2018年9月 1日 (土)

千葉ジェッツふなばし、ラストピース加入。そしてバスケ界にトラブル禍。

いよいよ9月に入り、Bリーグの3年目が始まろうとしている。
千葉ジェッツふなばしもアーリーカップと海外大会への参加を経て10月4日の開幕戦に向かう。
 
千葉ジェッツふなばしにはラストピースが加わった。
8月23日にトレイ・マッキニー・ジョーンズが加わった。
27歳のスモールフォワード/パワーフォワードだ。
インディアナ・ペイサーズでは短期間だが、元千葉ジェッツのデクアン・ジョーンズと一緒に在籍していたらしい。
動画は昨年のものや、今季ジェッツ加入後の練習時のものをみたが、俊敏でアタッキーだが、精度の高いアシストもできる選手のようだ。
相手にとってはかなり厄介な選手になってくれるだろう。
 
これでジェッツの外国籍選手は3人になった。
問題は起用方法で、新シーズンの外国籍選手のベンチ登録は2人までである。
推測でしかないが、相手やコンディションによって、ギャビン・エドワーズ、ジョシュ・ダンカン、トレイ・マッキニー・ジョーンズの組み合わせを変えるのだろう。
昨季はギャビン・エドワーズが効かないとまずペースを取れない問題点もあって、ギャビン・エドワーズの負担が大きかった。
ジェッツは走るバスケを掲げているので、ビッグマンもそれを求められる。
故に他のチームよりセンターの選手のサイズがスリムだ。
だからパワー勝負では、他のポジションのサイズでアドバンテージを作ってカバーしてきた。
小野龍猛のポストアップはその典型的なオフェンスの武器だった。
あとファウルトラブルの際の問題もあった。
どのようにベンチ登録をしてくるか想像の域を出ないが、楽しみにしたい。
 
先週末は近くでジェッツのイベントがあったので観に行ってきた。
マイケル・パーカーとジョシュ・ダンカンが来ていた。
質問コーナーがあったので、今季の目標を聞いてみた。
ジョシュ・ダンカンの答えは、「毎日の練習を一生懸命にやることが目標」だった。
足許をしっかり見ている選手だなと思った。
今季は会員ランクも下げたので、選手と交流する機会は貴重になるだろう。
今後も貴重な機会は積極的に楽しむようにしたい。
またアウェイにももっと行きたい。
目標は沖縄と秋田だ。
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これで今季の千葉ジェッツふなばしも走るバスケを継続することがわかった。
これでは勝てないという意見もあるが、私は勝つことが最も重要だとは思っていない。
ゆえに昨季のファイナルで負けたことも、さして悔しく思っていない。
あの時達成しなきゃいけないことだと自分で思っていなかったからだ。
それは今でもそうだ。
優勝を目指すのは間違いないが、それは本当の目標に到達するための手段の一つであって、それでシーズンの成否は決まらない。
本当の目標はバスケを地域、船橋の、そして日本のスポーツカルチャーに昇格させること。
それはジェッツが優勝してもそれだけでは達成できないことだ。
バスケの日本での地位が今はそこにほど遠い。
そのことは下記の事件でも明らかになり、下記の事件はこの2年の努力を無意味にしかねないくらいのインパクトがあった。
 
8月はバスケ界では残念な事件が2件起きた。
一つは十分に報道されているが、ジャカルタで開催されているアジア大会に参加しているバスケ男子日本代表が起こした問題だ。
詳細は書くまでもないが、日本代表として自覚が著しく欠けていたとしか言えない。
それによって迷惑を掛けた同アジア大会チームの残ったメンバー、スタッフ。
9月にW杯予選を戦うチームにも迷惑を掛けた。
そしてアジア大会は他の競技との合同での国の代表団としての日本代表である。
他競技の選手たちにとってこれ以上ない迷惑で、バスケットボールの信用が失墜したのは間違いないだろう。
特に女子選手にとっては、絶対メダル獲得の気持ちで来ている選手も多い中で、男子バスケットボール選手は嫌悪の対象でしかなくなっただろう。
日本のバスケの信用に傷をつけたことは間違いない。
スポーツ新聞ではかつて試合ですらここまで大きく扱われたことのない2面に近いサイズで報道されていた。
試合ではこんなことはない。
そして、さほど引き摺って報道されなかったことで、現状の日本バスケの立場もあらためて鮮明にしてしまった。
Bリーグは盛り上がっているといいながら、社会では日本のプロスポーツとして良いことも悪いことも”どうでもいいこと”なのだということを私は感じた。
そんな現状の上にさらに信用を下げるようなことが昨日発覚した。
上記問題でも京都ハンナリーズの選手が起こしたのだが、30日、同チームの他の選手が窃盗で逮捕されるという事件が起きた。
その前日にも事件を起こしていた容疑で再逮捕もされて、他にも余罪がありそうだ。
問題はさらに大きくなるだろう。
プロバスケ選手の自覚については、実はかなり前から不安に思っていて、ジェッツについてもそうだった。
バスケのファンになって以来の7年でSNS上でのバスケ選手の発言など、そして時には伝え聞く言動など、同じく見てきたJリーグの選手たちの発言などと比較して落差が激しいことが気になっていた。
サッカー選手全部を見ているわけじゃないし、自分が歳を取って気にするようになったのかもしれないが、冷静になっても差はあった。
自分たちが見られているという意識がないように感じるときもあるし、むしろ見せて煽っているような言動もたまにあった。
これは千葉ジェッツふなばしにも同じで、選手以外の言動からも正直不安はずっとあった。
サッカーの世界でも問題は起きるのだから、バスケなら何も起きないはありえないと思っていたところだった。
それが現実になったわけだが、それしてはひどすぎた。
このことに関係して、同チームのジュリアン・マブンガ選手が気持ちを語ったことに対し、人種差別の言葉まで投げつけられた。
バスケファン以前に、日本人として本当に残念だ。
バスケ界は事件本体だけでなく周囲で起きたこともしっかり認識して、自分たちを変えてほしい。
信用を取り戻すのは簡単ではない。
京都ハンナリーズはパートナーが解約に動くこともありえる。存続の危機になりかねない。
本当にバスケ界の危機だ。
寛容なファンもいるが、その向こう側を強く意識して行動してほしい。
正直嫌な予感が本当になって失望している。
強くお願いしたい。

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2018年8月 5日 (日)

千葉ジェッツふなばし、新シーズンに向けて。

リーグファイナルまで行って終わった2017-2018の千葉ジェッツふなばしのシーズン。
オールジャパンを制しながらも、目標であるアルバルク越えは果たせなかった。
それを果たすため、新シーズンに挑む千葉ジェッツふなばしの新体制がこの7月末にほぼ整った。
 
阿部友和は富山グラウジーズへ、荒尾岳が滋賀レイクスターズへ移籍した。
レオ・ライオンズは現役を続けるのか?デザイナーに専念するのか?も今はわかっていない。
チームの通訳を務めていた落合氏は茨城ロボッツへと移っている。
そして伊藤俊亮は今季からはフロントスタッフとしてジェッツのメンバーであり続けてくれる。
 
富樫勇樹の動向はチーム内外で注目を大きく集めていたがチームとは3年契約を結んだ。
この期間中に海外での挑戦が決まれば送り出されることになるという。
互いに非常にいい条件で結べたように個人的には思う。
 
昨季もプレーしていた選手ではマイケル・パーカー、アキ・チェンバース、西村文男、ギャビン・エドワーズ、石井講祐、原修太、小野龍猛が今季もジェッツでプレーしてくれる。
新加入には驚きもあった。
最大の驚きは秋田ノーザンハピネッツから田口成浩が加入したことだ。
秋田のシンボルのようなプレーヤーで移籍加入は全く想像できていなかった。
日本代表になって東京オリンピックに出るためというコメントも出ているが、本当に大きな決断をしたと思う。
秋田ノーザンハピネッツのファンにとっては信じられない出来事であろうし、ジェッツが恨まれても仕方ないくらいのことだ。
だから、最大の敬意を払って彼をジェッツのプレーヤーとして応援しようとおもう。
そして名古屋ダイヤモンドドルフィンズからPGの藤永 佳昭が加入した。
ジェッツのPGの争いはかなり熾烈だが、その中で彼らしいプレーで新しいカラーを加えてほしい。
おなじくドルフィンズからはPFの大宮 宏正が加入した。
サイズでも優位性を発揮してほしいが、本人のキャラクターも楽しませてくれそうだ。
通訳には綾部舞氏が就任。福岡やトヨタ自動車アンテローブスでキャリアがある。
 
