2016年6月21日 (火)

渦帝の音楽ノート 第10回 Perfume

久々にこの題で記事を書こうと思います。
今回は日本では超メジャーなアーティスト、Perfumeです。そう、あのPerfume。
 
4月に書いたクレイジーケンバンドの記事の最後に書いたことがあった。
今年達成したいテーマ。
それが”Perfumeを観る”でした。
 
最初にPerfumeに興味を持ったのは2007年のブレイクのきっかけになったCMです。
その一年後だっただろうか?テレビでPerfumeのドキュメント番組を観たときにいつかライブを観てみたいと思うようになりました。
ただ、それが強い思いに変わっていくのはかなり後でした。
いつだかは忘れてしまったがアルバム「GAME」「⊿」を買った時には凄い人気になっていてライブのチケットは手に入らないだろうと思っていました。
そんなこと思っていたときに思わぬところでチャンスが来たのは2カ月くらい前のことでした。
職場から歩いてすぐの幕張メッセでライブがあるという記事を見つけました。
もしかしたらチケットが取れるかもしれないと思いました。
ところが、チケットの発売日を間違えていて気が付いたら発売済。
6月18日(土)、19日(日)の両日は既にSOLDOUTでした。
が、6月16日(木)のスタンディングのチケットのみ残っていました。
平日で開始時間が早かったことが影響しているかもしれないが、これは幸運だったと購入しました。
かくして初のPerfume体験が決まりました。
 
ただ、今回の記事はその6月16日の公演のライブレビューではありません。
彼らはまだツアー中であり、セットリストや演出を書いてしまうとネタバレになってしまいます。
公式サイトでも、ライブのMCであ~ちゃんが言っていたように、ライブのことを書くのはルール違反です。
だから、ライブのことには触れずにPerfumeを観る前と観た後でどう感じたことが変わったかなどを書こうと思います。
 
Perfumeってよく知らない人(自分もそんなに知っているわけではない)にはテクノポップという認識が最初にくるんだと思います。
そしてそもそもは広島のローカルアイドルからスタートしているとか。
ただ、私の中では上記に書いたドキュメント番組を観たときの印象が一番強い。
ライブのリハ中に体調を崩して倒れたりしながらライブを成功させるPerfumeの姿だった。
ライブ直前にストレスから追い詰められる姿はAKB48のドキュメントでも観たことがある。
が、Perfumeを先に見ていたことで女の子のポップグループのプロ根性というものを強く感じたのはPerfumeの方が強かったです。
 
そして実際にライブを観るまではウワサでしか知らなかったファンに対する真摯な姿勢です。
もちろん、他のアーティストでもファンに対しては真摯ではあるだろうが、Perfumeの場合、あまりアンチを感じたことがない。
そこは彼女たちの持っている真摯さがより広く理解されているからなのではないか?と。
ライブで興味を持っていたのは、パフォーマンス、演出の他にファンに対してどう交流するのかというところ。
そして、実際ライブではとても強くファンに感謝を伝えていました。
 
そして今回のライブのMCでも印象に残っているシーンがあります。
今回の幕張でのライブはスタンディングでのライブ(スタンド席も後方にありましたが、あくまでスタンディングメイン)でした。
会場となったホールに入ってまず気付いたのが元からある屋根を支える大きな柱2本でした。
ステージと観客席の間に立つ形になった柱は明らかに鑑賞の妨げになっていました。
観客席の一部からは完全にステージを隠してしまっていたかもしれません。
つまりこのホールは今回のライブを行うにはベストの場所ではありませんでした。
MCでメンバーが今回のツアーでスタンディングライブがやりたかった。スタンディングライブをやるのが夢だったということを言っていた記憶があります。
ただ、上記のようにスタンディングライブの形式のために会場を幕張メッセに、そしてこのホールにしなきゃいけなかったという面があったのかもしれません。
この条件に付き合ってもらうことになったファンに対し、少し申し訳なさもあったのかもしれません。
かしゆかが、スタンディングライブのことをMCをしゃべっているときの表情にそんな感じが少ししたのは初心者の勘違いでしょうか。
でもね、そうだったんじゃないかと信じたい気持ちにもなるんですよね。
 
そしてパフォーマンス。
ダンスが素晴らしい、ライティングやセットが想像を超えているとか、観る前はそういうイメージが紋切型にあって、どこまで凄いんだろうという刷り込みとの比較になってしまいがちでした。
確かに、ダンスは素晴らしいし、レーザーライトや映像、セットも想像を超えてるんですけど、それらも含めて会場のファンが楽しそうだということ。
というか、楽しいという空気が溢れていて、それでいて楽しい上に優しい匂いもする。
ビートが跳ねるんですけど、Perfumeのビートが生み出す空気はとても柔らかく会場に溢れている。
そんな、柔らかくて、楽しくて、熱くて、優しい熱狂がファンとPerfumeを一体にしていると感じました。
Perfumeが柔らかくて、楽しくて、熱くて、優しい熱狂でファンを包む力を持っているのだと思います。
Perfume初体験の私もとても楽しかったです。
手を上げたり、上げたり、下げたり...イカン、イカン、イカン。
 
最新アルバムの「Cosmic Explorer」はとても素晴らしいアルバムで、HR/HM畑の私がここ2カ月くらいで50回近く聴いている作品です。
ポップな上にヘヴィーでドラマチックなエッセンスも持ち、それでいて各曲とも個性がしっかりしています。
すべての曲がライブで映えるイメージが湧くクオリティを持っているように思います。
そして、Perfumeらしいライブを意識したライブ映えのするアレンジがこれまでのアルバム以上に意識されている気がします。
このように幅広い音楽ジャンルの聴き手の層にアピールできるクオリティを持っていると思います。
自信を持って「最高のアルバムだよ」と人に言えるアルバムです。
しかし、このアルバムは雑誌のインタビューで読んだのですが、Perfumeにとって新しい挑戦でもあるようです。
もしかすると今回のライブと以前のライブでは何か違う空気の匂いがあるのかもしれませんが、だとしても今回のライブはずっとファンである人たちにも進化を感じさせるものなのではないでしょうか。
 
彼女たちは夢を託されています。彼女たちも夢を背負う決意を持っています。
目指す場所へ。
そこまで行っても幕張で感じた会場の匂いが変わらないんじゃないかな。
そのとき、どこまで彼女たちは大きくなっているだろうか?
そしてこの柔らかくて、楽しくて、熱くて、優しい熱狂は世界中に拡がっていると信じたいです。
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2016年4月30日 (土)

永遠の鋼鉄王、8年ぶりの日本。アイアンメイデン@両国国技館

ここ最近は私のような40代以上のロックファンにとっては悲しいニュースが多い。
昨年末はモーターヘッドのフィルシー・テイラーが亡くなり、翌月にはレミー・キルミスターが急死した。
キース・エマーソンは自ら人生に終止符を打ってしまった。
デヴィッド・ボウイはハードロックではないが、間違いなくハードロックに影響を与えた偉人だった。
少しジャンルが違うがイーグルスのグレン・フライ、ナタリー・コール、モーリス・ホワイト。
ミュージシャンではないがビートルズのプロデューサーであったジョージ・マーティンは私にロックへの扉を開いてくれたチープ・トリックのプロデューサーでもあった。
そして、プリンスまでもいなくなってしまった。
最近ではないが、私の中での3大パワーメタルバンドのライオットのマーク・リアリももういない。
そういえば、レインボーやワイルドホーシズ、そしてディオのベーシストだったジミー・ベインも去った。
私自身も来年で50なのだから年上であるロックスターたちは年齢から言っても、身体に何もないはずはないのだ。
人によっては尋常じゃないワイルドな人生を送ってきたわけで、特にレミーなんかはそうだ。
こういっては何だが、もっと早く死んでもおかしくなかったレミーはうらやましい終わり方だったと思う。
同じモーターヘッドにいたフィルシー・テイラーは体調が優れないまま、晩年はミュージシャンとして活動できなかったわけだから、死ぬ一カ月前までフルセットのライブを演っていたレミーは幸せだった。

