2017年7月17日 (月)

ヴォルティス、勝負を学んだ決戦前のドロー。勝ち点差離れるも面白さ増す。

2017 J2 第23節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 京都サンガ
【得点】徳島:62' 杉本 太郎
     京都:75' 田中 マルクス闘莉王
 
京都サンガにはシーズン序盤のアウェイでは敗れている。
とはいえ、苦手意識はチームにはそれほどないとは思っていた。
チーム全体の統一感はあの時点でも明確に差ができていた。
それに今は、その後の互いの成績を見ても、成長度でも差ができているのは明らかだった。
ただ、自分が京都の布部さんのサッカー脳の高さをちょっと忘れていたように思う。
多くの人がもっと簡単な試合になるのではと思っていた中で、京都は上手くヴォルティスの良さを前半から消してきた。
前線のケヴィン・オリスの存在もとても厄介だった。
彼の存在が大きくなったことはヴォルティスにとって大きな脅威だった。
前半はかなり危ない場面もあった。
相手に試合を握られた中でも無失点に抑えたことは拍手しよう。
内容がどうであれ、失点さえしなければいいのだから。
 
こういう試合は後半、押されている方が先制するもんだ。
ヴォルティスのように柔軟にチームを動かし、活性化させる術をいくつももっている指揮官がいるなら尚更だ。
先制したシーンでいくつもパスを素早くつなぎ、最後は裏を掻いてヒールで繋いで杉本が見事なコースにコントロールして決めて見せた。
杉本も見事だったが、このゴールはそこまで繋いでみせたチームでのゴールだった。
あそこまでできるチームはJ1でも多くないよ。
あれで週間ベストゴール取れなかったらおかしいよね。
 
それでも試合ってのはそんな簡単じゃないんだね。
あらためて決定力ってのはセンスなんだなと感じた。
闘莉王選手の動きの質は渡などが吸収すればもっと怖い選手になれると思う。
ゴールシーンもそうだけど、CKからゴール前でマークから消えてフリーになってシュートを打った場面は怖かった。
 
勝ち点3は取れなかったけど、決して2点失った試合ではなかったと思う。
この先、武器の種類は違うけど、研ぎ具合は同じくらい鋭いチームが出てくる。
この試合のように、相手はバックにプレスが掛かる前にロングボールを蹴ってくるとか、つまんねえことするなと思うよね。
でも、戦い方としては間違ってはいない。
これで勝ち切ってしまうことも間違いじゃない。
こういうサッカーをしていると相手チームのサッカーがレベルが低いとか、結果だけで内容が無いとか思いがちだよね。
でも、チャントでも歌ってるように、欲しいものは徳島のゴール、徳島の勝利なんでしょ。
それは相手も同じ。
結果出したもの勝ち。
つまんないサッカーなんて実はないんだよ。プロならね。
ヴォルティスの今のサッカーがもっと研がれていけば、もっとそれを消すサッカーを研いでくるよ。
そういう試合の時に決定力がモノを言う。
闘莉王はそれを持ってる。
それを使うのもサッカー。
その中で結果を出し続けることが簡単じゃない。
上位対決前に学べたことで気持ちが引き締まったらいいよね。
攻めて攻めて潰すスタイルだけでは無理。
相手を上手く受けて中味を潰して、勝負どころを決める試合もしなきゃいけない。
絶対に勝たないといけない2試合を前に勝ち点差が開いたのは現実的には痛い。
だけど、ネガティブなことばかりじゃない。
2試合連勝できれば勝ち点は6じゃなく12くらい価値になると思う。
面白くなってきたじゃん。

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2017年7月 9日 (日)

数字以上の差、ヴォルティス、グランパスに完勝。

2017 J2 第22節 豊田スタジアム
名古屋グランパス 0 - 2 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:6' 井筒 陸也、55' 杉本 太郎
 
折り返し、そして上位争いで蹴落とさないといけない名古屋グランパスとの試合だった。
ここ6試合で5敗している名古屋ではあるが、この時期に対戦し勝つことはとても意味がある。
不調ではあるがポテンシャルが高いチームなので、他の上位チームとの対戦で勝ち点を奪ってくれる可能性があるからだ。
でも、そこそこ不調でないと困る。
そこそこサッカーが迷子でないと困る。
昇格争いに絡まれるのは困るからだ。
 