もう一人加入があるかどうかは不明だが、大野HCの指揮の基、この陣容で新シーズンに挑む。
今季リーグ戦の初戦は10月4日(木)船橋アリーナでの川崎ブレイブサンダース戦が初戦となる。
目指すバスケットボールはこれまでとほとんど変わらないだろう。
ただ、バリエーションやオプションを増やすとか、より突き詰めるかの決断はハッキリさせないといけないだろう。
もっともいづれにしても、自分たちらしい良さを出して勝つことには拘って欲しい。
面白くない試合を志向して勝っても、その先はない。
 
フライトクルー、STARJETSは4人が退団し、新しいメンバーが4人加わった。
MCはRisukeさんが続けて務めてくれる。
Katsunariの発表はまだだが、また一緒に応援できると信じている。
 
ジェッツのファンにとっては新シーズンは昨季までと大きな変化を感じる自由席が2階のゴール裏席だけになった。
開場前にアリーナ周囲に自由席目当ての行列ができるのに少しは影響が与えられるだろう。
但し、ブースタークラブの変更点には正直不満はある。
会員のグレードで従来のプラチナ会員以上のダイヤモンド会員を新設し、かなり高額な設定と充実したサービス内容を用意した。
が、プラチナも合わせ、新規のファンには申し込むチャンスすら殆どないうちに枠が埋まってしまったように見える。
高額な会員費には見合っているのだろうが、会員になれるチャンスが平等であったようには思えない。
ゴールド会員の特典についてもサイン会が握手会になり、ハイグレード会員以外のファンにとっては選手と交流できる機会はむしろ減ったように思う。
グッズを買ったり、チケット買ったりしてポイントが付くのは理解できるが、選手との距離はむしろ遠くなっただろう。
よりお金をジェッツに使わないと、選手のサインすら貰えにくくなった傾向は、ここ数年増していたが、より増したのは間違いない。
より応援するという気持ちにストイックにならないといけないだろう。
もっともサッカーは以前からそうであるから、普通と言えばそうなのだろうが、それならば応援してくれていることへの感謝がより伝わるようにならないと心が離れる人はこれまで以上に出るだろう。
そこは人と人の絆の部分に掛る部分であり、エンターテイメントでは絶対に埋まらない。これは断言していい。
ジェッツのようにバスケを最近観に来るようになった人も多いファン構成ではバスケとはそういうものという何某かの観念を持たない人も多い。
サッカーはそこのところがイズムとして徹底できていて、勝つことこそが応援に報いることなのだと徹底しているチームもある。
年々お金使わないと選手と遠くなる傾向は何か考えてほしいし、ファンの不満を何かで埋めるという考えに至らないでほしい。
 
私自身も応援の準備を整えつつある。
シーズンチケットは一階ホーム側のゴール裏の指定席を確保した。
一番よく座っているお気に入りの席を確保できたので、もう毎試合開場時に行かなくても大丈夫になった。
これは私的にはかなり大きな出来事だ。
そのためブースタークラブのグレードはレッドに変えさせてもらった。
これまでの通りにゴールドを継続することはどう考えても相応なメリットはなかったからだ。
入らなくてもいいかなとも思ったが、それは来季以降の継続検討にすることにした。
新シーズンまでに新しい応援ボード(通算11枚目)を創れば準備は整う。
そして、今まで通り「勝たせることができない応援は応援ではない」を堅持して、勝つことに拘った応援をしていこうと思う。
不愛想で、頑固で、勝っても喜んでいないように見えると思うが、応援は闘いであり、一つの試合に勝ったら、その時点で次の試合に勝つことが最も重要なことに切り替わるのがで私らしさなので、そこに新シーズンも変わらず拘っていくつもりである。
自分が自分を曲げたらチームは負けるという信念をもって、勝たせる応援をしていきたい。

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2018年6月30日 (土)

扉は開いた。希望の光。  ~バスケットボール男子・W杯アジア1次予選@千葉(オーストラリア戦)~

6月29日(金)千葉ポートアリーナ
バスケットボール男子・W杯アジア1次予選
日本代表 79 - 78 オーストラリア代表
 
男子バスケットボール日本代表AkatsukiFive(以下、アカツキファイブ)はW杯アジア一次予選第5戦を迎え、千葉ポートアリーナにFIBAランク10位(日本は48位)のオーストラリア代表を迎え79-78で勝利しました。
過去一度も勝ったことのない強豪からの価値ある一勝です。
これまで開けることが出来ずにいた日本のバスケットボールにとっての開かずの扉を開けることができました。
その歴史的な試合を現地で応援し、共有できたことをとても幸せに思います。
 
アカツキファイブは今回のW杯アジア一次予選を昨年の11月24日のフィリピン戦を開幕に4戦戦ってきました。
今回のW杯予選は、来年の中国でのW杯出場が懸かっているだけではなく、その翌年の東京オリンピックへの出場予選も実質的に兼ねています。
そしてバスケットボールの場合、オリンピックであっても自国開催枠は保証されていません。
実質的な東京オリンピック予選が開始され、開催国である日本が出場している以上、敗退しても自国開催枠で出場が今後決まる可能性は低いです。
少なくとも競技としての力では出られません。
つまり、予選敗退は自国開催の東京オリンピックに出場できないことを指します。
その一次予選は全6戦。4チームで行われ、上位3チームが2次予選に進めます。
日本の組の相手はオーストラリア(FIBAランク10位)を最上位に、バスケを国技としてレベルアップを進めているフィリピン、そしてチャイニーズタイペイです。
ここまでの結果は4戦全敗。
当然ながら最下位です。
そしてその状況で迎えた第5戦の相手は世界でも強豪のオーストラリア。
ここで敗れて、同じ節でチャイニーズタイペイがフィリピンに勝利すると予選敗退が確定してしう状況でした。
本当に崖っぷちでした。
 
アカツキファイブには希望の光を招いてくれる新戦力が加わっていました。
一人はアメリカのコンサガ大でバスケットボールをプレーしている八村塁選手。
富山出身で父親がベナン人で203cm、アメリカでも強豪のコンサガ大でも活躍していて、今回若いながらも代表選出されました。
予選のここまでも召集を熱望されていましたが、アメリカのシーズン中は招集できなかったため、ようやくここに来て合流できました。
もう一人は川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス選手。
Bリーグを代表するプレイヤーであり、4月に帰化申請が承認され日本国籍を取得、日本代表選出も熱望していました。
この2人を加入させてのアカツキファイブは6月から毎日のようにチームとして練習を続け、この日、そして7月2日のアウェイでのチャイニーズタイペイ戦に向けて準備していました。
強化試合となった直前の韓国代表との2試合は一勝一敗。
光が見えてくる予感はありました。
 
私は予選開幕のフィリピン戦からとても熱く想いを乗せてアカツキファイブを見ていました。
フィリピン戦の記事はこちら
もしかしたら千葉ジェッツ以上に気にしていたかもしれません。
東京オリンピックに出られないとしたら日本のバスケにとってさらに50年は閉ざされた時代がやってくる可能性があるからです。
そして地元でジェッツも何度もホームゲームをしている千葉ポートアリーナでの開催。
気持ちは最高レベルに入っていて、チケットがジェッツのブースタークラブ優先で買えると知ったらすぐ買う方法をジェッツのスタッフに直接問い合わせたほどでした。
席は幸運にもスタンド席の最前列が買えました。
一番見やすい場所です。
ジェッツの試合で代表の試合行く?と聞いてもそのときは反応が薄かったのが気がかりでしたが、勝たせるしかない状況でした。
 
オーストラリア戦のアカツキファイブはとてもタフでした。
オーストラリア代表はNBAがシーズンオフに入ったため、NBAでプレーしているマシュー・デラベドバ、ソン・メイカーの2人を招集して参戦してきました。
それでも1Qから八村選手、ファジーカス選手を中心に試合を力強く支配してリードを奪いました。
オーストラリア代表はショット精度が高かったですが1Qはエンジンが掛かっていないようで、特にインサイドで強さを発揮する場面がありませんでした。
オーストラリア代表を見るのは初めてなので、違う強みがあるのだろうかと思いながら見ていました。
八村選手の活躍は素晴らしく、オーストラリア代表を一人で蹴散らしているようにも見えました。
23-16で1Qを終えます。
 
