずに試合の均衡を保てたのは地力があったからだと思う。
但し、大阪にも誤算はあったと思う。
ギブソン選手が早々とテクニカルファウルを取られてベンチに下がったことでハレルソン選手の負担が増した。
加えてこの日はハレルソン選手を始め、外国籍選手にブレーキが掛かった。
スタメンに起用された木下選手は奮闘したが、周りが思うように勢いを出せなかった。
後半になると緩かったディフェンスもハードさを取り戻し、3Qで一気に突き放して試合を決めた。
3Qは藤永を起用しなかったが、ディフェンスがリズムを取り戻したのは収穫だったと思う。
 
これまでジェッツの試合はオフェンスがより魅力として認識されていたと思う。
もちろん、ディフェンスからのオフェンスをスタイルとして追求しているのでディフェンスを軽視されてはいない。
だが、ディフェンスが武器と言えるにはディフェンスが強いチームには苦戦することが多かった。
今季は怪我人の影響でもあるが、プレータイムを得た選手のディフェンスでのプレーがチームに新しい扉を開けさせたように思う。
ただ、そのスタイルはまだ開いたばかりでまだ曖昧な部分もある。
しかし、このスタイルがリーグ制覇をより近づける進化したジェッツを創り上げてくれると期待している。
ここから新しいジェッツ、力強いジェッツバスケを完成に近づけていく連勝が始まっていくと強く思える。
観客動員数も今季最多を記録した。ホームゲームが続いた中で、連戦の最後に最多動員を記録するというのも凄いなと思う。
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2018年11月12日 (月)

ファイティング!千葉ジェッツ。連敗から得た自信。

2018-2019Bリーグ 第8節
11月07日(水) ブレックスアリーナ宇都宮 3,917人
栃木ブレックス 73 - 61 千葉ジェッツ
2018-2019Bリーグ 第9節
11月10日(土) 船橋アリーナ 4,648人
千葉ジェッツ 84 - 86 琉球ゴールデンキングス
11月11日(日) 船橋アリーナ 5,423人
千葉ジェッツ 84 - 66 琉球ゴールデンキングス
 
ここまで10連勝を続けてきた千葉ジェッツ。
だが、言っては何だが本当の強敵からの勝利をしたわけではなく、日程と対戦相手に恵まれていた10連勝と言えなくもない。
ここまでの対戦相手にはたいへん失礼だと思うが、私の中では想定内の10連勝だった。
今週の3試合こそ、その10連勝がホンモノかどうかを評価できる連戦になるのは間違いなかった。
但し、今の時点で10連勝の試合内容を鑑みて全勝できるとは全く思っていなかった。
むしろ、3連敗することも想定していた。
今どのくらい力の差があるのか測り、足りないものを実感するための試合になればと思っていた。
 
7日(水)のブレックスの試合は4Q残り3分で一時逆転はしたものの終始ブレックスペースだったように思う。
勝負処で鵤選手や遠藤選手に決められるなど、日本人選手が活躍したブレックスに対し、ジェッツは日本人選手が奮わなかった。
やはりディフェンスの強度が今までの対戦相手とはレベルが違った。
どのQでも実質的に上回られていて、納得と言っては何だが、そういう敗戦だった。
但し、今現在のジェッツの位置を知るには必要な敗戦だと思っている。
それに1試合だけで終わったことはリーグの進め方の上でもラッキーで、実はここでも日程に恵まれていたと思う。
この敗戦を週末にどう活かすかが重要だった。
 
週末、琉球ゴールデンキングスを迎えることになった。
7節でアウェイにもかかわらずアルバルク東京に連勝しており、アルバルクのルカHCに「今、Bリーグ最強」と言わしめたチームである。
だが、水曜日には昇格組のライジングゼファー福岡にホームで敗れた。
それでも琉球ゴールデンキングスの今季に賭ける本気度は相当高い。
Bリーグが始まって以降、タイトルから遠ざかっているキングスは補強も実力派を毎年加入させて勝てるチームに変わろうとし続けている。
それはbjリーグで最強を誇り、カルチャーのレベルまで昇華したように思えたかつてのキングスの血を入れ替えているようにも私には見えた。
それぐらいキングスは今季リーグタイトルに執念を賭けて本気度を上げているように見えた。
昨季までのキングスとは違う。
 