試合は数字では殆ど同じスコアだったが、内容は圧倒的にヴォルティスの方が上で、必然の完勝だった。
シュート、FK、CKともに殆ど同じ。
でも、試合を観ていて同じには誰も見えなかったと思うよ。
特にグランパスのサポーターには。
常に意図と質が維持されていて途切れないヴォルティスに対し、グランパスはぶつ切りだった。
グランパスはピンチの招き方がまず過ぎて、選手の気持ちが下るシーンも多かった。
逆に言うと、それは常にアグレッシブだったヴォルティスの良さゆえ。
 
そして、この試合でヴォルティスはワンランク上にチームが上がったことを再確認させてくれた。
象徴的だったのはまたもPKのシーンで、大崎のハンドも不運だったが、チーム自体が全く慌てることがなく集中できていた。
誰も審判を囲まなかったでしょ。
その時点で、徹が止める流れができていたかのように。
前の試合と同じだけど、彼らにとって大したことじゃなかったのかもしれないね。
まだ点が取れるという確信もどこかであったのかもしれない。
 
まだ折り返しなので何か起きないとは言えないが、ここから先は2位と捉えて3位以下を突き放すことに集中していい。
優勝はその先、意識していいタイミングは必ず来るので、そこからでも十分。
 
さて、この試合から応援体制が解禁されて元に戻った。
ただ、なぜこうなったのかは忘れてはいけない。
特定の人間が無関係な少年にアルコールを掛けなければこうならなかったことも事実なのだが、下地は多くの人間に大小なり責任はある。
かの記事でのコメント欄を振り返れば当時、どんな感じ方があったのかがわかるが、本当の解決はこれからである。
間違っても、許された、忘れてもらえたと思ってはいけない。
今季のようにいろいろなチームでサポーターが処分を受けることが途切れないシーズンも異常なのだが、だから自分たちのことは小さいことと思ってはいけない。
おそらく誰もこれ以上あの事件を振り返る人はいないだろう。
心の中で、あれはボールボーイが悪いと思い続ける人もいるだろう。
レフェリーが試合を壊したと思っている人もいるだろう。
ジェフの選手たちがボールボーイにユニフォームを贈ったことに怒りを感じる人もまだいるかもしれない。
そうじゃない。
自分たちで大騒ぎにしなくて、苦しい時期を生まなくて済んだはずのことなのだ。
この応援自粛期間を忘れないようにしないと、いづれ同じことが起きるよ。
だって、あの事件に至るまでゴール裏が棘付きはじめ、選手とも揉めたりしていた時期の始まりになったのは前回J1に昇格したシーズンからだからだ。
歯が立たずJ2に突き落とされた時から、始まったことの末があれなのだ。
だから、自分たちも成長させられないと、昇格したらまた同じことが始まるよ。
前回昇格させてくれたコバさんを昇格させてくれたときどう思ったか?降格し今皆がどう思っているか?
同じこと起きないとは絶対言えないよね。

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2017年7月 2日 (日)

ヴォルティス、ダービー圧勝。3位で前半戦折り返し。

2017 J2 第21節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 4 - 1 愛媛FC
【得点】徳島:41' 島屋 八徳、60' オウンゴール、64' 渡 大生、75' 渡 大生
    愛媛:52' 河原 和寿
 
スコア以上に実力差を見せつけた試合だった。
前節のいい流れ、感覚をしっかりとつなぐことができた。
そして3位で前半戦を折り返すことができた。
2位との差は勝ち点7あるが、ここまでのチームの仕上がり上昇角度を考えると決して難しい差ではないと思う。
 