2Qもアカツキファイブはタフにオーストラリア代表と闘いました。
2Qはファジーカス選手が無双。
一次12点差にまで拡げたオフェンスの中心でした。
ハーフタイムを迎えて42-33。
こう言っては何ですがアカツキファイブは私の予想の遥か上を行っていました。
特にリバウンドでのパワーアップに八村、ファジーカスの両選手の存在は大きかったです。
 
オーストラリア代表はまだギアが上がらないように見えました。
もちろん、この試合に招集されていないNBAでプレーする選手もいます。
この試合のメンバーがランキング10位に相当するとは思えませんでしたが、それでも予選はここまで無敗。
ホームでのアカツキファイブ戦は30点近くの大差をつけての圧勝。
2次予選進出を既に決めているとはいえ、それでも実力はかなり高いメンバーが揃っているはずです。
後半どこでギアを上げてくるか気になりました。
 
3Q、オーストラリア代表はやはり来ました。
最初のプレーは八村選手がバスケットカウントを奪うプレーで先制しましたが、ジェームズ選手がポイントを重ね6分過ぎに50-52と逆転。
アカツキファイブは馬場選手が腰か足を強打して一時ベンチに下がるなどこの日一番の危機を迎えました。
ここでタフに頑張ってくれたのが川崎の篠山選手でした。
馬場選手に代わって入った辻選手がFTを決めて同点に追いついた後、彼とファジーカス選手との川崎ラインで逆転。
直後、比江島選手もブロックを決め、オーストラリア代表の勢いを止めました。
ここから本当にタフな試合になりましたが、ファジーカス選手、竹内選手の頑張りで64-58まで突き放し4Qへ。
 
4Qスタートから3分近く互いに先制できずにいたが、3Qに負傷して下がった馬場選手が得点すると試合は動き出しました。
取っては取られを繰り返す流れが続く。アカツキファイブはタフに殴り合いました。
オーストラリア代表は2度アカツキファイブの足許まで追い上げてきましたが、それを蹴落としたのは篠山選手でした。
2度目に1点差に追いつかれた残り1分から30秒を制した彼のプレーこそが試合を本当の意味で決めた試合だったと思います。
このあとさらにリバウンドから相手のチェックをすり抜けて八村選手にパス。八村選手のトドメのダンクを演出しました。
歴史的な勝利!!
千葉ポートアリーナは幸せな空間になりました。
 
篠山選手は試合後のインタビューでサッカー日本代表で現在ロシアW杯で闘っている西野ジャパンに負けずに頑張るという気持ちを語っていました。
メディアは正直サッカー日本代表一色に近い。
この試合の記事も今朝のスポーツ新聞でも記事は小さくてモノクロの記事もあります。
エロ面のグラビアの方がデカいという無念。
しかし、アカツキファイブも日本代表なのだと日本バスケットボールのファンは誇りを持てる試合でした。
 
ここで冷静になりたい。
歴史的な勝利ではあるが、崖っぷちであることには変わりがない。
ラマス監督も語っているが、次のチャイニーズタイペイ戦に勝たないと意味がない。
チャイニーズタイペイはフィリピンに敗れました。
彼らも追い詰められたのです。
この試合を穴が開くまで研究して生き残りに全てを賭けてくるでしょう。
オーストラリア代表は試合前々日に渋谷でチームで食事をして、出会ったファンにサービスするなど、気合の入り方はアカツキファイブとは差があった。
チャイニーズタイペイは違う。
オーストラリアに勝利したからといって油断は絶対にできない。
 
それでも今まで開けられずにその前で挫け続けていた扉は開きました。
その先にはまた新しい扉がある。
その先にもまた扉がいくつもある。
でもアカツキファイブは希望の光が差している。
まだまだ弱い光だが、進むべき方向を照らしてくれている。
その方向へアカツキファイブは進むしかない。
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2018年5月27日 (日)

千葉ジェッツ、ファイナル敗戦を越えて。得られた貴重なモノ。

2017-2018 Bリーグファイナル 決勝
5月26日(土) 横浜アリーナ
アルバルク東京 85 - 60 千葉ジェッツふなばし
 
7年前、千葉ジェッツが活動を開始した時から千葉ジェッツを見てきた。
最初のシーズンはとにかく弱かった。
まだ私も本気で応援していたわけでもなかった。
お客さんも入っていないし、ファンサービスも適当感が強かった。
いつになったらお客さんが増えるだろうかと思いながら見ていた。
サッカーのJFLのチームのサポーターをしていたので、お客さんがいない光景は見慣れていたが、プロチームとしては少なすぎた。
開幕してしばらくして、某ネットサービス系会社(名前忘れたが)が公式サイトでジェッツより撤退すると載せていたのを読んだ。
その会社が何を担っていたのかは今でもわからないが、このチームゴタゴタしてんのかな?と思っていた。
試合でも、チアのディレクターさんがいつのまにかいなくなっていた。
 
転機は1年目シーズンオフのブースターミーティングで社長さんと話ができるというのを知って会ってみたいと思ったことだった。
ブースターミーティングに集まったファンは10人くらいだっただろうか。
島田さんと初めて会ったのもそのときが初めてだった。
島田さんが新しい社長だということくらいしか知らなかった。
そこで島田さんが分裂状態の国内リーグの統合が実現したらという話をして、統合リーグができた時に一部に参加することに生き残りを賭けると強い言葉で語った。
その言葉に突き動かされる何かがあって、本気で応援しようと思ったのだ。
 
2年目、スタンディングエリアが今の1階コートサイド席の位置にできた。
立ち見応援専門エリアだった。
そこを居場所にして応援をした。
サッカーのゴール裏に似ていて私には居心地がよかった。
今じゃ想像できないと思うが、スタンディングエリアとコートの間には間仕切りがなかった。
コートのエンドラインギリギリまで前に出て試合を見れていた。
実質コート内で試合を見ている、応援している状況だった。
相手のオフェンスサイドになったときは正直エンドラインのジャマになっていたと思う。
エンドラインギリギリを使えない状態になっていたのだ。
私はそれがわかっていてラインギリギリに立っていた。
ジェッツのオフェンスサイドでは空けていた。
今それやったら退場になるだろう。でも何も言われなかった。
それくらい緩かったのだ。
それでもジェッツは負けていた。
 
フライトクルーは2年目になってファンに近い存在になりだしていた。
初年度のメンバーが半分以上辞めて、オーディションを船橋イオンで公開でやったのだが、とにかくいろんな人が集まった。
地方からこのために来たというまだ10代らしき少年もいた。
当時のディレクターさんは男性で、初年度のメンバーでもあった。
チア経験がジェッツの初年度しかない人だがダンス経験は舞台などで豊富な人で、ファンにも親しく接してくれる人だった。
オーディションに参加者を集めるのに相当苦労しただろうことはシーズン前から終盤までいろいろなことで知ることになった。
当時の衣装も他のチームのチアと違ってジャケットスタイルで、パフォーマンスの振付などもチアらしいものではなかった。
それが気に入らない声のでかいファンもいて、フロントにクレームを入れた人間もいたらしい。
とても親しみを感じるフライトクルーで、私はよく会話もしたのだがシーズン終盤は明らかに中がおかしくなっているのがわかった。
そのディレクターさんはオフにチームを去ることになった。
それを本人から訊かされ、他にもいろいろ情報が集まった。
それがさらに私を突き動かした。
その後いろいろあったのだが、その年のオフのブースターミーティングは私にとって決戦の場になった。
あのブースターミーティングがなかったら、自分はもちろんだが、チームも全く違う状況になっていた可能性が客観的に思っても今でも思う。
もちろん、どんな状況でも島田さんが今に至らせたと思う。
そのときは私も、他のファンも島田さんの凄さをわかっていなかった。
 
3年目以降は割愛するが、それでも本当にいろいろあった。
NBL初年度はチームが20連敗した。お客さんも増えだしていたがまだまだ少なかった。
それでも統合リーグ、つまりBリーグがいよいよ実現するとなり一部参加が確定したとき、島田さんについて頑張って応援してきたことが結実した気持ちになった。
スタンディングエリアもNBLラストシーズンでなくなり、そこで一旦完結するはずだった私の千葉ジェッツへの応援は第2章に移り、自分で何かを求めて応援を続けることになった。
いろいろなことが私の中で終わり、始まった。
 