 
アイアンメイデンも1979年にデビュー以来、ヘヴィメタルという音楽をずっとトップに立って牽引してきた。
気がつけば37年も経った。
リーダーであり、アイアンメイデンの楽曲の作詞、作曲を担当し、メタルの世界を引っ張ってきたスティーブ・ハリスも60歳となった。
バンドの躍進の支えたヴォーカルであり、2008年以降はバンドのワールドツアー用にチャーターしたボーイング機(今はジャンボジェットの747型)のエドフォーズワンの操縦士まで務めているブルース・ディッキンソンは昨年は悪性腫瘍が見つかり治療(今は完治)した。
それでも、アイアンメイデンを追い抜いていきそうな他のバンドは見当たらない。
それを期待させる後輩バンドは過去いくつもあったが、結局アイアンメイデンの域に到達する前に消えていった。
それは情けないことでもあるが、それ以上に、勢いを止める気配を見せないアイアンメイデンの凄さは音楽のジャンルを超えているレベルだ。
自国内ならまだしも、ワールドレベルでこれほどのキャリアを達成し、継続しているアーティストはほとんどいないだろう。
 
 
今、昨年リリースされた16枚目のアルバム『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~ - The Book of Souls - 』を掲げてのワールドツアーの真っ最中である。
そして先日4月20、21日に両国国技館で日本公演が8年ぶりに行われた。
実は2011年3月にも日本公演が予定されていたのだが、直前の東日本大震災で中止になっている。
エドフォースワンが成田国際空港に着陸する直前に地震が発生し、機体は確か急遽大阪に行ったのだ。
エドフォースワンも3月にチリの空港で機体牽引中に事故で損傷するという災難も経ている。
いろんなことを乗り越えて8年ぶりの日本公演は行われた。

 
両国国技館は言うまでもないが相撲の殿堂だ。
チケットは升席が当選した。両国国技館も初めて、升席も初めてなのでワクワクした。
この日のために年休も入れた。
ウオークマンにセットのプレイリストを作って曲をアタマに叩き込んだ。
成田にエドフォースワンを見に行こうか(実際は羽田に着いたのだが)とか考えてた。
グッズも買いたい、だから早く行かなきゃ。だから休まなきゃ、とかね。
かくしてワクワク感を抱えながら4月21日はやってきた。

 
時代はグローバルだが、今回のアイアンメイデンの日本公演にはいろんな国から大勢来日して観に来たようだ。
かなりの外国人率で、アメリカ、イギリスだけでなく南米、欧州などいろんな国の人がいた。
両国国技館というのも彼らには日本に行きたいと思わせた理由なのかもしれない。
蔵前国技館はプロレスで行ったことがあるが、両国国技館は初めてでとても魅力的に感じたくらいだからだ。

 
17時、スティーブ・ハリスの息子ジョージがギターを弾いているザ・レイブン・エイジがオープニングアクトを務めた。
19時、ほぼ予定通りにUFOの”Doctor Doctor”がオープニングSEが流れる。
スクリーンにジャングルから力強く、エドフォースワンが飛翔する映像が流れ、続いて”If Eternity Should Fail ”でライブが始まった。
序盤はニューアルバムを中心にセットが進む。
2月から始まったツアーからセットリストは全く変わることなく続けられているようで、この日もそれに倣った構成だった。
彼らのようなキャリアの長いバンドになるとツアーのセットリストへのファンの思い入れは強くなる。
どうしても初期の曲を求められることが多くなる。
定番曲というやつで、実は結構やっかいな存在だったりする。
ニューアルバムから一曲、二曲くらいしかやらないバンドもいる。
初期のアルバムが偉大だとその傾向も強くなる。
ガンズ・アンド・ローゼズなどはその典型だろう。
アイアンメイデンにもそういう曲は多い。
だが、このツアーのセットリストではニューアルバムの曲は比較的多い。
この点にアイアンメイデンが今でも守りに入っていない姿勢が感じられる。
バンドが攻める姿勢を示しても、これまで支えてきたファンも同じように歳を重ねる。
歳を重ねると人はどうしても保守的になっていく。
過去の名曲がどうしても新曲の重しになってしまう。
それに対抗していくためにはバンドの強い意志が必要になる。
アイアンメイデンはそれを持ち続けている。
アイアンメイデンらしさを守りながら、先へ先へ進むことを続けている。
ファンの人気が高い曲を外し、新曲を前に出して今のアイアンメイデンで勝負している。
変わってしまったと言われることを恐れない姿勢を前面に出している。
なかなかパワーのいることだ。
歳を重ねるとなおさらだ。
すごいことだ。
彼らは永遠の鋼鉄王なのだ。

 
中盤からは”The Trooper”、”Powerslave”と過去の曲、そしてニューアルバムの曲を交えていく。
以前はロボットみたいなエディを見たが、今回のエディはスマートで足が長くてステップが軽い。
ちょっと体格が小さくなって顔も小さくなっていたが。

 
終盤は彼らにとって重要な名曲を続けていく。
”Hellowed Be Thy Name”はリフの展開がとても印象的で好きだ。
”Fear of the Dark”は観客の大きなコールの波を呼ぶ。
そして彼らのフラッグソング”Iron Maiden”
この曲がなかったらもしかしたらヘヴィメタルは全く違う音楽になっていたかもしれない。
1980年代初期にニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタルのムーブメントの中で、ニール・ケイに押されて世界に出ていったバンドたち。
多くのバンドが躓き、世を去る者も増えている。
それでも頑張っているバンド、ミュージシャンも多い。
これは時代の流れの常なので仕方ないが、それならば王を脅かす存在もそろそろ出て来てほしい。

 
ライブの翌日の22日エドフォーズワンは羽田を旅立ち、次の街へ飛んでいった。
彼らの旅は終わらない。
それは彼らが自分たちがやりたいこと、やらなくてはいけないことがあるからで、今のところ彼らにしかできないのだ。

Doctor Doctor (UFO)
1 If Eternity Should Fail ※
2 Speed of Light ※
3 Children of the Damned
4 Tears of a Clown ※
5 The Red and the Black ※
6 The Trooper
7 Powerslave
8 Death or Glory ※
9 The Book of Souls ※
10 Hellowed Be Thy Name
11 Fear of the Dark
12 Iron Maiden

アンコール
13 The Number of the Beast
14 Blood Brothers
15 Wasted Years
Always Look On the Bright Side of Life (Monty Python)
※最新作BOOK OF SOULS収録曲

※意外なことに会場からアナウンスも注意も無い中、大勢の方が撮影しまくりだったので演奏中に撮影した画像を使用しています。関係者より指摘があれば削除するつもりです。

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2016年4月 9日 (土)