ボールを支配するヴォルティス、5バックにして守りカウンターを狙う愛媛という絵図で進んだ序盤。
こういうときはゴール前まで持っていってもシュートまでいけないチームが多くなる。
だが、ヴォルティスは積極的にシュートを打った。精度もよかった。
相手GK、クロスバー、ヴォルティスを試すような壁が先制点を阻んだ。
その壁を打ち破ったのは力強い波状攻撃、そして相手より先にボールに反応するヴォルティスのオフェンス陣の研げた感覚だったと見えた。
シンプルだったが、打って打って打てばゴールは決まる。
ゴールに嫌われ続けても、イラつかずに高い集中力を保ち続けたことが、相手のラインを抜く、こぼれ球の先にいる、相手より先に反応するの土台になった。
 
結果は圧勝だったが、この試合はいろいろとサッカーの神様にメンタルを試された場面もあった。
その最たる場面は1点リードして折り返した後半早い時間帯でPKを判定され、同点に追い付かれた後の時間帯だったと思う。
PKの判定はとても微妙だったが、圧倒した前半のあと、後半PKで失点し、そのあと崩れたチームは多い。
追いつかれても、自分たちを崩さずに保てるか?
1分後に島屋が相手を引っ張ってイエローカードを貰った時は、カードの通りイエローが出たかと思ったが、その島屋の放ったシュートが再びリードを作った。
そこで試合にも、サッカーの神様の試験にも勝った。
23本のシュートに対し、4得点は普通なら足りないように思える。
実際リカルド・ロドリゲス監督ももっと点を取れたと言っている。
が、この試合では決して19本の空砲ではない。
打って打って打つんだという意識をめげずに試合を通じて発揮し、ファンに見せたことで23本のシュートは全てが意味を持つ。
次のホームゲームに繋がってくれれば。
 
ダービーらしさを保つのは難しいんだろうけど、ダービーってのはそれぞれの試合で勝とうが決着はつかないもの。
決着がつかないから面白いのさ。
ダービーなんて言われる関係じゃないっていうのは、それは面白味を失う部分もある。
昔、WOWOWでセリエA放送してたときにミラノダービーの番組開始時に”戦いの決着は永遠につかない”と煽ってたのが強く印象に残っててね。
そこまでのレベルに達するのも凄いことなんじゃないかなと思ったんだ。
その当時でそんな言葉が似あう対戦カードって多くなかったからね。
ダービーって呼ばれる対戦カード持ってるってことは幸せなことでもあると思うんだよね。

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2017年6月27日 (火)

ヴォルティス、6ゴール大勝。この勝ち方を次に繋げよう。

2017 J2 第20節 NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形 1 - 6 徳島ヴォルティス
【得点】山形:86' 瀬沼 優司
    徳島:11' 岩尾 憲、23' 山﨑 凌吾、24' 山﨑 凌吾、33' 渡 大生、54' 渡 大生、55' 杉本 太郎
 
よい意味で予想を裏切った試合だった。
いろいろとわかっていたことでありながら、やっぱりこうなんだなと学ぶことが多かった試合にもなった。
 
先制点がいかに大事なのか。
一気に畳みかけることがどれほど効果的なことか。
局面で競り負けないことがどれほど大事か。
走り負けないことがどれほど大事なことか。
苦しい時に切り替えられないとどんな惨状が待っているかということか。
これほど圧倒的に試合終盤まで大量得点、無失点をしながら、それでも失点しないということが保証されないということか。
 
リカルド・ロドリゲス監督はこの試合をどうこうではなく、苦しかった少し前の時期から何が違ったのかコメントしている。
過密日程で調整をする時間が取れなかったことが大きかったようだ。
チャンスを作るプロセスが他のチームより早く構築が進んでいた中で、守備であり、ゴールの可能性をより高める動きなどに時間が割けたのかもしれない。
数試合続けて複数得点が取れれば、構築はワンランク上がったのだと確信できるだろう。
もちろん、相手に引かれるとそうそう毎試合何点もとれはしないから、そのためにも守備をさらに安定化させることも必要だろう。
失点しないという確信は、確実に攻撃にも余裕を与えてくれる。
0-0で進んでも、ロスタイム分でゴールできるくらい余裕ができれば最高だが。
 