ジェッツ人気が火が点くきっかけになったのはNBL最終年度2016年5月の東芝戦だったように思う。
延長まで戦って富樫のショットで勝った試合だった。
あのときは選手がファンが帰るときにお見送りしていた。
まだそんなことができる状況でもあった。
 
それらは全てファイナルに繋がっている。
私の中の大事な結線になっている。
 
Bリーグが始まってからは多くの人が観ているものを一緒に観て来た。
オールジャパンで初優勝したことは、喜び以上に驚きだった。
そこから本当にジェッツ人気は凄くなった。
観客も凄い数でリーグダントツを記録した。
チアスクールも凄い生徒数になって、初年度とかは3人のクラスもあったのに今は総勢で200人近くいるはずだ。
何もかもが応援を始めたころから桁外れになった。
そのいろいろな面での成長の成果が、リーグファイナル進出に繋がっていると私自身は思っている。
きっと間違いじゃない。
 
横浜アリーナで12000人もの大観衆の中で千葉ジェッツふなばしはプレーした。
私も含め、ジェッツファンもあれほどの大観衆の中でジェッツを応援したことは、試合結果や内容以上の、本当に特別な経験であったと思う。
日本のバスケットボールの歴史の中で本当に特別な場所に居させてもらえたことを私は心からチームに感謝したい。
 
試合は完敗だった。
それ以上の言葉が要らないくらい完敗だった。
この試合に向けた準備、気合いを40分間集中してやり切ったアルバルクに完全に封じ込まれた。
それほどの完敗だったが、ファイナルまで来たことも含め、ここでこういう完敗を経験したことはとても大きな財産になると思う。
選手たちは頑張ったから当然だと思うが、ファンとしてはオールジャパンを連覇してのリーグファイナル進出まで頂けたのは光栄の至りで、その上リーグ王者は正直恵まれすぎだ。
全て達成するのが早すぎて、その後に勘違いすることになったかもしれない。
ジェッツファンは素晴らしいと私も思う。人数も多いし、どんどん熱くなっている。
だが、まだまだチームもファンも学ぶべきこと、経験する必要があることがある。私もそうだ。
これは何もジェッツに限ったことじゃない。
Bリーグはまだ2年目。
毎年、いろんなチームがタイトルを獲ってた方がいい。
ジェッツが人気も実力も大きくなったのはここ2年ほどで、チーム自体もまだ7年の歴史なのだ。
7年でリーグファイナルに進出し、日本のプロバスケットボールの頂点を競う場に立ったことは日本バスケの歴史から見ても凄いことだ。
でも、その速さでは学ぶべき、経験すべきことを全部得ることはさすがに難しい。
だからこそ、この素晴らしい成長でのファイナル進出と、そして完敗したことはとても貴重なのだ。
こんなスピードでこんな経験をさせてもらうことは他のチームではできないことだ。
苦労に苦労を重ねると全く意味合い変わってしまう。
勝たないといけない、それだけの何かがあるチームには、どうしたって得られなくなるモノがあるのだ。
千葉ジェッツだから、今日みたいなビッグゲームで完敗しないと得られないモノがある。
 
コーチはルカコーチの方が今は上だろう。
選手もアルバルクの方が経験も実力も上かもしれない。
だから負けたとも言えるだろうが、それは端っこのことでしかない。
ジェッツはこういうバスケットボールをするんだということを会社として定め、追求してきた。
だからファイナルの場に立つことができたと私は思っている。
ただ勝つこと以上に難しいものも追求してきた。
ブレずに大野さんに、選手たちに理解してもらって、その考えに沿って戦ってもらったからだ。
今はまだリーグ王者には足りないとしても、今季に感謝し、この先のためにも今のバスケの追求を彼らに続けてほしい。
掲げたバスケはまだまだ素晴らしくなる。それを行きつくところまで見たい。
負けることに負けてしまうように、補強、補強と人をパーツを変えるみたいに変えて短絡的に勝利を追求することに負けてほしくない。
それではとりあえず勝つスタイルをそのとき、そのときで求めることの繰り返しになってしまう。
ここまでの継続を途切れさせないでほしいし、多くの人にそう思ってほしい。
もちろん、チームを去ることになる人も例外なくいるだろうけども。
そして結果も重要だから、勝てなければ矛盾することを選択することも必ずあるとしても。
今はここまでの強さでしかないが、千葉ジェッツのバスケはあるべき道を進んでいると思う。
それにリーグ王者になることはゴールじゃない。
 
個人的には勝利が絶望的な状況になっても、試合開始直後と変わらず楽しめていたように思う。
最後まで気持ちが全く折れずに声が出せた。不思議に思ったくらい。
劣勢はストレスになっていたが、それ以上に楽しいことが悪いことを私の中で覆っていた。
それに、勝っていたら次に何を目指せばいいんだろうとこの一週間考えたが、正直浮かんでいなかった。
王者の称号を守るために連覇を目指し続けるなんて現状保守でしかなく魅力がなかった。
だから、その次を考える時間が得られた意味でも負けたことは全てがネガティブでもなかった。
唯一残念だったのは、イートンとMisakiさんを勝って送り出せなかったこと。
それは残念に思う。
それともう一つ、試合前にカツが教えてくれた横浜アリーナのバックステージで見たもののこと。
だからどうしても勝ちたいと思ったカツの気持ち。
勝たせてあげたいと思った。
 
今日、感謝祭があって一区切りつく。
そうしたら、少し休んで、また千葉ジェッツと素晴らしい頂を目指す挑戦をしたい。
千葉ジェッツ、今季本当にありがとうございました。

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2018年5月21日 (月)

千葉ジェッツ、ファイナルの舞台へ。そしてその上の空へ。

2017-2018 B1?チャンピオンシップ 準決勝
5月19日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 74 - 61 琉球ゴールデンキングス
 
5月20日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 72 - 64 琉球ゴールデンキングス
 
 
川崎ブレイブサンダースとのクオーターファイナルは本当に激闘だった。
疲労も激しかった。チャンピオンシップは特別だと感じた。
そしてセミファイナルも強敵を迎える。
最終節までセミファイナルのホーム開催を競った琉球ゴールデンキングスが相手。
競り勝って手にしたホーム開催権は大きい。
沖縄のキングスのホームに行ったことがある人はわかると思う。
セミファイナルを沖縄で戦うことになった場合の大変さは簡単に表現できるものではない。
だが、大勢のキングスファンが沖縄からも関東近郊からも大勢来るだろうから会場は互いの応援で熱くなると思う。
ついこの間、キングスとは同じ船橋アリーナで対戦しているが、ゲーム2は実質的に消化試合なので参考にならない。
ゲーム1ではジェッツが試合を支配して勝利しているが、キーとなるのは試合をリードして作ることだと思う。
 
 
この週末は近隣の小学校の運動会とスケジュールが重なっていて、チケットの購入に迷いがある人が多かったらしい。
当日も雨との予想であった。
前日に雨の予想により土曜日の運動会が順延となった地域もでた。
おかげで私の奥さんが今季初ジェッツ観戦をすることになった。
しかし、天気予報は外れて晴天が広がった。
これなら運動会できたのにという声もあがる。
なかなか思うようにいかないが、おかげで前日まで自由席が残っていたゲーム1は最終的に満員になった。
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ゲーム1。
ディフェンスを軸にする両チームらしいロースコアのゲームになった。
ジェッツがアキ・チェンバースの2Pで先制する。
しかし、キングスもアイラ・ブラウン選手の活躍で逆転に成功する。
試合の均衡を破ったのはマイケル・パーカーの3Pで、それに原修太が続く。
2Qも原修太の3Pが決まり、ジェッツが前へ出る。
キングスも負けずに点差を詰めてくる。
ショット確率が互いに高くなかったが、それはオフェンスよりも互いのディフェンス力によるものと見えた。
なかなかヒリヒリするいい試合が進む。
2Q後半からはジェッツペースに。
ロースコアだったがリード拡げ8点差で折り返した。
後半、3Q。
キングスは3Pやダンクで流れを掴もうとするが、富樫、パーカーの活躍ですぐにやり返して叩き潰す。
ジェッツとキングスの差だったのは3Pやスティールなどを決めるタイミングの巧さだった思う。
ジェッツは試合の流れの中で相手が決めるとすぐに決め返したり、インサイドで構える相手のディフェンス陣をアタック&パスで崩して決めてしまう。
正面から決めることが多いキングスのオフェンスに対し、スキを見逃さない、スキを作らせてしまうジェッツの巧さはより相手にダメージを与えていたと思う。
最後まで余裕があったのはジェッツだった。
キングスは気持ちが入っていたが、ゲームメイクも正直過ぎて抗っている感じを最後まで変えられなかった。
ヒルトン・アームストロング選手は最終節のゲーム1と同じくファウルアウトした。
気持ちに余裕を持たせてもらえなかったことは前回同様だった気がする。
重要なゲーム1はジェッツが巧さでしっかりと勝ち切った。
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翌20日。
試合開始が遅いので家で三河とA東京の試合を観てから(最後までは観なかったが)出かけた。
決勝の相手は思っている以上に強い。
今まで対戦したいづれの試合よりも強いだろう。
だが、勝てるという過信をしないで済むのを有難く思うことにする。
何より、今からの試合に勝たないと何を考えても無駄になる。
少々気が立った状態でアリーナに行くことが別に起きてしまったのだが、切り替えて目の前の試合に集中することにした。
 