世界を拡げてくれる音楽。~クレイジーケンバンド@葛飾シンフォニーヒルズ~

ひさびさに音楽の記事を書きます。
私は若い時はHR/HMしか聴いていませんでした。
ちょうどバブルが来ていた90年代初頭はたくさんのアーティストが来たのでたくさんライブに行きました。
就職して金も手に入ると、夢だったイギリスのドニントンパークへも行きました。
そんな私ですが、今はいろんなタイプの音楽を好んで聴いています。
クレイジーケンバンドは私の変化を象徴するバンドかもしれません。
3年前に初めてライブを観に行ったことでハマったのだと思います。
このバンドのおかげで音楽というものをもっと柔らかく感じられるようになったと思います。

 
この日は昨年からの『CRAZY KEN BAND TOUR "もうすっかりあれなんだよね2016"』の追加ツアーも含めたうえでのツアーファイナルでした。
場所は葛飾シンフォニーヒルズ。京成線の青砥駅から5分ほどのホールです。
クレイジーケンバンドのライブは、昨年の大みそかの赤坂BLITZでのカウントダウンに行こうかとか思っていました。
ですが、BLITZが3度目であること、ライブハウスよりホールが良かったのでこちらに切り替えました。
それからはこの日のライブに向けて、セットリストの情報を集め、それをベースにプレイリストを作ってウオークマンで聴いていました。
プレイリストを作ってライブに備えるのは、若い時によくやっていたことでした。
久々にこんなことをやっている自分を見て、ライブを本当に楽しみにしてるんだなと自分で感じていました。
クレイジーケンバンドはレパートリーも多いので、中古レコード店で旧譜を買い揃えたりしました。
おかげで3回目に行ったライブの時より格段に曲を覚えました。

 
昨年8月にリリースされ、ニューアルバムというにはかなり時間が経っていますが、最新アルバム『もうすっかりあれなんだよね』は私が今まで買ったクレイジーケンバンドの中で一番気にいっている一枚です。
ファンキーで、渋くて、グルーブがあって、楽しいアルバムです。
耳にしっかりと入ってくる曲が揃っていると思っています。
一番好きな曲はこの日のライブでも最後に演奏された”パパの子守唄”ですね。やっぱり。

 
ライブは7時にスタート。
プレイリストと同じく『もうすっかり...』の「開拓者」で始まった。
クレイジーケンバンドは私の音楽の志向を拡げてくれたみたいなものなので印象的な楽曲だ。
2曲目は「Barrio Chino」
前回行ったBLITZでのオープニングで演奏され、当時まだ覚えていなかったクラシックスで面喰らった曲だった。
もっとこのバンドの楽曲について知らないといけないと思わされた曲である。
昨年の夏にバンドの中古盤を探し回り、買い回り、そのうちの一枚『Brown Metallic』に収録されていた。
「円盤-Flying Saucer-」を経て、曲のラストの新宮虎児が韓国語アナウンスがお馴染みの「ウォーカーヒルズ・ブーガルー」へ。
この曲もカッコいい。
次はプレイリストでは「タオル」だったが、この日は「BRAND NEW HONDA」だった。

 
あらかじめプレイリストに沿ってがっつり予習していても十分過ぎるくらい新鮮で楽しめていました。
完璧ではないにしろ、殆ど歌詞がアタマにインプットされていて、一曲目からずっと歌えている。
こんなことは若い時以来でした。
これは本当に楽しめている証拠で、またホールの音響も素晴らしく、それぞれの楽器、歌声がハッキリと聴こえてくることも楽しさを膨らませてくれていた。
クレイジーケンバンドは、生の音で勝負できるバンドだから、音響のいいホールでは魅力が最大限に観衆に伝わってくる。
いい会場で観ている、ここでのライブにしてよかったと早々と感じた。

 
先程の「BRAND NEW HONDA」もそうだが、リクエストタイムはおもちゃ箱をひっくり返すような意外性もあって楽しい。
聴けるとは思っていなかった「流星ドライブ」が聴けたのは嬉しかった。
初めて観にいったBLITZでセットの最後に演奏された記憶がある。
このバンドはライブの〆に似合う曲が多く、私の好きな曲もそのタイプの曲に多いので必然的に聴ける機会は限られてくるので「流星ドライブ」はよかった。

 
セットは「もうすっかり...」アルバムからの楽曲を中心に進む。
プレイリストに加えていなかった「ENGINE」も聴けた。
本当は「SOUL PAINT」も聴きたかったが、セットからは外れていたはわかっていたし、他の曲が聴けたので気にしていない。

 
ショーはその後ツアーのリストに沿いながら進み、GTで一度〆、アンコールを何度か経て、フィナーレへと向かっていった。
気が付くと9時45分くらいになっていた。
周囲の観客の中には終わる前に帰路に付く人もいた。
青砥は私の家からは近いが、都心ではなく下町なので神奈川方面からいらした方には仕方ないかもしれない。
3時間に及んだショーは、そしてツアーは、「パパの子守唄」で終わった。

 
ショーを終え、灯りが付いた中で他のアーティストに比べ年齢層の高いお客さんは皆満足していたように思う。
私は100点満点だった。ライブ後に喉が枯れていたのも久しぶりだった。
家が近いのだろうか自転車で帰っていく人たちの姿はこのバンドらしかったし、青砥駅で10時過ぎに人が増えているのを若い女性が「何で人が多いの?」と言っているのさえ、ちょっとした優越感を感じるほどだった。


自分も歳を重ね、若いころから好きだった音楽のアーティストたちも次第にこの世からも姿を消しつつあります。
最近は特にその傾向が強いですね。
レミー、ボウイ、キース。
それでも最前線に戻ってくる人もいる。
メタルチャーチのマイク・ハウが20年ぶりにシーンに戻ってきた。
自分の考えや志向の門戸を狭くするつもりはないけど、本当に聴きたいと思えるものも少ないんだ。
だけど、聴きたいと思えるものはただ志向を拡げてくれるだけじゃなく、自分の世界も拡げてくれる。
クレイジーケンバンドは今の自分にとってその筆頭のバンド。
メタルチャーチや、今月10年ぶり以上に観に行くことになっているアイアンメイデンはベースにしっかりと残ってくれてるバンド。
余分なものはもう聴いていない。
でも、世界が狭まってるとは思ってない。
だってね、ここ数年、絶対に達成したいと思ってる音楽面でのテーマがあるんだ。
今年はそれをぜひ達成したいんだ。
世界が広がると確信してるんだ。
何だと思います。

 
Perfumeを観たいんだ。

 

セットリスト(多分細部で欠けているものがあるのであくまで参考)
01. SUKKARI
02. 開拓者
03. Barrio Chino
04. 円盤-Flying Saucer-
05. ウォーカーヒルズ・ブーガルー
06. BRAND NEW HONDA
07. 路面電車
08. シンガポール・スリング
09. もうすっかりあれなんだよね
10. 指輪
11. La Americana
12. Eye Catch/すっかり八兵衛
13. 6789
14. ENGINE
15. カフェレーサー
16. ニンゲンモドキ
17. 横顔(リクエスト)
18. SEX MACHINE(リクエスト)
19. 流星ドライブ(リクエスト)
20. GTR -> イカ釣り船
21. 仮病
22. Loco Loco Sunset Cruise
23. Let’s Go CKB -> タイガー&ドラゴン
24. ウイスキーコーク
25. タツノオトシゴ
26. ベレット1600GT
27. スポルトマティック
28. GT
~アンコール~
29. ブス
30. 愛人募集中
31. 男の尻尾
~アンコール~
〔MC〕チャイナタウン
32. デトロイト音頭
33. 金龍酒家
34. 香港グランプリ
~アンコール~
35. 太陽のモンテカルロ
36. プレイボーイ・ツイスト
37. パパの子守唄

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2015年12月27日 (日)