6得点は山形まで行ったサポーターへのご褒美みたいなもの。
これを次の試合の結果にどう繋げるか。
それ以降の試合にどう活かしていくか。
まだ6月なのである。
まだ6位なのである。
まだ自動昇格圏に勝ち点6差あるのである。
何も保証されているわけじゃない。
でも、この試合のヴォルティスの戦い方が、やればできるんだという確信はくれたと思う。
黙ってても昇格はできないが、やればできるのだということ。
 
勝ち方から学ぶこともあるが、相手の負け方から学ぶこともたくさんある。
ここまで崩壊する負け方は振り返って糧にできる。
いい流れだと、相手より自分たちの良さを突き詰めることの方が近道なのだが、自分たちが同じ轍をどこかで踏まないとは限らない。
だから選手たちには、リカルド・ロドリゲス監督には自分たちのよかったところと合わせ、相手の悪かったところも振り返ってもらえたらと思う。
いくらでもあったと思うんだ。
相手の監督は論外だけど。
ちょっとガキだったよね。
 
次はダービー。
相手もキチンと対策を練ってくるはず。
ヴォルティスが強くなれば、相手の戦い方は変わってくる。
大事なのはこれから。
この試合のいいところはしっかりと繋いでさらに研いでいってほしい。

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2017年6月18日 (日)

勝ち方、取り方を身体に染み付けよう。ヴォルティス、学ぶ時期は過ぎてない。

2017 J2 第19節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 3 - 0 ロアッソ熊本
【得点】徳島:8' 馬渡 和彰、18' 山﨑 凌吾、90+1' 渡 大生
 
 
チャンスは作れている。あとはゴールだけ。
そんなことがずっと続いていた。
解決するにはやっぱりゴールを決めるしかない。
そして、決めた感覚をチームに選手自身に染み込ませるしかない。
 
ロアッソ熊本は監督が代わったばかりだった。
まだ池谷さんはチームを立て直す作業にも入れていなかった。
こう言ってはなんだが、ピッチの上に11人いるだけのようなチーム状態だった。
その状態で、今季の徳島のように形が固まりだしているチームとやり合うのは難しい。
何よりも先制点を奪った時点で勝利はほぼ決まったと思う。
 
収穫は勝ったこと、3ゴールしたこと以上に得点の形である。
いづれもGKやポストに弾かれたこぼれ球であったが、人がしっかり詰めていた。
それ以前にゴール前に人数が掛かっていた。
最初のシュートで決まらなくてもゴール前にいけばチャンスは来るのだということ。
それが証明された。
シュートは打つのだ。
枠へ向けて打つのだ。
枠を捉えきる打ち方でなくてもいい。
枠へ向けて打とう。
出来る限り強く。
そうすれば次に何か起きる可能性は残る。
それが身体に染み付けば、ゴールはまた来る。
それがわかった。
 
今この順位にいることは大したことじゃない。
首位にいたとしてもやるべきことは変わらない。
一つ一つ試合に集中すること。
まだ学んでいい時期は過ぎてはいない。

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2017年6月11日 (日)

足りないもの、使えなかったもの。ヴォルティス、ベルマーレの勝利に貢献。

2017 J2 第18節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 0 - 1 湘南ベルマーレ
【得点】湘南:後半5分 杉岡 大暉
 
前節はいい形で勝つことができた。
ここをリスタートにできればよかったが、結果は繋がらなかった。
 
それでいて、チームの基盤がより固まってきていること、どこを相手にも通用する強みとなってきていることは感じた試合だった。
ベルマーレは守備的に試合を創ってきた。
ジネイを使わなかったからではないだろう。
押し込まれてやむを得ずでもなかったと思う。
それでいてヴォルティスは決定機を何度も創った。
ベルマーレの曺監督が試合後のインタビューで監督の采配、コンディション作り、相手の分析、全部間違っていたと思うと応えていた。
勝てたので謙遜はかなりあるのだろうが、やられなくてよかったというのは本音だろう。
選手に助けられたとも言っていたが、助けたのはベルマーレの選手だけではなかったのも本音にはあるのではないだろうか。
それくらい、ヴォルティスは戦えるサッカーを武器として磨き上げている。
それはこういう結果の中でより強く感じたことだった。
 