ゲーム2。
この試合も互いの持ち味がカツンとぶつかり合ういい試合になった。
ディフェンスを主軸にするチーム同士ならば、やはり前に出た方が優位に立てる。
前半から抜きつ抜かれつを繰り返し、一試合の中でスコアが逆転した回数は23回(多分)起きた。
それも殆ど2~3Qで起きている。
どちらが根負けするかを競い合っているようだった。
点差が少し開いても決して先行する相手に流れを渡さず逆転、今度は逆がリードしても諦めずにまた逆転。
これは4Qも最後までもつれるのではと思った。
勝敗をわけるのは何なのだろうと考えていた。
ジェッツはエドワーズ、パーカー、ライオンズがファウルトラブルに見舞われていた。
それでもジェッツの選手たちは冷静さを失わなかった。
例えば、4Q開始30秒前のエドワーズの最初3Pとコールされたショットが2Pと判定し直されても。
そして、オフェンスでの武器の違いが均衡を破ったのではないか。
オフィシャルタイムアウトを挟んでのインサイドでの小野龍猛のミスマッチの優位性を活かしての連続ポイント。
他のチームが持っていない武器が大事な終盤で試合を動かした。
逆に琉球は4Qにオフェンスが勢いを失ってしまった。
7分近くノースコア。この時間帯が大きかった。
そしてヒルトン・アームストロング選手のダンクでようやく勢いを取り戻そうとしたところでの岸本選手のFT2本失敗。
負けたら終わりの試合で終盤に2ポゼッション以上の点差をつけたジェッツ。
ディフェンスファーストの両チームはこの面では互角だったが、オフェンスで持っている武器の堅実さが違った。
象徴的だったのが、小野龍猛のポストプレーで勝負処で4PTSを稼いでくれた。
残り48秒でマーティン選手のショットで3点差に迫った。
が、そんな琉球ゴールデンキングスの選手とファンの気持ちを圧し折ったのはレオ・ライオンズの3Pだった。
互いに3Pが決まらない中、先にジェッツが決めたのは勝負を大きく分けた。
岸本選手が試合後のインタビューで「最終的に自分を信じ切れなかった。」と語った。
ゲーム2を勝たないと終わりの状況で、最後の最後で張りつめてたメンタルが堪えきれなかったのしれない。
そうだとしたらゲーム1をジェッツが取ったことに原因がある可能性は高い。
キングスはクオーターファイナルもギリギリの状況を勝ち抜いてきた。
限界だったのかもしれないね。
72-64。
互いの持ち味を出したいい2試合だった。
だが、オフェンスの武器のバリエーションが違った。
キングスのオフェンスで直前のファウルでノーカウントになったが、ヒルトン・アームストロング選手の3Pがリングを捉えたシーンがあった。
彼が3Pを放ったのはジェッツ時代も含め記憶になかった。
あれが武器になっていたら試合はまた違っていたかもしれない。
またスティール王のタイトルを獲ったマイケル・パーカーがそのタイトル通りにこの試合もスティールを4マークしたのも大きかった。
富樫勇樹のスティールからのファストブレイクも相手に与えたダメージは大きかったと思う。
ジェッツはディフェンスでも武器があった。
それらの武器が機能するわけだから、ジェッツの勝利は妥当だったとも言える。
 
ジェッツがファイナル進出を決めた。
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決勝の相手はアルバルク東京に決まった。
島田社長がジェッツ初期の倒産寸前だった時期に、一緒にトヨタに勝ちましょうとスポンサーとなってほしい企業にジェッツ支援をお願いしたときに名前を出した相手だ。
相性は悪い、というより相手の方が強い。
私もジェッツが初めてトヨタ自動車アルバルク東京と対戦したときの屈辱感を忘れていない。
アウェイの蔵王、ホワイトキューブで完膚なきまでに叩きのめされた。
トヨタのファンはもちろん、チアにまで弱くて笑われているようにすら感じたあの試合。
もちろん、それを今も引き摺るほどではない。
とはいえ、最高の相手と戦えることはむしろ嬉しい。
 
結果はどうなるか分からない。
負けるかもしれないとしても、全てを出し切りたい。
負けることを恐れず、全て発揮したい。
その先で勝利が手にできたなら素晴らしい。
でも、このファイナルに勝ってもジェッツにとっても、我々にとってもゴールではない。
とても大きなジェッツ史に残る試合になるだろうが、その先を、その上の空があることを目指すことも忘れずにいたい。
そのために、ファイナルは断固勝ちたい。
新しい目標を得るために。
 
あと一つだ。
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2018年5月15日 (火)

大激闘!千葉ジェッツ。川崎を下しクオーターファイナル突破。

2017-2018 B1?チャンピオンシップ 準々決勝
5月12日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 87 - 65 川崎ブレイブサンダース
 
5月13日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 61 - 71 川崎ブレイブサンダース
 
5月13日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 22 - 15 川崎ブレイブサンダース
 
レギュラーシーズンが終わって、すぐにチャンピオンシップがやってきた。
正直、気持ちを切り替えている時間はない。
でも目の前にあるのはチャンピオンシップという戦いだ。
ここからの2週間のために頑張ってきたのだ。
やるしかない。
1つのチームにしかハッピーエンドは待っていない。負けることもある。
負けることを考える必要は必ずしもないが、負けることを恐れないために考えるのは”あり”だと思う。
この一週間、そんなことも考えながら平常心を保ちつつ週末を迎えるようにした。
気持ちを保って、あと2週間勝ち抜く。
 
チャンピオンシップ進出、東地区優勝、そしてクオーターファイナルホーム開催権、セミファイナル開催権確保。
千葉ジェッツふなばしは今季目標の一つ一つをここまで着実に達成してきた。
観客動員数の記録更新もそうだ。
アーリーカップこそ制していないが、ここまでは出来過ぎだ。
でもチャンピオンシップ優勝は今季の総決算だ。
今季の全ての成果が負け惜しみに格下げする可能性だってある。
それでも負けることを恐れないでいたい。
ここで勝ち抜くことも一番大きなことではなく、負けることも大きなことじゃない。
そう考えられるくらいでいたい。
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クオーターファイナルの相手は予想通り、川崎ブレイブサンダースだ。
先日、マジック1で足踏みさせられた相手だ。
今季の対戦成績は3勝3敗。
これまでの通算成績ではまだ大きく負け越しているはずだ。
私がバスケットボールの世界に入ってきて、本当の強さを初めて見せつけられたのが川崎ブレイブサンダース(当時は東芝)だった。
ファジーカス選手は驚くべき存在だった。
それ以来、常にジェッツにとって大きな壁であり、今もそうだ。
超えられるかと思うと、叩きのめされる。
勝ったときの記憶が特別なのはどこよりも川崎(東芝)戦が大きい。
壁であるからだ。
それでもようやく互角に戦えるようになってきた。
来季からは運営が東芝傘下ではなくなる。
今しか東芝を超えられるチャンスはない。
クオーターファイナルという位置で戦えるのもいい。
乗り越えて上に行くためには東芝越えは必須だ。
 