舞われ歌よ!時代の唄女が彩る聖夜。刀根麻理子inクリスマスイヴ

ここ数年で音楽に対する感じ方がだいぶ変わったように思う。
もちろん研がれていると感じるし、成熟してきているように思う。
それでもいいものは変わらずいい。
今のものがダメなわけではなく、最高のモノだけが自分の中に残っているからだと思う。
いつも使っているウォークマンでよく聴いているものは限られていて、それらには新しいものも古いものもある。
メジャーなものばかりではないが、どれも大好きだ。
刀根麻理子さんのアルバム「TRUELOVE」もその一つで、ライブ当日の朝、聞きながら仕事に行った。
新しい発見はあるもので、ラストを飾る「生まれ変わる時機」っていい曲だなぁと思った。

 
クリスマスイヴに刀根麻理子さんのライブに行くことが決まったとき、心躍る気分になった。
12月17日には名古屋でも久しぶりにライブがあり、西地方の刀根さんのファンにとっては最高の夜になっただろう。
私にとっては11回目(たぶん)の刀根さんのライブだ。
そして観るたびに刀根さんの歌がオーラを増していくのを感じている。
それは有楽町会館でのファーストライブからもずっとだ。

 
少し話が変わるが、私がずっと大好きで最高のバンドだと思っているメタルチャーチに20年ぶりに最強のヴォーカル、マイク・ハウが復帰した。
2月には彼をフューチャーしたニューアルバムが発売される予定だが、既に彼を擁していた黄金時代の代表曲をセルフカバーしてリリースしているのだが、時を経て、実は音楽を辞めていた時もあったにもかかわらず変わらぬ強烈な声を放ち、今に降臨したのを聴い感動に震えた。
本当にいいものは時間を超えて成長し続け、そして時間に負けない。それを実感した。

 
刀根さんも勿論その一人であり、判っているように思っていて実は奥を見極め切れていないことを自分に判らせてくれる歌手だ。

 
ライブ会場のBLUES ALLEY JAPANはいわゆるライブバーで、私の好きなミュージカル女優の木村花代さんもライブをやっている。
地下にあるが、天井が少し高めでスペースに余裕があって居心地はとてもよかった。
5人の腕の立つメンバーの中には、昔、刀根さんのライブに加わっていた鎌田さん<Sax>が今回加わっている。
ナット・キングコールも歌った名曲「Smile」でライブはスタートした。
ナット・キングコールはナタリー・コールの父親だが、刀根さんもお父様はウッドベースプレイヤーだった。
特別な意識があってかはわからないが、Smileではないだろうが、バンドにはウッドベースが配されている。
その辺りも知っている側からすると曲を少しばかり特別にしてくれる。
続けて刀根さんがデビューするきっかけになったデモテープでも歌っている「都会のゆううつ」そして「マリオネットの夜」と続く。
中島みゆきの「糸」も素晴らしかった。
刀根さんは時代を超えた愛すべき曲たちをセットリストに加えて観客に聴いてほしくて歌う。
そんな曲たちにも愛されている歌手でないと素晴らしい歌には聞こえない。
スターダストレビューの「木蓮の涙」は観客を皆ジーンとさせていた。

 
この夜の刀根さんを見ていて、セットが進むに連れて躍動するように、翔けるように歌っているように感じていった。
歌が舞っている。
唄女の力がそうさせている。
ちょっと表現がクサイかな。
それは、れまでのライブでここまで感じたことのない感覚で、刀根さんが大きく見えた。
歌いたいという思いはどんどん強くなっているようだし、それが観客に伝わっているのだろう。
来年の刀根さんのライブはとても楽しみだ。

 
刀根さんのライブレビューは玄人さんが多いのでなかなか難しい。
でも刀根さんの素晴らしさを伝えることを続けるためにもっと自分も磨きたい。
でないと名付けた「時代の唄女」に置いていかれてしまう。

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2015年6月13日 (土)

昭和の匂い。その向こうに父親が見えた夜。~クレイジーケンバンド@赤坂BLITZ

私は昭和世代だ。といっても昭和42年の生まれなので、昭和も中後半のころだ。
この日、赤坂BLITZに来ていたお客さんには私と同年代か、少し下の人たちが殆どを占めていたと思う。
10台の頃に昭和から平成に変わったかどうかの世代だ。
つまり子供だった。
本当の意味での昭和世代とは私の両親の世代のことを指すのだろう。
母親はまだ生きているが、父親は私が20歳のとき他界した。
だから父親は平成を知らないのだ。
昭和に生まれ、昭和の内に死んだ人だった。

 
この日、ライブの序盤で映画「天才バカヴォン」でクレイジーケンバンドが担当した主題歌「パパの子守歌」が演奏された。
「天才バカボン」というTV番組はもちろん子供のころよく見ていた。
バカボンのパパは昭和の代表的なマンガのキャラクターだ。
少し哀愁も帯びたその曲が流れているとき、ふと父親のことを思いだした。
バンドが持つ昭和歌謡の香りのせいだろうか?急にいろいろな思い出が蘇ってきたのだ。
それは今日このライブに期待していたものでは全然無かっただけに驚きでもあった。

 
このバンドの魅力であり、ケンさんこと、横山剣の魅力の源泉は、ファンがかつて生活の中で毎日見ていた風景や、何気なく聞いていた音楽、刺激を受けたものと同じものを知っているからかもしれない。
前回観たちょうど2年前のBLITZでの公演では初めてみたバンドのライブだったこともあって新鮮さが上回って気付けなかったことが少し見えた気がした。
そのときはもっと若いファンが占めていたように思えた中で、自分と同世代が思っている以上に大勢スタンディングにいたこともそうだ。
”昔住んでいた家””昔住んでいた街”
クレイジーケンバンドとはそれと同じ匂いを持っていて、それがファンを魅了しているのかもしれない。
だったら、それは言うまでもなく”昔”、つまり昭和の匂いだ。

 
それでもバンドは今をしっかり生きている。
結成18年を迎え、ケンさんはライブの最後にあと2年で20周年を迎えることを告げた。
あと2年後には盛大にそのときの今を祝うだろう。
新しいシングルが7月に出て、新しいアルバムが8月に出て、ツアーは年末まで続く。
今を力強く生きていること。
それがあるからファンがずっとついてくる。
今日はニューシングルの「指輪」も披露された。
二つ前のアルバムの代表曲「円盤 - Flying Saucer -」でもとても盛り上がった。
定番曲もパワーを失っていない。「GT」や「タイガー&ドラゴン」もそう。
1stアルバムからの「踊り子」もそう。
バンドは意欲という”飢え”を持ち続けているから、18年を経ても力強いのだ。
それはそんじょそこらのバンドにはできないことだ。
若い時に強大な支持を集めても、燃え尽きるように終わるバンドも多い。
燃え尽きることに美学を感じる趣きもあるが、自分の今の年齢になってみるとわかる。それは間違いだ。
”飢え”続けないと人はダメになる。年齢に関係なくだ。
”飢え”を捨てて、楽に走ったり、評価することばかりするようになると人に一気に老ける。どの年齢でもだ。
まず自分が”飢え”ることだ。
それが生きる力になる。
クレイジーケンバンドにはそれがあると思う。

 
11人もいて「人手不足。」と、スモーキーテツニがドラを叩くタイミングを間違えた後に、ケンさんがフットペダルでカウベルを叩くキット(テツニ担当)を紹介したりして”効率化”に苦心していることを白状していた。
そういう意味でも”飢え”ている事情(笑)も少しありそうだけど。