あとは決めるだけ。
これは永遠の課題だ。
 
渡はここまで9ゴール決めている。
ランキング3位だ。
決定力は持っている。
今日みたいに入らない日もある。
課題は他にも決めることができる選手が少ないことだ。
順位表を見ると、チームゴール数は13位だ。
現状は山崎に期待したいところだ。
この試合も決められたシーンで決められなかった。
批判が彼に集まるのも期待の高さ故だ。
彼にはもっと決めてほしい。
 
あと、今日はクロスの精度ではなく形が悪かった。
ヴォルティスにはよいサイドアタッカーが何人もいる。
が、いづれも武器のいいクロスの形はエリア近くまでえぐってゴール前に低いボールを通す形に思える。
その形が最近は少なくなってきている。
遠目からファーへ放るようなクロスが多くて、上げされられている感が強かった。
勝負し切れていない。
させてもらえていなかった。
コンビで崩してクロスを通すという形はもっと拘っていいと思う。
可能性の低いクロスを何本もあげるよりは、クロスまでいける可能性が下がっても、相手が嫌がるクロスを1本でも2本でも通すべきだと思う。
 
まだ決定的な勝ち点差にはなっていないし、J2はまだ混戦だ。
下を向かず、負けを糧にして次節に切り替えてほしい。
 
応援の協議はまだ合意までいけなかったのかな。
じっくり話し合えばいいと思う。
拙速に自粛しているものを再開すべきではない。
そもそも、きっかけはサポ側にあるのだから。

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2017年6月 4日 (日)

ヴォルティス、6試合ぶりの勝利。ようやくヤマを超えるか。

2017 J2 第17節 正田醤油スタジアム群馬
ザスパクサツ群馬 0 - 2 徳島ヴォルティス
【得点】徳島:後半18分 渡 大生、後半48分 山﨑 凌吾
 
下位にいるが、3連勝中だったザスパクサツ群馬と対戦するのは嫌な感じもした人もいたはずだ。
正直、個人的にもザスパのアウェイはいい印象が少ない。
試合そのものには無関係だが、花粉症の季節に試合があることも何度かあって行くのはイヤだったこともある。
 
サイドから崩す形からの得点ではなかったが、裏へいいパスが通ってFW二人にいいゴールが与えられた。
カルリーニョスがいるのだからこういう形で狙えるならドンドン狙っていってほしい。
2点目に繋がったパスも山崎を見てアタマで返しているし、山崎も気づいて裏へ抜けてる。
カウンター的な取り方だったが、上位と戦うためにはサイド、サイドでは力づくしになってしまう。
ちょっと今季のイメージにない取り方だったけど、いい勝ち方を出来たと思う。
とにかく勝てたことで一つヤマを越えられた。
 
攻撃に目が行くが、守備でも後半はザスパにシュートを打たせていない。
いろいろ人を変え、形を変えて、結果を求めてきた中で、ようやく一つヤマではなく沼を抜けた感じだろうか。
次節はベルマーレなので、どのような人と形で来るのか気になる。
そこで守れれば、これからの形も固まっていくだろう。
 
前節の讃岐戦の日に応援についても会合があったようだ。
次のホームのベルマーレ戦では再開されるものもでるのだろう。
ここでもヤマを越えられるのだろう。
ルールがどうなること以上に人がどこまで変われるのかも注目だろう。
一年くらいは評価に必要なのではないかと思う。
でも、確実によくはなるだろう。だろうね。
元へ戻したい、という気持ちもどこかではあるだろうね。
早く忘れられたいという気持ちを感じることは実際あったけどね。
もうちょっと正面から向き合った方が成長できると思うけどね。
事実は事実だからね。
 
今日が新しいダッシュとなる一勝になりますように。
ここからよくなったねと皆が思い出す日になりますように。

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2017年5月28日 (日)

ヴォルティス、繋いで崩すなら、繋いで決めては。ハマるドロ沼を抜ける術は?