ゲーム1。
この一週間でフォーメーションなどを念入りに練習で徹底してきたらしい千葉ジェッツ。
今季ゲーム1を苦手とする川崎相手に1Qから猛然と攻め立てる。
ディフェンスリバウンドからのファストブレイクからリードを奪うとエドワーズ、石井、富樫、富樫の4連続3P。
開始6分過ぎで14-1と早くも2桁差にする。
辻選手の3Pが決まると、すかさずエドワーズが3Pを2連続で決め返す。
その後も石井も3Pを決める。そしてライオンズも続く。
面白いように3Pが決まり試合をまずジェッツペースに乗せた。
川崎に勝つにはまずリードして試合のペースを握ることだ。
2Qも5分まで川崎にFTの1点しか許さず、点差を一気に20点差まで拡げる。
後半に入ってすぐに小野龍猛のバスケットカウントプレーで川崎を挫くと、ジェッツは止まらずに攻め立てる。
3Q3分手前には富樫の3Pでとうとう30点差に広げた。
その後は川崎もペースを上げてくるがジェッツも流れを渡さない。
40分間強さを発揮してゲーム1は完勝した。
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出来過ぎなゲーム1だったが、レギュラーシーズンではなく今はチャンピオンシップである。
ゲーム1を獲ることの意味は大きい。
それは翌日全員が実感することになる。
川崎はこのまま翌日も負けたりしない。
それはよくわかっていた。
明日も勝たないとここで終わると気を引き締めて家路に着いた。
 
ゲーム2.
思ったとおりだった。いや思っていた以上だった。
それは見たこともないハイパワーでアグレッシブな川崎ブレイブサンダースだった。
先制したのはジェッツだったが、激しく喰らいついてシュートチャンスを与えてくれない川崎のディフェンスにジェッツは苦しんだ。
昨日は面白いように決まった3Pも決まらずリズムに乗れない。
ジェッツを一番苦しめたのは藤井選手だった。
富樫勇樹にガッツリ喰らいついて自由をまったく与えなかったことでジェッツを追い込んだ。
結局、富樫勇樹は膝を痛めたのか、1Q終了時には一時的にだが膝をアイシングしていた。
それくらい藤井選手は試合の中心だった。
これで最後まで持つのかと思うくらいハイパワーなディフェンスでジェッツを追い込む川崎。
この試合を落とすわけにはいかないわけだから当然といえば当然だが、それにしても凄かった。
それでも川崎も3Pが思うように決まらず点差はなかなか広がらず6点差で後半へ。
3Qジェッツも川崎に対抗して一時3点差まで詰めた。
だがリードしている展開の川崎は強い。
そして3Q最後にも藤井選手が会場がどよめくブザービーター3Pを決めて実質試合を決めた。
ゲーム2は川崎が制し、決着は20分後の5分ハーフ計10分のゲーム3で決めることになった。
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ゲーム2終了直前、私はトイレに立った。
ゲーム3に切り替わっていたので先にいって混雑を避けたのだ。
アリーナ内に戻るときちょうどゲーム2が終わって川崎の選手たちがロッカールームへ戻るところに出会った。
テレビ放送でもその場面が映っていて、私のすぐ横を川崎の選手たちが通り過ぎた。
印象的だったのはやはり藤井選手で、他の選手の何倍も汗をかいていて、目だけがギラギラした”あしたのジョー”の力石徹そっくりな表情だった。
全てを出し尽くしたような川崎の選手たち。明らかに疲れていた。
だが、ゲーム3が残っていた。
川崎の選手たちを見て感じたのは、この20分のインターバルで一旦クールダウンさせてしまったらゲーム3に再度同じテンションを短時間で戻すのは難しいだろうということ。
流れは十分に変えられる。
追いかけさせる展開にすれば、相手は無理にでもギアを上げる。
そうすればどこかで悲鳴があがるのでは?と思った。
リードできなかったら逃げ切られて負けるとも思った。
 
ゲーム3。
とてもヒリヒリする試合だった。
とにかく先に点が欲しい。
最初のエドワーズのショットが外れた。辻選手の3Pも外れる。
ライオンズのパスからエドワーズがインサイドペイントで決める!
すぐさまファジーカス選手が決め返す。
その後も取っては取られが続く。
気が休まらない。
どこで試合が動く?
小野のシュートをデービス選手がブロック。ジェッツボール。
千葉ボール。でもクロックは1秒。
ジェッツがタイムアウト。一息つく。
そして再開。
ファジーカス選手が足を吊ったようだ。ベンチに下がった。
勝負処が来た。1秒に全てが懸かる。
富樫がエンドラインから逆サイドの石井にパス。
即座に打つ石井。決めた!沸くアリーナ。1秒で決めた。
今度こそ守りたい。
川崎のオフェンス。
ディフェンス強度を上げてショットを打たせないジェッツ。
24秒バイオレーション!守り切った。
そしてライオンズが3Pを決める。試合が動いた。
富樫もこの日初得点の3P。ゲーム2は無得点だった富樫が決めた。
最高潮に沸く。
14-6で折り返した。
ファジーカス選手は足を吊ってマッサージが必要だったこの時間帯。
ゲーム2ではアマンドソン選手が足を痛め、一時ロッカールームで治療をしていた。
その間ファジーカス選手のプレータイムが増えた。その疲れがここできた。
それでも試合は終らない。川崎が再び猛追する。
2Q最初のプレー。川崎のオフェンス。
藤井選手の3Pショットトライで小野龍猛がファウル。
今度は川崎に試合が傾く。
3本のFTを藤井選手が決める。
直後のジェッツのオフェンスをすぐに藤井選手がスティールし、ファジーカス選手が決める。
14-11。
あっというまに3点差になった。
やはり川崎は強い。
残り1分39秒でついに16-15の1点差。怖さ満点の展開。
ジェッツのオフェンス。富樫がボールを持つ。
この日ゲーム2では全く精細を欠いていた富樫。
膝も痛めていた。
でもゲーム2の4Q。マイケル・パーカーが残り数分だが最後までプレーするから休んでゲーム3に備えろと言ってくれたそうだ。
パーカーが富樫とライオンズに託したゲーム3。
左サイドを突破する富樫。川崎の選手を交わしてインサイドへ。
代名詞のフローターシュートがふわりと放たれる。
たぶんデービス選手だったと思うが、ブロックに来た彼の手の大きく上を弧を描いて交わし、そしてリングの中に落ちた。
18-15。
川崎のオフェンス。藤井選手の3Pは外れた。ジェッツボールへ。
勝敗は決まった。
川崎はファウルゲームに入る。
22-15。
大激闘だった。
 
ジェッツはセミファイナルへ進出した。
相手は琉球ゴールデンキングスだ。
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川崎は試合を動かしてくれる辻選手の3Pがゲーム2から通じて11本全て外れた。
彼は自分の責任だと背負い込むようなコメントも残した。
3Pが決まらず川崎はリードを奪うのに運動量を要した。
ただでさえ見たことのない猛烈に走り回る川崎だった。
余力が残っていなかったという記事も読んだが、余力を考えてゲーム2を戦えなかったのだろう。
試合が動いたのはファジーカス選手が足を吊った時間帯だった。
やはりゲーム1をジェッツが勝ったのは大きかった。
 
それでも川崎は強かった。
あんなに気迫を剥き出しにしたディフェンスをする川崎は初めてだった。
上記の力石徹のような藤井選手の表情はゾクっとした。忘れないだろう。
勝つことへのプライドは凄かった。
まだジェッツは川崎の上にはいっていない。
でもまた少し差を詰めて互角にほぼ並べたように、やっと並べたように思う。
 
富樫勇樹はゲーム2は無得点だった。
インターバルにシャワーを浴びて切り替えた彼は、最後の最後に持っていった。
ジェッツはタフに集中力を保ち、劣勢にも気持ちを切らさなかった。
昨季のクオーターファイナル。
終盤、試合中に選手間で揉めてしまい瓦解したメンタルの弱さを晒した敗戦を乗り越えた。
ジェッツはまた一つ強くなった。
家に帰ってくるとドッと疲れがでた。
だから今日、ようやく原稿が出来上がった。
こんな調子では来週も思いやられる。
でも嬉しい疲れだ。きっと選手も同じだろう。
それも嬉しいことだ。
来週も倒れるまで応援しよう。
 

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2018年5月 8日 (火)

千葉ジェッツ、イートンとMisakiに贈る勝利。さあチャンピオンシップへ。

5月06日(日) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 85 - 75 琉球ゴールデンキングス
 