 
父親の話に戻ってしまうが、父親は音楽の才能があった。
誰から習ったのか聞いたことはなかったが、ピアノがめちゃくちゃうまかった。
現役音楽教師のウチの奥さんより上手いと思う。
音色に抑揚をつけて弾くのが誰よりもダントツでうまかった。そういときは大概酔っぱらっていたが。
が、父の弾くピアノが奏でる曲はいつも演歌で”田端義夫ワールド”全開だった。
ホント、誰に習ったんだろう。祖父ではないことは確かだ。 
弾くだけでなく歌も唄った。十八番は「帰り船」だった。
歌も上手かったが、聞かされるこっちはポカンとするしかなかった。昭和過ぎたのだ。
父親は洋酒とジャズが好きで集めまくっていた。4chのオーディオも組み上げて書斎でいつも楽しんでいた。ヘビースモーカーでもあった。
おしゃれで大人だった。父親らしい振る舞いができる人だった。
多分今の自分でも足りてない。
浮気相手が病気になって困っていた親類に黙って金を貸してしまうような人でもあった。
輸入(外国人)系のエロ雑誌なんか持っていて(隠れて)勉強させてもらった。そこだけは昭和っぽくなかった。
そんな父親が自分が高2のとき脳梗塞で倒れた。
瀕死の淵に落ちたが、2年して退院してきた。
戻ってきた父親は後遺症で身体の自由が半分効かなくなっていて、酒もタバコも、そしてピアノも出来なくなっていた。
排泄なども介護が必要で、一番ストレスがあったのは母だったろうが、自分も父の落差の大きい変わり果てた姿にキレてしまうこともあった。
私の昭和は父が倒れたときに終わったのだろう。

 
そんな忘れていた昭和の匂いがふと思いだされたこの日のライブ。
まだファンになって数年の浅いファンではあり、クレイジーケンバンドというバンドの魅力をまた勉強させてもらったライブになった。
もっと教えてもらおう。また行こう。

 
そうそう、のっさんのギターピックを拾っちゃった。
チケットの整理番号が最後の方だったから得しちゃったな。

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2015年3月25日 (水)

THRASH DOMINATION 2015最強決定戦@CLUB CITTA

先日22日は久々にヘヴィメタルのライブに行ってきました。
『THRASH DOMINATION 2015最強決定戦』というヘヴィメタルバンドのイベントで川崎のクラブチッタで今回で10回目になるイベントです。
第1回は2004年ですから歴史もあります。
このイベントはヘヴィメタルの中でもスラッシュメタルのスタイルのバンドの、さらにベテランのバンドを集めます。
実は参加したのは今回が初めてでした。
行く気になったのは一週間くらい前に、ドイツのソドムが出演することを知ったからで、半分衝動的に行きたくなったのでした。

 
20代のころ、1980年代末から1990年代の私は、ヘヴィメタルやハードロックが燃料みたいな若者でした。
就職してお金を貯めたら何をするか?の目標は、イギリスのドニントンパークというところで開催される『モンスターズ・オブ・ロック』というヘヴィメタルの夏フェスを観に行くことでした。
年に10本以上はライブを観に行っていましたし、アナログ盤やCDは毎月10枚近く買っていました。
輸入盤、中古盤なども買いまくっていました。
今でも実家と自宅で合わせて700枚以上あるんじゃないかな。
本物のマニアさんはこの倍くらいは余裕で持ってると思うから、そう大量でもない(?)かもしれませんが。
特に1990年ごろはバブル期で、日本に来日するバンドが急激に増えた時期でした。
クラブチッタでのヘヴィメタルバンドのライブも数多く開催され、それこそそれまでは来日なんて想像できないバンドの初来日が数多くありました。
ソドムもそういうバンドの一つでした。

 
ソドムは1982年にドイツで結成された3人編成のバンドです。
強烈にスピーディでぶ厚いヘヴィメタルをスタイルとするバンドです。
初期はアルバムが発禁になることもあり、またアンダーグラウンドの帝王的なバンドであったため、日本で国内盤がリリースされてもいなかったので、有名ではありましたが来日が想像できるバンドではありませんでした。
1991年、新聞にソドム来日のアナウンスが出たときの驚きは強烈でした。今から24年も昔のことです。
『モンスターズ・オブ・ロック』を観にイギリスへ行ったのも1991年で、そのツアーに参加した仲間の間でソドムで再会しようが合言葉になったりもしました。
当時のクラブチッタは今の場所と違い、今はLA CITTADELLA MAGGIOREの建っている場所、チッタ通り沿いにありました。
帝王の初来日とあってか、ハードコアなメタルが好きなファンが大勢来ていました。
その期待感はチッタのフロアで蒸しあがるように膨れ上がって、フロアに入るドアの向こうに異様な空気が出来上がっていたのをよく記憶しています。
それこそ、そのときのチッタのフロアはパンドラの箱の中身そのものでした。
観客はバンド名の他、代表的な曲「Agent Orange(エージェント・オレンジ) 」をコールし続けていました。
バンドがセットの終盤、ヴォーカル/ベースのトム・エンジェルリパーが「お前たち、聴きたいのか?OK、Agent Orange~~~!! 」と叫び、イントロが掛かったときは本当にすごかったです。
アンコールで最後の曲が終わったとき、トムがのどを抑え、もう歌えないよとアピールしながら満面の笑顔だったことをよく覚えています。
自分が30年以上で観てきたライブの中で今でもベスト3に入るライブです。

 
この日のソドムもあの時と変わらない音楽スタイル、パワー、スピードで強烈なインパクトでした。
「Agent Orange(エージェント・オレンジ) 」は感動しました。
嬉しかった。

 
ソドム/エージェント・オレンジ - Agent Orange

 
一緒に出演したエクソダスも1993年に観た以来のバンドでした。
22年前です。やれやれ。
サンフランシスコ出身のスラッシュメタルのバンドで、ベイエリア・クランチという独特のスタイルがありスラッシュメタルのスタイルに大きく影響を与えたバンドです。
アグレッシブですが、ダークではなくパワフルでオープンな感じのエクソダスの音楽は聴いていて力が湧いてくるので昔から好きでした。
1993年に初めて観にいったときは実はバンドが一回目の解散をするときのライブで、ライブの時は実質解散済の状態だったそうです。
でも、バンドはエクソダスらしさ全開でパワフルでアグレッシブなライブをやってくれて、プロだなあと感動すら覚えたほどでした。
その時のヴォーカルとギターの一人は今回もメンバーにいます。スティーブ・”ゼトロ”・サウザ(Vo)とゲイリー・ホルト(G)です。
93年のときは実はゲイリーも脱退してしまっていたのに参加したらしく、その時のゲイリーはメタルではない音楽を始めようとしていたそうで、そのためか?短髪でピンクに染めた髪型でした。
今回はさすがにそんなんではなかったですが。
思いだせば、そのときゲイリーは同じ場所にずっと立ってギターを弾いているだけで、MCもやらなかった気もします。
もう一人のギター、リック・ヒューノルトがすごく熱が入っていたのも覚えています。
あのときもエクソダスって周囲でもすごい人気が高かったんだけど、今回もすごく熱狂的にファンに迎えられていました。
"Bonded by Blood" とか、"The Toxic Waltz" とかすごい好きな曲も多いんだけど聴けてうれしかった。
時間の関係でアンコールまで聴けなかったんだけど、"Brain Dead"とかやったとしたら後悔しちゃうな。

 
エクソダス/"Bonded by Blood"