2017 J2 第16節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 カマタマーレ讃岐
【得点】徳島:後半6分 渡 大生
    讃岐:前半36分 西 弘則
 
勝ちきれない試合が続いている。
というか勝ちきれないことにハマってしまっている。
選手たちにもイライラが見て取れる。
相手は最下位のカマタマーレ讃岐であったが、それでも勝てるのだろうかという空気がチームの周囲にも感じられるほど。
結局、その空気は危惧していた結果を招いてしまった。
 
チャンスは作れている。
フィニッシャーまでボールは通っている。
そこから先で余裕が試合後とに無くなっていっている気もする。
7月から上位対決を迎える。
ここまでにはどうにか調子を上向きにしたい。
 
佐藤が戦列に復帰してきたのは朗報だ。
前線で起点に、そしてフィニッシャーにとこなせる佐藤の存在は大きい。
精度のあるプレーができる佐藤には、前線に落ち着きをもたらして欲しい。
個人的な感想だが、最後の場面で緊張感に負けて、シュートが荒くなることが試合ごとに、時間ごとに高くなっているように見える。
チャンスを作るまではパスで突く、走る、崩すが連動してできているのだが、最後は個に任せ過ぎになっている気がする。
いいボールが入っても、最後は力いっぱい蹴ってしまったり。
もちろん、それでもコースが枠を反れない位置ならいいが、間に相手DFがいても強引にいく感じが強まっていまいか?
 
先週、水曜日に日立だいでルヴァンカップを見た。
柏レイソルはいわゆるBチームのメンバー主体だった。
リーグ戦で好調のレイソルは、Bチームでもポゼッションは高く、前線にもディエゴ・オリベイラなど決定力のあるFWがいた。
試合はチャンスは作れていたが、得点が決まらず負けた。
ポールは回っていてラストパスも何度か通ったが、最後の局面でオリベイラたちの個任せになっていたように思う。
ところが、昨日の土曜日はゴールエリア内でもつないで崩す形からクリスティアーノが決めている。
 
繋いで崩せるなら、繋いで決めるところまでできるのではないか。
そこのところにちょっとばかり落ち着きが持てれば、決めるところまでヴォルティスもいくのではないかと思った。
もちろん、違うチームを重ねても仕方ないのだが、今季のヴォルティスにはそこまでのポテンシャルはあると思う。
今だって選手たちは周囲を信頼してプレーしているだろう。
が、もう一度信頼を確認しあい、ボールを渡す、ボールを貰う、打たせる、打つといった部分を濃くすれば壁を壊すことができないだろうか?
状況はそんな簡単ではないだろうし、結果にもこだわらないといけない勝ち点差になってきている。
が、結果、結果と追い込んでも状況が好転しないように思える。
そこまでヴォルティスは強くなっているとも思えない。
ならば今必要なことは何だろう?

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2017年5月22日 (月)

猛暑に溶けたリカルドサッカー。ヴォルティス、追いつかれドロー。

2017 J2 第15節 ケーズデンキスタジアム水戸
水戸ホーリーホック 1 - 1 徳島ヴォルティス
【得点】水戸:後半41分 前田 大然
    徳島:前半13分 大﨑 淳矢
 
 
急に猛暑がやってきた。
光化学スモッグの警報が出ている地域もある。
本来、この時期は一番サッカー観戦に向いている時期なのだが、この猛暑は最近の過密スケジュールと合って試合を左右するだろうとは試合前から思った。
 
リカルド監督は大崎を先発に起用してきた。
連戦の続く中で、渡らを休ませたいという判断だろうと思った。
GKも長谷川がスタメンに起用された。
今季は出番がなかったが実績は十分だ、
「変化が必要だった。」というリカルド監督の言葉はわかる。
GKは変えにくいポジションだが、実力があることは監督もわかっているからGKのポジションにも手を付けたのだろう。
 