前日に東地区優勝を決めた千葉ジェッツふなばし。
翌6日は、レギュラーシーズン最終戦を迎えた。
状況的に消化試合となった最終戦だが、それでも勝たないといけない理由はあった。
イートンこと、伊藤俊亮の引退セレモニーが試合後にあるからだ。
もちろん、チャンピオンシップがあるのでまだ活躍の場はある。
だが、チャンピオンシップなので、延長戦になる可能性などスケジュールを立てにくいとかいろいろある。
やはりレギュラーシーズン最終戦にやるのが正しいと思う。
この試合は勝たないといけない試合であった。
 
しかし、それでも観ている方も選手もモチベーションはいつもと変わる。
大野HCもそう感じていたのだろう。
勝敗に拘りながら、ファンが何を喜ぶだろうかも考えたのだろう。
スタメンに伊藤俊亮を起用してきた。
船橋アリーナは大きな歓声が響いた。
本人曰く2年ぶりくらいらしい。
琉球ゴールデンキングスはヒルトン・アームストロング選手がスタメン。
ジェッツファンには溜まらないマッチアップがいきなり実現した。
普段は富樫勇樹が一番注目を集めていると思うが、この試合はビッグマン二人の対決に観衆の注目を集めた。
試合終了時には二人は感動的な抱擁を交わしていた。
昨季はチームメイトであり、同じポジションの選手であった。通じるものは特別なものがあったのだろう。
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試合内容はこの試合については書く必要はないだろう。
ファンはスコアに関係なく、バスケットボールを楽しんでいた。
 
ハーフタイム、いつものようにSTARJETSのハーフタイムパフォーマンスが披露された。
ここで今シーズンで卒業するMisakiさんに島田社長から花束が贈られる。
そのあと、フライトクルーやSTARJETSのOBOG、Misakiさんの出身大学のチアチームで指導もしているGlittersが登場。
STARJETSのOGには現在はメキシコ在住と聞いているメンバーまでいた。
ジェッツのオリジナルメンバーであるMisakiさんのキャリアはそのままジェッツの歴史でもある。
挨拶でもジェッツがまだ知名度もないときのことも語っていたが、同じ時間を過ごさせてもらっただけに、自分には人より重みがあった。
本当に本当におつかれさまでした。
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試合後、伊藤俊亮の引退セレモニーが行われた。
これからはジェッツのフロントの一員として活躍してくれるだろう。
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でもまだ一緒にやるべきことが残っている。
船橋アリーナであと4試合、そして横浜アリーナで一緒に勝利を掴むこと。
それまでは、まだ本心からのありがとうは二人には言えない。
さあ、チャンピオンシップだ。二人のためにもう一頑張りだ。
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2018年5月 6日 (日)

千葉ジェッツ、東地区優勝!身に付けた我慢力で琉球に競り勝つ。

5月05日(土) 船橋アリーナ
千葉ジェッツふなばし 80 - 76 琉球ゴールデンキングス
 
琉球ゴールデンキングスは私の大好きなチームである。
スカパー!でBリーグを観ているのだが、スカパー!では全試合は放送されない。
ジェッツの試合が放送されないこともある。
その場合、観ているのがキングスの試合である。特にキングスのホームゲームは観ていて面白い。
どちらの試合も放送されないということはめったにないので、ジェッツの試合が見られないならキングスの試合を観ている。
キングスのホームゲーム、つまり沖縄は、実際に行ってすごく刺激を受けたこともあり、観ていて楽しく感じる。
私が、スポーツがカルチャーにまで昇華していると感じたのは、サッカー、バスケ両方において沖縄の琉球ゴールデンキングスだけ。
だから、琉球ゴールデンキングスは尊敬している。
今節、ついにその琉球ゴールデンキングスを迎えて地区優勝を決める大一番を迎えることになった。
さすがに気持ちは昂った。
 
琉球ゴールデンキングスには昨季ジェッツで活躍したヒルトン・アームストロング選手がいる。
彼がアップ時にコートに姿を現すと盛大な拍手で迎えられた。
ここまで盛大に迎えられた元ジェッツの選手は記憶にない。
そういえば、今日は元ジェッツの佐々木クリスさんもいたし、解説は板倉礼奈さんだった。
 
琉球ゴールデンキングスは西地区優勝を既に決めているが、最終節をジェッツと競っているモノがある。
地区1位同士での順位である。セミファイナルでのホーム開催権が懸かっている。
もちろん、これは両方ともセミファイナルに進出した場合である。
だが、セミファイナルを沖縄でやるのは大変だ。
チケットを確保するのは至難の業だろう。
圧倒的なアウェイでセミファイナルを闘うなんてあまりにも不利だ。
それは今日の船橋アリーナでもみんな実感したと思う。”ゴーゴーキングス”のパワー凄かったでしょ。
とにかく今日勝ててよかった。
 
試合はアイラ・ブラウン選手の3Pでキングスが先制すると、その後はジェッツが迫り、キングスがまた離すを繰り返した。
要所で古川選手、石崎選手、田代選手と多彩な3Pシュートを決めてきた。
ジェッツはシュートチャンスは多く作ったがリングに嫌われ、思うように勢いが上がらなかった。
それでも最近のジェッツは我慢力を身に付けている。
自分たちにリズムがないながらも慌てることなく、我慢して、外したら次のディフェンスに切り替えられる。
2Qは琉球の3P攻勢で一時9点差まで開いたが、そこから相手のオフェンスファウルを連発させて盛り返した。
前半は1点差まで縮めて折り返す。
3QもエドワーズがFTを2本共外すシーンもあったが、決して琉球に流れを渡さず我慢した。
ジェッツが追い抜けば琉球が抜き返す。
試合はヒリヒリしていく。
ハッサン・マーティン選手のダンクで琉球が2点差リードで4Qへ。
4Qは互いのチームの知力、我慢力のぶつかり合いだったと感じた。
最初のプレー、ジェッツのオフェンスでまず大きなポイントがあった。
リバウンドの競り合いでヒルトン・アームストロング選手がエドワーズを背中から押し倒すようになった。
5ファウルでファウルアウト。
すると琉球の佐々HCが異議でテクニカルファウルを受ける。
あれは試合の流れを渡さないためのわざとと言う意見も読んだ。
確かに異議を言うには時間が少し経って、状況は流れ出していた。
それほど佐々HCは興奮している様子にも見えず、違和感は私も感じていた。
そうだとしたら1点差は残るからとはいえ、短時間に決断してできたならすごいことだ。
但し、相手がアルバルクや三河、川崎のように勝負処を知っている選手が多いチームにはリスクの高いギャンブルだと思う。
ジェッツには....結果として効かなかった。
そこからジェッツは突き放す。
西村の連続ポイントで4点差。
そして石井講祐が相手のファストブレイクになりかけたシーンでコート中央でオフェンスリバウンドに競り勝って西村に繋ぐ。
西村は冷静にライオンズにパス。ライオンズはダンクを決めた。
この日の石井講祐は攻守共に素晴らしい活躍でチームを支えた。
帰ってきて録画を観たが石井講祐が3Pを決めた時のアナウンサーの絶叫は笑うほど凄かった。
「イシィーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
何秒伸ばすんだというくらい。
その後ようやく琉球の反撃が始まるが、それも石井が決め返して琉球を乗らせない。
最大9点差に広げたジェッツ。
琉球は3P攻勢で追い上げる。2Pで逃げるジェッツ。
琉球の田代選手、岸本選手の終盤の3Pは凄かった。
それでも最後まで我慢力で対抗したジェッツが勝利を飾った。
本当に凄い試合だった。とても疲れた。
 
地区優勝は通過点と自分や人にも言ってきたが、それでもジーンとくるものはあった。
 
勝たないと明日は相当厳しくなると思っていたので勝てて正直ホッとした。
それでもまだ試合はある。
切り替えて試合に挑もうと思うが、ひとまず言わせてもらいたい。
「おめでとう。」と千葉ジェッツふなばしに、そしてこれまでジェッツを応援してきた人たち全員に同じ言葉を。
 
でもね、ここは通過点だよ。
 
最後にもう一つお礼を。
カツ、貸したDVDが君に何かしらのインスパイアを与えられたならすごくうれしく思います。
それならもう一回見たくなったね。ありがとう。
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2018年5月 3日 (木)