 
もう一つ、オーヴァーキルも1982年に結成されて今もコンスタントにアルバムを出し続けているバンドです。
ごめんなさいなんですが、私はオーヴァーキルは詳しくないのです。
当然、初めてライブを見ましたが、すごくかっこよかった。
ちょっと勉強しなくちゃ。

 
バンドのメンバーはみんな自分より年上なんですよね。
この日のライブに来て、若い世代のファンが大勢観に来ているのを見て、自分はメタルファンとしてはセミリタイア状態なのですが、ヘヴィメタルはまだまだ世代を繋いで愛されてるんだなと、嬉しく感じました。
聴いているという分には自分もメタル・チャーチやヴィシャスルーマーズなんかをしょっちゅう聴いているし、その分なら一生付き合える音楽だろうと思いました。
この日もメタル・チャーチが昔来日しクラブチッタでライブやったときに買ったTシャツ着ていきましたしね。私はメタル大好きです。

 
この先、こういうライブハウスのスタンディング形式のライブに行く機会があるかはわかんないけど、ヘヴィメタルは自分にとって一部分なんだとあらためて実感した夜でした。
とても楽しかった。

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2014年12月21日 (日)

~唄女のチカラ~ 刀根麻理子@SWEET BASIL ZERO

私は銀座という街が都内では一番好きだ。
知性的でモラルがあって気概にも溢れているからだ。
時間がゆっくり過ぎている感じもいい。
走ったりするのは野暮でこの街には似合わない。
ひとことで言えば大人の街なのだ。
自分がそれに相応しい大人かと言えば疑わしいが47にもなっているのでそんなに不似合いな歳でもない。

 
刀根さんのライブに行くと自分より大人の人が多くて、良くも悪くも自分を若造に感じられる。
そんな場所は年々減っているので、少し緊張することもある。
ただ、歳の取り方には人より信念を持っているつもりなので、若造だろうが負けている気もしない。
それなりに自分自身の大人ぶりにも自信はある。

 
神楽坂もそうだが、刀根さんのライブでは初めて行くライブ会場ばかりでもある。
前回の渋谷もそうだ。あれはBARだが。
12月18日、この日のライブは銀座7丁目のSWEET BASIL ZEROで行われた。
SWEET BASIL ZEROは大人のオアシスというコンセプトの元に生演奏とお酒と食事を楽しむライブレストラン。
ここも来るのは初めて。
レストランでもあるので、マナーも必要である。自分勝手な振る舞いはしてはならない。
大人の振る舞いができないとライブも壊してしまう。
もちろん態度だけでなく服装も大事だ。

 
刀根さんは9月で歌手生活30周年を迎えた。
その刀根さんが初めてライブをやったのは銀座と隣の有楽町でだった。85年くらいだったと思う。
実は私はそれを観ている。記憶は殆ど残っていないが、確かに観た。
この日のお客さんの中で初ライブを観ている人は私だけではないかと思う。
それから数えて、私にとってこの日は記念すべき10回目の刀根麻理子ライブでもあった。
10回目の人も多分私だけだと思う。これもまた歴史といえば歴史だ。よく観たものだ。

 
ライブは19時に始まった。
オープニングはまたも意外な曲で始まった。
アルバム「PURELY」(1988)に収録されている「TONIGHT’S THE NIGHT」である。
「PURELY」はデビューアルバムからずっと所属していた徳間ジャパンでの最後のスタジオアルバムのはずだ。
自分の考える刀根麻理子史の中では方向を変えるターニングポイントになったと思っている意味のあるアルバムである。
そのなかでも「TONIGHT’S THE NIGHT」をリクエストするファンは少ないだろう。
私もこの曲がトップに来ることはもちろん、この日演奏されることも想像できていなかった。
続くのはアルバム「TRENTAINE」からの「トランタンな恋の形」。
昨年からまた観はじめている刀根さんのライブだが、スタートから選曲もそうだが、アグレッシブ感が刀根さんから一番強く感じられる。
それはこの日のバンド構成にも表れていた。
5人編成(G、B、Dr、Ke×2)であることも、またメンバーが百戦錬磨なのもそうだが、演奏を楽しんでいる感じが強かった。
刀根さん自身のコンディションも上がり続けていることが伝わってくる。
その後はドナ・サマーの曲、本当ならデビュー曲だった「都会のゆううつ」、そしてスタンダードナンバーを3曲。
良い曲はどれだけ時間を経ても素晴らしさは褪せないのだが、その良さを再現できることは技術だけでなく感性と経験が必要になる。
刀根さんはそれにふさわしい歌手の一人だということが聴いていてよくわかる。
2部構成のこの日のライブはインターバルを挟んで、トリオ・ロス・パンチョス 、日本ではザ・ピーナッツも歌った「キエン・セラ」で再開。
クリスマスメドレーと続く。
そして、この日のゲスト、尾藤イサオさんが登場。
代表曲の「 悲しき願い 」「あしたのジョー」を歌う。
71歳とは思えないパワフルなパフォーマンスと力技の効いたMCで観客を見事に掴む。
いろんな意味で圧巻だった。
刀根さんとは88年のミュージカル「ゴールデンボーイ」で共演したのが交友の最初だそうだ。
刀根さんが戻り、デビュー曲となったアニメ、キャッツアイのテーマ曲「デリンジャー」を杏里さんの「キャッツアイ」とメドレーで披露する。
私は一番思い出に残っている日本青年館での腕を骨折しながらの公演での杏里さんとの思い出話まで教えてもらった。貴重な話だった。
この後、新曲というこれまた予想だにしなかった曲が披露された。
まだリリースの予定がないとのことだが新曲「太陽と月のあいだで」(だったかな?)は私くらいの世代には懐かしい匂いもしてくる曲であった。
今の音楽業界ではCDが売れず、ダウンロードも次第に減ってきているのだそうだ。
同じようなことをクレイジーケンバンドの横山剣さんも言っていた。
そしてこれまた16年ぶりくらいに生で聴く「マリオネットの夜」が披露。
刀根さんもバンドも熱の高い演奏で曲に活力を与えている。
ライブ全体を通じてとてもパワフルなライブだった。
ラストは「Friday night fantasy」、アンコールは「星に願いを」だった。

 
思い返すと、この一年は刀根さんのライブばかり観ていた気がするし、事実そうだったのだが、回数を経るごとにレベルがあがっているのがわかる。
一番強く感じる変化はメンタル面での変化だと思う。
この日は選んだ曲にも強いチカラが感じられたし、実際のパフォーマンスでもどの曲でも強く感じた。
私くらいならまだしも私の世代以上の人はなかなか自分を奮い立たせることは難しくなってくる。
この日の観客はそういう世代の人も多かったと思うが、そういう人たちになおさらチカラを与えてくれる歌とパフォーマンスだったと思う。
そして次の刀根麻理子のライブがまた楽しみになってくるのである。


<セットリスト> ※間違いがあるかもしれません。
1.TONIGHT’S THE NIGHT
2.トランタンな恋の形
3.マッカーサーパーク
4.都会のゆううつ
5.Cry Me a River
6.Fly me to the moon
7.ムーンライトセレナーデ
8.キエン・セラ
9.クリスマスソングメドレー
ゲスト:尾藤イサオさん
10.悲しき願い(尾藤さん)
11:あしたのジョー(尾藤さん)
12:CAT'S EYE~デリンジャー
13:太陽と月のあいだで ※新曲
14:マリオネットの夜
15:Friday night fantasy
アンコール
16:星に願いを

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2014年10月 7日 (火)