前半はとても内容は良かった。
今回試合を観た場所はピッチ全体が視界全体に捉えられるちょうどいい場所だったので、選手たちの動きもよくわかった。
流動性もよく、猛暑の中でも試合をアグレッシブに動けていた。
大崎もよく絡んでいたし、その中で先制点が生まれたのは必然的にも思えた。
守備でもチームとして相手のFWをよく抑え込んでいた。
水戸は攻め手が見つからず、林陵平にロングボールを放り込んではそこで止められる状況を作った。
ヴォルティスのゲームに完全になっていた。
1点しか取れていなかったが、内容はそれで十分な前半でもあった。
 
後半アタマ、大崎、杉本を下げて、渡、前川を入れてきたのは予想外だった。
最初、大崎→渡の交代にだけ気づき、前川まで入れてきたのは気付かなかった。
大崎が負傷したのかと思ったが、前川まで投入したことで意図的な交代だと気づいた。
暑さを考慮しての交代なのかと思ったが、こういう2枚換えの交代は見たことがなかったので驚いた。
不安もよぎったが、結果としてこの交代の判断自体は破たんまでは招かなかったと思う。
あくまで破たんはだが。
 
後半は一言で言えば30分過ぎまではつまらない試合になっていたと思う。
但し、この暑さの中ではそういう展開に持っていくのは間違いだとは思わない。
リードしているのだからハイペースでプレーする必要は感じない。
水戸の方にも内容の好転は見られず、水戸側の座席からは苛立ちの籠った怒声が聞こえていたくらいだった。
 
30分過ぎから少しづつ水戸側に流れが傾き始めたのは感じた。
水戸が交代で運動量を補充していくと、疲れの見え始めたヴォルティスの中盤で優勢に差が広がりだした。
水戸の決定機が出始めた。
しかし、最後の局面で長谷川始めディフェンス陣が食い止めた。
水戸サポーターの溜息で終わるシーンが続いた。
前田選手が観客を沸かせてもいたが、運までは持っていかれていなかった。
危険な匂いはしていたが、今が一番濃いだけで、最後まで匂いが続くとは思えなかった。
あとはリカルド監督がどう試合を〆るかというところまで来てはいた。
2点目を取りにいくのか?守り切るのか?
そして注目の3枚目の交代カードは山崎→アシチェリッチ(ロッキー)だった。
 
結果論だが、冷静に振り返ってもこの交代は失敗で、試合を左右したと思う。
山崎はゴールは奪えていなかったが、猛暑の中で献身的に動いていて効いていた。
前線でボールをキープしたり、プレッシャーを掛けたり、走り回ったりと疲れている中盤をヘルプする役割をこなしていた。
彼の献身が1-0のスコアを支えていたと思う。
それがロッキーに変わったことで、その献身は失われた。
ツケは疲労した中盤に押し寄せた。
ロッキーにどんな指示が出ていたのかはわからないが、結果としてロッキーにはいいボールは出なかった。
中盤、特にカルリーニョスが狙い撃ちにされたからだ。
水戸はカルリーニョスに二人掛かりで奪いにきた。
そして奪い返す体力がカルリーニョスにはもうなかったことで、奪われると中盤から一気に攻め込まれる状況ができた。
前線の守備力、キープ力が落ちたことで、中盤が崩壊した。
コーナーキックから同点にされたが、セットプレーの弱さ以前に追いつかれるのはいづれ起きていたと思う。
 
だが、水戸に勝利の運までは流れなかった。
それは水戸側の問題だった。ウチと同じ問題を水戸も抱えていたのだ。
同点後、試合終了まで4~5回あった決定機が決まらなかったのは幸運だった。
結局、誰にとっても不完全燃焼な試合で終わった。
 