ゲーム1。
1Q途中までは富樫やダンカンの3Pでリードを広げるも、そこから石崎選手、エアーズ選手の3Pで追い上げられて点差を詰められて終わった。
キングスのハードなディフェンスにジェッツは主武器のトランジションバスケを封じられ、オフェンスの形に苦しむことになった。今現在ジェッツに一番効く毒だ。
だからオフェンスに運動量と集中力を使わされたことで、ディフェンスに集中力が回らなくなり、次第に穴が開くようになったんだと思う。
2Q中盤で岸本選手に3連続で3Pを決められるなど、ディフェンスが乱れて琉球に勢いを与えてしまった。
3Q前半は競り合っていたが、岸本選手、遠藤選手育成に3Pを決められ突き放された。
痛かったのは3Q最後に決められた石崎選手の3Pで点差を2桁に広げられた。
直前に24秒バイオレーションを喫した直後であったことも効いた。
終始集中を落とさず、アーリーバックとタイトなチェックとマークを絶やさない琉球のディフェンスは凄かった。
さすがにルカが今最強といっただけのことはあった。
ジェッツは攻め手に詰まり、つまらないミスや強引な選択でターンオーバーを積み上げてさらに自滅してしまった。
インサイドで無理をしては奪われ、それならとアウトサイドから打っては外すという敗戦パターンに嵌った。
この試合はキングスが勝つべくして勝つ試合になった。
だが、4Q終盤になって今まで壁に跳ね返されてきたインサイドオフェンスでスコアが上がりだした。
残り2分を切って、キングスに油断が出来たのかはわからないが、ジェッツに勢いを与えて終わらせてしまった。
それが翌日の試合を左右するとは、2点差まで詰めながら実質完敗だったことでアタマに来ていた自分にも想像がつかなかった。
 
ゲーム2。
昨日のゲームを観て、ブレックス、キングスと連敗したジェッツに、結局強いところには勝てないのかと失望を感じた人は少なくなかったと思う。
私も多少はそう思ったが、現時点では想像できた力の差だった。
ただ、昨日の負け方は情けなかった。
10連勝の価値を貶めてしまったと思う。
但し、ここからが本当の強さを身に付けてファンに示していくラウンドに入る。
もっともそれはこのゲーム2を勝つか負けるかで大きく左右する。
この試合に懸かっているものは選手や、フロント、ファンが思っていた以上に重かった。
昨日のゲームで西村文男が負傷した。そしてこの試合を欠場することになった。
負傷者はまた増えた。だが、そんなことはこのゲームの落として許される要素にはなりえない。
闘う姿を示さないといけない。
しかし、正直に言えば西村欠場は吉と働くのではという予感もあった。
藤永の出番が増えるだろうからだ。
彼のファイティングスピリッツは今のチームに必要だ。
西村にも当然それはあるが、藤永のそれはよりダイレクトにファンに伝わる特長を持っている。
会場の空気を変えてくれる力を持っている。
それが発動するのではという予感を感じた。
申し訳ないが、西村欠場で逆に光が差すかもと楽観的に私は感じて、危機感は弱まった。
そして、それは現実になった。
この試合は昨日とは違い、ジェッツがより集中したディフェンスを発揮して試合を序盤からリードした。
1Q終盤には点差を詰められたが、2Qにはダンカンの3Pで始まり、期待通りにハードなディフェンスで試合を引き寄せてくれた藤永の3Pも飛び出した。
藤永は昨日もディフェンスで魅せてくれていて、プレータイムが増えたこの日はさらに躍動していた。
琉球もスコット選手が決めてくるがオフィシャルタイムアウト明けから再びジェッツペースになった。
アキ・チェンバースの3Pに続き、パーカーのスティールからの再びの3Pで突き放す。
前半最後に田代選手に3Pを決められ、琉球にいい終わらせ方をしたのは悔いが残るが、昨日とは雲泥の差の出来だった。
3Qスタート直後に連続得点を許し5点差にまで詰めさせたが、タイムアウト明けから再び突き放す。
チェンバースの3P直後の石井講祐がブラウン選手から奪った、この日自身3本目のスティールは見事で、琉球の流れを止めた。
古川選手のショットに対するアキ・チェンバースのブロックショットも大きかった。
4Qになってもジェッツのディフェンスは終始集中していて素晴らしかった。
石井は4本目のスティールを奪い、パーカーが決めた圧巻のブロックショットは会場をどよめかせた。
とにかくディフェンスは文句のつけようがなかった。24秒バイオレーションも3、4本奪ったと思う。
それにひっぱられる形でインサイドへの積極的なオフェンスも誘発されていたように思う。
昨日と同じ84点だったが、中味は全く違った。
ファイトする姿勢が貫かれた素晴らしい試合だった。
DAZNでもう一回全部見直したい試合だった。
 
この試合に勝ったことは非常に大きい。
ジェッツはやるべきことをやれば、優勝候補クラスに何ら劣っていないという証明を選手たち自身に確信させることができたと思う。
2連敗はしたが、その分おつりがくるくらいの価値のある一勝を最後に得たと思う。
ここから再び走り出せる。より力強く。
こういうジェッツをファンは観たいのだ。
ファイトするジェッツを観たいのだ。
こういうジェッツの試合のチケットにお金を使いたいのだ。
この日今季最多の観客動員があったが、志尊淳くん効果もあっただろうが、次は志尊くんが来なくても観に来ようと思った人も絶対いると思う。
ここからまた始まるのだ。
連敗は決して休止ではない。
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