Bar・MARIKOの酒は時代の唄声の味がする。 ~刀根麻理子@Bar まいどおおきに

台風が近づこうとしている都心の渋谷は大粒の雨が止むことなく降っていた。
浦和での試合後、私はそのまま渋谷の宇田川町に向かった。
10月5日の夜、あるお店で刀根麻理子さんのライブがあった。

 
このライブはごく少人数でのライブのため、発売開始から十数分で完売した。
もちろん、若いころはライブチケット争奪戦で毎週のように早朝の乃木坂に通っていた私がチケットを取り損なうはずもない。
ましてや、デビュー30周年を9月に迎えたばかりの刀根さんの直近のライブである。
行けないということは考えられない状況であった。

 
この日の会場はとあるビルの四階にある「Bar まいどおおきに」である。
何て名前だい!と思うだろうが、ここは歌手の川中美幸さんのお店である。
刀根さんは御縁があって川中さんと知り合い、ここでごく少人数を招いてのライブをやらせてもらうことになったのだ。
Barの隣にはお好み焼き屋(これも川中さんのお店)があり、そのお店のお好み焼きやとん平焼きをいただきながらライブを観るのである。

 
ライブは18時開始。
私が到着したのはその10分前くらいだった。
会場には20~30人ほどのお客さんがいた。
神楽坂でのライブでも感じたが、刀根さんのライブに来ると、自分が一番年下のように感じる。(実際はそうでもないらしいが)
また、お店は和風の感じを漂わせながら、子供の頃に父親の部屋にあった本(辞書)のカタチをした陶器の洋酒(ナポレオンとか)が何本も置いてあり、実に大人なお店だ。
こういうお店に来たことは初めてにちかく、大人なお客さんも多かったのですごい緊張感が身に沁み上がっていった。
「何か飲みますか?」と聞かれ、カシスオレンジをオーダー。
もっと強い酒たのんじゃえよ、と心の中で声が聞こえたが、とても酔える状況ではなかった。

 
とてもプライベート感の高いライブだったので、セットリストは気にせず飲みながら、食べながら、刀根さんの歌を楽しませてもらった。
「バー・マリコへようこそ」と笑顔で語りかけるママの刀根さん。
演奏された曲は、スタンダードナンバー、八代亜紀さんや美空ひばりさんの曲、中島みゆきさんの曲など。
その中でオリジナル曲として、前回ライブでも歌われた、デビュー前のデモテープで録音した「アントニオソング」。
そして、アルバム「TRUE LOVE」に収められている「悪の華」が歌われた。
「悪の華」は前回ライブの前に刀根さんがFBでリクエストを募ったときに私がリクエストした数曲のウチの一つであった。
まさかここで聴けるとは思っていなかったのでとても感動した。
ピアノ奏者の方がピアニカを吹き、ギターも合わせ、そこに刀根さんが歌った。
オリジナル録音とはテイストが違うが素晴らしい演奏だった。

 
途中、川中さんも2曲唄ってくださいました。
前日までツアーだったらしく、喉のコンディションが良くなかったのですが、素晴らしい歌を聴かせていただきました。

 
ライブは19時過ぎには終わったのですが、台風が近づいているとはいえ、今ここですぐに帰ってはもったいないだろうと、しばらくお店に残って飲むことにしました。
その後、刀根さんのご主人や、この日ギターを演奏された方、ライブの関係者の方(かな?)、私の隣の席に座った方らで、今日のライブのことや、音楽業界のちょっとした話などをしたりしました。

 
その席でも感想を語りながら感じてたのは。
今日のライブも神楽坂でのライブでも感じたように、いろいろ時代のいろいろなタイプの曲であっても生命を吹き込み、時間を超えて今ここで聴き手に伝えられる、今の刀根麻理子という歌手の力が感じられました。こういう歌手の方はそう多くありません。

 
~歌手刀根麻理子は、時代に、時間に愛されているのだ~
これは前回ライブの記事で書いた言葉。

 
時代の唄女(ジダイノウタメ)。今の歌手刀根麻理子を私はこう表現しています。

 
今の日本の音楽シーンは刀根さんがデビューした後に生まれた歌手が多くメインストリームで引っ張っている。
もしかしたら、刀根さんの「時代の唄女」たる力を感じられるのは、私たちのような年齢の人間にしかできないのかもしれない。
でも、それを感じられる歳まで重ねられたこと、30年を経ても刀根さんを聴きたいを思い続けていられたことの幸せがある。
そのことを、語り合いながら自分の中であらためて感じた夜でした。

 
その席に着替えを済ませ、荷物を持って楽屋から戻ってきた刀根さんが加わり、ワインを実に美味しそうに飲む。
Bar・MARIKOの女主人兼歌手は可愛らしい人間味にも溢れている。

 
そんなBar・MARIKO(?)は次回は12月に銀座でお目にかかれる。
銀座だぜ、銀座。
目一杯大人を気取って楽しませてもらいます。

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2014年6月27日 (金)

時代の唄女 ~時が彼女と唄いたがっている~ 刀根麻理子@神楽坂THEGLEE

この数か月、愛用しているウオークマンで聴いているのは2つだけである。
一つは、私が音楽史上最も破壊的で、かつ美しいギタリストと信じているスティーブ・スティーブンス。
彼を擁したことがある3バンドからのベストセレクト。それのプレイリスト。
もう一つは、刀根麻理子さんの楽曲から理想的なライブセットを考えて作った11曲のプレイリスト。
ほぼ、この2つを不定期にローテして聴いている。
タイプが全く違うアーティストだが、50回以上聴いてもどちらも一向に飽きがこないのは、自分自身での自覚さえ超えている両アーティストへのリスペクト以外考えられない。
ひとことで言えば、時間がいくら経とうと褪せない素晴らしさを持っているからだ。

 
めったにやらないという刀根さんのライブ。
今日、半年前に刀根さんがライブもやった、ライフワークとしているIMAGINEのイベントと同じ神楽坂THEGLEEで行われた。
刀根さんの単独ライブとして観るのは私自身、20年以上は経っている。
その間に、刀根さんはもちろん、私を含め、刀根さんのファンであり続けた人たちにも時間が積み重なってきた。
刀根さんがトークでおっしゃったように”熟した”ほど大人になったかは私自身に限れば微妙かもしれない。
間違いなく大人にはなったが...。

 
この日のライブの日程が発表になって以来、どんなセットリストになるのかをずっと考えていた。
刀根さんがFACEBOOK上でリクエストを募ったりして、多くの人がいろんな曲名を上げていて、ちょっとした盛り上がりも見せていた。
一番、いろいろリクエストした(たぶん意地でやった)のは私だろう。
一番リクエストが多かったのは「キャッツアイ」のテーマソングだった「デリンジャー」であったと思う。
その「デリンジャー」は誰も想像できないサプライズなスタイルでライブのオープニングを飾ることになった。
オープニングに演奏されたのは同じ「キャッツアイ」のファーストシーズンのテーマソングだった杏里さんの「CAT'S EYE」!!
これは想像できなかった。
そしてそこからの「デリンジャー」へ。
2曲目は、デビュー曲になるはずだったとトークであった「都会のゆううつ」へ。

 
MCでデビューの経緯が説明され、今年の9月25日で歌手として30周年を迎えることが告げられた。
それは歌手刀根麻理子の30年であり、今日この会場に集った人たちの中にも大勢いたであろう30年前からの刀根さんファンの30年でもある。
それだけの時間が横たわりながらも、その間に私のようにどれほどの空白があったとしても、それを今日この時間にいとも簡単に乗り越えて聴き手の中に入ってくる。
刀根麻理子とはそういう歌手なのだ。
歌手刀根麻理子は、時代に、時間に愛されているのだ。

 
時代の唄女(ジダイノウタメ)。

 
とでも言えばいいのだろうか。上手く表現できない。
ライブ序盤から、ずっと刀根さんの目を見ながら聴いていた。
すると、周りの風景がカットされて、刀根さんの姿だけがさらに立体化していく不思議な感覚も感じた。
THEGLEEはステージから観客席が近いので、普段大きな会場ではできないライブの堪能の仕方ができる。
20歳くらいの頃、日本青年館で観た刀根さんの姿は、THEGLEEとの会場のサイズの違いもあったが、自分と違う世界の人というイメージで見えていた。
今日、目の前で唄っていた刀根さんは、よりリアリティがあった。
それは単純に距離だけでなく、青年館でのライブの時からの時間が積み重なったことでより歌手刀根麻理子を厚くさせたことのおかげというのは間違っていないだろう。
それがさっきの不思議な感覚に繋がっている気もする。
刀根さんがMCで言ったジョークみたいに、自身が「厚くなった。」からではない。ない!!