もしかしたらリカルド・ロドリゲス監督は日本の湿度の高い暑さを未体験だったのかもしれない。
今朝、ZIP!で外国人に日本の暑さをどう感じるかというインタビューを週末に行ったものを放送していた。
多くの外国人が湿度の高さについてコメントしていた。
それだけだと、水戸の選手が最後まで走れた理由が説明できないが、湿度の高い猛暑で選手がどうペースダウンするかを知っていたら交代のカードは変わっていたかもしれない。
たらればだが。
 
ただ、もしその通りだったら、これからの季節は戦い方を変えないといけないだろう。
徳島の夏があんなものではないのはヨソ者の私でも体験したことはあるのでわかっているつもりだ。
ホームの暑さが足かせにならなように、誰か徳島の夏について監督にレクチャーした方がいいかもしれない。
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2017年5月18日 (木)

力が入り過ぎていないか?ヴォルティス、もう少しだけ余裕があれば。

2017 J2 第14節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 ツエーゲン金沢
【得点】徳島:前半35分 山﨑 凌吾
     金沢:前半12分 中美 慶哉
 
 
前節もヴォルティスのゲームをしながらゴールだけが遠く、終盤に先制されてあわや負ける試合を何とかドロ-するという痛恨のゲームをにした。
決定力が不足していた。
しかし、決定力不足というのはどこのチームでも満足できるレベルには殆どない。
永遠の課題でもある。
他で実績のあるストライカーを加入させても必ずしも解決はしない。
 
但し、ヴォルティスには光明はある。
チャンスは他のチームより多く自力で作り出せているからだ。
前回記事でも書いたが、チャンスメイカーは大勢いる。
一番コンスタントに作り出せていた広瀬の離脱は痛いが、馬渡も戻ってきたし、島屋、前川、杉本と誰必ずキレている選手はいる。
渡にはそこまでさせたくないが、彼もチャンスメイクは上手い。
誰か必ず仕事はしてくれる。
カルリーニョスもコンディション維持に気を使わないといけないが、チャンスメイクのスイッチを確実に入れてくれる。
サッカー自体は行き詰っているわけではない。
その点は安心できる。
問題はフィニッシュだ。
 
この試合では山崎が最前線に入った。
最高のクロスが入ったが、ゴールを決めたことで彼の調子も上がっていくだろう。
2点目が取れないと変えられるという彼の試合後のコメントから、満足していないのはわかる。
が、渡一人に頼っていた部分の役割をシェアするプランに代えてきたのは何とかしたいリカルド・ロドリゲス監督の気持ちが伝わってくる。
この試合では残念ながら前の試合と同じスコアで終わってしまったが、必ずしも前回と同じではない。
先制されたのはミスもあったからだが、石井もそこは絶対改善するという気持ちにある。
実際、大量失点した試合は今季は殆どない。
3失点は1回だけだ。
安定していると言い切れない部分もあるが、悪くはない。
もう1点取れるようになれば、最悪でもドローに持ち込めるようになる。
あまり今をネガティブに捉え過ぎるのはよくない。
この試合でも真っ正直にエリア内でシュートを打ってしまったり、個で行き過ぎてしまったり。
点が取りたい気持ちが前のめりになってしまったからにも見えるシーンがたくさんあった。
力が入り過ぎていないか。
応援する側も勝てないことで苛立ちを隠せていない。
それはよくわかる。
が、もうほんの少し余裕があれば、ゴール前でワンフェイク入れるとか余裕があれば楽に決められたかもしれない。
自分たちの勢いに自分たちが飲み込まれていまいか。
こういうときこそ、終始力を入れるだけでなく、余裕を出せる気持ちもあるといい。
 
決して悪い状況ではない。
今は誰それは要らない、誰か買えとかいう時期じゃない。
それはもっとも余裕のないとき出てくる言葉だ。
結果に拘るなら、どうすればあと一歩結果に近づけるか。
選手たちのSNSがわかっているのであれば、試合の前日とか、試合後とかにアイデアを書き込んでみるのもいいのではないか。
冗談みたいなアイデアでもいい。
余裕を与えてみるような。
応援は試合のときだけするものではない。
そこから一体感もあがっていくのでは。
試合後にブーイングするよりよほどいいと思う。

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