2012年6月 5日 (火)

坪井近隣公園の遊水池の住人たち(春編)

2月に一度ですが、近所の坪井近隣公園にある遊水池の野鳥を記事に書いたのですが、あれから4ヶ月。
実は野鳥観察というか撮影にかなりハマってしまっています。
週末の早朝、雨が降っていなければ必ずといっていいほどカメラを持って出かけています。
おかげでいろいろな鳥の写真が撮れて、鳥の名前や姿などにも少し詳しくなりました。
観察しているとそれほど大きくない池にもかなりの種類の鳥が訪れて生活をしているんだとわかりました。
サッカーとは対極にある趣味ですが、それはそれで楽しく興味の尽きないものです。
 
撮った写真はフェイスブックにて公開しているのですが、アカウントがないと見れない人も多いと思うので、3月以降に撮った写真を紹介してみようと思います。
Tsuboi_spring_086_2  
まずはツグミ。
秋から冬にかけて見かける鳥ですが、撮影日は4月でした。
写真のように胸を反らせた姿勢をするのが特徴です。
 
 

 
モズ。
Tsuboi_spring_224_2 これも秋から春にかけてみかける鳥です。
一般的に名前は馴染みのある鳥ですが、これがモズだよと言われて頷くほどには容姿は認識されていないと思います。
5月まで池の一角の木に巣を構えていました。
行くといつも同じ場所にいました。Tsuboi_spring_172_2_2
運良くヒナの巣立ちに立ち会うことができました。
右が巣立ちした直後のモズのヒナ。
写真が撮れたのはとても幸運でした。
この後、モズ一家は池を離れ、いずこかへ越していきました。
 
 
キジ。
Tsuboi_spring_121_2 池ではなく住宅地のど真ん中にある空き地で生活しています。
何年か前にここで生まれたキジのヒナが成鳥となったのだと思います。
キジが住処にしている空き地もどんどん家が建って少なくなってきており、そのうち別の土地に移動すると思います。
 
 

  
Tsuboi_spring_184_2 オオヨシキリ。
夏鳥として飛来する鳥で、とにかく一日中鳴いています。
日を追うに増えていて、池とその周囲に4羽はいます。
 
 
Tsuboi_spring_016_2 コゲラ。
オスは頭に赤い斑点があるので、これはメスだと思います。
この鳥は一年を通じて見られるそうです。
 
 

 

 
Tsuboi_spring_022_2 4ヶ月ぶりに昨日撮影できたカワセミ。
この鳥に魅せられて撮影を始めたようなもんです。
近所の河岸が工事されたせいで、いなくなったのではと近所の野鳥愛好家さんたちに心配されていました。
朝は見かけなかったのですが、夕方再度カメラを持って初めて出かけてみたら偶然発見できました。
何故だかわかりませんが、この鳥がいるとそれだけで池のグレードが高くなった気がします。
 
 
Tsuboi_spring_294_2 おまけはカルガモのヒナ。
先々週くらいに生まれたようです。
最近は藪に隠れて過ごしているのか、昨日は見かけませんでした。
 
と、こんなところです。
最初にも書きましたが、毎週の写真はフェイスブックで公開しています。
ここのブログより写真の掲載に向いているからです。
アカウントをお持ちの方はよろしければご覧になってください。

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2012年2月 5日 (日)

坪井近隣公園の遊水池の住人たち。

私は週末の早朝はよく散歩に行きます。
場所は近所にある船橋市管理の坪井町近隣公園の遊水池です。
池の周りには遊歩道があってジョギングコースとして利用している人も多く、私も暖かくなるとジョギングをしています。
この遊水池は数年前までは整備されて時間が経っていなかったこともあり、鯉などの放流された魚や亀などはいても鳥はあまり見かけない人口池でした。
ですが、最近は雑草や水草などが多く繁り、また遊水池として周りを柵で囲われていることもあって、放置された状態が長く続き徐々に自然化が進み、昨年あたりから野鳥が増え始めて、今では多くの鴨や、野鳥がそこを住処としてします。
 
最近、ここで野鳥を写真に撮ってみようと思いました。
今年の天皇杯でも使ったのですが、家で持っているデジタル一眼レフカメラを生かして見たいと思ったのです。
 
で、始めてみると結構いろんな鳥に会えるもんで、意外な鳥もいつのまにか住処にしていることに気づいたりして結構面白いのです。
下は撮影できた鳥の数々です。
 
Tsuboipark_001_2 最初はカルガモ。
池で一番多いのではないでしょうか。
5~7羽で一家族を構成しているらしく、秋頃は3家族くらいだったのが今では6家族くらいいそうです。
 
Tsuboipark_011_3 コガモ。
カモの中でも小さいのが特徴。
雄は頭が栗色で、目の周りから後頸にかけてが暗緑色の模様が入っています。
池では2番目に多い種類ではないでしょうか。
 

 

Tsuboipark_017_2 マガモ。
今日の散歩で見つけた種類。
冬鳥として冬季は南に渡ってくる鳥だそうです。
オスの頭部はきれいな緑色でカッコイイです。
 
バン。
Tsuboipark_010_2 あの鳥は何だと思い、調べてみて今回初めて知った鳥。
外見は黒いハトみたいで、赤い額とくちばし、白い羽のある脇と下尾筒、黄緑色の足が目立つ。
全国で広く繁殖し、関東地方以西では冬も残る個体が多いそうです。
平地の岸に草が茂った川、水田、湿地などに生息し、しばしば水面を泳ぎます。
 
Tsuboipark_028_5 これはよくわからないのですがもしかしたらツグミではないかと思います。
冬になると群れで日本全国に渡ってくる代表的な野鳥だそうです。
  
そして今日見つけた最大の発見。
カワセミです。
水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長い嘴が特徴です。
Tsuboipark_013_2 背中の鮮やかな青い色の筋が見えます。
少なくとも2羽はいるようです。Tsuboipark_016_2
 
これからも時間を見つけては撮影をして、池の生態や、その移り変わりを僅かではありますが記録していきたいと思います。

※追記(2012年6月3日)

Facebookで坪井近隣公園で撮影した野鳥の写真を公開していますのでよかったらご覧下さい。渦帝顔本のリンクはこちら。

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