 
セットリストは刀根さんの歌手としてだけでなく、女性、人としての時間の流れ、経験、にも沿ったカタチで進行していく。
ずっと人からはジャズシンガーだと思われてたというエピソード。そして、これもまた時間が経とうと褪せないスタンダードナンバーの「Smile」「Fly me to the moon」。
アメリカで観た星空から詩がインスパイアされたという「私だけのオリオン座」。
危機一髪な状況で放った名ゼリフから生まれた「トランタンな愛の形」。
骨髄バンクの支援でのエピソードからの「YUKIKO~そのはかない生命のメッセージ」。
歌手としてだけではなく人としての経験も踏まえたこれら曲も時間に愛されているからこそ、この日歌われ、そして聴き手にも伝わるのだと思う。

 
途中、ゲストの小田純平さんが登場する。
桑名正博さんのエピソードなどの他、小田さんオリジナルの楽曲もソロで演奏された。
「神楽坂」「男と女のバラード」素晴らしい曲ばかりでした。
刀根さんとのデュエットは、初めて聞かされたデビュー前に五木ひろしさんと刀根さんがデュエットしていたというエピソード時の曲でした。

 
刀根さんのお色直しを経て、素晴らしき昭和の歌を連ね、違う意味でも時代の良さを共有しました。
もちろん、前回私を引っくり返らせた曲も。
そして「フライデーナイトファンタジー」「ソワレの夜突然に」で〆。
アンコールではスタンダードのナット・キング・コールの「L.O.V.E」が歌われました。

 
だいぶ時間が間に空いたからもあるが、ゆえに前回最後に観た刀根さんのライブ(パワーステーションだったか?)のときと印象は違った。
それはいい変化であり、それがその空いていた時間にも愛され続けて今こうやって我々の前で歌い続けている刀根麻理子が身に付けた魅力なのだと思う。
今日目の前で観た歌手刀根麻理子はとてもリアルだったし、セットリストからだけでは伝わらない、こうして文章にしても表現しきれない、聴いて観た感覚だけが理解しえる未体験な感覚でした。
この秋、冬には30周年を記念したまたライブがありそうなので、そこでも時に愛されている歌手、刀根麻理子を感じたいものです。
時代の唄女は、時をいくら超えようとも”普遍のパワーを宿した歌を唄いたい!”の思いをつないでいってくれると確信しています。


THEGLEEの入り 口には、ジャズベーシストだった刀根さんの亡くなられたお父様が弾いていたのと同じタイプのベースが飾られています。
今日たまたま私も20歳の頃に亡くした父が残した1970年代もののロレックスをして来ていました。
刀根さんのライブ同様、私もめったに腕時計をしないのですが。特にこのロレックスは。でもちゃんと今でも動きます。
時計はその通り時を刻みます。
時と共にある時計も時代の伝え手なのでしょう。
今日は時を感じる、いい一日でした。

 
<セットリスト>
1.CAT'S EYE~デリンジャー
2.都会のゆううつ
3.アントニオソング
4.Smile
5.Fly me to the moon
6.私だけのオリオン座
7.トランタンな愛の形
8.YUKIKO~そのはかない生命のメッセージ
ゲスト:小田純平さん
9:しのび逢い
10:神楽坂(小田さん)
11:男と女のバラード(小田さん)
12:懐メロメドレー(恋の奴隷、ブルーライトヨコハマ、など)
13:何日君再来
14:精霊流し
15:フライデーナイトファンタジー
16:ソワレの夜突然に
アンコール
17:L.O.V.E

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2014年6月 8日 (日)

刀根麻理子さんのライブが今月あります。

J1リーグが中断しているので、ブログネタに困っています。
国立競技場のネタはFACEBOOKで書いちゃってるので要らないかなと...。
日本代表ネタは本大会始まってからでいいかな...。

 
で、音楽ネタも久しく書いていないので今回は音楽ネタでいきます。
6月26日(木)に刀根麻理子さんがライブをやることになりました。
場所は,昨年刀根さんがライフワークとしているIMAGINEの10周年イベントをやった神楽坂THEGLEEです。
THEGLEEは50人ほどの収容人数なのですが、その代りイスがゆったりしていてくつろげる大人のライブハウスです。
私も今の年齢だったら入れるかなという、場所が神楽坂ということもありますが、神楽坂の途中からちょっと脇に入ったところにある大人な感じの素敵な場所です。

 
前回ライブも本当に久しぶりに刀根さんの歌を聴き、変わらない素晴らしさに感動したのですが、いろいろ訳アリで刀根さんの曲をもっと聴きたかったなあという感想も持ちました。
今回は刀根さんの刀根麻理子たる曲がいろいろ聴けるのではと今からワクワクしています。
今でも覚えているあの名シーンの曲も聴けるかな。

 
前回はライブのあとに懇親会がありまして、その時に刀根さんとも少し話ができまして、素の刀根さんを見れたようにも思えました。
それはまた若い頃に観客席から、ステージの上の人として、またテレビに出ている人としてイメージで捉えていたままだったところから、こちらも年齢を重ねた後でああやって普通に会話できたことで、より人としての良さも感じられてあらためてファンになった部分もありました。
という意味であれば、ここからが私の中での刀根麻理子第2章なのかなとも思います。

 
それでも刀根さんが私の中ではスペシャルな存在であることは変わっていなくて、そういう意味でもリスペクトはちゃんとあります。
最近、人と人ってのは、仲よくしてもらえているとか、感謝されているとか、そういうことに甘えてはいけないなというか、壁ってのはどんな人との間にもあるべきなのではということを感じています。
それがリスペクトの一つの要素として必要なのかもしれないということ。
世代が違ったり、過ごした時間が違ったりしていると、やはり壁ってのはあるもんなんだと、あるべきなんだと。
そういうところを踏まえて自分で自分をしっかり見ることができるのが大人なんだなと。
刀根さんの歌を初めて聴いたのは大学生だったときですが、そこから長い時間を経て今回また刀根さんの歌を聴けるということで、あの頃より確実に距離は近いのですが、きちんとリスペクトを持ち続けて、これからも刀根さんのファンでい続けたいです。
そして刀根さんには歌い続けてほしいと思います。

 
今月はJ1もバスケもないので、より自分をよく見直せる月です。
新しいこと、というか今までやったことがないことにも挑戦をしてみています。
それが何かは秘密ですが、3か月くらい経ったら何か実になってたらいいなと思って始めています。
続くかもまだ疑問符ですが...。

前回の刀根さんのライブの記事はこちら

 

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