千葉ジェッツ、地区優勝は足踏み。川崎の試合巧者ぶりに敗戦。

5月02日(水) 千葉ポートアリーナ
千葉ジェッツふなばし 90 - 102 川崎ブレイブサンダース
 
地区優勝へM1まで迫った千葉ジェッツふなばし。
個人的にはあくまで通過点と思うようにしているが、初めての経験はやはりワクワクする。
平日のナイトゲームとはいえ6000人以上の観衆が船橋ではなく千葉市の千葉ポートアリーナに集まった。
GWではあるが、仕事や学校の人も多い。
ゲーム開始には間に合わないが、直前になって行くことにした人も多かったようだ。
立ち見席が少々カオスになったらしいが、島田社長がSNS上からも状況を把握して指示を出していた。
この試合が思っていた以上に特別だったのだろう。
 
その試合の相手は川崎ブレイブサンダース。
チャンピオンシップのクオーターファイナルで対戦する可能性が濃厚な相手だ。
互角に戦えるようになったと感じたのは今シーズンになってからで、正直まだ川崎の方が強いチームだと今でも思っている。
クオーターファイナルで負けることも正直アタマをよぎる。
それは怖い。
但し、それは今この原稿を書いているときは少し楽になっている。
昨日の試合は私がイメージしている”ザ・カワサキ”というような試合巧者な川崎の強さを見せつけられて負けたからだ。
どこかにあった、ジェッツがあっさり勝つだろうという甘い部分は吹き飛ばされた。
我々はリーグタイトルを獲ったことがない挑戦者なのだということをあらためて思い知った。
勝利は我々を成長させてくれるが、負けることもまだまだ必要なのだ。
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ジェッツの選手たちは試合前は楽しそうにアップしていてピリピリ感は感じられなかった。
但し、緩んでいるという感じもしなかった。
一方、川崎は試合前アップの時間を少々削っても余念のないミーティングをしていて緊張感が高かった。
集中力がとても高かった。
それは勝負処で選手全員から発揮されていた。
篠山選手が負傷して離脱しているが、その穴を全員が全員のベストで埋めていた。
藤井選手が決めれば、辻選手も決める。
長谷川選手も決める。
そしてファジーカス選手。
得点を獲ってくるポイントが次々変わる。
抑え処が定まらず、ジェッツのディフェンスが揺さぶられた。
それはジェッツのオフェンスでのミスも次々と誘発した。
これが今まで何度も味わってきた川崎の勝ち方だったと思う。
特に藤井選手は私の大好きな選手なので楽しかった。
是非代表に呼んでほしい。
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但し、ジェッツの選手たちも冷静さを失わなかった。
上手くいっていないことは痛感していただろうが、イライラを発露させるようなところはなかった。
こういうシチュエーションで若さを見せた部分はそれほど多くなかったと思う。
たぶん、この負けを十分に自身の糧にしてくれると思う。
 
次は負けない。
 
次は週末の琉球ゴールデンキングスとの最終節だ。
キングスもこの日大阪エヴェッサにホーム最終戦を落とした。
セミファイナルでのホーム開催権を確実にするために2つ勝ちに来る。
煽り動画ではないがどちらが強いかをこの試合では示さないといけない。
リーグ戦はこれで最後なので今度はしっかり勝ち切ろう。
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2018年4月30日 (月)

千葉ジェッツ、地区優勝へM1。最高のフィナーレの5月へ。

4月28日(土) 千葉ポートアリーナ
千葉ジェッツふなばし 89 - 86 レバンガ北海道
 
4月29日(日) 千葉ポートアリーナ
千葉ジェッツふなばし 97 - 84 レバンガ北海道 
 
シーズンも残り5試合。
各地区優勝、降格プレーオフへ向けて最終局面へと入った。
千葉ジェッツふなばしにとっては、地区優勝、チャンピオンシップのホーム開催のそれぞれの競争相手であるアルバルク東京、琉球ゴールデンキングスが対戦する今季はとても重要な節であった。
相手はレバンガ北海道。
見ていて爽快なバスケをするチームだ。
地区順位こそ下位だが、絶対に油断してはいけない相手だ。
 
今回は日曜日の試合のみ観戦したので日曜日の試合について書きます。
ゲーム1は、先行して迫られを繰り返す中で最後は逃げ切った展開だったようだ。
ギャビン・エドワーズが28PTSと大活躍だったが、小野龍猛のスコアが伸びなかった。
しかし、負傷中だった西村文男が戦列に復帰してきた。
チャンピオンシップからと思っていたのでこれは朗報だ。
レバンガ北海道はトラソリーニ選手が素晴らしい。
またファンの熱い応援も凄い。
今回も大勢のレバンガファンが来場した。
 
もう一つ、レバンガ北海道の折茂選手、というか折茂社長とジェッツ島田社長のTシャツ対決もラウンド2での決着に向けて注目を集めていた。
二人のイラストがデザインされたTシャツの販売を互いのホームでの対戦時に競う企画は、レバンガホームでのラウンド1は折茂社長が大きくリード。
これを島田社長が逆転できるか注目だった。
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ゲーム2。
試合は開始から競り合う展開になった。
ジェッツのスコアを引っ張ったのはアキ・チェンバースとマイケル・パーカー。
パーカーは私が勝手にチームのボスだと思っている選手だが、彼のプレーの好きなところはスキを見逃さないところである。
ファストブレイクで誰よりも先に相手ゴールに走っているし、オフェンスリバウンドでも突然現れてリングに押し込むプレーも好きだ。
走るし、クレバーだ。
そして熱い。
最近3Pを打たなくなったのが寂しいのだが、彼はチームにとって不可欠なボスだ。
1Qで7PTSを挙げた。
そして5分過ぎからジェッツが小野龍猛の3Pなどで一歩リードした。
だが、この日のトラソリーニ選手はそれ以上に凄かった。
試合終盤に気づいたのだが、昨日はプレーしていたトンプソン選手が負傷したのかプレーできないようだった。
それもあって自分がやるという高いモチベーションで脅威を発揮しつづけた。
互いに取り合う時間、取れない耐える時間を共有する緊張感の高い試合は後半になっても続いた。
しかし、こういう拮抗した試合を最近のジェッツは4Qでスパートして決めることができる。
ディフェンスのギアを挙げられたのが大きく、4Q序盤でトラソリーニ選手からパーカーがスティールしたプレーは流れを固めた。
レバンガ北海道にとっては追い上げたいところでトラソリーニ、ミラーの両選手が4FOULとなったのも効いただろう。
4Q中盤はレオ・ライオンズがスパート。
勝負どころをしっかり射止めた。
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前日、アルバルク東京が琉球ゴールデンキングスに敗れていたこともあり、この日の勝利で地区優勝についにM1となった。
さらにチャンピオンシップのクオーターファイナルのホーム開催が確定。
そしてこの日はアルバルク東京がキングスにやり返したことで、セミファイナルのホーム開催権確保にも前進した。
 
そして、レバンガ折茂社長とジェッツ島田社長のTシャツ対決も島田社長が売り場に張り付いて猛烈販促した結果、逆転勝利を飾った。
前日試合前時点では100枚以上負けていたが、最終結果は249-232だった。
 
次は2日(水)のナイトゲーム。川崎戦だ。
たぶんクオーターファイナルで当たる。
ニック・ファジーカス選手が帰化申請が承認されるという川崎だけでなく、日本のバスケ界にとってもビッグニュースがあった。
ジェッツの本当の力が試されることになるだろう。
相当厳しい5月になるだろう。
でも勝たないといけない。
全員で頑張ろう。
 
ジェッツでは今週、ジェッツ創設時からSTARJETSのメンバーとしてチームと共にいてくれたMisakiさんの卒業が発表された。
7シーズンに渡って全てのホームゲームでパフォーマンスしてくれたチームの華である。
正確な出場試合は数えきれないが、200試合には確実に到達するだろう。
本当にありがとうございました。
最後は横浜アリーナでみんなで笑って、泣いて、締めくくりたいです。
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そしてポートアリーナでの開催時にはいつもお世話になっているTapo's Coffeeさん。
いつもラテアートでロゴや、ジャンボくん、オッチー、選手などを描いてくださいました。
この日はどうしてもお願いしたくてイートンこと伊藤俊亮選手をリクエスト。
前日もジェッツファンにリクエストされたとのことで、ようやくTapo's Coffeeさんをジェッツファンに知ってもらえてきた気がして嬉しいニュースでした。
2日(水)は定休日なので今シーズンはこの日が最後かもしれません。
6月になってシーズンが終わったら、あらためて行こうと思います。
マスター、今シーズンも本当にありがとうございました。
 
5月はみんなで最高のフィナーレの5月にしましょう。
Go!JETS.
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